■「オディシャ・ビエンナーレ」立ち上げの背景

日本人初のインド政府(ICCRインド文化関係評議会)公認を受けたオディッシ―ダンサー小野雅子は、オディシャに在住して17年、公認ダンサーとして世界中での公演活動の他、NPO団体「ムドラーファウンデーション」を立ち上げ、貧困地域にある孤児院や学校でのワークショップ等、アートを通した社会貢献活動にも積極的に取り組んできました。

小野雅子プロフィール
東京都出身 インド オディシャ州在住
モダンダンス、ヒップホップ等を経て、1996年からオディッシーダンスを学ぶために渡印。世界レベルのインド舞踊家を育成輩出するインド舞踊名門校ヌリッティアグラムに入門。
1998年からヌリッティアグラムのダンサーとして、数多くの公演活動をするとともに、日本でレクチャー・デモンストレーションやワークショップを開く。2001年からソロ公演を始め、世界各国にて公演。(ワシントン・ケネディーセンター、NYC・アジア・ソサエティー他多数)2007年から日本人としては唯一のインド政府公認オディッシーダンサーとなり、同年、NHK BS1「ファーストジャパニーズ」に出演。2008年NEWSWEEK誌「世界が最も尊敬する日本人100人」の一人として選ばれる。
現在は、ソロ公演を中心に活動するとともに、コンテンポラリーダンサーやフュージョンミュージシャンとのコラボレーションによるタントリックダンスのパフォーマンスも展開している。

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▲小野雅子

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▲オディシャ農村の田園

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▲伝統工芸の職人の集まる村にて

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▲オディシャの子供たち

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▲観光地プリーの浜辺

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▲世界遺産 太陽寺院

純粋にオディッシーダンスを極めたいとオディシャ在住を始めた小野雅子は、州人口の約5割が貧困層にある現状や、社会基盤の不安定さによる様々な不幸を知り、日本人である自分だからできる社会貢献をして行きたいと思うようになりました。
今年、小野雅子は今までの活動の一つの集大成として、オディシャ州初の総合芸術祭「オディシャ・ビエンナーレ」を立ち上げることにしました。海外から様々なアーティストが集まり、世界の優れた芸術にオディシャの人々が触れ、また世界中の人々にオディシャ州の文化を知ってもらうきっかけ作りを始めたいと思います。この「オディシャ・ビエンナーレ」の中心的な存在にしたいのが今回の「村に灯を届ける」アート製作です。

オディシャ・ビエンナーレ2013開催概要
日程2013年11月17日〜11月20日
会場
JANATA MAIDAN Namdan Kanan Rd,Gajapati Nagar,Bhubaneswar Odisha.
SAI INTERNATIONAL SCHOOL INDOOR HALL & OUTDOOR HALL Chandaka Industrial Estate,Infocity Road,Bhubaneswar Odisha.

オディシャ・ビエンナーレについて(ムドラーファウンデーションHP)
http://mudrafoundation.com/ob.php
当祭は在コルカタ総領事館後援イベントに認定されました。

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▼昨年行われたプレイベント「tHE ART Connection2012」の様子です。

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オディシャ・ビエンナーレ参加予定アーティスト
▼鈴木ユキオ+金魚
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▼アタカラリ
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▼仙石彰人(投影映像)
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■プロジェクトで何を実現したいか?

今回「オディシャ・ビエンナーレ」のメイン展示として、太陽光発電による照明を利用した巨大なインスタレーションを作成します。終了後、使用した照明システムを分散させ、オディシャ州の複数の施設に寄付します。

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※企画段階のイメージです。小屋の戸数、形状などに変更の可能性があります。

「オディシャ・ビエンナーレ」メイン会場に、オフグリッド(独立型充電式発電システム)の太陽光発電照明システムを生かした光のアート作品を作成します。このアート作品は各ジャンルのアーティストが参加する総合芸術祭「オディシャ・ビエンナーレ」のメインイベントとなります。終了後、照明システムをいくつかに分散させ、電気が行き届かない地域、施設に寄付します。寄付後、各地の住民が自主的にメンテナンスできるような仕組みを作り、長く利用できるものにします。

オディシャ州では太陽光発電はまだ全くと言っていいほど普及していません。(家庭用電気の1%以下)オディシャの年間日照時間は2429時間(2010年調べ)、日本で最も日照時間の長い山梨県より約300時間も晴天が多く、オディシャでの日々の生活で感じる、太陽からの強烈なエネルギーを利用しないのはもったいない、という思いがこの企画の出発点でした。
オディシャ州には電気の届かない地域がまだ多く残されています。現在の統計では家庭用電気の普及率は43%、農村部では35%しかありません。
今後のオディシャ州の経済成長を考えると、火力、原子力だけに頼らない自然エネルギーの活用は必要だと思います。

※太陽光発電インスタレーションは会期中もライブパフォーマンスによる制作が行われる予定です。完成は最終日11月20日になります。

■資金の使い道

太陽光発電に必要な設備(ソーラーパネル、バッテリー、充電コントローラー、電球)の購入、輸送費。インスタレーションを含む会場設営、イベント運営費。寄付先への設置費用に使用します。

■リターンについて

500円
オリジナルポストカードで感謝のメッセージをお送りします。

2,000円
・オリジナルポストカードで感謝のメッセージをお送りします。
・オディシャ・ビエンナーレ特製伝統工芸クラフトカードをお送りします。

5,000円
・オリジナルポストカードで感謝のメッセージをお送りします。
・オディシャ・ビエンナーレ特製伝統工芸クラフトカードをお送りします。
・ビエンナーレイベントの様子をまとめたドキュメントDVDをお送りします。

10,000円
・オリジナルポストカードで感謝のメッセージをお送りします。
・オディシャ・ビエンナーレ特製伝統工芸クラフトカードをお送りします。
・ビエンナーレイベントの様子をまとめたドキュメントDVDをお送りします。
・小野雅子オディッシーエクササイズDVDをお送りします。

50,000円
・寄付後のソーラーシステム一基に連名でお名前を記載致します。(複数の方と連名になります。)
・設置箇所の責任者より写真付き感謝状をお送りします。
・ビエンナーレイベントの様子をまとめたドキュメントDVDをお送りします。
・小野雅子オディッシーエクササイズDVDをお送りします。

100,000円
・寄付後のソーラーシステム一基に個人名(一基につきお一人のみ)でお名前を記載致します。
・設置箇所の責任者より写真付き感謝状をお送りします(個人名)
・ビエンナーレイベントの様子をまとめたドキュメントDVDをお送りします。
・小野雅子オディッシーエクササイズDVDをお送りします。

300000円
・オディシャ・ビエンナーレで制作する「村に灯を届ける」アート作品の支援者として作品名のあとにお名前を記載致します。
・寄付後のソーラーシステム二基のスポンサーとして設置システムにそれぞれ個人名でお名前を記載致します。
・設置箇所の責任者より写真付き感謝状をお送りします。(個人名、特別サイズ)
・ビエンナーレイベントの様子をまとめたドキュメントDVDをお送りします。
・小野雅子オディッシーエクササイズDVDをお送りします。

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▲DVDイメージ

■最後に

小野雅子より
「第一回目のインド、オディシャ州でのビエンナーレは、インド人と日本人が一体となって企画してきました。アートと社会貢献がつながる、それはインドでは自然なこと。アーティストとして、アートを通した社会貢献もできれば、何よりです。是非、皆さんもはじめの一歩にご協力ください。」

■お問い合わせ

CAMPFIRE 担当 小林三旅 携帯090-4538-2677
mail:kobayashimitabi@gmail.com

  • <iframe width="560" height="420" src="//www.youtube.com/embed/hfSsEXHGnS8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
    2013/10/22 12:56

    オディシャ•ビエンナーレの現地向けのプレゼンテーション動画が完成しました。しかし台詞は現地語オリヤー語なので何を言ってるかよくわかりません。冒頭に出てくるのがムドラーファウンデーションチェアマンのマナス•ダス。小野雅子さんの旦那さんです。

  • 2013/10/22 12:52

    キャンプファイヤーでこの企画が立ち上がったその日、開催地オディシャには10年に一度の大型台風が接近。現地はブバネーシュワルはほぼ全域停電となり、企画立ち上げの第一報どころか音信不通の出発となりました。幸いにも被害は最小限に抑えられたとのこと。(しかし、報道では7人の死者が出たそうです。ご冥福を...

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