山陰初のシェア+ゲストハウス「たみ」を鳥取・東郷温泉につくる!

2012年10月から鳥取県東伯郡湯梨浜町の池のほとりで複合型スペース「たみ」をオープンします。CAMPFIREを通して、いつか「たみ」に訪れたいな!とか、「たみ」を応援したいな!と「たみ」にご興味持っていただいた方々から、応援のカタチとして、あなたの支援で支えていただきたいと願っています。みなさまからご支援頂いたお金は、「たみ」のコンセプトである、『暮らす人と旅人が出会う場所』の重要なコンテンツとなる「カフェスペース(お土産コーナー・フリースペースにも兼用)」をつくるための改修工事費の一部に充てさせていただきます。

tamitottori (1) 改修工事前のたみ

「かじこ」の次のプロジェクト

「たみ」を運営する、私たち、「うかぶLLC」のメンバーである、三宅と蛇谷は、芸術社会学者の小森真樹と共同して、2010年の7月から10月までの3ヶ月期間限定で岡山市の出石町で「かじこ|Kajico 」というゲストハウスのプロジェクトを実施しました。(http://kajico.org)

後楽園の横に流れる旭川に佇んでいた「かじこ」は1日2600円で滞在出来るだけでなく、泊まりに来る旅人がイベントを開催するとさらに1000円引きにし、ゲストをホストに変える仕組みにしたり、旅人が暮らす生活空間の中にアーティストにレジデンス(滞在)してもらって作品を設置してもらうなど、いわゆる普通のゲストハウスとは少し変わった運営を行なっていました。
かじこでは、同時期に瀬戸内海の島々で開催されていた「瀬戸内国際芸術祭」もあったため、期間中は芸術祭に行くお客さんや旅人、地域の方々などのおよそ740名の方々が滞在したりイベントに参加したりと利用され、無事にその幕を閉じることが出来ました。

その後、メンバーの三宅と蛇谷は長期的に滞在スペースを運営したいと考えていた中で、2011年春に鳥取県東伯郡湯梨浜町という町と、そこで暮らす素敵な方々に出会い、この町でのオープンすることを決心しました。そしてそれから「たみ」の物件に出会うまでの1年間、地域の方との関係をじっくり築きつつ、借りられたボロ屋を改修しながら過ごしてきました。今や、私たちだけでなく、地域の方々も「たみ」がオープンし、みなさんと出会える日を楽しみにしています!

最近、某携帯会社のCMのロケ地で使われた「鳥取のハワイだで~」は同じ町内です。

暮らす人と旅人が出会う場所をつくる

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「たみ」とは?

「たみ」は、元旅館の木造二階建ての建物(部屋数は10部屋以上、24畳ほどの大広間など)を利用した、ゲストハウス、シェアハウス、シェアオフィス、フリースペース、カフェの山陰初の複合型スペースです。旅人や地域住人の多目的な滞在のカタチに沿った運営を心がけていきます。

「たみ」の目的

今やさまざまな観光のカタチがある中で、従来の大型観光のためにあまり目立ってこなかった、地域の人しか知らない穴場スポットや地域独特の生活文化など、地域にもともとあるものごとに目を向けています。たみでは、人々がこの地に訪れ、営みを積み重ねながら、たみを通して地域に暮らす人と旅人がふれあう場を目指します。
普段と違った生活環境の中で「暮らし」を体験することで、一人一人の人間としての「生活」を見つめ、新たな価値観を創造する機会を提供します。ここには新しい情報も便利なサービスもありません。あるのは人々の生活から生まれては消える「美しさ」だけです。みなさん一人一人にとっての、たみになれるように努めていきたいです。

「たみ」の機能

【ゲストハウス】

日本人、外国人どなたでも1泊3000円(ドミトリー(共同部屋))から宿泊することができます。お食事は地元の野菜や特産物が売られているスーパー(すぐ隣り!)や、シェア住人の自給農家の野菜などを買って頂き、ご自身で調理する事ができます。たみは、素泊まりの相部屋を基本としており、ベッドメイクも各自で行っていただいています。お風呂は、昔から地元の方も利用されている東郷温泉のお風呂屋さんのチケットが料金に含まれており、その他にも徒歩圏内で露天風呂や中国風呂などさまざまな種類の温泉を楽しむことができます。(有料500円から。)一人旅同士でもいつの間にか仲良くなったり、毎晩異なるメンバーとの出会いが待っている、というのもの魅力の一つです。

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子どもや大人の合宿としても。

子ども会・複数のご家族など、子どもたちのキャンプ合宿としてのご利用はもちもん、インターネット(wifi)を完備しておりますので、仕事の仲間や音楽・演劇制作などの少人数から大人数の合宿などにもお気軽にご利用できます。普段の旅館ではできなかった貸し別荘的な滞在はいかがでしょうか?

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【シェアハウス・シェア(サテライト)オフィス】

いくつかの部屋はシェアハウス・あるいは、シェア(サテライト)オフィスなどとしても貸し出します。いま、住人として決まっているのは、鳥取大学の学生と、自給自足を志す若いIターン者です。シェアハウス住人は、毎日、旅人との出会いがある生活、あるいは、クリエイティブな企業との協働事業など、分野にとらわれない人々や組織が集まっている「たみ」に関わること自体が、あらたな創造の息吹を感じる場所づくりを目指します。

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【カフェ】

たみの1階には、カフェスペースが併設されており、旅人や地域に暮らす方々の交流拠点や休憩所として、コーヒーやお茶、山陰の地酒など飲み物を中心に営業します。また、地元の飲食店や農家と連携し、1品料理やお菓子、新鮮な野菜などの販売も行います。さらに、鳥取や山陰の特産物や民芸品、たみのオリジナルの商品など、たみ独自のセレクトのおみやげコーナーを設けます。あるときはイベントスペースとして、旅人やたみの住人、 地域に暮らす方々が企画したイベントやミニライブが開催できるなど、さまざまなカタチの交流拠点になることを目指します。

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湯梨浜町/鳥取東郷温泉

湯梨浜町は、鳥取県の中央に位置する日本海に面した町であり、町の真ん中には、周囲12kmほどの汽水湖である東郷池があります。また、湯梨浜町は二〇世紀梨の収穫量が日本一であり、梨狩りはもちろん、湖上花火大会やスポーツ大会など町役場や商工会による催しが行われています。

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各地からたみへのアクセス

最寄り駅となるJR山陰本線「松崎駅」から徒歩2分のところに「たみ」があります。
交通手段はいくつかの方法があります。

飛行機でお越しの場合…
鳥取空港から倉吉駅まで、連絡バスで約45分。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。

電車でお越しの場合…
・大阪駅からだと、倉吉駅までスーパーはくとで約3時間。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。
・岡山からだと、鳥取駅までスーパーいなばで1時間50分。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。
・東京からだと、姫路駅まで新幹線で3時間40分。姫路駅から鳥取駅までスーパーはくとで1時間30分。鳥取駅から松崎駅まで約50分。

高速バスでお越しの場合…
・大阪(なんばOCAT発/新大阪発/弁天町発)から倉吉駅までは日交高速バスで約3時間30分。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。
・岡山(岡山駅前)から倉吉駅までは両備高速バスで約2時間15分。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。
・東京(品川バスターミナル)から倉吉駅までは日交高速バスで約11時間。倉吉駅から電車で松崎駅へ(1駅)。
などなど、全国からアクセス可能です。

たみから各地へのアクセス

倉吉白壁土蔵群 赤瓦へは、電車で倉吉駅へ(1駅)+バスで約10分。または車で約15分。
三朝温泉へは、車で約15分。
国宝・三徳山三仏寺 投入堂へは、車で約20分。
鳥の劇場へは車で約30分。
米子市・境港方面へは、電車で松崎駅から約1時間30分。または車で約1時間。
鳥取市内・鳥取砂丘方面へは、電車で松崎駅から約50分。または車で約50分。

現在、東京、大阪、岡山、山口、鳥取で5月14日からキックオフ記念イベント開催!
もっと「たみ」のことにご興味ある方はぜひイベントに遊びに来てください!
http://www.tamitottori.com/

「たみ」の運営メンバー

「たみ」はうかぶLLCが管理し、三宅航太郎、蛇谷りえが運営します。うかぶLLCは、よりよい社会環境をあらゆる地域資源と共につくっていくために、創造的なメディア・表現媒体を介した企画開発・事業運営を行っていきます。その他、文化・地域振興を目的にした取り組みも進行中。(2012年設立)「たみ」は、うかぶLLCにとって初めての事業となります。

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