2012/12/18 19:02
こんにちは!
いのちの森事務局長 井梅江美です★


皆様からのご支援により
無事に植樹用苗木の仮植えが終了しました。
まずはご支援してくださったパトロンの皆様
そして応援してくださった皆様に感謝申し上げます。



こんな間抜けな顔の写真しかなくって
申し訳ないのですが・・・w
早速植樹当日の様子をご報告します♪



・・・と、いいたいところですが、
その前に、これを読んでいる皆様に
お伝えしたくて投稿しました!




今回のプロジェクトを遂行するために
沢山の人に関わって頂きました。
1年半前に表明したプロジェクトは
資金が無く、パートナーも居なかったのですが
想いに賛同して集まった首都圏近郊に住むスタッフが少しずつ協力し合い
やっとここまでたどり着きました。

パトロンの方々はもちろん、
プランニングをしたスタッフ
「いのちの森」を応援してくださった方々など
タイミング・年齢・関わり方・・・様々ですが、
それぞれの環境から出来ることを募って、
こうやって人間にとって大きなアクションを起こせたことは
やれば出来る!想えば叶う!そんな勇気をくれる
活動になったと確信しています。




人間が気づかぬうちに
ちょっとずつちょっとずつ壊している自然環境が
どう大切なものなのか!?


いのちの森活動を展開している東京では
なかなか知る環境がありません。



ちょっと話はそれますが
都内の小学校に勤める先生が
保護者に遠足の弁当持参を促すと、コンビに弁当の多さに驚き、
そして、子供達にはコンビニの三角おにぎりの手順①②③に沿って
ビニールの剥き方を教えることに悲しくなったといっていました。
米が田んぼから取れていることに思いもつかない子供も少なくないようです。


最先端のものが集まり・生み出され・発信される首都圏は、
飛行機・電車・車・・・すぐにどこにでも行けます。
昼だけでなく、夜も明るく過ごしやすい気温や環境が整っている建物ばかりです。
とっても便利で、お金を出せば何でも手に入ります。
その代わり、自然の営みがありません。


私達人間が生かされている食糧や水は
いのちの繋がりから作り出されていることを
知る機会を失っているのです。
それが当たり前になっている異常な環境を人間が作りました。
いのちのつながりが消えていくその中心には人間が居ます。
便利な環境に置かれている人たちは
人間が壊しているもの、失っているものがどれだけ尊く
どのくらい取り戻すのが大変か、
理解できない・忘れてしまう・・・そんな環境にあるのです。


いのちの森の会場である明治神宮の森は
92年前に延べ11万人の全国のボランティア青年が
全国から集まった10万本の苗木を植えて造りました。
森本来の機能は100年目~、150年目~とも想定されていますが
まだ若い森の中に絶滅危惧種や貴重生物、豊かないのちの繋がる生態系が
都会にも存在しています。
この営みは人が作り、人が守ってきました。
このような豊かな森を人は守り続ける力があるのですねー。


そんな日本の心臓、世界の窓口である
東京の真ん中にある森から、
人が募り考え・感じ・学べるアクションプロジェクトとして
人間が継続して続けられる2~3年単位に設定し
そのファーストステップの
「苗木仮植え」にご支援いただきました。


プロジェクトが完了したので=終了と考えがちですが、
いのちの森に終了はありません。
森が循環し続けて、豊かな生態系を生み出すその側面に
私達人間は居続けるのですから
これは人間が共通して考えねばならない永遠の課題です。


私達にとっては意外と長い。2~3年も
自然界にとってはすごくすごくすごく短い。



これから現地での作業の様子や、
現地に行ったスタッフが感じ、考えたことを随時アップさせて頂きます。
これらをお伝えすることで、
また新たな想いを作り、繋がりができれば嬉しいです!


長くなりましたが。。。
このプロジェクトが達成できたことで
わたしも皆様の思いを受け、
折れそうになった心を支えて頂き頑張ろうと思えたし、
現地に行って新しい学びが出来ました!
機会を与えてくださった皆様に感謝します!


1人1人の力が集まればそのパワーはすごい!


いのちの森は2013年4月20-21日@明治神宮で開催予定です。
こちらでもお力お貸しくださいね~!
いのちの繋がりを作れたこと感謝し
御礼の言葉とさせて頂きます。
ありがとうございました!