プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

自己紹介

https://micronesia.or.jp/

ミクロネシア連邦は、北半球南太平洋のミクロネシア地域の真中に位置する国(人口 10万人)です。小笠原諸島南方に位置し、南洋諸島とも呼ばれています。戦前、国際連盟の委託を受けた日本が委任統治(委任される前は、スペイン、ドイツの植民地)をしていたこともあり、日本ともつながりの深い国となっています。 日系人の割合も2割強であり割合では世界一位となっています。NPO ミクロネシア振興協会はこのミクロネシア連邦と日本国の認証を受けた非営利組織でその活動は、ミクロネシア連邦と日本との人的交流と大いなる自然・環境を大切にした活動、そして生活基盤に関わることの相互支援を軸にしながら、身の丈に合わせた取り組み、相互交流を25年間続けています。

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ミクロネシア連邦においては 消火栓が限定されている他、島国特有の欠点として河川や池などの消火に必要な水源が限定されており、以前から自前で放水・消火できる水槽付き消防ポンプ 車の要望が高くありました。そこでミクロネシア振興協会は東京消防庁から廃車となる5トン水槽付き消防ポンプ自動車を無償譲渡していただきました。東京消防庁との連携を通じて、日本とミクロネシア連邦との国際的な協力関係を深め、同国の災害時の迅速効果的な対応を実現するための重要なプロジェクトです。消防車の第二の人生はミクロネシア連邦国民の安全向上、災害時において、より迅速かつ効果的な対応に大いに役立つことでしょう。

これまでミクロネシア連邦とはNPO法人ミクロネシア振興協会の仲介のもと、ミクロネシア連邦/テレコム社&大学教授&当ミクロネシア振興協会にて取り組んだ風力発電機の開発と設置や農業支援、子供たちへの文具提供、自転車の提供、同国チューク州にある優秀なザビエル高校の経済的中途退学者を救うための生徒への奨学金や日本での研修生受け入れを実施しています。その他2年前には千葉県船橋消防署から小型の消防車を譲渡いただき同国で任務についています。


どんな消防車?

この車輛にはコンプレッサーで高圧の空気を少量の消火薬剤を水に加え圧縮空気を送り込むことで発泡させ、泡を噴射するタイプです。圧縮した空気泡は軽くて落下し難いため可燃物に密着浸透し、再燃の可能性が低くなる他、少量の水で利用できるため水不足にも効果的に活躍します。


輸送方法は

輸送には、南太平洋で活躍している協和海運㈱にご協力頂いています。この船は、南太平洋の島嶼国等向けに運航されているハイブリッド船です。ハイブリッド船は、貨物(コンテナ)と車輛をクレーンで積み下ろしする必要のない、大型の5トン水槽付き消防ポンプ自動車を自走で乗船、下船できる船です。このハイブリッド船にて協和海運(株)の元、ミクロネシア連邦チューク州チューク港へ輸送します。ハイブリッド船の利点は、輸送費用を抑えると共に車輛に負担をかけずに運ぶことができます。



 必要資金について

 必要資金は横浜港からミクロネシア連邦チューク州の港までの海上輸送費及びこの消防車がミクロネシア連邦国内で活動するために、必要なポンプ操作技術と消防員連携の動作技術を取得するための研修費用が必要です。

しかし昨今の円安の影響を受け船賃、航空運賃等が高騰していることもあり総額280万円が必要となりました。

この資金をクラウドファンディングでご支援を受けることとしました。皆様の温かいご支援をお待ちしております。


   川嶋理事長

当ミクロネシア振興協会(NPO AMD)への日頃のサポート・ご支援に感謝申し上げます。この度、5トン水槽付き消防ポンプ自動車(2台目)がミクロネシア連邦チューク州に寄贈されました。この消防車が同国の防災事業に貢献できることを祈念し、かつ消防車が有効に活動できるための継続的なサポートを続けてまいります。この度寄贈した消防車に先行して現地で既に活躍している消防車(1台目)と共に技術的なサポートを行って参ります。派遣サポートチームを作ります。どうか、技術伝承活動をする事業と輸送費用にご理解を頂戴出来ますれば、そしてご支援を賜ることに心より感謝申し上げます。


リターンについて

5トン水槽付き消防ポンプ自動車の海上輸送及び技術サポートのみのリターン無しの方へは感謝を込めたお礼のメールをお送りいたします。

その他のリターン品については次の通りとなります。


スケジュール


3月27日 東京消防庁葛西消防署とミクロネシア連邦大使館との引き渡し式

4月3日 横浜港を出港

4月15日 ミクロネシア連邦チューク州チューク港到着

5月~6月 

〇 ミクロネシア連邦州政府が寄贈消防車の配置先及び消防車要員等の決定と実施。

〇 派遣技術指導員の決定及び技術継承マニュアル作成。

7月~8月 

〇 ミクロネシア連邦チューク州へ派遣技術指導員が現地に赴き技術継承する期間(OJT中心に、ポンプ操作と消防活動の訓練。)     

 ① 5トン水槽付き消防ポンプ自動車の使用に対するOJT及び座学

 ② 消防に関わる環境調査及び消火栓の水源確認と活用方法の助言。

 ③ 消防車可動域の地図作成と可動後のメンテナンス教育等をおこないます。    

               

資金の使い道

海上輸送費 120万円  

技術サポート料 160万円 (派遣3名:全行程8日間:往復旅費交通費、宿泊費、食事費、通訳料他)

合計 280万円


最後に

ミクロネシア連邦に5トン水槽付きポンプ車を送るプロジェクトへのご支援を心よりお願い申し上げます。ミクロネシア連邦の人々の暮らしを守ることに貢献します。

またこのプロジェクトは東京都、東京消防庁、江戸川区葛西消防署のご協力により実現いたしました。心より感謝申し上げます。



活動報告

青空の元東京消防庁葛西消防署にてミクロネシア連邦へ5トン水槽付きポンプ消防車の車両譲渡式を行いました。


東京消防庁葛西消防署の署員の方たちとミクロネシア連邦大使館員とミクロネシア振興協会理事長はじめメンバーたちとの記念撮影をしました。


4月3日複雑な手続きを経て横浜港を出港しました。


4月15日ミクロネシア連邦チューク州チューク港へ到着しました。

写真中央にある赤い車体が5トン水槽付き消防ポンプ自動車です。


保管場所へ移動しました。現地の方が車体をチェックしているところです。



<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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