コロナ過で閉店した
『四谷天窓』
復活のためのクラウドファンディングを
立ち上げさせていただきます!
天窓とは?
数々のバンドを世に送り出してきた「四谷FOURVALLEY」の姉妹店として2001年に「路上ライブしているアーティストにスポットライトを!弾き語りアーティストにバンドとは違うノルマでライブができる場所を!」と当時では珍しい弾き語りアーティストのためのライブハウス「四谷天窓」を開業しました。
たくさんのアーティストやお客様に愛され、いつしか弾き語りアーティストの登竜門と呼ばれるようになり、「四谷天窓.comfort」「恵比寿天窓.switch」と店舗を増やし、アーティストとお客様とともにたくさんの思い出を残してきました。
しかしコロナ過の影響により運営会社の意向で2020年12月末日にて3店舗ともに閉店。
2021年から天窓のマスコットでもある吉川とともに天窓復活にむけて奮闘。
天窓の歴史
オープン当時はスケジュール欄のページもまだ割り当てられないくらい空いていたスケジュール。3か月目の6月からスケジュールが埋まり掲載できるくらいになりました。
当時はまだ数少なかったグランドピアノで弾き語りができるライブハウスとしてオープン。
カジュアルピアノラウンジをコンセプトに上品で居心地のよい空間を提供できるスペースとしてオープン。
「恵比寿.switch」から引き継ぎ運営する形で「恵比寿天窓.switch」としてオープン。
グランドピアノやドラムセット等を常備し、アコースティックバンド編成に対応したライブハウス。
ビルの解体に伴い高田馬場に移転。
「四谷天窓」「四谷天窓.comfort」の屋号のまま移転したため、
「四谷に着いたのですがビルが無くなっているんですけど…。」
と出演者様・お客様から問い合わせがあることも…その節はご迷惑おかけしました。「FOURVALLEY」は移転に少し時間がかかり、2007年1月に両国に移転。
その後2009年11月に「FOURVALLEY」という名前は消滅。コロナ過の影響を受け2020年11月末、12月末に3店舗ともに閉店。
たくさんのアーティストやお客様に支援企画等にて応援いただいたのにも関わらず、情けなくも力不足にて閉店。
すぐに復活できる道を模索するも、当時まだまだ先の見えない不透明な状況でましてや3店舗を同時に復活できるわけでもなく、在籍していたスタッフはそれぞれ新しい道を見つけた者もいるなか、残された吉川と天窓復活の道を模索する日が続く。
「天窓復活」をかけたプロジェクト
はじめまして。天窓の松村と申します。
このページをご覧いただきありがとうございます。
「天窓」は2025年1月に「神楽坂天窓」として復活します。閉店してから4年と時間はかかってしまいましたがようやくここまでたどり着くことができました。
天窓らしくたくさんのアーティストとお客様が思わず「ただいま」と言ってしまいそうなアットホームな場所を皆様にもう一度お届けしたいです。
そして弾き語りアーティストの登竜門として未来に向かって背中を押すことができる、そんなライブハウスとして復活させたいです!
天窓の復活をかけて、ぜひ皆様にご支援賜りたくこのプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト立ち上げの背景
2020年の閉店の時に、たくさんいたスタッフの多くは音楽に携わることができるそれぞれ道を見つけることができました。今ではいろんな場所で皆様に以前と変わらずご愛顧いただいていることを本当に感謝しております。
「天窓」を復活させるための時間がどのくらいかかるかわからない状況でしたので、みんながちゃんと音楽の近くに居場所を見つけられたことはとても安心しました。
残されたスタッフもいました。吉川がそうでした。
天窓の前身である四谷FOURVALLEYから一番長く天窓を支えてきた人です。
ほっとくことはできませんでした。これは完全に私情ですがいつの日か引退する時は天窓のステージの上でたくさんのアーティストに囲まれた写真を撮ってあげたいです。
なによりも「天窓」という名前と場所が無くなってしまうのはいやでした。
ここまで時間がかかるとは思いませんでした。本当に大変でした。
巡り巡ってよきご縁があり、ようやく出会えた物件で復活することができそうです。
しかし壊すは易し創るは難しというように、今の天窓に皆様のお力が必要です!
居抜き物件を探し初期費用を抑えましたが、昨今の社会情勢による物価の高騰は、傷んだ部分の修繕や追加で必要な機材や備品の調達の面での負担がかなり大きくなりました。
手前勝手なお願いで恐縮ですがご支援ご協力いただきますようお願い申し上げます。
資金の使い道
・内装修繕費用・音響照明機材・グランドピアノ・座席やテーブル等の備品の購入費の自己資金では賄いきれない分に充てさせていただきます。
・ご協力いただいたアーティストへのお礼
・リターンの制作費や送料
・CAMPFIREの決済手数料
リターンについて
今回ご支援頂く皆様に少しでも喜んでいただけるようなグッズや特典を考案いたしました!
【リターン一覧】
・オリジナルハンドタオル
・オリジナルステッカー
・オリジナルエコバッグ
・オリジナル記念Tシャツ
・コンピアルバム
・お名前刻印プレート
・天窓1日レンタル券
・アーティスト様ご協力プラン(随時追加していきます)
※全プランに感謝状をお付けいたします。(複数プランをお申込みでも1名様あたり1枚です。)
感謝状は周年イベント等にて恩返し特典を企画検討しておりますので、大切に保管くださいませ。
たくさんのアーティスト様からご協力のお声をいただきました。
まずは第1弾として21組の参加アーティストを発表いたします!
まだまだたくさんのアーティストを追加発表してまいります!
たくさんのアーティスト様からご協力のお声をいただきました。
続いて第2弾!21組の参加アーティストを発表いたします!
コンピレーションアルバムの参加アーティスト第3弾!!
ご参加いただき誠にありがとうございます!!
昨日の発表にアーティスト写真が間に合わなかった
しなだゆかりさん
女豹三姉妹さん
シミズサチさん
の御三方も追加いたしました!
本当にたくさんのアーティストにご協力いただきました。
ご参加いただき誠にありがとうございます!
四谷時代から歌っていただいていた方から閉店する間際まで歌ってくれたアーティストが集まってくれました!
1月15日までの残りわずかと迫った中での発表で大変恐縮ですが、もしよかったら天窓のために動いていただいたアーティストの歌を!曲を!聴いてみてください。
天窓に限らずライブハウスにはこんなにすごい心を動かすアーティストがライブしてます!って声を大にして言いたいんです!
もちろん好き嫌いはあっていいです。まだ知らない。見たことない。聴いたことない。はとてももったいないと思って、まずは知ってもらうための機会にできないかと思いたくさんのアーティストに声を掛けました。
ぜひお手に取っていただけますと幸いです!
スケジュール
・2024年12月 クラウドファンディング開始
・2025年1月 クラウドファンディング終了
・2025年1月 神楽坂天窓オープン
・2025年2月 リターン発送開始
※受注生産のため製造工程によっては発送が遅れる場合がございます。
神楽坂天窓について
まだ修繕作業を行っている段階で座席や機材がまだ入れられないので全貌は徐々にご紹介する形になりますが、
<最寄り駅>飯田橋駅から徒歩7分
<座席数>70席予定(テーブル無しの場合)
<ステージ上機材>グランドピアノ(購入前)/ドラムセット/ギターアンプ/ベースアンプ
音響設備会社が反響を計算し、レコーディングも可能な防音性を持ったホールとなります。
落ち着いた温もりを感じる内装で様々なジャンルの公演に対応可能です。
立地も飯田橋駅から徒歩7分で、JR総武線/有楽町線/東西線/南北線/大江戸線の5路線が乗り入れているまさに東西南北からご来場いただきやすい立地です。
徐々に完成されていく神楽坂天窓をプロジェクト進捗やSNSにてご報告いたします。
最後にご挨拶させてください
あっという間に還暦を過ぎ去った 「四谷天窓」吉川です。
閉店後にずっと天窓の事を共に支えてくれたレア・グルーヴ 田村さんの協力のもと、ここ神楽坂の地で再出発出来る運びとなりました。
この4年間、幾つもの物件に出会うものの、条件が合わず流れていってしまう、無念と苦難の連続でした。
何度も挫折しそうとなりましたが、皆さまからお寄せいただいた天窓復活への熱い応援を励みに耐え忍んでまいりました。
ライブハウス天窓は、その前身であった「四谷フォーバレー」から数えると40年余りの歴史を紡ぎ続けてきた東京都内でも有数の歴史あるライブハウスでした。特に音楽に対して真摯な姿勢で臨み、明確なメッセージと歌詞をもって頭角をあらわすアーティストを中心に、ライブハウスとアーティストが良好な関係を築き上げ、多くの出演者が巣立っていきました。
そして2001年、稀となるゆったりと座って長居出来る空間を特徴として、「四谷天窓」が誕生します。その後「四谷天窓.comfort」「恵比寿天窓.switch」と店舗を増やし、ステージとの近い距離感と、アーティスト・お客さま・スタッフのアットホームな雰囲気でずいぶんとご愛顧いただきました。またオリジナルの焼酎なども話題となり、出演アーティストにも愛され、憩いの場となったと自負しています。
私は若いアーティストが紡ぐ音楽の火を消したくない!そんな使命感に駆られています。
ライブハウス天窓は音楽を志すアーティストの登竜門であり続け、微力ながらも若い才能を育て音楽の喜びを分かち合い発信して行く、そんなライブハウスだったと改めて考えています。
そんな「四谷天窓」を立て直させて下さい。
皆さまとともに、新たな天窓で乾杯させて下さい。関係者一同、それを目指して頑張ってきました。
閉店の際にもたくさんのご協力をいただきましたが、改めてクラウドファンディングを実施させていただきます。
皆さまにはいま一度、ご協力ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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皆さま、こんにちは。株式会社レア・グルーヴ代表の田村と申します。
私は20代半ばの頃から音楽事務所のスタッフとして天窓グループには大変お世話になっておりました。
関りを持たせてもらってから20年になります。
ご縁あって事業を引き継ぐ事となり、私たちはライブハウス天窓を再び皆さまの前に復活させるために、クラウドファンディングを立ち上げることにしました。
多くのスタッフは離れることとなってしまいましたが統括の吉川さん、恵比寿天窓.switchの店長の松村さんと共に歩んでゆく所存です。
ライブハウス天窓は、多くのアーティストや音楽ファンの皆さまにとって、大切な思い出の場所でした。
音楽が生まれ、響き、人と人がつながるその空間は、私たちにとってもかけがえのない存在です。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、ライブハウス天窓は残念ながら一時閉店を余儀なくされました。
長い間多くの方々に愛されてきたこのライブハウスが、再びその灯をともすためには、皆さまの力がどうしても必要です。
閉店から四年の時を経てライブハウス天窓を「音楽が息づく場所」として再生させるために、私たちはクラウドファンディングを通じて、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、ライブハウスの設備復旧や安全対策、さらなるアーティスト支援のために大切に使わせていただきます。
私たちの目標は、ただライブハウス天窓を復活させるだけでなく、新たな音楽の未来を創り出し、これからも多くの人々に感動を与える場所であり続けることです。
皆さまのご協力なくしては実現できません。
どうか、一緒にライブハウス天窓を再び「音楽の聖地」として甦らせる旅にお力を貸していただけませんか?
あなたのご支援が、未来の音楽シーンを彩る大きな力となります。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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ご覧いただきありがとうございます。天窓の松村です。
かつては恵比寿天窓.switchの店長を務めておりました。
コロナ禍になる前はまさか天窓を閉店することになるとは微塵も思わず、あのまま天窓に関わる全ての方々との時間がずっと続くものと思っておりました。
皆様に多大なるご支援をいただいたのにも関わらず、私どもの力不足であの大切な場所を守れなかった悔しさを今も鮮明に覚えております。
その後も続く一番苦しい時期にアーティストとともに戦えないことがなによりも悔しかったです。
やり残したことはたくさんあります。
2025年1月に天窓は復活します!
探し続けてようやくたどり着いたご縁にて、神楽坂で天窓を再出発させていただく運びとなりました。
場所は確保しました。できる限り出店費用が掛からないように居抜き物件を選びました。
しばらく使用していなかった物件はいたるところが痛んでおり内装の修繕が必要です。
閉店後に保管できるある程度の機材は残しておりました。
しかし神楽坂の物件に合わせないといけない機材や場所が足りず保管することのできなかった座席などの備品の購入が必要です。
内装工事業者と何度も打ち合わせをし、削れるだけ削ってもらいました。
運営するのに最低限必要な機材を何度もシュミレーションしました。
4年という間に移り変わった社会情勢の影響は大きく、驚くほどににいろんなものが高騰してしまいました。
もちろんすべてを自力で立ち上げるべきです。それができないことが情けないです。
あきらめるべきかと何度も考えました。でもあきらめられません。
正直に資金が足りません。力を貸してください!
これだけSNSが主流でネットで簡単に音楽に手が届く時代の中でも、アーティストがお客様と対面する空間の緊張感、鳴り響く音の振動、振り絞る歌声と感情、例えようのない溢れ出る感動、終演後の一体感と余韻がライブであり、音楽としてそれに勝るものはないと思います。
もう一度たくさんのアーティストが大切な皆様に音楽と感動をお届けする場所として「天窓」がお役に立てるよう頑張ります!
どうかお力添えいただきますようお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告第7弾】コンピレーションアルバム参加アーティスト発表!
2025/01/13 23:52神楽坂天窓のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。そしてありがとうございますすぎます!!金額とかではなくて、パーセントとかではなくて、たくさんの方が応援してくださることや、待っていてくれたのかなと思うと言葉ではとても表せないです!本当にありがとうございますなんかでは足りないくらい!心より感謝申し上げますよりももっと大きく!ありがとうございます!先日ようやくグランドオープンを迎えることができまして、まだまだライブハウスとしては完成していない状態ですが、皆様のおかげで徐々に必要な機材などをそろえております。なにもかもがギリギリで準備を進めており、大変ご不便をおかけしていることも多々あるなかでもご支援がぜんぜん途切れることなく、お越しいただいた方にも温かいお祝いのお言葉をいただきまして感謝の気持ちでいっぱいです。(ご想像の100倍くらいです)今回のご報告はリターンプランの1つでもあるコンピレーションアルバムの参加アーティストのご報告です!本当にたくさんのアーティストにご協力いただきました。ご参加いただき誠にありがとうございます!四谷時代から歌っていただいていた方から閉店する間際まで歌ってくれたアーティストが集まってくれました!1月15日までの残り2日と迫った中での発表で大変恐縮ですが、もしよかったら天窓のために動いていただいたアーティストの歌を!曲を!聴いてみてください。天窓に限らずライブハウスにはこんなにすごい心を動かすアーティストがライブしてます!って声を大にして言いたいんです!もちろん好き嫌いはあっていいです。まだ知らない。見たことない。聴いたことない。はとてももったいないと思って、まずは知ってもらうための機会にできないかと思いたくさんのアーティストに声を掛けました。今回のコンピレーションアルバムはパソコンやスマホからコードでアクセスできるカードをご支援いただいた方にお送りいたします。内容は音源と歌詞カードになります。発送は受注生産となりますので2月以降になります。どのアーティストも「天窓復活のためにコンピに参加してほしい。」と投げたら二つ返事で参加してくださったことがとてもうれしかったです。なのでクラファンのプランの中でもいただいてばかりではなく、なにかアーティストのためになることができないかと思って企画いたしました。もう十二分にご支援いただいております。ご無理はなさらないでください。でもご参加いただいたアーティストのことを少しでも知ってほしくて、ご報告させていただきました。あと2日間。よろしくお願い申し上げます。 もっと見る【ご報告第6弾】グランドピアノのこと
2025/01/09 11:21神楽坂天窓のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。100%達成後も続々とご支援いただいており、本当にありがとうございます。さらなる感謝をどう表現すればよいのか悩むほどに感謝しております。感謝を超えてパソコンに向かってすいませんと頭を下げる日々です。本当にありがとうございます!!今日のご報告は先日のグランドピアノのご報告にちなんで、皆様にお伝えしておかなければならないお話です。comfortとswitchにあったグランドピアノはどうしたの?と思った方もいるかと思います。恵比寿天窓.switchはもともと恵比寿.switchとして運営されていました。switchにあったピアノはその時からあったピアノです。その後運営危機になった恵比寿.switchから運営委託という形で天窓が手を挙げ、閉店するまで恵比寿天窓.switchとして営業し、調律等の管理費を天窓で負担することでピアノもそのまま使用させていただいておりました。ということで閉店とともにピアノもお返しした形となります。comfortにあったピアノは四谷時代から使用しており正真正銘天窓のピアノです。閉店が決まった時に復活するまで保管するという案ももちろん出ましたが、いつ復活するかもわからない状況で温度・湿度の管理ができる倉庫の家賃を捻出することもできない状況で、手放すという選択しかできませんでした。次は手放し方です。あれこれ悩んでいるなかで、K-waveの上総様がcomfortのピアノを守るために預かります!と手を挙げてくださいました。どこに行くかわからないよりは、お客様の前でアーティストの手で奏でていただくことがこのピアノの幸せと思いお預けすることになりました。天窓が復活することが決まった際に上総様にご連絡はいたしましたが、4年という月日のなかでcomfortのピアノはK-waveの大切な一部になっておりました。東京から神戸へのピアノの輸送にあたり、K-waveのコンピの販売や配信での投げ銭にて、たくさんのアーティストやお客様がご協力くださいました。K-waveの今後のライブでグランドピアノでライブすることを楽しみにしているアーティストもいます。そのライブを楽しみにしているお客様もいます。なにより先日の経過報告にも記載しました通り、ピアノを輸送することはピアノにとって大きなストレスを与えます。いろいろと悩んだ末にcomfortのピアノはK-waveにお譲りすることにいたしました。それがcomfortのピアノにとっての一番の幸せと今は思います。 お譲りするにあたって上総様からご提案いただき、クラファンのリターンの枠をご提供いただきました。【K-wave 平日(月~金) 貸し切り券】です!K-wave様ご提供いただきありがとうございます!詳細はリターン項目にてご確認いただけます。先着1名の貴重な枠です。アーティストへの譲渡も可能です。リターン枠は1月10日にキャンプファイヤーの審査終了後に公開いたします。窓から夕陽が差し込むなか奏でられていたcomfortでのピアノの音色に思いを馳せながら、K-waveにて元気な姿でライブを支えるピアノを楽しんでいただけますとうれしいです。 今回のクラファンにてグランドピアノの購入費に充てると記載させていただきました。ご支援いただく皆様に対してたったひとつの嘘もあってはならないと思い正直に記載し、今回のピアノの経緯をお伝えさせていただきました。こうして皆様にご説明できる日まで何も言わずにお待ちくださいましてまことにありがとうございます。神楽坂天窓の新しいピアノとK-waveのピアノの音色をこれからも楽しんでいただけますと幸いです。 もっと見る【ご報告第5弾】グランドピアノが届きました!
2025/01/03 17:07新年あけましておめでとうございます。昨年中は大変に!大変に!お世話になりました。気づけば140%達成というありがたさに、最上級の感謝の言葉をどう表現すればよいのかわからずパソコンに向かってありがとうございますと頭を下げる毎日です。本当にありがとうございます!!本年は皆様に恩返しができるようがんばりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。今回のご報告はすでにご存じの方もいるかと思いますが、天窓と言えば!そう!グランドピアノが届きました!YAMAHAのG3です!comfortとswitchのピアノの調律を担当していただいていた張能さんに相談し、今回このYAMAHAのG3とのご縁をいただきました。前オーナー様も大切に使用されていたことがわかるとてもきれいな子です。低音に重厚感がありとても素敵な音色を奏でてくれます!とはいえピアノの輸送と搬入は木造のピアノにとってはとても負荷がかかります。搬入時はピアノの足を取って縦に梱包された状態で運び込まれます。その様子がこちらです。まるでサンタクロースのソリです。このあと2人で肩から掛けているベルトのみでピアノ本体を浮かせて階段をおります。ピアノなどの楽器搬送のプロの共立ラインサービス様にお世話になりました。そしてステージで脚を取り付ける前の状態がこちら3か所に脚をつけます。真ん中にペダルを踏んだ時に稼働する鉄の棒も確認できます。ん?2本?3本じゃないの?と思うかたもいるかもしれませんが、このYAMAHAのG3シリーズは旧モデルはペダルが2本だったのです。途中からG3にも3本ペダルが採用されています。脚も無事に取り付けられて、あとはもう弾くだけ!とはいきません。ピアノは木造のハコの中にとても精密に作られた部品がたくさん並んでおります。その上に音を鳴らすための弦が張ってあります。クレーンで吊られたり、トラックで運ばれたり、縦になって担がれたりと木造でできているピアノはゆがんだ状態で届きます。もちろんプロの輸送ですので最小限に抑えてくれてます!また湿気や乾燥によって膨張したり縮んだりする繊細な楽器のため、設置してからしばらくは新しい環境になじむまでに時間がかかります。まるで本当に生きているようです。ここからは職人である調律師の張能さんの出番です。張る能力と書いてちょうのうさんと呼びます!まさにピアノのために生まれたと言っても過言ではないお名前です!調律師とはギターで言うチューニングに当たる調律だけではなく、ピアノのいろんな部品を確認し調整または修理してくれるまさにピアノのドクターです。弦を叩くハンマーです。弦の跡がしっかりとついており音のレスポンスが鈍くなったり、音量が出ない原因となります。今回は12/30のテストライブに間に合うように交換ではなく削って調整してもらうことになりました。まだ少々削ってもなんとか使える状態でしたので助かりました。ハンマーの先を針でほぐしたりするとピアノの音色が柔らかくなったりとピアノの音を決める一番重要な部分です。こちらは鍵盤とハンマーを抜いたあとの本体の中です。なかなか見る機会がないと思いますのでアップいたしました。ハンマーを一つずつ外していきます。内部構造を見るたびにこのからくりみたいに部品を組み上げるピアノを作る職人さんって本当にすごいなと思います。忍耐力と手先の器用さと繊細さにステータスを全振りしているはずです!この複雑な内部構造のおかげでピアノの音色が奏でられているんだと知った時からピアノのありがたみが増したのを憶えています。部品ひとつひとつを丁寧に確認し調整している張能さんです。いつもにこやかに仕事されるやさしい方です。とてもピアノを大切扱っていただきいつも助かっています。ピアノに関する知識は全部張能さんに教えていただきました。ご支援いただいた皆様と同じく天窓復活に欠かせない人物です。この日は朝から夜までスケジュールを空けてくださり親身に対応していただきました。続いてハンマーを押し上げる鍵盤部分です。手前の鉄の棒に88鍵の鍵盤が刺さっているのですが、湿気で木が膨張したりすると鉄の棒に引っ掛かり鍵盤を押した後に戻りが鈍くなったりします。ここも一本ずつ丁寧に調整していただきました。次の日に各パーツの調整が終わり、組み上げて仕上げのチューニングです。この時はまだ運び込まれて2日目でしたので、ピアノが立った状態で自重の重さや重力やステージの温度と湿度の環境になじんで安定した形になるまでにもう少し日数がかかります。特に乾燥している時期ですので、木材が乾燥すると縮んだり反ったりするのと同じでピアノのチューニングにも影響が出ます。天窓は441Hzで調律してもらっていますが、まだこのステージに慣れる途中のこのピアノは一晩たつと442~444Hzに上がったりもします。12/30のmoZkuさんのテストライブの当日の午前中にも上がったピッチを調整しにきてくださり、テストライブにて斉藤広哉さんに弾いていただくことができました。まだピアノが本調子ではないにしても素敵な音色を奏でてくれてmoZkuさんのライブに彩りを加えてくれていました!こけら落としにむけて今後も調整していただき、皆様にお披露目いたします。神楽坂天窓にご来場いただいた際はこのピアノの音色もお楽しみいただけますと幸いです。三が日も終わりますが、食べ過ぎ飲みすぎで体調を崩されないようお気をつけてお過ごしくださいませ。 もっと見る
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