2015/08/04 09:49

現在、26名のパトロン様、222,000円が集まりました。ありがとうございます!
目指せ186万円、引続き、よろしくお願いいたします。

協力者ご紹介、4人目、波多周さん。


97年2月のこと。とあるご縁で鎌倉市二階堂に今のカジュ・アート・スペースとなる古民家と出会いました。当時私は人生設計の再構築中、収入なし、人脈なし、計画なし。にもかかわらず、その古民家に一目惚れして大家さんに「借ります!」と言ってしまった無謀なアタシ!・・・でも大き過ぎて予算オーバー、6年空き家だったから傷みも激しい。さあ、どうする。

そんなとき、この家に興味を持ってくれたのが波多さんだったのです。

ほとんどボランティアで家の修繕、改造を引き受けてくれました。

絣(かすり)のくくり台や糸のはたき台も作ってくれたし、


布団部屋を壊してピアノのための防音室もできました。

(ちなみに、ピアノ教室の先生は奥様の圭以子さん。一番人気の教室!)

この18年、私がここでこうしていられるのも、波多さんの立ち上げ当初のご尽力のお陰です。

すぐ近所に建築事務所をひらいていて、すばりコンセプトは、
「掛かり付けのお医者さん、顧問弁護士のように、住まいに関するあらゆることに応えられるホームドクターでありたい」。(↓写真: 関野直子)

3人の娘さんのお父さんでもある波多さんは、鎌倉市内の小学校を巻き込んで「まち歩き課外授業」をおこなったり、お父さんたちで「かっぱの会」を結成して、子どもを地域で見守る体勢をつくったり。(↓かっぱの会、学校お泊まり会の巻)


さらに、イベントでのゴミ削減を目的に、国産間伐材を使用した木の器の使用を推進する(回収後は炭化までがセット!)NPO法人 游風のメンバー。

(右は松尾崇 鎌倉市長)

まだあります。落語好きが高じて、仲間と材木座らくご会を結成、古刹 光明寺で大人も子どもも楽しめる落語会を毎年主催、今ではすっかり鎌倉の風物に。


「家」というハコを設計することを軸に、その中で暮らす「人の営み」を大切に見つめている波多さん。これからも元気でよいお仕事を。