みんなの力で宇宙から夢の折り紙飛行機を飛ばそう!
2019年5月4日、みなさまのご支援を受けた「宇宙品質にシフト MOMO3号機」は、北海道広尾郡大樹町から、宇宙に向けて打ち上がりました。そして高度113.4kmの宇宙空間に到達し、民間企業が開発したものとしては、国内で初めて宇宙に到達したロケットになりました。
そこで、次の段階として宇宙をより身近に感じ、多くの方に楽しんでいただくため、今回は宇宙に物を運ぶことに加え、「宇宙から折り紙飛行機を飛ばす」という前代未聞のミッションに、みなさまと一緒に挑戦したいと思います。
▼はじめに
2016年の「みんなの力で宇宙にロケットを飛ばそう!」プロジェクト。2017年の「MOMO2号機をみんなで飛ばそう」プロジェクトを経て、昨年実施いたしました「続ける。宇宙への挑戦。みんなの力でMOMO3号機を飛ばそう!」プロジェクトにおいて「宇宙品質にシフト MOMO3号機」はみなさまの思いと共に宇宙に届きました。
いままでご支援いただいた、すべてのパトロンのみなさまに心より感謝いたします。
▼このプロジェクトについて
観測ロケットMOMOは、国内で宇宙に初めて到達した民間開発のロケットとなりました。「宇宙品質にシフト MOMO3号機」は、実験機ではありましたが、高知工科大学様の「インフラサウンド観測装置」、GROSEBAL社様の「とろけるハンバーグ」をペイロード(ロケットが宇宙に運ぶ荷物)として搭載し、宇宙に物を運び、ミッションを行うという、観測ロケット本来の役目を果たしました。
今回のペイターズドリーム MOMO4号機においても、様々な企業様からのご提案による、世界初となるような宇宙でのミッションに挑戦します。
これらのミッションに共感していただける方、応援していただける方をお待ちしております!
ミッション1: 宇宙から「折り紙飛行機」を飛ばそう!
MOMO2号機、MOMO3号機ではみなさまのお名前を載せたプレートを搭載し、宇宙までお届けしましたが、今回は宇宙からみなさまのお名前を入れた「折り紙飛行機」を宇宙空間から射出し、地上まで帰還させます。
「宇宙空間で紙飛行機を飛ばしたい!」、この夢あるプロジェクトの発案者は、株式会社キャステムの戸田 拓夫氏です。紙飛行機の室内滞空時間のギネス世界記録を持つ戸田氏が長年夢を抱いていたプロジェクトです。様々な経緯でこれまで実現できなかったのですが、ペイターズドリーム MOMO4号機でチャレンジの切符を手に入れることとなりました。
《ミッション概要》
ペイターズドリーム MOMO4号機によって、高度100km以上の宇宙空間まで折り紙飛行機を運び、そこで放出します。折り紙飛行機は宇宙空間から落下し、大気圏に再突入し、地表まで飛行、降下します。
・折り紙飛行機は3機搭載します。
・高度100kmを越えた時点で地上の発射ボタンを押して放出します。
・宇宙空間からの折り紙飛行機の放出と宇宙から地表までの飛行は世界初の試みとなります。
・折り紙飛行機の機体は海上に落下し、海流に流されて海岸等で見つかれば回収の可能性があります。
・折り紙飛行機の機体には当クラウドファンディングをご支援いただいたみなさまのお名前を印刷します。
・折り紙飛行機の機体にはお名前の他、企業様の広告等も掲載いたします。このCF中でリターンとして募集いたします。
ペイターズドリーム MOMO4号機飛行シーケンス
※↑この折り紙飛行機は2009年に国際宇宙ステーションから飛ばすために作られたものです。一枚の紙を折って作られておりマッハ7の風洞実験にも耐えています。今回のペイターズドリーム MOMO4号機に搭載する機体はこのモデルとは異なります。その機体は、近く公開する予定です。
折り紙飛行機射出のための放出機構も開発しました。この部分がMOMO3号機との最大の違いになります。
・プロジェクト発案者からのメッセージ
株式会社キャステム 代表取締役社長・日本折り紙ヒコーキ協会 会長 戸田拓夫 様
宇宙から地球へ紙ヒコーキが舞い降りてくる。
思い浮かべるだけでもワクワクしませんか?
誰もが不可能だろうと思うこの夢は、実は不可能ではありません。
スペースシャトルが帰還する際に高熱が出ることは誰もが知っていることで、紙ヒコーキは燃えてしまうだろうというのが一般的な見解です。しかし、紙ヒコーキは軽いがゆえに大気圏突入のもっと早い段階で薄い空気によってスピードが弱まり、大気圏突入時はマッハ7以下になっているということがシミュレーションでわかりました。
そして、2008年に東大航空宇宙工学科にある超音速風洞実験装置で小型の折り紙ヒコーキは見事にマッハ7に耐えたのです。
このニュースはNHK全国放送だけでなく当時の世界中の科学雑誌に掲載されました。
それから12年、震災や暗いニュースが多い中、宇宙から紙ヒコーキを飛ばすという夢を実現したいと思うようになりました。
放出する紙ヒコーキには下記の文字を日本語と英語で入れたいと思います。
「戦争の無い世界が実現しますように
子供や弱い立場の人々も夢を描ける世界が実現しますように
この紙ヒコーキを拾った人は届けてください」
ミッション2: 「日本酒」でロケットを宇宙に飛ばそう!
和歌山県海南市の平和酒造様提供の「紀土(きっど) 純米大吟醸 宙(そら)へ!!」を、ロケットの燃料に添加し宇宙を目指します。燃料にお酒を加えてロケットの打上げを行うのは世界的にみても例がなく、エタノールを燃料とするMOMOだからこそできるチャレンジです。日本の食文化である日本酒を、日本製のロケットの燃料に使って宇宙に飛ばす、「Made in Japan」が詰まったプロジェクトです。
また、添加する予定の日本酒「紀土(きっど) 純米大吟醸 宙(そら)へ!!」は、MOMO応援酒として、平和酒造様から販売され、原材料や人件費などの必要費用を除いた利益のほぼ全てをスポンサー費用として提供していただくことになっています。多くのお客様に楽しんでいただける日本酒が宇宙に向けて飛び、ロケットの開発・実験のサポートにもなります。
・平和酒造 代表取締役社長 山本 典正様からのメッセージ
「紀土(きっど) 純米大吟醸 宙(そら)へ!!」は、民間で国内初の宇宙空間への打上げに成功したインターステラテクノロジズ社や堀江貴文氏の宇宙への情熱に、強く共感し支援するために作りました。同じロットの紀土がペイターズドリーム MOMO4号機の燃料として、一部使用され打上げを予定しています。国産ロケットだから国産の燃料を一部使用したいという考えです。原材料や人件費などの必要費用を除いた利益のほぼ全てをスポンサー費用として、平和酒造は提供させていただきます。消費者の皆様に飲んでいただきます日本酒と同じ日本酒が宇宙に向け飛び、ロケットの開発、実験のサポートにもなるプロジェクトです。液体燃料(アルコール)を使うインターステラテクノロジズ社だからこそ、今回のコラボレーションが可能となりました。
宇宙への夢を皆様と共に共有したく、「紀土 純米大吟醸 宙へ!!」を発売開始致します。
ミッション3: コーヒーを宇宙に飛ばしたい!
創立50周年を迎える、茨城県のサザコーヒーは、コーヒー豆を宇宙に飛ばします。
このコーヒー豆は、この惑星で一番価値がある「パナマゲイシャ」というコーヒーです。
・サザコーヒーホールディングス様からのメッセージ
「コーヒー豆 世界一の パナマ・ゲイシャ」
会社創立50年目にコーヒーを使った打ち上げ花火がしたい。
この惑星、地球でいちばん価値のある「パナマ ゲイシャ」コーヒー豆を、
いちばん価値の高い 状態でロケットに搭載し宇宙に飛ばします。
自分たちが携わっているいちばんおいしいコーヒーを
自分たちが可能な方法で出来るだけ遠くに飛ばしたい。
いま、サザコーヒーが携わる原料でいちばん価値があるコーヒーは、
世界一の「パナマ ゲイシャ」のチャンピオン。
50年目の自分たちのコーヒー原料の思いを宇宙へ飛ばしたい。
▼プロジェクトの目的
みなさまは、「宇宙品質にシフト MOMO3号機」の打上げをご覧になられ、どのように感じられたでしょうか?
「自分のロケットが宇宙に行ったんだ!」という気持ちを私たちと共有していただけたのなら、MOMO初号機から3号機までの、このプロジェクトの大きな目的は果たされたのだと思います。今回もその部分については変わりはありません。しかし、今回からは更にその先へ進み、みなさまと一緒に宇宙に行き、宇宙で楽しいこと、役に立つこと、面白いことをどんどんしていきたいと思っています。今回新たに加わった3つのミッションは、いずれも誰かがいつかは挑戦したかった「夢」です。
「ロケットを使って、誰かの夢を叶えたい。」
それがこのプロジェクトに込めた私達の願いです。
これからも、私たちといっしょにみんなで宇宙に挑戦し続けましょう!
▼ 資金の使い道
高度100kmに到達する宇宙観測ロケットの打上げ実験費用
MOMO初号機、2号機の経験を経て、「宇宙品質にシフト MOMO3号機」では、製造から打上げまで、新しい試験も行いながら、スムーズに開発が進みました。これもみなさまからご支援いただいた資金があってのことです。また、2号機の炎上によって被害を受けた地上設備もみなさまのお力で修復、改良されています。
今回もペイターズドリーム MOMO4号機の製造、打上げのための費用、また各ミッション実現のために使用させていただきます。
▼想定されるリスクについて
・打上げ日程をアナウンスした後でも、実験当日の天候状況などにより実験を延期せざるを得ないと判断する場合がございます。
・打上げが延期された場合、リターンの発送も打上げ後に繰り延べさせて頂く場合がございます。
・打上げ実験を実施したとしてもあらゆる条件からミッションを完遂できない場合もございます。
・万が一実験延期またはミッション未遂の場合であっても、活動報告、リターンの履行はいたします。
▼リターンについて
まだペイターズドリーム MOMO4号機の打上げ時期は決定しておりませんが、打上げ後可能な限りスムーズにリターンを発送できるよう努力いたします。
▼リターン紹介
・宇宙からの名前、名前を載せた紙飛行機を宇宙から飛ばそう(全員)
みなさまのお名前、もしくはご希望のお名前(例えばお子様のお名前、一名様)をプリントした紙飛行機を搭載し宇宙から射出いたします。
※地上に帰還した場合回収され、公開される可能性がございます。公開されても問題のないお名前のご提出をよろしくお願いいたします。
※このイラストの機体はイメージです。実際に飛ばす機体の形状とは異なります。
・宇宙からの紙飛行機 (折る前の状態) ペイターズドリーム MOMO4号機ペーパークラフトとセット
実際に宇宙から飛ばす折り紙飛行機と同じ素材、デザイン(名前を除く)の機体原紙3機分とペイターズドリーム MOMO4号機の1/16ペーパークラフトのセットです。写真はMOMO初号機、2号機のときのものです。組み立て前の台紙の状態でお送りします。
・戸田拓夫著「宇宙から飛ばす折り紙ヒコーキ」サイン本
今回の宇宙から折り紙飛行機を飛ばすプロジェクトの発案者であり、折り紙飛行機滞空飛行時間22.48秒の世界記録保持者でもある、日本折り紙ヒコーキ協会 会長 戸田拓夫 さんの著書です。宇宙から紙飛行機プロジェクトについてもJAXAの第1回「宇宙オープンラボ」に採択され、2009年国際宇宙ステーションから放出予定だった機体の型紙やその開発の様子など、盛りだくさんで、折り紙飛行機に対する30年来の想い、考え方がわかる良書です。
・紙飛行機機体広告 NEW!
宇宙から飛ばす折り紙飛行機上面に広告を載せることができます。ただし、機体上面(200mm✕139mm)の中央(100mm✕75mm)の部分は宇宙からの名前に使用いたしますので、広告として使用できるのは、残りの外側の部分2ヤマと最外部の両翼端部(100mm✕62.5mm)になります。今回は一機ずつ、合計2口、2機分を募集いたします。
※企業名、商品名など自由ですが、ISTによる審査があります。また広告可能範囲が若干増減する場合があります。
日本折り紙ヒコーキ協会 http://www.oriplane.com
株式会社キャステム http://www.castem.co.jp
●「日本酒」で宇宙へ!
・「紀土(きっど) 純米大吟醸 宙(そら)へ!!」 ペイターズドリーム MOMO4号機打上げ記念限定スペシャル グラス
平和酒造 様 提供のMOMO応援酒 「紀土純米大吟醸 宙へ!!」2本と今回だけのペイターズドリーム MOMO4号機打上げ記念限定日本酒用スペシャルグラスを2個セットでお届けします。MOMO応援酒 「紀土純米大吟醸 宙へ!!」は全国の酒屋さんで販売中です。※グラスのデザイン、大きさは現在検討中で、この図から変更される場合がございます。
平和酒造株式会社 http://www.heiwashuzou.co.jp/wordpress/
・宇宙に行くチーズハンバーグスペシャルセット
銀河連邦友好都市の「大樹町のチーズ」と「相模原市のとろけるハンバーグ」」のコラボ商品を今回特別にご用意しました。
宇宙品質にシフト MOMO3号機で宇宙に行ったものと同じ、「とろけるハンバーグ」4個に加えて、大樹町坂根牧場の乳lifeのチーズをシュレッドチーズに加工してギフトセットに入れさせていただいた「とろけるチーズハンバーグ4個入セット」を追加させていただきます。宇宙品質の味を楽しみながらロケット発射成功の喜びを共に味わいましょう。
●ペイターズドリーム MOMO4号機の打上げ音をリングに!
・EncodeRing ペイターズドリーム MOMO4号機バージョン
MOMOが宇宙へ飛び立つ音でデザインされた、特別なリングです。発射してから飛行する間の音の波形がリングの形となって身につけられます。素材はシルバーで、EncodeRingのアプリをかざすことで、ペイターズドリーム MOMO4号機の実寸大3Dモデルを打上げ時に収録した音と共に、ARで体験することができます。
サイズはリターン申込み後にご登録いただきます。
付属商品:パッケージ / 音声再生用QRコード / 保証書
encodering株式会社 https://encodering.com
●宇宙ヘ行くコーヒー&記念コーヒーカップをお届けします New!!
今回搭載され、宇宙に向かうコーヒーと同じ、200gで120,000円になる、2018年パナマの品評会(ベストオブパナマ=BoP)ナチュラル部門優勝ロット【BOP-GN-1】を、カップの上に直接のせてお湯を注いでいただく簡単一杯どりコーヒーパックにした5杯分のカップオンセットをお届けします。
加えて、ペイターズドリーム4号機記念コーヒーカップをお付けします。
※カップのサイズ、デザインは未定です。
・報告書(PDF)
ペイターズドリーム MOMO4号機打上げ実験の報告書をPDFにて頒布いたします。
・限定映像公開(リアルタイム中継ではございません)
打上げ時の複数視点からの映像を含む非公開映像を、打上げ後に限定して公開させていただきます。
・ペイターズドリーム MOMO4号機・宇宙から折り紙飛行機を飛ばそう ステッカー
ペイターズドリーム MOMO4号機のミッションマークステッカーと「宇宙から折り紙飛行機を飛ばそう」ミッションマークをお届けします。ステッカーのサイズはペイターズドリーム MOMO4号機のミッションマークが幅4cm 高さ7cm、「宇宙から折り紙飛行機を飛ばそう」ミッションマークが5cm✕5cmの予定です。
※図はイメージです。ペイターズドリーム MOMO4号機のミッションマークになります。また図柄は変更する場合があります。
・絵葉書
ペイターズドリーム MOMO4号機の機体、開発時の様子、射点風景、などポストカードブックにしてお届けいたします。
※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は今後ペイターズドリーム MOMO4号機用に変更されます。
・ペイターズドリーム MOMO4号機記念Tシャツ
ペイターズドリーム MOMO4号機の打ち上げを記念する限定のTシャツを送付いたします。
※写真はイメージです、送付されるデザイン内容はペイターズドリーム MOMO4号機用に変更されます。
サイズはS.M.L.XL.XXL.があります。登録時に選択してください。
・ロケットバウム
MOMOのエンジンのアブレータと呼ばれる、エンジン内部の高温に耐えるための部品を切り出したものです。地上燃焼実験に実際に使用されたものです。
※食べられません
・HP・FBへの謝辞掲載
お名前をスペシャルサンクスクレジットとしてIST公式ホームページ・公式Facebookで掲載します。
・報告会ご招待
東京都内と本社所在地の大樹町にて開催される限定参加の打上げ報告会にご招待します。いずれかの会場のお好きな方にご参加いただけます。
※交通費は自己負担となります。場所・日時が決まり次第ご連絡します。
※当日参加できない方は動画を限定URL+期間限定で公開
・強度試験用尾翼
MOMO製作時に行った、尾翼がどれくらいの力に耐えられるかを知るための強度試験に使用した実機と同じ材質、構造の実験用尾翼です。試験データとともにお送りいたします。MOMO2号機の時の物とMOMO3号機の時のものがあります。
内部のハニカム構造が破壊されていますので、ロケットには使用しないでください。
・MOMO2号機 尾翼
2018年6月30日 打上げ直後に落下、炎上したMOMO2号機についていた尾翼の実物です。
関係者のサインを入れてお送りいたします。
・打上げ地上支援スタッフ参加権
打上げ日前後に、なつのロケット団スタッフとしてゲストや一般見学者の方への対応などを一緒に行っていただきます。前回、前々回には打上げ前日に射点及び機体見学の機会も設けられました。
打上げ後の懇親会(通称 : 打上げの打上げ)にもご参加いただけます。
※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。
※懇親会は打上げ当日に行われない場合もございます。
※打上げ前日の射点及び機体見学は状況によっては行われない場合もございます。
※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。
・レーザークリスタル
MOMO3号機の機体を再現した、スタッフ、関係者限定の限定記念3Dレーザークリスタルを送付します。
※写真はイメージです、送付されるデザイン内容はペイターズドリーム MOMO4号機のものに変更されます。
・特大パネル(印刷シート部のみ)
記者会見で使用予定の背景パネルを送付します。
※写真はイメージです、送付されるデザイン内容はペイターズドリーム MOMO4号機のものに変更されます。また、今回から組み立て式の骨組部分を除くいた、印刷シート部のみのお届けになります。
・MOMO2号機風洞実験模型(レプリカ)
MOMO2号機の飛行特性を検証するために使用された、風洞試験用の1/17のレプリカです。全長543.8mmで風洞模型実物と同じサイズ、材質、(アルミニウム合金 A2024)です。
・ISTスペシャル『鮨会』参加権
『鮨会』インターステラテクノロジズ版への参加権です。
堀江貴文に加え、IST社長の稲川貴大も参加、各回10名での開催ですので、美味しいお寿司を食べながら、参加者の方と近い距離でざっくばらんに宇宙のことビジネスのこと、テーマを限定せず様々な相談や会話をしていただけます。
東京で2回、札幌で1回の開催予定です。クラウドファンディング終了後、今秋冬の開催を予定しています。
MOMO3号機リターンの鮨会がまた開催されておりませんが、現在日程調整中です。大変申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さい。
※「鮨会」とは堀江貴文プロデュースのレストランガイドアプリ Teriyaki 主催の人気イベントです。
http://salon.teriyaki.me/premium
※参加にあたっては、以下のページの注意事項をお読みください。
http://salon.teriyaki.me/sushicoution
・前夜祭参加権
打上げ前夜に北海道で行われる打上げ前夜祭のパーティーに参加していただける権利です。
打上げ前夜祭は打上げを見学にいらっしゃるVIPの方々をお招きして、打上げに向けて交流、そして盛り上がっていただくためのイベントです。前回はELEZO様提供のジビエ料理のコースを堪能いただきました。
※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。
※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。
・ペイターズドリーム MOMO4号機打上げ参加権
ロケットの打上げ実験スタッフとして、指令所で一緒にご参加いただけます。
※安全上の理由から、作業内容はこちらで制限させていただきます。
※立ち入り制限区域に入って頂くため、現地で安全教育を受けて頂き、同意書等への署名をお願い致します。
※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。
※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。
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▼観測ロケット「MOMO」について
インターステラテクノロジズ株式会社の宇宙観測ロケット「MOMO」シリーズは、20kgのペイロードを高度100kmまで低コストで打上げることを目指して開発を進めています。上空で約4分間の微小重力環境が得られ、ペイロードを洋上で回収することも可能になる予定です。 微小重力実験や高層大気の観測、赤外線・X線などによる宇宙観測、技術試験、エンターテインメントなど、幅広く利用されることを見込んでいます。機体の製造、ペイロード整備から、打ち上げ、回収に至るオペレーションは北海道大樹町の弊社施設で一貫して行います。なお、今回の打上げは弾道飛行技術確立のための技術実証実験として行われ、ペイロードの回収は行われません。
MOMO 初号機:2017年7月30日に北海道広尾郡大樹町から打上げましたが、高度100kmには到達しませんでした。
MOMO 2号機:2018年6月30日に北海道広尾郡大樹町から打上げましたが、打上げ直後に、落下、炎上いたしました。
MOMO 3号機:2019年5月4日、「宇宙品質にシフト MOMO3号機」は打上げに成功し、高度113.4kmの宇宙空間に到達いたしました。
▼これまでの活動
2015年以前の活動は インターステラテクノロジズ株式会社公式サイト HISTORY
をご覧ください。
2016年
1月 100km 打ち上げ機用 10kN(1tonf 級) エンジンの開発開始
東京大学との共同研究として、1200N エンジンの開発開始
3月 10kN(1tonf級)エンジンの長時間燃焼に成功し開発完了
5月 姿勢制御実験期「LEAP3」の飛行実験に成功
・2017年
7月31日MOMO1号機を大樹町より打上げは成功、打上げ後66秒で通信途絶したため、緊急停止。到達高度は約20km。
8月 MOMO1号機打上げの検討とMOMO2に向けての改良検討
9月 MOMO2改良のために必要な各種試験を行う
10月 MOMO2号機のための部品製造を進める
12月 MOMO2号機クラウドファンディング開始
2018年
2月 MOMO2号機クラウドファンディング終了
4月 MOMO2号機打上げに臨むが機器トラブルのため打上げを延期
6月 MOMO2号機を打ち上げるも、打上げ直後に落下、炎上する。
2019年
1〜2月 宇宙品質にシフトMOMO3号機のための縦吹き燃焼実験に成功
5月 宇宙品質にシフトMOMO3号機の打上げに成功、高度113.4kmの宇宙空間に到達。
▼インターステラテクノロジズについて
インターステラテクノロジズ株式会社は、2006年からロケット開発事業を行っています。
現在、北海道大樹町と東京に事業所を持ち、宇宙観測ロケット「MOMO」に続けて地球周回軌道に小型衛星を打ち上げるロケット「ZERO」の開発を行っています。
【会社概要】
社名:インターステラテクノロジズ株式会社
本社:〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武690番地4
東京工場:〒279-0002 千葉県浦安市北栄4-28-21
設立:2003年5月
資本金:4,968万円
役員:代表取締役 稲川貴大
事業内容:ロケット開発
▼最後に
インターステラテクノロジズでは2005年の「なつのロケット団」結成時から、高度100kmに到達するロケットの実用化に向けて活動をしてまいりました。その当初から民間での開かれた宇宙開発ということを大事にしています。
これまで国家レベルでの宇宙開発によって確かに宇宙への扉は開かれましたが、一般の人にはまだまだ遠い世界です。私達はこれを”誰もが”アクセスできる宇宙にしたいという野望をもっています。そのためには、開かれていて多くの人が参加する宇宙開発であること、低コストであることが重要であると考えています。
今回のMOMO3号機のクラウドファンディングでも、その方向をさらに前進させたいとの思いで開発を行っていきます。
2017年、2018年とMOMOを打上げ、2019年、宇宙品質にシフトMOMO3号機が宇宙空間まで到達いたしました。しかし。まだこれはスタート地点です。この後MOMOシリーズの商業打上げ、量産、さらに人工衛星打上げ用ロケットZEROの開発に取り組んでいきます。
みなさまのご支援・応援を心よりお待ちしております。
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