誰でもできる福島原発の問題!!
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による地震動と津波の影響により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融など一連の放射性物質の放出をともなった原子力事故から6年が経過しました。
この問題は解決したのでしょうか?
いいえ、いまだに解決されておりません。
それどころか、現在も放射能は漏れ続け、炉内の汚染量は過去最大を更新していといわれています。
1-3号機でメルトダウンが確定し、4号機も深刻なメルトダウンが起きていると言われています。
日々大量に出続ける膨大な汚染水や汚染物質。
身体の細胞を壊す放射能。若い方々から蝕まれ、甚大な健康被害が拡大しています。
これらは意図して報道されることはありません。
しかし、今現在も起きている事実なのです。
この問題にあなたはできることはありますか?
あります!!
それが今回の案件です。
同じ過ちを繰り返さず、世の中のエネルギー事情を一変させるお話をご紹介させて頂きます。
埋もれた新技術!?トリウム溶融塩炉が人類を救う
トリウム溶融塩炉というものをご存じでしょうか?
1960-70年代におけるアメリカのオークリッジ国立研究所で開発された技術です。
その大きな特徴は、
・ウランを燃料としないのでプルトニウムがほとんど生成されない。
・燃焼材としてプルトニウムや放射性物質を焼却し、安全に消滅することができる。
・現在稼働している原子炉に比べ、運用が簡素でコストが安く、放射性廃棄物が発生しない。
ことがあげられます。
つまり、福島原発や世界中の原発で問題になっている大量の放射能物質を綺麗に掃除してしまう技術なのです!
さらに、核兵器に使われているプルトニウムの処理ができるということは、核の脅威から解放されるということに繋がるということです!
凄いことだと思いませんか!!
ではなぜトリウム溶融塩炉が普及しなかったのでしょうか?
それは、軍事利用できなかったからです。
前述したとおり、プルトニウムは生成されません。
原発の稼働は、電気の供給が主要な目的ではなく軍事目的で指導されてきました。
目的のプルトニウムが生成されないトリウム溶融塩炉は置き去りにされ、現在のウランを燃料とした原発が普及したのです。
いまこそ形にするとき!!日本が誇る世界技術!!
我々が、活動しているのは(株)トリウムテックソリューション(以下TTS)社が開発するトリウム溶融塩炉『FUJI』の完成です。
この『FUJI』は、2016年に開かれた国際シンポジウムの資料の表紙に掲載される程,溶融塩炉のスタンダードとして世界に認められています。
その技術の一環として、「RinR」(特願2013‐243620)が開発されました。
これはミニチュア溶融塩燃料炉の核化学反応炉としての実用化として、プルトニウム及びマイナーアクチニドの燃焼・消滅処理技術の開発を目的としています。
これをもって、ノルウェーとのOECDハルデン原子炉プロジェクトとして共同開発が合意されました。
小型という最大の特徴から経済性にも優れ、繰り返しになりますが、以下の利点があります。
①核兵器の原料になるプルトニウムを燃焼して処理してしまうことができます。
世界中の既存原発のごみを燃やしてしまうということです。これが最大の魅力です。
世界中で原子力発電から出されるごみ処理は重要な悩みです。地下深くに埋蔵するしか方法はありません。
これを解決し、既存のウラン原発と同時に稼働させながら徐々に減らしていく道筋ができます。
②炉が寿命を迎えるまでトリウムを追加するだけです。
ウラン原発は燃料がなくなる前に燃料を覆う燃料棒の交換が必要で燃焼率がよくありません。
トリウム溶融炉のほうが熱効率がよく、トリウムを追加するだけで使用できます。
③建設や諸経費が安く上がります。
長距離の送電線が不要で、電力コストは現在の半分以下(3円/kw目標)になります。
このシステムが世界に広まれば地球全体の電力供給の半分が百年にわたって可能であると試算されています。
④都市近郊に安心しておける小型発電機です。
市民の理解があればガスや水道のように公共施設にすることも可能です。
5m×1m×2mというサイズでも千キロワット、つまり約1万世帯の電力を供給します。
電気料金を下げ、大きな電気エネルギーを利用する社会システムを創ることができます。
⑤機器は簡明な作りです。
単純な構造で、保守点検の部位も少なく、ロボット操作も可能です。
⑥炉心の構造が簡素です。
放射能冷却や再処理、保守作業が単純です。
⑦液体燃料です。
ポンプで遠隔操作をすることができます。
ウラン原発の核燃料は固形燃料であり、被覆管に覆われています。これが核反応や放射能の影響で変質・劣化し、事故の原因となることが多いのです。
また、高圧による破損や、水が放射能で分解され、爆発の危険性のある水素を発生させます。
液体燃料であればこれらの技術的難点は解決できます。
このトリウム溶融塩炉を日本で提唱し、提案・開発したのが、初代(株)TTS社代表 故古川和男氏です。
彼の著書である「原発安全革命」の第10章では、人類が平和で、豊かな未来が約束されていると述べられています。
日本人が本当にプルトニウムと核兵器の廃絶を願うものであれば、トリウム溶融塩炉の選択肢は十分な検討に値します。
日本の技術をもってすれば、あるいは皆様からのゴーサインが出れば、稼働は5年で可能です。
ほとんどの特許や所有権は日本が獲得しているからです。
巨大なエネルギーの技術がトリウム溶融塩炉です。これは世界の悲願です。
研究開発費が必要です!!
ではなぜこれほどまでの可能性を秘めているトリウム溶融塩炉が今日まで世界中で使われていないのでしょうか?
それには以下の理由が考えられます。
・核兵器の生産に適していない。
前述したとおり、原発稼働の背景として第一目的は、プルトニウムを確保することです。
電気はその副産物として得られたということです。
平和利用の観点からすれば、本末転倒の動機で原発が稼働してきたのです。
・企業にとって利益がない。
固形燃料を使う既存のウラン原発では燃料棒の補修交換を1年から1年半で行う必要があり、またその他の部品にかかる維持コストはトリウム溶融塩炉の比ではないと言われています。
結局この膨大な維持費用が、関連企業の利潤を満たしているということです。
・トリウム溶融塩炉に対する理解不足や政意的な意図があった。
世界各国の軍事目的から葬りさられたこの技術ではありますが、日本でも過去に導入の機会はありました。
1981年 トリウム・エネルギー学術委員会が設立されましたが、科学技術庁、電力会社の抵抗は激しく、委員会の提案を全く受け付けなかったといいます。
委員会は当時の経団連会長に協力を求め承認を得ることができました。
しかし、強力な支援者であった経緯団連会長が、当時の行革長官である中曽根康弘から引き抜かれたため、委員会は挫折し、機能を失ってしまったと言われています。
1983年 後に首相となった中曽根康弘にオークリッジ研究所から、「日本で溶融塩炉の開発を進めるべきだ」という親書が送られましたが、日本側は返事をしなかったと言われています。
このようなことから、(株)TTS社は独自で研究開発を行ってきた日本のベンチャー企業です。
その代表であった故古川和男氏は、世の風潮にとらわれず、信念をもって60年前から研究を行ってきました。
しかもその活動は、権力・利潤からの影響を受けないよう、個人からの支援によって資金調達をするという一般常識からは考えられないという形がとられてきました。
そしてそれは現在でも受け継がれ、その成果が実を結び、ノルウェーIFE(国立エネルギー研究所)と協力してTTS独自の発想によるミニチュア溶融塩炉RinRの開発をスタートさせました。
しかし、まだまだ研究開発費が必要です。
目標は照射試験に必要な2000万!!その使い道は
今年6月から翌年2月までカザフスタンで計画されているRinRの照射試験費用に使われます。
この実験にかかる総費用は3400万円かかり、そのうち1400万円は有志の方々の熱いご厚意により集まっています。
残りの2000万円を皆様のご協力で達成し、実験を行いたいのです。
この実験が成功すれば、新興国であるカザフスタン政府に取り入られ、製品化の実現も見えてくる重要な実験であります。
もちろんこの実験結果は世界初であり、世界中の注目を集めることになります!
多数の方々が賛同されています
今までにこの計画に賛同された方々は、会社社長、住職、カメラマン、司法書士、作家、医師、教授、技師、コンサルタント等沢山の個々の方々に支えられてきました。その中でもこういった方々に呼びかけを行い、自ら積極的に参加されている高野山櫻池住職 近藤尭寛和尚がいらっしゃいます。
ここでは近藤尭寛和尚のお言葉を紹介いたします。
「人類を救う」夢に参加しませんか?
人類にとってエネルギー問題は最大の課題です。
地球温暖化と資源枯渇の問題を考えますと、今後のエネルギー供給はいつまでも化石燃料に依存することはできません。
また、太陽光等のエネルギー開発も進歩していますが、供給の不安定性と高コストなどの難点があります。
これからは「核エネルギー」が主役になると考えます。
なぜならば、核物質1グラムが出すエネルギーは石油1トン、つまり百万倍に相当し、核反応を有効に使うことによって、エネルギー問題と環境保全の緩和につながるからです。
ところが、「原子炉から生み出された核のゴミをどうするのか?」という難題に各国は悩んでいます。
新装置かあるいは岩盤に埋めるという方法が検討されていますが、数万年という長寿命のごみ処理を、このような方策でいいのでしょうか。
これでは子孫に禍根を残すばかりで、根本的な解決にはなりません。
新しい原子炉である【トリウム溶融塩炉】は、「原理的安全性」を持っています。
また、危険なプルトニウムや超ウラン元素の「消滅処理」を可能にします。
さらに、「低コスト」でのエネルギー供給が可能です。
プルトニウムをほとんど作りませんから「核兵器廃絶」への道が開かれます。
株式会社トリウムテックソリューション(TTS)の初代社長・故古川和男博士は、トリウム溶融塩炉の実現に向けて生涯を捧げられました。
そして、日本オリジナルのトリウム溶融塩炉”FUJI“を設計されました。
TTSは、「RinR」、「F3R」という独自の技術を考案し、トリウム溶融塩炉開発シナリオを完成させています。
プルトニウム消滅などを目的とする「RinR」の開発はノルウェーのIFE(OECDハルデン原子炉プロジェクト)との共同開発が合意しました。
このハルデンプロジェクトのスタートにより、TTSはトリウム溶融塩炉の実用に向けて本格離陸します。
ここに私たちは、「トリウム溶融塩炉を実現する会」を発足し、一日も早く稼働することを願ってTTSを支援することにしました。
古川和男博士の遺志を継ぎ、トリウム溶融塩炉の実現に努力しているTTSの現社長を称賛し、実際的な平和事業を踏まえながら着実に歩んでまいります。同志のご参加をお願い申し上げます。
以上になります。
皆さんの力で変えましょう!!これは希望です!
今まで日の目を見てこなかった既存の原子炉よりも優れた点の多い溶融塩炉。それがTTS社の試みによって今まさに生み出されようとしています。
もう一度言います。
福島原発の問題はまだ解決されていません。
チェルノブイリでは、その事件後建てられた施設があります。それは遺棄乳児院です。
一番の被害者は細胞分裂の盛んな子供です。
小児病院、精神病院に溢れる子供たち。
その子たちの多くが手術待ちの状態で順番がまわってくることなく命を落としました。
子供を思う両親、その子供たち、それに関わる人たち。
多くの涙が流れたことでしょう。
これは文字だけの世界ではなく現実に起きた話です。
間違いなく放射能は健康被害をもたらします。
放射能は人体の免疫システムと遺伝子に悪影響を与えます。
ありとあらゆる病やがんが発生する可能性があるのです。
2011年3月。人類は再び過ちの代償を多くの無実な人々が体現することになりました。
今現在も、そしてこれからも多くの涙が流れることでしょう。
そしてこの先、
繰り返していいのですか?
もうやめにしましょう。
そのための方法と代案を用意しました。
実現に向け、あなたの力を貸してください!!
トリウム溶融塩炉の持つ可能性は、
あなたとあなたの子供とこれから生まれてくる子供が安心して生活する環境を守れるということです。
これは希望です!
福島やチェルノブイリで今も手付かずの大量の汚染物を処理し、復興の足掛かりにもなります。
絵空事かもしれませんが、アメリカがプルトニウムを手放せば、世界から核兵器はなくなるかもしれません。
そのプルトニウムの処理技術が人類初で生まれるかもしれないのです。
核兵器の脅威を生み出さずに先進国、発展途上国問わず世界中に必要なだけエネルギーを生み出すことができるのです。
現在福島で起きている未知の脅威であるメルトダウンは起きません。
トリウムは世界各国で採取できます。
取り合いで争うこともありません。
そして、その実現にはまずトリウム溶融塩炉のカザフスタンでの照射実験です。
これが実現すれば開発・研究は大きく前進します。
そしてこの活動は今後も続いていきます。
皆さんには現段階で参加頂き、この活動をさらに知っていただきたいのです。
この活動に賛同される方のご支援心よりお待ちしております。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。
最後になりますが、
私はこのクラウドファンディングに参加できてとてもワクワクしています。
トリウム溶融塩炉というものを皆さんにご紹介し、知っていただくこと。
そして、それが広がり、支援を得て実現に繋がっていく様を見ることが可能な機会にです。
次は皆さんの番です!
どうかこのことを両親や家族、おじいちゃん、おばあちゃん、友達、会社の仲間、ご近所さんなど一人でも多くの人に伝え、参加して頂きたいと思います。
ご意見、ご質問もお待ちしております。
自らが参加することでそれが大きな波として膨れ上がり、民間、企業、そして国までも無視できない程大きな成果となる様を是非体感して頂きたいと思います!
それほどの可能性を秘めたプロジェクトです!!
これは福島原発の問題解決の糸口に、
核兵器のない世界にするために、
一緒に世界を変えてみませんか?
皆様からのご支援お待ちしております!!
株式会社トリウムテックソリューション
http://www.ttsinc.jp/index.html
http://www.smile-kai.com/report/20150122furukawa1.pdf
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