はじめましてこんにちは。斧洞望(おのぼらのぞみ)と申します。わたしは使い古しの布やシーツ、リサイクル封筒や紙、広告などを素材に作品を作っているイラストレーターです。
今回提案するのは、わたしのつくった絵本を販売し、その売上金を東日本大震災の被災地へ義援金として届ける「しあわせなこうけい」プロジェクトというものです。
プロジェクトのきっかけ
わたしは5月に宮城県石巻市へ行き、短期間でしたが港の瓦礫の片付けや民家の泥だしなどのボランティア作業をさせていただきました。私が出向いた5月のゴールデンウィークはボランティアが殺到しているとメディアで報じられていましたが、全くそんなことはなく現地は圧倒的に人の支援が足りていない状況にありました。
その時わたしができたことはほんのわずかで、戻ってきてからもずっとこの先も自分にできることは何かを考えていたとき、愛知県にある中部大学国際ESDセンターさんの「東日本大震災の被災地へ紙芝居を贈るプロジェクト」に出会いました。このプロジェクトに紙芝居作家として参加し、被災地の子どもたちが元気になるような紙芝居を制作しました。紙芝居は8月に完成し、ESDセンターさんを経由してすでに地元の大学生などによって読み聞かせをされているとのことです。
こんなお話です
紙芝居の原画は使い古したシーツでできています。物語は、主人公の「ぼく」が種屋さんでもらったふしぎな種を植え、するととてもすてきなことが起こって…という内容の「ぼくにぴったりな種」というお話です。
下の動画で読み聞かせをしています。
紙芝居として作った物語を絵本に
この物語を紙芝居だけで終わらせるのでなく、もっと多くの人に届けたい、単発で終わる支援でなく継続した支援をしたいとの思いで紙芝居を本にして発行したいと考えました。本は5000部印刷して個展やイベントなどで販売し、その売上金はすべて義援金として被災地へ届けます。
今後、悲しいけれど時間が経つにつれ人々の記憶から震災のことはだんだんと薄れていきます。ほんの少しのことでも、自分にできる支援を続けていくこと、支援の輪をまわりに広げていくことがとてもたいせつではないかと思います。
自分にできる支援をこの先も続けたい
これからも止まることなく、つくることを通して思いを届けていきたいです。この物語からたくさんの「しあわせなこうけい」がうまれることを心から願っています。ご協力よろしくお願いします。
※以下、ご支援の金額毎にお選びいただけるリターンの一部です。
(左が絵本、右が箸置きです。)
その他リータンのイメージ写真につきましては、メニューにあります、「活動報告」より随時ご紹介させていただく予定です。
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