2013年に実施した「まもろうPROJECT ユキヒョウ」は、皆さまからたくさんのご支援(1,113,055円)をいただき、モンゴルのバガボグド山にて野生ユキヒョウの保全活動を実施することができました。
支援金で購入した赤外線カメラは、バガボグド山で初めて仔のユキヒョウの撮影に成功し、この山がユキヒョウの繁殖場所として大事な場所であることを証明することができました!!
ご支援いただいた皆さま、温かく見守ってくださった方々、本当にありがとうございました!<プロジェクトURL: http://camp-fire.jp/projects/view/644>
・・・あれから2年。
私たちは、さらに野生のユキヒョウを守るため、新しい国・新しい生息地で保全プロジェクトを実施することを決意しました!
その場所は、インドのラダック地方。今回は、ここに生息するユキヒョウたちを絶滅の危機から守ります。
1. 実現したいこと
ー ユキヒョウって、なあに?
ー なぜ、絶滅しそうなの?(インドの場合)
ー 支援金でどうやって守るの?(インドの場合)
2. リターン
モンゴルにつづき、★インドでしか手に入らないリターンをご用意!
3. プロジェクトメンバー
4. 私たちについて
5. お願い
ー ユキヒョウって、なあに? ー
エベレストなどの高くて寒い山に棲んでいる白いヒョウ。雪山でひっそり隠れて暮らしていることから「幻のヒョウ」とも言われています。
ネコ科ならではの愛らしさと、ヒョウのカッコよさをあわせもつユキヒョウは、手足が大きくシッポが長いのが特徴。急な斜面や雪山もジャンプしながら走ることができます。
ー なぜ、絶滅しそうなの? ー
(インドの場合)
原因① 温暖化の影響でユキヒョウの棲む高山の寒冷地が減っているから
残念ながら、これは、私たちの生活によるもの・・・。インドに限らず、どの国の生息地でも言えることです。
原因② 人口の急激な増加でユキヒョウの生息場所が減っているから
(ラダック地方の山々に並ぶ民家「ゴンパ」)
原因③ 貴重な家畜を襲うために、「害獣」として殺されてしまうから
(羊小屋に入ってしまった野生のユキヒョウ)
原因④ 高価に取引される毛皮や漢方を目的に密猟されたりするから
ー 支援金でどうやって守るの? ー
(インドの場合)
方法① ユキヒョウの生息エリアを調査する
ユキヒョウの棲む場所と人間の住む場所が混在している、インドのラダック地方。これ以上、ユキヒョウの生息地や命を奪わないように、この地域でユキヒョウの生息エリアを調査します。
方法② 家畜を襲わないように、家畜を守る「柵付きの小屋」を設置する
(柵をはる前の小屋)
(柵をはることで、ユキヒョウの侵入を防ぎます。)
方法③ ここに住む人々に「環境教育」を実施
生態系のバランスを保つのに大事な役割を担っているユキヒョウ。ユキヒョウを殺してしまうと、自分たちの生活にも影響が及ぶことを環境教育本を通じて知ってもらいます。家畜を襲われてもユキヒョウを殺さないこと。密猟を防ぐことにつなげます。
今回のプロジェクトでは、この3つの方法で野生のユキヒョウを守りたいと考えています。
そのため、皆さまからいただいた支援金は、現地での調査費、家畜用の柵付き小屋を設置する費用、環境教育用の冊子の増刷に大切に使わせていただきます。
現地での活動は、2016年春を予定しています。
モンゴルの時にご支援いただいた方も、そうでない方も。どちらにも喜んでいただけるよう、インドでしか手に入らないリターンをオリジナルでご用意しました!
ー 500円
① 双子より感謝のメールを差しあげます
ー 3,500円 【 ユキヒョウさんグッズ 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
②「ユキヒョウさん」LINEスタンプをプレゼント
※送付時にLINEアカウントをお伺いいたします
③「ユキヒョウさん」オリジナルシールをプレゼント
ー 6,500円 【 野生ユキヒョウ写真(絵葉書セット) 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 野生動物写真家・秋山知伸氏(下記プロジェクトメンバー参照)が撮影した、野生ユキヒョウやラダックの写真5枚を絵葉書にしてプレゼント
※秋山氏サインと「ユキヒョウさん」が入ったオリジナルデザインです!
ー 7,500円 【 猫じゃらし(羊毛) 】(限定: 50個)
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 家畜の羊毛でつくった「猫じゃらし」をプレゼント
※手作りなため、色・サイズ・出荷時期が変更になる場合がございます
※遊び方はこちら。
ー 8,000円 【 ユキヒョウTシャツ 】★リターン追加★
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② ユキヒョウが描かれたTシャツをプレゼント
(SNOW LEOPARD CONSERVANCY INDIA TRUSTのオリジナルデザイン!)
※色はホワイト、グレー、ブラックの3色からお選びいただけます
※サイズ:S・M・L
※ご希望の色とサイズは、サクセス後にお伺いします
ー 9,000円 【 アイベックスフィギュア(羊毛) 】★リターン追加★
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 家畜の羊毛でつくった「アイベックスフィギュア」をプレゼント
※手作りなため、色・サイズ・出荷時期が変更になる場合がございます
ー 10,000円 【 ユキヒョウフィギュア(羊毛) 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 家畜の羊毛でつくった「ユキヒョウフィギュア」をプレゼント
※手作りなため、色・サイズ・出荷時期が変更になる場合がございます
ー 17,500円 【 絵葉書セット + フィギュア + 環境教育本 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 秋山氏が撮影した、野生ユキヒョウやラダックの写真5枚を絵葉書にしてプレゼント
※秋山氏サインと「ユキヒョウさん」が入ったオリジナルデザインです!
③ 家畜の羊毛でつくった「ユキヒョウフィギュア」をプレゼント
※手作りなため、色・サイズ・出荷時期が変更になる場合がございます
④ ラダックでユキヒョウ保全活動に使用している環境教育本(英語)をプレゼント
ー 22,000円 【 野生ユキヒョウ写真(A3パネル) 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 秋山氏が撮影した、野生ユキヒョウ写真をパネル(A3サイズ)でプレゼント
※秋山氏サインと「ユキヒョウさん」が入ったオリジナルデザインです!
ー 33,000円 【 ★野生を見にいくツアー予約優先券★ + ユキヒョウさんグッズ + 絵葉書セット + A3パネル 】(限定:10名)
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② ★野生を見にいくツアー予約優先券★プレゼント ※予約公開前の2017年「風の旅行社主催 インド・ラダックでユキヒョウを探すツアー」に優先的に予約できる券です
※ツアー内容は、2016年3月31日出発の風の旅行社サイトをご参考ください
(http://www.kaze-travel.co.jp/oz-i-le-smwipd.html)
※現地でのツアーガイドは秋山氏が行います
※スケジュールと体調管理のできる方に限ります
※出発時期は2016年12月末〜2017年4月(ユキヒョウの繁殖期)の中で日程と日数の希望をお伺いします
※一度に参加できる人数には限りがあるため、パトロンになっていただいた方の順でお伺いします
③「ユキヒョウさん」LINEスタンプをプレゼント
※送付時にLINEアカウントをお伺いいたします
④「ユキヒョウさん」オリジナルシールをプレゼント
⑤ 秋山氏が撮影した、野生ユキヒョウやラダックの絵葉書5枚と、A3パネルをプレゼント
※秋山氏サインと「ユキヒョウさん」が入ったオリジナルデザインです!
ー 50,000円 【 野生ユキヒョウ写真(A0パネル) 】
① 双子より感謝のメールを差しあげます
② 秋山氏が撮影した、野生ユキヒョウ写真をパネル(A0サイズ)でプレゼント
※秋山氏サインと「ユキヒョウさん」が入ったオリジナルデザインです!
ー インドのユキヒョウ保全団体
SNOW LEOPARD CONSERVANCY INDIA TRUST
今回は、インドのラダック地方で活動する非政府組織(NGO)「SNOW LEOPARD CONSERVANCY INDIA TRUST」と共同で保全活動を行います。
団体のHPはこちら↓
https://www.facebook.com/pages/Snow-Leopard-Conservancy-India-Trust/187279974618091
ー 野生動物写真家
秋山知伸氏
京都大学大学院にて動物生態学を学び、希少種撮影の為に世界各地を巡り、2012年から2年間JICAの専門家としてウガンダにて活動。
写真家としてだけでなく、トラベルライター・ツアーガイド・フォトジャーナリスト・国内外の環境影響評価調査員として活動中。現地での調査や保全活動は、秋山氏と共同で行います。
Facbook:https://www.facebook.com/tomo.akiyama.9
ー まもろうPROJECTにかける双子の想い ー
世の中には、たくさんの絶滅危惧種がいます。その数だけ、いろいろな国で保全活動が行われています。皆さんの中には、過去に寄付された方もいらっしゃるかもしれません。
でも、自分のお金がどのように使われて、どう役に立ったのか、リアルに感じられた方は少ないと思います。実際、私たちも遠い話のことに思えて想像することができませんでした、、、
「ただ寄付しておわり」ではなく、その活動に参加して「良かったな」と思えるものにしたい。そう感じていただければきっと、動物を守る楽しさに繋がっていくと思うからです。
私たちは、この「CAMPFIRE」を通して支援金を募り、いただいたお金が使われていく様子をきちんと皆さんに伝えていきます。このプロジェクトに参加いただいた方に、絶滅危惧種を守る楽しさを感じていただけたらとても嬉しいです。
ー 双子の姉(写真右)
木下こづえ(博士/農学)
1983年10月29日生まれ
2007年3月神戸大学発達科学部卒業
2011年9月神戸大学大学院農学研究科修了(博士号取得)
2012年4月〜京都大学にて研究員・教員として勤務
Facebook:http://www.facebook.com/kodue.kinoshita
ー 双子の妹(写真左)
木下さとみ(コピーライター・CMプランナー)
1983年10月29日生まれ
2006年3月九州芸術工科大学芸術工学部卒業
2008年3月九州大学大学院芸術工学府修了
2008年4月~広告会社にて勤務
Facebook:http://www.facebook.com/satomi.kinoshita.92
まもろうPROJECT ユキヒョウ
・公式ウェブサイト:yukihyo.jp/
・Facebookページ:http://www.facebook.com/yukihyo2013
・Twitter:https://twitter.com/twinstrust2013
・Instagram:https://instagram.com/snowleopard_twinstrust/
野生動物と大自然が相手なため、ユキヒョウの保全活動の開始時期が変更になる可能性がございます。予めご了承くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。
また、リターンの「猫じゃらし」と「ユキヒョウフィギュア」は、現地の羊毛を使用して、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくるため、完成に日数を要する可能性がございます。
インドの現地へ行くツアー予約優先券の利用につきましては、スケジュールと体調の管理ができる方に限らせていただいております。風の旅行社が指定する渡航条件については、2016年のツアー(http://www.kaze-travel.co.jp/oz-i-le-smwipd.html)をご参照ください。もし、渡航が厳しいと判断させていただいた場合には、金額の一部(1,000円)を返金させていただく可能性がございます。予めご了承くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。
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2016/11/03 14:40皆様からの寄付金で作成した家畜の柵が、もう一つ完成しました! ジャンッ!なかなか良い出来栄えです。 これで、家畜をユキヒョウから守ることができ、家畜を殺さずにすむユキヒョウは、住民たちから害獣扱いされて殺される(恨まれる)心配もありません。 ユキヒョウを絶滅の危機に追いやっている要因の一つに、「害獣として殺される(家畜を襲われたことへの報復)」ということがあります。近年の報告では、これが最も大きな要因に挙げられました。参照:WWFのスタッフブログより(http://www.wwf.or.jp/staffblog/2016/10/post-1126.html) こうして柵にフェンスをつけることで、約90%もの家畜の命を守ることができるとも言われています。 皆様からいただいた寄付金で、一頭でも多くのユキヒョウが守れますように。 パトロンの皆さま、ありがとうございました!引き続き、まもろうPROJECTの活動をよろしくお願いいたします。 ↓私たちが現地ラダックで作った柵の活動報告記事はこちらhttps://camp-fire.jp/updates/view/14866 もっと見る
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2016/10/23 10:47今日は「世界ユキヒョウの日」 ユキヒョウを絶滅の危機から守るためにできる「5つのこと」を映像にまとめました!(未公開映像あり) 美しくもあり、愛らしくもあり、たくましくもある。そんな野生ユキヒョウの魅力的な姿とともに、ぜひ、ご覧ください! もっと見る
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2016/09/04 11:09ここまでラダックの話を書いてきましたが、 写真を見て、「ん?、、、ここインド?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 インドの最北端に位置するラダックは、 隣はパキスタン、ネパールで、どちらかというとチベット地域に近い印象。 人々の顔立ちも文化も宗教も、いわゆるインド(ヒンドゥ文化)のイメージとはかけはなれています。 今回の渡航中、ラダックでは、薄手のダウンコートを着ていることが多かったのですが、 帰りに首都・デリーに寄ると、なんと気温が41℃! ペットボトルの水も、体温より温かくなってしまう始末、、、 公園で見かけたシマリスも、こんな風にペタッと床にへばりついていました。 この暑さ、かなり心配です。 家事も子育ても力仕事も、男女関係なく力を合わせていたラダックですが、 デリーでは、あまり女性が歩いておらず、男性社会な一面も垣間見ました。 そして、ラダックでは美しかった青空も、デリーでは灰色の空に、、、 大気汚染が激しく、飛行機が着陸するときも、カスんで街がよく見えませんでした。 自然と共に生きるラダックと、経済が急成長しているデリー。 同じ国なのに、正反対なくらい何もかもが逆です。 どちらが良い悪いという訳ではありませんが、できるかぎり、多くの人々、多くの生きものにとって豊かである社会を私たちは望んでいきたいと思います。 (SLC-ITの皆さんと。最終日の夕食にて) 全11回にわたるラダックでの活動報告は、これにて終了です! 気長に読んでくださった皆さま、ありがとうございました。 引きつづき、「まもろうPROJECT-ユキヒョウ」の活動をよろしくお願いいたします^^ もっと見る
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