2013/12/09 18:44
こんにちは!
First Kissプロジェクトの生駒です。
今回はスペシャルインタビュー第一弾!
と、いうことで、渋谷の日本酒ダイニングsakebaの
共同創業者であり、First Kissの名付け親でもある、
野口卓也にインタビューをしました!
プロジェクト開始の経緯や
名前にこめた重いなどを語っていますので、
やや長くなりますが、是非ご一読ください!
1)オリジナル日本酒を製造することになった経緯
もともと僕は渋谷の日本酒ダイニングsakebaというお店を、
生駒と共同で経営しています。
sakeba http://http:sakeba.com は
渋谷の明治通り沿いに面した小さなダイニングですが、
日本酒の知識を得ながら楽しめる「飲み比べセット」や、
「日本酒サングリア」、「日本酒モヒート」といったヒット商品を
開発したことで口コミが広がり、場所柄も相まって20代の女性を中心とした日本酒ファンとしてはかなり若いといえるお客さまに認知を頂いています。
そういった「日本酒を好きになってもらえる」という
体験の現場を目の当たりにしてきた僕たちですが、
「日本酒にまだ馴染みがない人にすすめたい銘柄ってある?」
そんな単純な問いに、実は答えられないでいました。
「日本酒以外だと何を飲みますか?」
「甘口と辛口だったらどっちですか?」
こうした質問を何度か繰り返して、ようやく好みに合ったお酒をすすめられる……。
でも本当は、「まずこれを飲んでください!」と一言で返したい。
このことが、実はsakebaというお店の機能だけではどうしても解決できない課題なのでした。
いずれさ、俺たちで酒蔵もやってみたいね! 若い人たちに自信を持ってすすめられるお酒を造りたいね!
自分たちの店でほろ酔いになりながらそんなことを夢のように語り合っていた僕と生駒ですが、なんと僕らのように若く、将来の日本酒業界を背負っている小さな酒蔵さんがあると知りました。
それが今回、First Kissの生産をお願いしている群馬県の『清水屋酒造』さんです。
お話をさせて頂いたところ、若い人に新しい価値観のもと日本酒を届けるというパッションが僕らとまったく共通しており、今回はラベルの張替えだけではなく、酒質も指定し完全に独自の銘柄を生産できることになりました。
清水屋酒造さんのことは、このCAMPFIREのプロジェクトのトップページで生駒が熱くご紹介しています。
ぜひもう一度読んでみてください。
2)First Kissという名前にこめられた想い
日本酒のエキスパートは生駒であり、
どの仕事でも僕はもっぱら盛り上げ役(笑)であることが多いのですが、
オリジナルの日本酒を企画から販売までできることになったとき、
僕には2つだけできることがあると直感しました。
そのひとつがネーミングです。
僕は10代のころ、物書きをやっていました。
初めてお金を稼いだのが文章を書く仕事だったし、
毎日原稿を書くことがアイデンティティにもなっていました。
いろいろな道を辿りいまは日本酒ダイニングやベンチャー企業の
経営をしていますが、きちんと時間をとって一文字ずつ紡ぐことには、
意味や理屈を超えたこだわりを持っています。
産まれてくる前の子供に名前をつけるように、
四六時中考え、何度も打ち合わせをし、
これしかないというワードを選びます。
そして決まった名前にはやはり愛着が沸き、
沢山の人に愛されるようになってほしいと心から思えるものです。
すこし恥ずかしい説明になりますが、
First Kissは「日本酒を好きになってもらう最初の体験」として
ファーストキスと重ね合わせています。
少し甘口で、どこかキリッとした口あたり。
そして一生忘れられない。
そんなお酒になるはずです。
ちょっと打算的な話をすると、
日本酒はお店によって取り扱っている銘柄がぜんぜん違っていたり、
そもそも数千種類もあるので、「こないだ飲んだ日本酒なんだっけ?」と忘れてしまいやすいのです。
そのときに、「なんだっけ、あの横文字のやつ」と断片的に思い出してもらえれば特定できるような、やさしい英単語で組み合わせようというプロセスで考えていきました。
3)デザインにKEITA MARUYAMAを起用した理由は?
First Kissに携わる関係者を巻き込もう。
これが僕にできると直感したもうひとつの仕事です。
今期は生産数も多いとはいえないFirst Kissですが、いずれ世界に通用するお酒として売り出していける、その可能性だけは狙い続けたい。
そのためには、できれば世界に通用する
クリエイタにプロデュースしてほしい!
実現可能性は度外視して、話だけでも聞いてもらおう。
そう考え連絡させていただいた人物が、First Kissのパッケージデザインをすべて引き受けてくださったKEITA MARUYAMAのオーナーデザイナー、丸山敬太さんです。
「ケイタさん、実は日本酒のデザインをお願いしたいんです」
メールを送りました。
「もちろん。」
と、すぐに一言だけお返事を頂きました。
詳しいお話はもちろんその後打ち合わせの場でさせていただいたのですが、ファッション界のカリスマがこれほどポジティブに、
二つ返事で引き受けてくださったことに僕と生駒は内心震えるほど嬉しく、また身が引き締まりました。
僕らがどんな想いで、どんな酒蔵と、
どういう日本酒を造りたいか。何度かお話しました。
最初は。顧客が想像できない……、と意見を頂き、
次の打ち合わせで具体的なFirst Kissのイメージに合った人物の物語(ペルソナといいます)をびっしりと書き、ようやく「わかったかも!」とピンときていただけたようでした。
数週間して、丸山敬太さんから
「ぜひデザインをプレゼンさせてください。」とご連絡を頂き、
すでに何パターンもご提案を頂いています。
シンプルで、シャレていて、印象深く、
どこかクラシックな、ちょっと切ないデザイン。
早く発表したい!
ぜひご期待ください!
4)支援を検討している方へのメッセージ
これが僕たちの造っているFirst Kissの物語です。
ご支援いただいている皆様の期待を裏切らないよう、
人に自慢したくなるくらい最高の日本酒に仕上げます!
引き続き活動報告、そしてFirst Kissが飲めるその時を、
楽しみにお待ちください。
ーーーーーーーーー
野口へのインタビューは以上です。
多くの人、想いが関わり、
一つとなって、ようやくFirst Kissが生まれています。
ご支援いただいた方々、
あらためてありがとうございます。
ご検討中の方、
のこり半月となっていますので、
どうぞよろしくお願いします!!!!
First Kissプロジェクトの生駒です。
今回はスペシャルインタビュー第一弾!
と、いうことで、渋谷の日本酒ダイニングsakebaの
共同創業者であり、First Kissの名付け親でもある、
野口卓也にインタビューをしました!
プロジェクト開始の経緯や
名前にこめた重いなどを語っていますので、
やや長くなりますが、是非ご一読ください!
1)オリジナル日本酒を製造することになった経緯
もともと僕は渋谷の日本酒ダイニングsakebaというお店を、
生駒と共同で経営しています。
sakeba http://http:sakeba.com は
渋谷の明治通り沿いに面した小さなダイニングですが、
日本酒の知識を得ながら楽しめる「飲み比べセット」や、
「日本酒サングリア」、「日本酒モヒート」といったヒット商品を
開発したことで口コミが広がり、場所柄も相まって20代の女性を中心とした日本酒ファンとしてはかなり若いといえるお客さまに認知を頂いています。
そういった「日本酒を好きになってもらえる」という
体験の現場を目の当たりにしてきた僕たちですが、
「日本酒にまだ馴染みがない人にすすめたい銘柄ってある?」
そんな単純な問いに、実は答えられないでいました。
「日本酒以外だと何を飲みますか?」
「甘口と辛口だったらどっちですか?」
こうした質問を何度か繰り返して、ようやく好みに合ったお酒をすすめられる……。
でも本当は、「まずこれを飲んでください!」と一言で返したい。
このことが、実はsakebaというお店の機能だけではどうしても解決できない課題なのでした。
いずれさ、俺たちで酒蔵もやってみたいね! 若い人たちに自信を持ってすすめられるお酒を造りたいね!
自分たちの店でほろ酔いになりながらそんなことを夢のように語り合っていた僕と生駒ですが、なんと僕らのように若く、将来の日本酒業界を背負っている小さな酒蔵さんがあると知りました。
それが今回、First Kissの生産をお願いしている群馬県の『清水屋酒造』さんです。
お話をさせて頂いたところ、若い人に新しい価値観のもと日本酒を届けるというパッションが僕らとまったく共通しており、今回はラベルの張替えだけではなく、酒質も指定し完全に独自の銘柄を生産できることになりました。
清水屋酒造さんのことは、このCAMPFIREのプロジェクトのトップページで生駒が熱くご紹介しています。
ぜひもう一度読んでみてください。
2)First Kissという名前にこめられた想い
日本酒のエキスパートは生駒であり、
どの仕事でも僕はもっぱら盛り上げ役(笑)であることが多いのですが、
オリジナルの日本酒を企画から販売までできることになったとき、
僕には2つだけできることがあると直感しました。
そのひとつがネーミングです。
僕は10代のころ、物書きをやっていました。
初めてお金を稼いだのが文章を書く仕事だったし、
毎日原稿を書くことがアイデンティティにもなっていました。
いろいろな道を辿りいまは日本酒ダイニングやベンチャー企業の
経営をしていますが、きちんと時間をとって一文字ずつ紡ぐことには、
意味や理屈を超えたこだわりを持っています。
産まれてくる前の子供に名前をつけるように、
四六時中考え、何度も打ち合わせをし、
これしかないというワードを選びます。
そして決まった名前にはやはり愛着が沸き、
沢山の人に愛されるようになってほしいと心から思えるものです。
すこし恥ずかしい説明になりますが、
First Kissは「日本酒を好きになってもらう最初の体験」として
ファーストキスと重ね合わせています。
少し甘口で、どこかキリッとした口あたり。
そして一生忘れられない。
そんなお酒になるはずです。
ちょっと打算的な話をすると、
日本酒はお店によって取り扱っている銘柄がぜんぜん違っていたり、
そもそも数千種類もあるので、「こないだ飲んだ日本酒なんだっけ?」と忘れてしまいやすいのです。
そのときに、「なんだっけ、あの横文字のやつ」と断片的に思い出してもらえれば特定できるような、やさしい英単語で組み合わせようというプロセスで考えていきました。
3)デザインにKEITA MARUYAMAを起用した理由は?
First Kissに携わる関係者を巻き込もう。
これが僕にできると直感したもうひとつの仕事です。
今期は生産数も多いとはいえないFirst Kissですが、いずれ世界に通用するお酒として売り出していける、その可能性だけは狙い続けたい。
そのためには、できれば世界に通用する
クリエイタにプロデュースしてほしい!
実現可能性は度外視して、話だけでも聞いてもらおう。
そう考え連絡させていただいた人物が、First Kissのパッケージデザインをすべて引き受けてくださったKEITA MARUYAMAのオーナーデザイナー、丸山敬太さんです。
「ケイタさん、実は日本酒のデザインをお願いしたいんです」
メールを送りました。
「もちろん。」
と、すぐに一言だけお返事を頂きました。
詳しいお話はもちろんその後打ち合わせの場でさせていただいたのですが、ファッション界のカリスマがこれほどポジティブに、
二つ返事で引き受けてくださったことに僕と生駒は内心震えるほど嬉しく、また身が引き締まりました。
僕らがどんな想いで、どんな酒蔵と、
どういう日本酒を造りたいか。何度かお話しました。
最初は。顧客が想像できない……、と意見を頂き、
次の打ち合わせで具体的なFirst Kissのイメージに合った人物の物語(ペルソナといいます)をびっしりと書き、ようやく「わかったかも!」とピンときていただけたようでした。
数週間して、丸山敬太さんから
「ぜひデザインをプレゼンさせてください。」とご連絡を頂き、
すでに何パターンもご提案を頂いています。
シンプルで、シャレていて、印象深く、
どこかクラシックな、ちょっと切ないデザイン。
早く発表したい!
ぜひご期待ください!
4)支援を検討している方へのメッセージ
これが僕たちの造っているFirst Kissの物語です。
ご支援いただいている皆様の期待を裏切らないよう、
人に自慢したくなるくらい最高の日本酒に仕上げます!
引き続き活動報告、そしてFirst Kissが飲めるその時を、
楽しみにお待ちください。
ーーーーーーーーー
野口へのインタビューは以上です。
多くの人、想いが関わり、
一つとなって、ようやくFirst Kissが生まれています。
ご支援いただいた方々、
あらためてありがとうございます。
ご検討中の方、
のこり半月となっていますので、
どうぞよろしくお願いします!!!!