● このプロジェクトについて

このプロジェクトでは2014年6月に東京で開催された、サッカー文化にまつわる展覧会『新しいルール』にて取り上げた、世界中のサッカーにまつわるユニークな取り組みを紹介する、展覧会のカタログ『New Rule Book』の出版を実現し、みなさまのお手元にお届けするというプロジェクトです。

● 今回プロジェクトを行おうと思ったきっかけ

サッカーの魅力は人それぞれに色々とあると思いますが、なんといっても一番の魅力はその単純さにあるのではないでしょうか。

ボールと言わずとも、丸められるものひとつあれば世界中のありとあらゆる場所で楽しめて、見ず知らずの人とでもボールを通したコミニュケーションを生むことができます。

その単純さゆえに、世界の隅々にまで広まり今や世界の共通言語と言われるまでになりました。

ルールも極めて単純であやふやなため、時代や国・地域ごとに様々な解釈が生まれやすく、それぞれのチームが新たな視点でシステムや戦術、それに適した選手の育成 (バルセロナのパスサッカーとカンテラ出身選手) と、トレーニング (6×4・ロンド) を次々に生み出していきました。

競技スポーツとしてのサッカーの現場の外、サッカーをとりまく文化に目を向けてみても、様々な視点から解釈して表現された面白い本や雑誌、写真集など世界にはサッカーをテーマにした本当に様々な取り組みがあることに驚かされます。

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日本に目を向けて見るとヨーロッパの最新の戦術理論やトレーニング理論は、熱心な日本の指導者の方々の手によりタイムラグ無く日々の練習の中に取り入れられ、日本全国の書店には「戦術本」といわれるコーナーが作られるまでになりました。

その一方で、海外のサッカーをとりまく多様な文化が紹介される機会は殆どありません。

例えば、2000年にアパートの一室から2人で作り始めたドイツのサッカーカルチャー誌『11 FREUNDE (11人の友達)』誌はフリーペーパーからスタートして、現在ではドイツ国内で毎月20万部以上を発行している国民的サッカーカルチャー誌です。

ドイツの人口約8000万人に対しFacebookページ30万いいね!(日本のサッカー誌は1000程度)と、試合の結果を伝えることも無く、スター選手が表紙を飾ることもまれで、サッカー文化のみを扱った雑誌にこれだけの支持が集まるのは、数字だけを見てもドイツでのサッカー文化の広まりを知ることが出来ます。

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『11 FREUNDE』誌主催の2014年ブラジルW杯パブリックビューイング会場

ブラジルでドイツ代表が優勝した後、様々なメディアがドイツ代表のシステムや戦術、トレーニング方法などを分析して強さの秘密を探ろうとしましたが、『11 FREUNDE』誌がその要因のひとつとして紹介されたという話は寡聞にして知りません。

『11 FREUNDE』誌が作ってきた読者に代表される、ドイツ人ファンのサッカーリテラシーの高さは、優勝の少なからぬ要因のひとつだと思うのですが、一冊の雑誌がスポーツの現場に大きな影響を与えていると言っても同意してくれる方はほとんどいないかもしれませんが、『キャプテン翼』が日本のサッカーに与えた影響を考えれば、あながち大げさな話では無いのが想像できると思います。

『キャプテン翼』無しの日本サッカーの発展はもはや誰にも想像できないように、サッカーにまつわる1冊の本や雑誌、漫画、写真集、映画、小説、評論など、文化やテキストが先行して作る日本サッカーの未来というものもあるのではないでしょうか。

そんな思いから展覧会だけで終わらずに本の形にして残しておこうと思い、このプロジェクトを開始させていただきました。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

● 『新しいルール』展とは

「ルールが変わったらどんなゲームが見られるだろう。1925年のオフサイドルールの変更以来大幅なルール改正は行われていないサッカーという競技。本イベントでは、100年近く変わらず当たり前に存在している現代のサッカーという競技に新しいまなざしを向け、ルールに制限されたありかたを見つめなおし、今とだいたい同じだけれど今とは採用されているルールが少しだけ違う、ありえたかもしれないもうひとつのサッカーのあり方を想像してみます。」
ー 『新しいルール』ホームページより

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 「ルールが変わったらどんなゲームが見られるだろう。」をテーマに、架空のサッカー協会JFA( =Football Association by JUUICHI ) が開催するもう一つのサッカーの祭典というコンセプトのもと、FIFAブラジルワールドカップ期間中に東京で開催したサッカー文化にまつわる展覧会です。

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◎ 9人の作家による作品
メイン会場の渋谷ヒカリエ8階 aiiima (アイーーーマ)では参加作家9人が、既存のサッカーにまつわるルールを新しい視点で捉え直し、サッカーにまつわる『新しいルール』をテーマにして制作した作品を展示しました。

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◎ 世界中のサッカー文化を紹介
決まりきった表現のされることの多いサッカーというスポーツに新しいまなざしを向けて、ユニークな表現をしている世界中の様々な取り組み(雑誌、本、写真集、ジン、アートブック、映画、ドキュメンタリー、季刊誌、など)を展示しました。

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◎ ルールの歴史を考察
サテライト会場の原宿VACANTでは『ルール・スタディーズ』展と題し、イングランドで生まれた近代競技スポーツとしてのサッカーのルールの歴史や成り立ちに着目した展示を行い、会期中にはブラジルワールドカップで起こったルールにまつわるハプニングなどを日替わりで収集して、展示をアップデートしていきました。

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◎ 会期中に様々なイベントを開催
参加プレーヤー全員の話し合いによって、毎試合ルールとコートを自由に変えながら行った『新しいサッカー大会』、JFA前審判委員長の松崎康弘さんをお迎えして行った審判術についてのトークイベント『新しいレフェリング』、文化人類学者の今福龍太さんと舞台芸術家の小池博史さんによる身体論をテーマにしたトークイベント『新しい身体』、アーティストの平山昌尚(HIMAA)さんによるちょっと不思議なサッカーゲーム『パッセ・トラッペ』の大会など、会期中に様々なイベントを開催しました。

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◎ 展覧会グッズを制作
イラストレーターのノリタケさんによる、展示のメインビジュアルを使ったポストカードやポスターをはじめ、サッカーの新しい起源についての調査報告書『NEW ROOTS』など、サッカーの新しいルールをテーマにしたグッズを制作しました。

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Football Culture Exhibition『New Rule / 新しいルール』
会期:2014年6月18日(水)~7月14日(月)※7月1日から会期延長
会場:aiiima (アイーーーマ)
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)
開館時間:11:00~20:00
入場料:無料

http://atara.cc/
https://www.facebook.com/atara.cc

●『New Rule Book』の内容

『新しいルール』展にてピックアップした、世界中のサッカーにまつわる様々な文化を紹介します。

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◎ European Fields by Hans van der Meer
ドイツのサッカー雑誌『11 FREUNDE』での連載をまとめ、2006年にロンドンにある出版社『SteidlMACK』から5ヶ国語版で出版された。“As far away as possible from the Champions League”(『チャンピオンズリーグからできる限り遠く離れて』)という写真家の言葉のとおり、ヨーロッパ中の下部リーグのみを毎週末追いかけ続け、脚立に乗って少し高いところから撮影された写真は、選手も応援に来た人も(犬も)同等に風景の一部に溶け込み、100年前も同じ光景が同じ場所で繰り広げられていたであろうこのスポーツの美しい原風景を見せてくれている。長らく絶版となっていたがワールドカップイヤーの2014年にドイツの出版社『Steidl』から8年ぶりに再版される。
http://www.hansvandermeer.nl/projects/europeanfields/

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◎ in soccer wonderland by Julian Germain
1962年生まれのイギリス人写真家ジュリアン・ジャーメインの1994年発行の写真集。イングランドのイプスウィッチ生まれで自身も地元のプロサッカーチーム、イプスウィッチ・タウンでプレーすることを夢見ていた少年時代のスクラップブックをそのまま本にしたような素晴らしい写真集。
http://www.juliangermain.com/projects/in-soccer-wonderland.php/

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◎ 11 FREUNDE
2000年にフリーペーパーとしてベルリンの小さなアパートでスタートしたドイツ唯一のサッカー専門誌。かつてブンデスリーガに所属していたビーレフェルトのファンである記者とカメラマンが自費出版で発行していたが、2005年に全国紙になってからは部数を伸ばし続け、現在では「ドイツで手に入る最高のファンマガジン」と評されるほどになった。アマチュアサッカーからチャンピオンズリーグ、先週末のリーグ結果から1940年代の試合についての詳細なレポート、カンプ・ノウからアフリカのスタジアムへとページをめくるたびに普通のサッカー誌とはひと味違ったトピックを毎号絶妙なバランスで散りばめていて、コアなサッカーファンから、普段はサッカーを見ないような人までも思わず手に取らせるような魅力に満ちたサッカー誌。
http://www.11freunde.de/

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◎ The Green Soccer Journal
ロンドン発の新世代フットボール・マガジン。2009年の Issue 0『The Green』を経て2010年に『The Green Soccer Journal』としてロンドンのデザイン事務所「Junior Junior」で一緒に働いていたサッカー好きの Adam Towel とJames Roper の2人によって創刊された。ファッション誌にモデルとして登場するサッカー選手、建築の雑誌で特集されるサッカースタジアム、カルチャーマガジンでのファンのポートレイトなど、これまで常に外からアプローチされる側だったサッカーを捉え直し、初めてサッカーの側から、ファッション、建築、写真、カルチャー、ライフスタイルなどにアプローチして構成された誌面は新鮮でこれまでのどのフットボール・マガジンとも違う魅力にあふれている。
http://www.thegreensoccerjournal.com/

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◎ Match Day by FUEL
ロンドンのFUEL Publishingより2006年に発行された450冊のマッチデープログラムを収録した作品集。試合当日のスタジアムで配られるその日の試合のプレビューや選手のインタビューなどが掲載されたマッチデープログラム。2000年代に入りデジタル化が進み印刷物として配布されることも珍しくなってしまった、マッチデープログラムの黄金期ともいえる1945年からプレミアリーグ開幕の1992年までに発行された450冊が紹介されている。音楽ライターのBob Stanleyによって編集され、序文はイングランドのスポーツライターの中でも特別な存在のBrian Glanvilleが寄せている。
http://fuel-design.com/publishing/match-day/

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◎ Football Stadiums by Oscar Bolton Green
ロンドンをベースに活動しているイラストレーター Oscar Bolton Green が2011年に出版したイラストブック。Bloomberg, New york Times紙 などでのイラストでも知られるイラストレーターが子供の頃にテレビで見ていたというイタリアのサッカーのスタジアムを題材に、子供の頃テレビの前で抱いた情熱を思い出すようにひたすら様々な形のスタジアムがフリーハンドのユニークな線で描き出されている。
http://www.oscarboltongreen.com/4308093

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◎ Føroyar by Elmar Bambach
2012年にベルリンのインディペンデントパブリッシャー 『Bücher & Hefte』から出版されたドイツ人写真家 Elmar Bambach の写真集。自身が発行人を務める雑誌『Ein Magazin Über Orte (場所についての雑誌)』 にて、場所についてのリサーチを様々なアプローチで続けてきた写真家が選んだのは、北大西洋諸島のひとつ「羊の島」という意味を持つフェロー諸島(フェロー語で Føroyar)。平らな土地が少ないにもかかわらず、人口わずか4万8千の小さな島で、5千人以上がプレーするというサッカー。霧に覆われた島の記録の随所にサッカーの存在を確認できる。
http://www.buecherundhefte.de/en/publications/foroyar.html

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◎ Game by Peter Sutherland
2007年にスイスのインディペンデントパブリッシャー Nieves から出版されたアメリカ人写真家 Peter Sutherland の写真集。写真家自身もプレーしている、ニューヨクのチャイナタウンにあるサッカーチーム『Chinatown Soccer Club』の 2003年-2006年までのドキュメント写真50点が収録されている。国籍も職業もバラバラながら、朝9時になるとどこからともなく金網に囲われたグランドに集まっては、試合が終われば言葉少なに消えていく。世界中のグラウンドで記録されること無く繰り返されてる光景を写真家としてではなくゲームの参加者としてパーソナル視点で写しとった。
http://www.nieves.ch/catalogue/peterabout.html

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◎ Polder Cup by Maider López
2010年オランダの Ottoland で行われた、スペイン人アーティストMaider López によるアートとスポーツのイベント。国土がほとんど平らで海面下の土地が多いオランダでは、昔から水と戦うために共同作業を行うことが多く、作業者の間での「コンセンサス(総意)」が重要と考えられてきた。一方で、「コンセンサス」を重視しすぎるあまり終わりのない議論が延々と繰り返されるオランダの官僚的な文化への批判として揶揄されてきた。干拓地の中に作られたコート内にはいくつもの大きな溝が横切り、ゲームを進めるために否応なく、場所に適した新たなルールや策略を見つけ出すように選手たちを追いやる。相手プレーヤーとの間で、溝を挟んだ隣のコートのチームとの間で、溝にボールが落ちるたびに新たな「コンセンサス」を得るための議論が開始される。「サッカー」「水」「コンセンサス」とオランダ人が愛する文化をユーモアと皮肉を込めてサッカーの試合という形で見せた。
http://www.maiderlopez.com/portfolio/polder-cup-2/

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◎ Post Match by Leo Fitzmaurice
イギリス人アーティスト Leo Fitzmaurice による作品。道端でペシャンコになって潰れていたタバコのパッケージから着想を得てそれ以来10年以上に渡り世界各地でタバコの箱を拾っては折りたたみ、タバコの箱を使ったユニフォーム型のオブジェクトを制作してきた。その国の言葉で書かれたタバコの銘柄やロゴ、パッケージのデザイン、しわくちゃになった紙の質感が妙なリアリティを持ってユニフォームを連想させるユニークな作品。
http://www.galleryso.com/exhibitions/8/overview/

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◎ Football Type by Rick Banks
ロンドンを拠点に活動するイギリス人デザイナー Rick Banks によるチャリティープロジェクト。グラフィックデザイナーとしてユニフォームの背番号に使われるタイポグラフィに興味を持った彼が、世界中のサッカーチームで使われている背番号のリサーチを進め、1930年代から始まったとされる背番号のためだけにカスタムされた字体の歴史をそのチームの歴史、時代背景と共に紐解いていった。2012年にF.C.バルセロナのホームゲームシャツの背番号として制作された字体とガウディ建築の関係など、なかなか知ることの出来ない背番号にまつわる面白い物語がつまった1冊。1000部限定で出版され、全冊の表紙にプレミアリーグの公式の書体で番号がプリントされている。売上の全てがイギリスのスポーツ施設の改善を目的とした慈善団体「Football Foundation」に寄付された。
http://www.footballtype.co.uk/

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◎ Stadion Letzigrund
デザイナーの Pete Dungey と Miles Gould のリサーチ・プロジェクト。2008年、新スタジムへの建替えに伴い81年間の歴史にいったん幕を下ろすことになったスイス・チューリッヒにある『Letzigrund』スタジアム。ここをホームグラウンドとして使用していた FC Zürich がファンに感謝の意と、いつまでもスタジアムを記憶してもらおうとスタジアムにあるベンチや座席、標識、芝、などあらゆるものをファンに持ち帰ってもらうイベントを企画。スタジアムから運びだされ、カフェやオフィス、庭、映画館などサッカー観戦以外の様々な用途で再利用されることになったシートのドキュメンタリー。『The Green Soccer Journal』Issue 3 に掲載されている。
http://www.oakdesignstudio.com/work/the-letzigrund-stadium-zurich/

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◎ Blood In Blood Out by Floor Wesseling
2004年から始まったオランダ人デザイナー Floor Wesseling によるプロジェクト。Nikeのデザイナーとして、これまでポルトガル代表やオランダ代表、ポーランド代表など様々な国の代表ユニフォームをデザインしてきたデザイナーが、15世紀頃に始まったとされるヨーロッパの紋章学からアイデアを得てサッカーのユニフォームを制作。ライバル関係にあるクラブチーム(F.C.バルセロナ-レアル・マドリー)、歴史的に因縁のある代表チーム(アルゼンチン-イングランド)、同じ都市にあるチーム(ボカ・ジュニアーズ-リーベルプレート)などのオリジナルのユニフォームを切り抜き、2つ以上の紋章を組み合わせて新しい紋章を作る「マーシャリング」という方法で新しいユニフォームを制作した。
http://bloodinbloodout.nl/

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◎ 都市とスタジアム by HUTU, TOO MUCH Magazine
2014年にスタートした都市とスタジムのありかたを考えるシンポジウム。2012年2月、現在の国立競技場を全面的に解体し、8万人を収容できる、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる『新・国立競技場』を建築すると発表された。2012年11月、全世界から46点の応募があったコンペティションは最終的にイラク出身の女性建築家、ザハ・ハディドの案が選ばれた。2005年、同じくザハの案での建築がほぼ決まっていた、ルーブル美術館の別館「 ルーブル ・ ランス 」は直前になって票が割れ、最終的に館長の一任で日本のSANAA案が選ばれたという経緯があるように、前衛的で斬新なデザインが時に物議を醸してきたザハ。そんな彼女の『新・国立競技場』案はまたも議論を巻き起こし、市民的な関心の高さを見せはじめている中、2014年4月に第1回目のイベントが原宿のフリースペースVACANTにて、出演者に間野義之(早稲田大学スポーツ科学部教授)、松井一晃(Sports Graphic Number編集長)、大塚いちお(イラストレーター・アートディレクター)らを迎え開催された。
http://goo.gl/F2omBs

【スタジオ訪問】
写真家、イラストレーター、映像監督、雑誌編集部、デザイナー、アーティストなど、『新しいルール』展にまつわる人々を訪ね歩き、その様子をカタログにて紹介します。訪問国はイギリス・オランダ・ドイツ・日本などを予定しています。※以下の取材候補リストから取材許可の取れた方のみ訪問、掲載予定です。

写真家
Hans van der Meer [http://www.hansvandermeer.nl/]
Julian Germain [http://www.juliangermain.com/]
Elmar Bambach [http://www.elmarbambach.de/]

映像作家
Johan Kramer [http://www.johankramer.com/]

雑誌
The Green Soccer Journal [http://www.thegreensoccerjournal.com/]
RABONA [http://www.rabonamag.com/]
11 FREUNDE [http://www.11freunde.de/]
Ballesterer [http://ballesterer.at/]
OFF THE BALL [http://camp-fire.jp/projects/view/1091]

イラストレーター
Mark Long [http://www.marklongillustration.co.uk/]
Oscar Bolton Green [http://www.oscarboltongreen.com/]
Ellie Andrews [http://ellie-andrews.co.uk/]

アーティスト
Helmut Smits [http://helmutsmits.nl/]

デザイナー
Floor Wesseling [http://bloodinbloodout.nl/]
Rick Banks [http://footballtype.co.uk/]

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● 展示会期中、様々なメディアで取り上げていただきました。

◎WEB
PAPER SKY
http://www.papersky.jp/2014/06/17/new-rule/
HOUYHNHNM (フイナム)
http://www.houyhnhnm.jp/lifestyle/news/post-106.html
HITSPAPER
http://antenna7.com/artdesign/2014/06/newrule.html
Qoly (コリー)
http://goo.gl/iWcY3W
CINAR.NET
http://www.cinra.net/news/20140610-newrule
Onyourmark
http://mag.onyourmark.jp/2014/06/soccerruleexbition/66401
QUOTATION
http://quotationmagazine.jp/news/post-7505
Qetic
http://www.qetic.jp/art-culture/jfa-140618/114442/
KAI-YOU.net
http://kai-you.net/article/6155
UTRECHT
http://utrecht.jp/?p=12121
渋谷経済新聞 6月23日
http://www.shibukei.com/headline/10202/
SOCCER KING
http://www.soccer-king.jp/sk_blog/article/202630.html
MONO.KULTUR BLOG
http://mono-blog.com/2014/07/football-culture-02/

◎ラジオ
J-WAVE | JK RADIO TOKYO UNITED 6月20日放送
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

◎雑誌
RABONA - World Cup Issue
http://www.rabonamag.com/

● リターンについて

◎ イエローカード・ホワイトカード by Noritake
『新しいルール』展のメインビジュアルをポストカードにしたものです。イラストレーターのNoritakeさんによる、サッカーの反則カード=イエローカードとそこから派生した新しいカード=ホワイトカードモチーフにしました。

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 ◎ JFA缶バッチ by 平山昌尚
架空のサッカー協会 JFA のエンブレムを缶バッチにしたものです。アーティストの平山昌尚さんによって描かれた渋谷のカラスと、カラスが拾った渋谷のゴミ(リンゴ・ハンガー・野球ボール・空缶)がモチーフになっています。※絵柄はこちらで選ばせて頂きます。

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 ◎ オリジナルポスター
サッカーのルールの歴史をプリントしたB3サイズのポスターです。※写真は完成予定品

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◎ オリジナルトートバッグ
架空のサッカー協会『JFA』のロゴ入りトートバッグです。※写真は完成予定品

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 ◎ 『新しいルール図書館』出張オープン
『新しいルール』展にて展示した、世界中のサッカーをテーマにした本や雑誌・写真集を中心にしたテンポラリーな図書館を指定の場所に出張オープンいたします。本を使ってのイベントの開催などもご協力させていだきます。※開催時期:2014年10月中旬~11月下旬頃を予定・期間:要相談・出張範囲:東京近郊を中心に考えています。その他の地域については交通手段などについて相談の上決定とさせていただきます。

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● 最後までご覧いただきありがとうございました。

サッカーを始めたばかりの頃、銭湯に連れられて行く度に隣にあった古本屋で『キャプテン翼』を1冊買ってもらっては枕元に積んで、寝る前にまた1巻から読み返すのが楽しみで、全巻揃う頃にはほとんどセリフを暗記しているほどでした。

大人になってから、世界中にそんな子供が(ジダンもイニエスタも)沢山いた事を知るわけですが、同じく(一流選手にはなれませんでしたが)『キャプテン翼』を見てサッカーを始めたひとりとして、ささやかながらこの本もサッカー少年たちの枕元の1冊になれれば幸いです。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください