▼はじめにご挨拶

みなさんはじめまして、こんにちは。
当プロジェクト『PLAYZER』を構想する徳山慎太郎と言います。

当プロジェクトは『あたらしいあそびのプラットフォーム』であり、『PLAY(遊び)+REZの逆さ読み(出現)=新しい遊び場!』という想いを込めてPLAYZERという名前にしました。

http://playzer.com/

ざっくり読みたい方は太字部分(とその前後)にだけ目を通せば概要が分かるはずで、これらの太字はすべて『PLAYZERが目指すもの・変えるもの』で一致しています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

遊びにはいろんな選択肢があります。
カフェでお喋りしたり、カラオケで歌ったり、居酒屋で盛り上がったりなど、様々です。
これらのお店は点在していますが、『どこにでもある』とは言い難いでしょう。
言い換えれば遊び場というのは点在していて、そこには膨大な隙間があるわけですね。

遊び場=公共・商業施設と捉えたとき、その隙間というのは住居です。
そして住居のすべてに遊びにいけるとなれば、隙間がすべて埋まり、世界中が遊び場になる可能性を秘めるわけです。
『人の家には遊びにいけない』というのは当たり前のことですが、その当たり前を『人の家にも遊びにいける!』に書き換える、それが当プロジェクト『PLAYZER』の概要です。

▼実現にあたって

仕組みは至ってシンプルなものです。
先ず月額500円(現時点での暫定)を会員費として支払います。
これを支払えば自分の家の紹介ページを登録できる上、イベント告知が可能になり、それに参加申請し、承認を得られたユーザーは総じて出入り可能になるという仕組みです(それ以外のコストは発生しません)。
これはAirbnbのような民泊サービスではなく、基本的には日本中・世界中のホストの家に出入りでき、ホストとその仲間、ゲストとその仲間とが盛り上がって遊んで帰れるというサービスを想定しています。

月額課金でその場所に行き放題になる、というサービスは割とありふれていますが、この場合その場所しか行き場所がないのに対し、当サービスは仮に同額課金だとしても『世界中が遊び場・居場所になる』という価値を創出しています。
今までのコミュニティーは『ここはコミュニティーだ!』ということを周知させた上で初めてイベントを企画・開催できるというイメージですが、当サービスはその登録者が登録と同時にイベントを企画・開催できるプラットフォームとも言えるでしょう。

▼ご利用の流れ

当サービスご利用の大まかな流れは以下の通りです。

・プロフィールページの作成(テキスト・写真・動画・居住地域・SNS連携など)
・イベントの作成と検索(新着・ランキング・レコメンドなど)
・インスタントな訪問申請と承認機能(承認後はトークルームで対話可能)
・訪問したコミュニティー・ユーザーの相互レビュー

コミュニティーのドアに貼ることのできるステッカーも考えてみました。
最下部のQRは実際にはプロフィールページを想定しており、QRを読み込んだ際のGPS情報とそのページの住所が一致している場合に限り、情報開示付きピンポンを鳴らせます。
このQRピンポンが突然鳴っても『見知らぬ人を家に上げる』という文化が現状ないですし、そもそも単独で人を上げるというのは危険性もあるので、あくまでイベント制=グループ制にし、それがPLAYZER上であちこちに頻発している『オフラインSNS』のようなものを築きたいと思っています。


課題としてあるのは犯罪に使われないかということです。
このプロジェクトの構想当初は『ユーザー同士すべての家に遊びにいける』というUXを想定していましたが、これでは間違いなく犯罪が多発するので、上述したようにイベント制=グループ制にし、お互いがお互いを自然に見守る自浄作用が必要不可欠だと今は考えています。
そのためにはイベント参加者が全員揃うまで家の前で待機しなければなりませんが、ここの仕様は崩しません。
僕個人のイメージではイベントはグループ単位でしか開催できませんが、何度も同じイベントに参加しているユーザーは何度も承認を得ているということになるので、その時点で信用があり、その人と個人的な付き合いに発展することもあるでしょう。
するとひとりでその人の家に遊びにいけるようになるわけで、個人的に仲良くなるまで信用スコアを稼ぐことをくりかえせば、結局は構想当初のようにどこにでも行けるようになり、言い換えればどこまでも仲間が広がっていくのです(仲間とそうでないもののボーダーラインがなくなっていくのです)。

▼ご利用イメージ

個人的なイメージですが、このサービスの最も一般的な利用方法は『お喋り』だと思います。
持ち込むものが一切不要で、特技も不要で、ただ話すということは誰にでもできるからです。

そうなると「月500円払ってお喋りするぐらいなら自分たちの仲間で話すよ」となるかもしれませんが、違うのです。
確かに月500円は必要ですが、仲間と言える範囲は限られているはずで、そのメンバーと毎日話していても刺激がなくなっていくことは避けられません。
PLAYZERはその範囲を世界中のすべての人にまで拡張し、毎日違う人と出会うことで毎日違う刺激を得られる、500円の対価としてその選択肢を無限にする、そういうものなのです。

その本質を踏まえた上で、見知らぬ人とお喋りすることの敷居を落とすときに専門性でマッチングする――――例えば起業家同士の前夜祭や、趣味趣向の一致するサークルなどに利用されるというのが僕個人のご利用イメージです。

▼世界中が遊び場になる

PLAYZERの出現により、お喋り好きによるお喋り会、読書好きによる読書会、ゲーム好きによるゲーム会など、ありとあらゆる遊びがあちこちにできるはずです。
これらの開催には従来『特定の場』が必要でしたが、これからは『どこにでもその場がある』という世界に変わります。
言い換えれば『特定の場にこだわる必要がない』わけで、今日は見知らぬAの家で遊び、明日は見知らぬBの家で遊ぶというような『遊びをハシゴできる世界』が出現します。
新しい出会いありきにして、新しい遊びありきの世界がここに誕生するわけです。

ただ遊ぶ、ということの選択肢を無限にする。
言い換えれば特定の場に行かなければ遊べない、という状況を壊してしまう。
毎日違う遊びがあることで、24時間365日をエンターテイメント級に変える。
それがPLAYZERの目標とするところです。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

僕は元々コミュニティースペースを構想するのが好きで、今までも複数のプロジェクトを考えてきました。
ただしそれを実現するためには運営費の問題が必ず付きまとい、一筋縄ではいきません。

僕は大阪の住吉区というところに住んでいますが、ここに長居公園という公園があります。
そこを仲間たちと集まるフリースペースとして利用することがありますが、夏や冬、雨天時などは厳しいものがあります。
仮に長居公園が常に一定の天候だとしても、メンバーが固定ではコミュニケーションがお決まりになっていきますし、また屋内で集まろうとすればお金がかかり、友だちの家に集まろうにも行けるときと行けないときがあるわけです。

そこでいつでも誰でも集まれて、常にコミュニケーションが新しい最高に楽しい屋内環境――――そういうものを構想しようと思いつきました。

少し前に定額制のカフェが話題になりました。
これは定額さえ課金すれば暑さ寒さを凌げて騒げるフリースペースとも考えられますが、基本的に自分とその仲間とで騒ぐ場所であり、他の席とのコミュニケーションはほぼ発生しないでしょう。
言い換えれば『仲間とそうでないもののボーダーライン』があるわけで、このカフェは大阪にあるのなら是非行きたいと思いましたが、その点でコミュニケーションが予定調和に収まる(悪く言えば決まりきっている)のは明らかでした。

その点でPLAYZERは違います。
基本的に『興味のあるイベントに遊びにいく』というサービスなので、行き場所もコミュニケーションも決まりきっておらず、つまり予定調和にはならず、またイベントへの興味から始まるのでその興味を熱に会話がいくらでも回っていくと思うのです。
またホスト視点でも運営費(周知活動など)の問題からほぼ解放され、コミュニティースペースをすぐにでも開始することができます。

▼資金の使い道

PLAYZERを立ち上げるための制作費・運営費に充当します。