よりよい地域づくりをめざして仕事を創る!
はじめまして!
私たちは、「子どもも大人も誰もが一人の人間として尊重される地域社会」の実現をめざして、三重県鈴鹿市を拠点に活動する非営利法人「特定労働者協同組合コモンウェーブ」です。
私たちは、一人でも多くの子どもたちが笑顔になれるひとときを持てるようにと願って、フリースクール、放課後等デイサービス、子ども地域食堂、自然体験教室といった様々な「居場所」を子どもたちに提供しています。またフードパントリーなどを通して、ひとり親家庭の支援にも取り組んでいます。


子どもの自殺は過去最多
私たちが子どもの居場所づくりや子育て支援にまい進してきたのは、学校に行きづらい、発達に課題がある、家が困窮、親から虐待、外国籍、社会的孤立など、様々な生きづらさを抱える子どもたちが目の前にいたから、そして今もいるからにほかなりません。
日本における全世代の自殺者数は年々減少する一方で、増えているのが子どもや若者の自殺ーー。10代の死因の1位が「自殺」であるのは、G7でも日本だけです。
子どもが死を選ぶような社会に明るい未来は望めません。
私たちは、子どもたちに自分らしく安心して過ごせるような、学校・家庭以外の「第3の居場所」を提供することで、子どもたちが自死や他害へと一歩を踏み出すのを思いとどまらせるような、小さな防波堤になれたらと思って活動しています。

私たちの活動について、詳しくはホームページをご覧ください。
私たちの取り組みは、厚労省のページでも紹介されています!

【好事例:労働者協同組合コモンウェーブ】
私とあなたを幸せにする働きかた、はじめました
中高生の居場所「ティーンズカフェ」
私たちの活動の一つに、週1回、フリースクールのある「ぽかぽか広場」で開催している中高生向けの居場所「ティーンズカフェ」があります。
「人と関わるのが苦手」「家に帰りたくない」……ティーンズカフェには、さまざまな背景や悩みを抱える若者たちが集います。
ここでは、みんなで料理をしたり、楽器を演奏したり、eスポーツやボードゲームに熱中したり、勉強に励んだり――。それぞれが好きなことをしながら、ありのままの自分でいられる、温かい時間が流れています。
ティーンズカフェは毎週水曜日18時~20時に開催しています
「これ、めっちゃうまい!」その一言が、始まりだった。
困窮家庭のため満足にご飯が食べられない子や、家族との関係性が悪いため家庭では孤食状態の子がいたたことから、ティーンズカフェでは夕食の提供を行っています。
ある日、ティーンズカフェの夕食に出されたスパイスカレーを食べた子どもたちが、「これ、めっちゃうまい!お店の味みたい!」と興奮して言ったことがありました。
折しも丸紅福祉基金の助成を受けて、不登校の子どもたちの就労体験やシングルマザーの副業支援として「キッチンカー」に挑戦することが決まった時。
「この味をもっとおいしくして、キッチンカーでたくさんの人に届けよう!」と盛り上がり、その日から毎週のように、試作を重ねる日が続きました。
「もう少し辛さを控えめにしよう」「もう少し旨味を入れたいね」。
そしてついに、キッチンカー「ぽかぽかキッチン」での販売がスタートしたのです。
毎週のように試作を重ねて完成したスパイスカレーです!
「おいしかったよ!」の言葉が、若者たちの力に
始めてキッチンカーでマルシェに出店した日。おぼつかない手つき、うまくいかない導線。バタバタの中で、無我夢中でスパイスカレーをお客様に渡していました。
不安で一杯の若者たちに、食べてくださったお客様たちが「おいしかったよ!」と笑顔で声をかけてくれたのです。その温かい一言一言が、私たちの心に響きました。
接客が苦手で黙々とドリンクを作っていた中学生は、回を重ねるうちに、「お待たせしました!」と声が出るようになりました。「もっと気軽に食べられるものを作ろう」と、ピタパンにカレーを挟んでみたり、「カレーにはラッシーが合う」とマンゴーラッシーを作ってみたりと、いろいろな試作品づくりも自主的に始まりました。
自分たちが作ったカレーでお客様が喜んでくれる――その経験は、彼らにとって何物に!も代えがたい成功体験となり、自己肯定感を育むきっかけとなっています。
キッチンカー「ぽかぽかキッチン」――初めての出店はドキドキでした!
私たちの新たな挑戦! 新たな「働く場」を創るために
キッチンカーでの成功体験は、彼らにとって大きな自信となりました。しかし、イベント出店は天候や客層に左右され、安定した「仕事」になりにくいのが現状です。
そこで考えたのが、キッチンカーで大好評のスパイスカレーを商品化し、全国の皆様にお届けすることでした。商品化することにより、販売、発送、管理事務など、新たな仕事が生まれます。
ティーンズカフェや子ども地域食堂には、生きづらさを抱える中高生ばかりでなく、仕事や人間関係に悩みを抱える若者たちもボランティアとして参加してくれています。中には失業中の若者もいます。
一人の若者は、「ここでなら、苦手なことにも挑戦できる気がする」と話してくれました。自分が成長できる「居場所」として精一杯頑張っている彼らに、新たな「働く場」を提供したい!
そのために、このスパイスカレー商品化事業を何としてでも成功させたいと考えています!
自慢のスパイスカレーについて
若者たちと試作を重ねて完成した、私たちの自慢のカレーです!
・小麦粉不使用(グルテンフリー)で、身体にやさしい
・保存料不使用で、素材の味を大切に
・大きくカットした国産鶏肉を使用を贅沢に使用水を使わず、複数のスパイスとヨーグルトとトマトでじっくり煮込みました。
マイルドながらも奥深い辛さとコクがクセになる味わいです。
キッチンカーで提供しているスパイスカレー&ターメリックライス
リターンについて
ご支援いただいた皆様に、心を込めてお返しをお届けします。
【お礼のメッセージ】 3,000円
【お礼のメッセージ】 10,000円
【お礼のメッセージ】 100,000円
感謝のメッセージと共に、ニュースレターをお送りします。カレーは不要だけど、若者たちの挑戦を応援したい!という方向けのプランです。【お試し①】スパイスカレー4袋セット 5,000円
【お試し②】スパイスカレー2袋&ターメリックライス2袋セット 5,000円【満足①】スパイスカレー8袋セット 8,000円
【満足②】スパイスカレー5袋&ターメリックライス5袋セット 10,000円【寄贈できる権利】 シングルファミリー50家庭にスパイスカレーと台湾風カステラを提供 50,000円
【団体企業様向け】スパイスカレー50袋セット 50,000円
【団体企業様向け】キッチンカーに広告掲載 70,000円
【団体企業様向け】キッチンカーに広告掲載 100,000円
【団体企業様向け】キッチンカー出張50食分 100,000円
【団体企業様向け】コモンウェーブ現場視察ツアー 100,000円
スケジュール
皆様からのご支援で、以下のスケジュールでプロジェクトを進めてまいります。
2025年9月20日:クラウドファンディング終了
2025年10月:商品開発、パッケージデザイン
2025年12月~:リターン順次発送開始
資金の使い道
ご協力いただいた資金は、商品開発のための費用に充てさせていただきます。
・商品開発費用
・パッケージデザイン費用
※現在、試作品作りをしながら、冷凍食品にするかレトルト食品にするか検討しているところです。
応援メッセージ

伊藤 美奈 様 ユーカリとオリーブ店長
ティーンズカフェやフリースクールが行われている「ぽかぽか広場」には、いつも子どもたちの笑顔があふれています。
子どもたちが自然体で過ごせる居場所、そしていろんな経験を通して自分らしく成長できる居場所で、私も大好きな空間です!
今回のスパイスカレーの商品化、販売という挑戦を通して、子どもたちが働くことの楽しさや、人との繋がりの大切さを感じ、社会での自分の役割を見出してくれることを願っています。

松本 典子 様 駒澤大学経済学部教授
不登校の中高生や、生きづらさを抱える若者たちが、試作を重ねて生み出した絶品のスパイスカレー。
たくさんの笑顔と、居場所、そして、働く喜びを生み出す希望の一杯です。
このカレーを鈴鹿から全国へ!!
そんな挑戦を、心から応援しています。

古村 伸宏 様 日本労働者協同組合連合会理事長
「たべもの」は、たくさんの命がつまった生きるための栄養
中でも「カレー」は、いろんな個性が織りなす、みんなの大好物
「たべもの」をつくるには、たくさんの働きが交わる
「たべる」ことは、人が集まりつながりを生む
「たべる」場所には、笑顔や感謝があふれ、エネルギーが生まれる
「協同労働」は、いろんな働きを編み合わせ、多様な人の輝きを育てる
若者たちの瑞々しい夢や希望を、たくさんの応援で輝かせよう
最後に一言
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
特定労働者協同組合コモンウェーブ代表理事・保育士・社会福祉主事の山浦久美子です。
「子どもたちが明日に希望を持てる社会を創りたい」――そんな思いから、2022年10月に「労働者協同組合」を立ち上げ、フリースクールや放課後等デイサービスを運営してきました。
そんな中で出会って来たのが、学校にも家庭にも居場所のない中高生たちでした。
「⾃分なんてダメな⼈間だ」「自分なんかいなくてもいい」――そう呟く⼦どもたちを居場所に繋げることで⽀えていきたいと始めたのが「ティーンズカフェ」です。そしてそんな子どもたちの力になりたいと集まる若者たちも、それぞれに生きづらさを抱えていました。
今年4月、手探りで始めたキッチンカー事業は、不登校の中高生たちに社会と繋がる就労体験の場を、フードパントリーを利用するシングルマザーの方々に副業の機会を提供できたらと考えたのがきっかけです。
実際にキッチンカー事業を始めてみると、自分たちの作ったものに対して、お客様からダイレクトに反応が返ってくるところが面白く、そして何よりも、お客様に「おいしかった!」と喜んでもらえることが嬉しく、中高生や若者たちが次は何を提供しようかと考え、商品開発にも楽しそうにチャレンジする様子が見られています。
また、キッチンカー始めるにあたっては、コーヒーの淹れ方を教えて頂いたり、出店場所を提供していただいたりと、地域のたくさんの方々にお世話になり、地域との繋がりの大切を実感しました。
そして、今回のスパイスカレー商品化プロジェクト。人間関係が苦手だったり、発達に課題を抱えていたりして、現代の競争社会では生きづらい中高生や若者たちに仕事の場を創り、カレーの販売を通して自分らしさを発揮し、地域社会に貢献していってほしいとの願いを込めています。
キッチンカーでは、カウンター越しにいただくお客様からの「おいしい!」の一言が、私たちの何よりの励みです。そして今度は、このクラウドファンディングを通じて、全国の皆様からの「おいしい!」を、若者たちの未来を照らし、地域を元気にする”力”にしていきたいと思っています。
温かいご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします!
労働者協同組合コモンウェーブ
お問い合わせ:info@commonwavejapan.com
最新の活動報告
もっと見る
地産地消×無添加へのこだわり 鈴鹿産食材の使用が実現!
2025/11/11 20:53皆さま、いつも温かい応援をありがとうございます。「無添加にこだわるなら、地産地消にもこだわりたい」——そんな思いから、今回のレトルト開発では、玉ねぎ・にんにく・生姜の3つの食材を鈴鹿市産でそろえることができました!玉ねぎはJA鈴鹿さんが、レトルト900食分に使用する用に、農家さんから大ぶりの立派な玉ねぎ35キロを仕入れてくださいました。この玉ねぎは、宮川物産さんが丁寧に下処理し、冷凍保存してくださる予定です。にんにくと生姜は、市販のすりおろしを使えば手間も省けますが、添加物が含まれているため、使用は避けたい。そこで宮川物産さんに「鈴鹿市産の食材を使いたいのですが、すりおろしの下処理をお願いできますか?」と相談したところ、「地産のものを使うことは付加価値にもなるので賛成です。そういうことなら請け負います」と快く引き受けてくださったのです!この言葉にとても励まされました。生姜は、ちょうど鈴鹿市産の「おたふく」という大ぶりの品種が出ていたタイミングで、即購入。にんにくも鈴鹿産を仕入れることができました。来年はアートガーデンで栽培した無農薬のにんにくと生姜を使えたらと思っています。鈴鹿の農家さん、JAさん、宮川物産さん——地域の皆さんの力を借りながら、無添加でおいしいレトルトを作り、たくさんの方に届けたいと思っています。引き続き、よろしくお願いいたします! もっと見る
試作品づくり第3弾!
2025/10/22 10:00皆さま、いつも温かいご支援ありがとうございます!先日、中高生の居場所「ティーンズカフェ」にて、レトルトカレー試作品の第3弾試食会を開催しました。今回は、これまでの課題を乗り越え、ついに「これは美味しい!」と自信を持って言える試作品が完成しましたのでご報告させていただきます!これまでの試作では、高温殺菌の過程で鶏ムネ肉は硬く、鶏モモ肉はトロトロになってしまうという課題に直面していました。そんな中、毎月開催している子ども地域食堂に参加されているお母様から「親鶏を使ってみては?」と貴重なアドバイスをいただき、さらには鶏肉卸業者さんをご紹介いただけることに!新鮮な国産親鶏を直接仕入れることができることになり、レトルトカレー開発が大きく前に進みました。ご紹介いただいた親鶏を使い、今回も宮川物産さんに試作品を作っていただきました。そして今回は、いつもの中辛に加えて、小さなお子さんでも楽しめる「甘口」も登場!この甘口は、栄養教諭をされている保護者の方からのアドバイスがきっかけで実現しました。本当に多くの方々に支えられ、このプロジェクトが前進していることを実感しています。ありがとうございます。試食会の結果は…大成功!気になる試食会の結果は、まさに大成功!参加してくれた中高生やスタッフからも、「牛スジのような食感で、めちゃくちゃ美味しい!」と大好評でした。最初は硬さが心配だった親鶏のお肉が、高温殺菌によって驚くほど良い具合に柔らかくなるんです。レトルト加工の奥深さに、改めて感動しました!ただ、親鶏の皮については賛否両論があったため、今後は皮を炒めて油だけを抽出し、その旨みだけをカレーに活かす工夫をすることに決定しました。そして、初の試みとなる甘口も大好評!うま味はそのままで辛さだけがなくなった感じで、いつもの中辛は「美味しいけど辛い」と言っていた子どもたちも喜んでくれ、小さなお子さんや辛いのが苦手な方にも安心して楽しんでもらえる味に仕上がりました。引き続き、レトルト開発に向けて取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします!追伸:早くも大活躍!「ぽかぽかキッチン」甘口カレー!完成したばかりの甘口カレーは、10月18日に開催された児童養護施設の秋祭りにて、私たちのキッチンカー「ぽかぽかキッチン」で提供させていただきました!子どもたちが美味しそうに食べてくれる姿を見て、スタッフ一同、大きな喜びと手応えを感じました。キッチンカー「ぽかぽかキッチン」今後の出店予定「ぽかぽかキッチン」は、今後も各地のイベントに出店し、美味しいカレーをお届けします! ぜひお立ち寄りください♪新作メニューも続々と増えてます!★10月26日(日)11時~18時:MIE FES2025(ダイセーフォレストパーク 鈴鹿市青少年の森)★11月 5日(水)10時~14時:ぐるーみんカフェ(鈴鹿市長太栄町レンタルスペースNAGOMIN)★11月 8日(土)17時~19時:棚田灯り(亀山市坂本の棚田)★11月 9日(日)11時~15時:保護犬譲渡会NIKUQUマルシェ(椿グリーンパーク)★11月13日(木)12時~:カトウ自動車さん(鈴鹿市庄野東2丁目)★11月30日(日)10時~12時30分:津えんがわマルシェ(津生協病院)★12月14日(日)11時~15時:保護犬譲渡会NIKUQUマルシェ(椿グリーンパーク)皆さまとお会いできるのを楽しみにしております! もっと見るプロジェクト終了の御礼
2025/09/21 18:17皆様、この度はクラウドファンディングプロジェクトをご支援いただきまして本当にありがとうございました。62名の方から404,500円のご支援をいただきました。またCAMPFIRE以外に現金や振込で、個人8名と3団体より111,000円のご支援をいただきました。これからレトルトの試作品づくりを通して食材やパウチ素材を確定させ、食材の仕入れ先の確定、パッケージデザイン、販路先の開拓等に取り組んで参ります。皆様のご期待に添えるような美味しいスパイスカレーを届けられるよう頑張って参りますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。この度は本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る


いろいろなアレンジメニューも開発しました!




コメント
もっと見る