手も足も動かせない全身麻痺患者の森力(もり つとむ)さんが、視線入力という方法で文章を書き、医療と介護への願いを私たちに届けてくれました。私たちはいつ、病気やケガで身体の自由がきかなくなるかわかりません。それを免れたとしても、老いは必ず全ての人にやってきます。森さんの告発は私たち全ての問題です。