はじめに・ご挨拶
まず、目を止めていただきましたことに感謝を申し上げます。
はじめまして。神奈川県在住の飯岡と申します。ミニチュアダックスフンド、オス、まる10歳、の飼い主でございます。
まるとは10年前、ペットショップで出会ったことが始まりでした。
今も鮮明に覚えていますが、ガラスに手をついてお座りしている姿に心奪われ、家族になったことが始まりでした。
それからというもの、いつも傍にいて苦楽を共にしてきた大切なパートナーです。
しかし、約2年前に心雑音が聞こえだし、レントゲンの結果、心臓肥大、僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。そこから投薬の毎日を送り、このまま天寿を全うできるかと安易に思っていたところ、病状はますます悪くなり、現状急性肺水腫の死の恐怖と隣合わせの段階まで来てしまいました。
発作が出ているとき、大切なこの子が苦しんでいるとき、飼い主として苦しみを緩和してやることもできず、寄り添ってやることのみしかできませんでした。
そんな中、心臓手術を調べていくうちに「高額」だからと一度は諦めていた心臓外科手術を、生きるためにこの子に受けさせてやりたい、やれることはできるだけやってあげたい、という気持ちから、このプロジェクトを立ち上げることに致しました。
現在は、お薬を4種類、朝と晩にお肉に挟んで食べさせています。薬はベトメディン5、アピナック12.5mg、フランドル20㎎、トラセミドです。
僧帽弁精査不全症を罹患してからは、エサもすべて替え、添加物系のものはすべて排除いたしました。ひとつでも可能性をつぶしたいと思ったからです。
かかりつけの病院も都内の循環器専門医のお医者様と、市内のお医者様に診てもらいながら月に一度、血液検査と心臓エコーを繰り返しています。心臓縮小を試みているため、毎月一度はエコーを見ます。血液検査は利尿剤を飲んでいるので、臓器の数値を見ているそうです。
今では急性肺水腫のリスクが高いため、利尿剤を服用しています。そのため1~2時間に一度、外に出して排便をさせています。心臓の血液が逆流することにより、漏れ出た血液が肺に入って水が溜まってしまうのでこまめな用便は排水の意味があるようです。むしろ、このような小手先の看病しかできないということです。飼い主としてとても無力に思います。
特に朝は咳がひどく、ほったらかして寝てもいられないので、それがたとえ朝の4時であっても、寝るのが遅くどんなに眠かったとしても、この子のためにとおしっこをさせています。
心臓を小さくしようと、お薬も増え、診療費は毎月4万円を超す勢いとなってきました。
貯蓄を切り崩し、手術を受けさせてやりたいにも、毎月の治療代が大きく現状の維持が精いっぱいとなってきています。
毎日1分間の呼吸数を計り、酸素室のレンタルの用意や、人間用の酸素間の準備、見守ること、やることはたくさんありますが、毎朝起きた時、元気な顔を見せてくれる度にほっとする毎日となりました。 「手術を受けさせることが最善」手術以外は苦しんでなくなるのを待つしか選択はなくなってしまいました…今はこのような心情でございます。
今も心臓はとても大きく、少しでも興奮をさせてしまうと、呼吸が荒くなり、息するたびにゴボゴボした呼吸音が鳴り、目はうつろ、右往左往して夜も眠れないほどに咳が出てしまいます。
僧帽弁閉鎖不全症とは心臓病の一種で、左心房から左心室の弁がしっかりしまらず、血液が逆流することにより、心臓が大きく膨れ上がり、心房の破れから最後は肺水腫を起こして亡くなってしまうそうです。
うちの子は左心房がパンパンになっており、いつ破れてもおかしくない状態と言われております。
そんな大切な我が子のようなこの子の最期を、指をくわえて見ていられないのです。
息がしたくても、肺の中が水浸しになり、息絶えていく姿を見ることはしたくないのです。
心臓の薬で水を抜き、心臓を小さくしようと試みましたがそれはうまくはいきませんでした。
治る可能性があるのなら、治せるものならどんなことをしてでも助けてあげたいです。
飼い主の責任として、責務を全うできず大変恥ずかしい話なのですが、もう時間がなく、大切な家族を助けたい思いで一杯です。
寿命が許す限り、私たちに家族でいる時間を与えてはくれませんでしょうか。
この子と共にどんな苦難も乗り越えます。
長くなりましたが、最後まで読んで下さいましてありがとうございます。どうか皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。宜しくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
犬の僧帽弁閉鎖不全症による心臓弁の再建手術。
外科手術においては、横浜市にあるJASMINE(ジャスミン)どうぶつ総合病院にて手術を予定しています。
術後生存率99%を誇る手術成績を誇る病院です。合併症さえ併発しなければ天寿は全う出来るのではないかと考えています。
術前術後をSNS,おもにtiktokやyoutubeを通じて同じ病気で苦しむ飼い主様の知恵となれるよう、情報発信をしていくつもりです。
現在もtiktokにて、わが子の様子を記録しています。
プロジェクトをやろうと思った理由
犬の僧帽弁閉鎖不全症は治る病気と言われています。
費用が準備できないことで助かる命を救えないことに何とも言えない悔しさがこみ上げてきました。
藁にもすがる思いでプロジェクトをやろうと決めました。
これまでの活動
一年以上投薬を続け、血液検査、エコー、レントゲンと繰り返してきました。
薬で生かされているといった感じです。
病院からは「急性肺水腫を起こせば急死するから気を付けて。」と。
こう言われて何度もお別れを考えたこともありました。もう一緒にいれないのかな。なんて考えて泣いていたこともあります。
でもやっぱりこの子といたい。この子を最後まで家族をして守っていきたい、今はそう思っています。
資金の使い道
資金につきましては、全額手術費用、入院費用に充てさせていただきます。
概ね150万円弱の費用が通常のようですのでそちらにご使用をさせていただきます。
費用捻出の明細などもご報告をさせていただきます。
リターンについて
リターンにつきましては、助けていただいたお礼には程遠く物足りないものかもしれませんが、術後の元気な姿のお写真や動画、ハンドメイドしたアルバム、フェルト人形などをお送りさせていただきたいと思っております。
発送はプロジェクト終了後、ひと月後から順次発送を考えております。
実施スケジュール
2020年7月1日~2020年12月30日 手術予定しております。
コロナ禍の影響により、診察も立ち会えなくなり、術後も面会はできないそうなので、予約や、通院状況により変動いたしますが、病状は待ってくれませんので着々と進めてまいります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に”まる”のことを少し書いていきたいと思います。
この10年間、思い返せばとても長いようであっという間な10年でした。
この子と出会って私も10歳、歳を取りました。
時間とはあっという間に過ぎるもので、この子との終わりが見えた途端、寂しさや、もっと一緒にいたいという思いになってしまい、初めてですがこのクラウドファンディングというものにすがらせていただきました。
簡単な気持ちで飼い始めた10年前。その10年を簡単に捨てられなくなった10年後。私はこの子に知らないうちにとても成長させてもらっていたのかもしれません。
雨の日も風の日も、風邪をひいている日も雪の日も、いつもあなたと散歩をしました。
どうかこの子を救う力を貸してください。救いたい命がここにあります。
飼い主として、人に助けを乞うことは行けない事かもしれません。気分を悪くされた方にはお詫びを申し上げたいと思います。
しかし、飼い主として、もう少しだけこの子に苦労させられたいのです。わがままかもしれませんが自分の言葉でお伝えさせていただきたいと思いまして、最後の言葉とさせていただきたいと思います。
大変、恐縮なお願いになりますが、この小さき家族のために温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
プロフィール
名前 まる
生年月日 : 2010.10.11
好きな食べ物 : おやつ、鶏肉
嫌いな食べ物 : 味のしないもの、臭いもの
性格 とても懐っこく、自分勝手な性格です。怖がりな癖にすぐ怒るかわいい子です。
好きなこと : 抱っこ袋に入ること、抱っこ、お風呂、車に乗ること
宜しくお願いいたします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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