“旅に日常を。空いている部屋を世界中の人々に提供しませんか?”をコンセプトにもっと旅先の日常に触れたいと願う旅行者と、日本中の空いている部屋を持つ不動産オーナーとをつなげることによって、空室問題を解消しながら訪日旅行者に今までなかった新たな選択肢と体験を提供致します。
▼はじめに
初めまして、ハチノジの山本と言います。
アメリカのシカゴに5年ほど在住した際の経験と、その後のアジアやヨーロッパへのバックパッキングの体験を通して、“シェア”の精神の素晴らしさを感じました。そして是非これを日本でも浸透させて“共有”し、根付かせることができないかと東京と京都にてシェア及びゲストハウスを今まで6棟運営してきました。
http://www.minnanosu.jp
http://book389.wix.com/flatkoudaiji
https://www.facebook.com/pages/Flat-Koudaiji-ふらっと高台寺/585350814903087
▼シェア文化と空き家【背景】
自身の海外生活や旅に於いて、海外では当たり前のようにスペースや物を他人と「共有(シェア)」する文化があることを知りました。
消費大国と言われている日本ではまだまだ馴染みが薄いかもしれませんが、当時海外では「シェアリングエコノミー」という個人間での流通が盛んになっており、物や時間を分け合うという文化が根付きつつあるような状況でした。
その後日本で入社した不動産会社で新規事業として当時はまだ現在のように盛んでなかったシェアハウス事業を立ち上げました。
そこでの経験から一見利用価値が低く、家賃が安い家や建物でも、方法や対象を変える事で予想以上の稼働をあげることが出来ることを学びました。
http://www.minnanosu.jp
また、個人でも東京都内と横浜市にてシェアハウスを運営し、京都では旅行者向けのゲストハウスの運営をしてきましたが、その中でまた新たな気付きがありました。
手付かずの空き家と解決策に困っている不動産オーナーがとても多いということです。
そこで、私が海外生活の中で得た経験を生かしながら、空室を上手く有効活用してより多くの必要としている人たちに提供出来ないか、と考え始めたことが今回の発起のきっかけとなりました。
▼空いているお部屋を有効活用【サービス内容】
旅行会社が企画したものでは味わえない、もっと日常的な日本を体験出来たり、日本で友人を沢山つくったりしたいと考えている訪日旅行者に対して、空き室を持っている不動産オーナーが円滑に部屋を提供出来るように手助けするサービスを構築したいと考えています。
主に空き家の活用(運用)方法は一軒ごとに一定期間(2年程度)賃貸借契約を結び、貸出すのが一般的です。しかし、現状は単純に募集をするだけではなかなか空室が埋まらない傾向にあり、貸し手側も様々な手段を検討せざるを得ない状況です。
例えば、転勤の間の半年間のみや、ゲストルーム等普段は利用していない部屋のみを貸出したい(利用してもらいたい)けれども、一般的な賃貸のスタイルには沿わない為諦めざるを得ないということなどです。
そこで一般的な賃貸だけではなく、特殊な形態での賃貸も検討すれば需要の間口が広がるのでは?と考えました。
その一つが欧米では盛んな旅行者への部屋貸し(バケーションレンタル)です。主にairbnb等の媒体を通じて各空き室を持っているオーナーが登録をし、利用者は旅先の宿をホテルではなくそれぞれの好みに合った他人の家から探すというスタイルです。
日本へ来る旅行者も例外ではなく、年々そういった空き室に安く泊まりたいという需要が増えてきています。
しかし、事実空き家が増えてきているにもかかわらず、日本での登録物件数はまだそれほど増えていません。
大きな理由としては、英語での予約〜入退去までの対応、清掃や鍵の受け渡しなど煩わしい業務があるからです。
そこで、私たちがその「煩わしい業務」を請け負わせていただき、新たな需要を取り込むことで空き家対策に一石を投じてみたいと考えました。
つまり、私たちの目的は使っていない空き家(空き室)を世界の誰かと共有(シェア)させることです。
利用者の旅先での宿泊スタイルも今後更に多様になると予想されます。
日本ではまだマイナーですが、外国では既に一般的になっている旅先の民家に宿泊する旅行スタイルのバケーションレンタル。空いている部屋を他者とシェア(共有)することで、旅行者に提供しようというもの。まさにシェアの文化に根付いたものと言えます。
ではなぜ私達なのか?それは旅行者が安心して空き家を利用してもらう為には私達のサービスが不可欠なためです。
私達は既に空き家を使った「シェアハウス」と外国人向けの「ゲストハウス」の運営を行っており、場所や形態に応じた「空室の利用方法」と「英語でのやりとり」に長けています。
利用者の立場から考えると、初めて訪れる家のホスト(家主)とのやりとりがスムーズでないと予約する前から不安に感じてしまうものです。
しかしそのような不安を解消し、安心してサービスを受けられることで、更なる需要の増加も見込めると予想しています。
具体的には、利用されていない物件(お部屋)の運用依頼のサービス募集サイトを作成し、(サービス名:OTOMARI)オーナーに向けて募集をします。
集まった各物件に合った条件で、地域の日常(民家)が気軽に体験できるコミュニティ(バケーションレンタル)として各オーナーに代わり私たちハチノジが代行で運営をします。
http://www.otomari-japan.com
利用者は安価でも安心して滞在ができるスペースとサービスを受けつつ、その地域(現地)の日常に触れることが出来る特別な体験を得ることができます。
対して不動産オーナーは時期や期間、部屋ごと等それぞれの事情や要望に沿った形態で気軽に不動産の有効活用が可能になります。
今後の展開として、物件数の増加とエリアの拡大に伴い、ゲストハウスのシリーズ化及び海外での展開も視野に入れて運営をしていきたいと思っています。
利用者へは特典も検討しています。
例えば、同シリーズ内利用(同旅程内の他物件利用)の安価での提供、及び他の利用者と有益な情報を“シェア”できる情報コミュニティの提供等を予定しています。その結果、利用者は容易に他所へ移動しながら情報を得つつ旅を継続することができるでしょう。
またさらに、利用すればするほど皆に恩恵があるようなサービスを提供したいと考えています。
サービスの稼働と展開の為に【資金の使途】
募集金額80万円
(内訳)
・ゲストハウスブランドのロゴ・資料の作成:10万円
・運営サイトの更新(コンテンツ追加&ブラッシュアップ):20万円
・サービスの周知活動(広告宣伝費):30万円
・運営費用(雑費、ステッカー、のれん作成等):4万円
・CAMPFIRE手数料:16万円
ご支援のあかつきには【リターンについて】
多様化しつつある生活スタイルとともに旅のスタイルもさまざまです。
既に外国では個人間でのルームシェアやカーシェアリング等、シェア文化が浸透しています。そのため、旅先の各地域の民家に宿泊するバケーションレンタルの旅行スタイルは老若男女問わず一般化しており、マーケットも巨大です。
一方、日本ではまだ有効活用できる不動産が多数存在しているにも関わらず、それを生かしきれていないのが現状です。加えて、もっと気軽に低予算で日本国内の日常的な生活を体験したいと望んでいる人々が世界中に多数存在しているのも事実です。
縮小していくと言われる日本国内のマーケットのみに囚われることなく世界中の利用者へ向けてサービスを提供することで、新たな市場やニーズの開拓が可能になることでしょう。
今回のプロジェクトに一定額のご支援をいただいた方には、実際に運営しているハウスへご招待をし、滞在することでシェア文化を体験していただきたいと思っています。日々出会うことのない人々と同じ屋根の下で生活を共にする体験は他には代えがたいものとなることでしょう。
皆さんの力をお貸していただければ幸いです。
500円:
サンキューカードとサイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(小) (2015年5月から1年間)
1,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(小)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー
3,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(中)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”にてコーヒーまたはお茶一杯ご馳走券(事前のご連絡をお願いします。) (2015年8月から1年間)
5,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(中)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、オープン披露観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)
7,500円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(中)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、物件オープン観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”のシングルルーム1泊(1名様)ご利用券(2015年9月から1年間)
10,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(大)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、物件オープン観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”のツインルーム1泊(2名様まで)ご利用券(2015年9月から1年間)
30,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(大)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、物件オープン観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”のどこでも1泊(3名様まで)ご利用券(2015年9月から1年間)
50,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(大)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、物件オープン観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”のお部屋どこでも2泊(3名様まで)利用券(2015年9月から1年間)
100,000円:
サンキューカード、サイト上のパトロン一覧にお名前の掲載(大)(2015年5月から1年間)、オリジナルステッカー、物件オープン観覧会ご招待券(東京都内または京都市内にて2015年9月予定)、弊社運営物件の“ミンナノ巣”、“ふらっと”のお部屋どこでも2泊(3名様まで)利用券(2015年9月から1年間)、のれんに名前記載(半永久)
旅に日常を【最後に】
国内外問わず旅で得る体験は、得たその人にとって代えがたい貴重なモノとしてその後の人生に大きく影響を与えるものと信じています。
自分自身の体験として、その土地土地のローカルな日常の経験は、どのガイドブックにも載っていないオンリーワンな体験となったこと。同じ場や時間を共有することで言葉や国籍が異なっていても心が通じあえること。これらの喜びは永遠に忘れがたい思い出となり、記憶に残り続けています。
今後は自分自身が日本に来る観光客に「より日常的な日本の時間」を体験してもらうことで、通常のホテルや旅館にはない各地域(ローカル)に根付いたオンリーワンの体験を世界中の人々が得、共有できる新しい社会文化を創りたいと考えています。
技術の発展と共に世界は縮小しているとよく言われます。確かに交通網や情報インフラの発展により以前では考えられないようなスピードで世界の人々と交流が可能になりました。
しかし、本来の人と人の触れ合う交流は言語や文化、社会のしくみによってまだまだ隔たりがあるのが現状ではないでしょうか?
そこに集まる仲間と共有する時間やスペース、縁を大切にすることで、一度利用すれば(仲間になれば)国内外問わず仲間が出来、ふらっと物件に立ち寄れば以前に他の物件で出会った仲間と偶然再会する。そんな日常が体験できる場を創造したいです。
旅先の民家に滞在する体験で旅行者は観光地的な側面のみではなく、その地域本来(ローカル)を知ることが出来ます。
その一方で不動産オーナーは所有の物件が利用されることで、各物件の活用のみではなく、所在の地域の活性化をも促すことが可能になります。専有でなく共有を。所有者と利用者の橋渡しをし、シェアによって社会の問題解決を行いながら潜在的ニーズを汲み取っていく事業を続けていきたいと考えています。
皆が楽しく、新たな出会いを共有出来る場が社会問題解決の一翼を担えるなんて素敵ではないでしょうか?皆で楽しみながら社会へ貢献する、そのような場の創造に力をお貸しください。お願いします。
本事業をきっかけに長い間空き家対策に困っているオーナーさんの背中を後押ししてあげることが出来れば社会の問題解決の一助になると信じております。
最後まで拙い文章を読んでいただき、有難うございました。
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