皆様の温かいご支援により目標金額である100万円を達成することができました!
ご支援を頂きました皆様に心より感謝を申し上げます。

さらにネクストゴールとして1000万円を目標金額とさせていただき「2025年、海外に日本の先端科学技術と工芸職人技能を広く展開したい」との想いから期限である5/12までプロジェクトを続行させていただきます。また、これを機にさらに支援の輪を広げていくためにコンパクトサイズの22%OFFのリターンを各40本ずつ追加させていただきました。

引き続きご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。

コンパクトサイズの22%OFFのリターンに加え、新たにビッグサイズ+コンパクトサイズのペア26%OFFのリターンを30本、追加させていただきました。
クラウドファンディングは5月12日まで続きます。ネクストゴール目指していきますので引き続きよろしくお願いいたします。

世界最高レベルの放射冷却性能を持った新素材SPACECOOL®で作り上げた日傘。
心地よい涼しさを実現した新素材。涼しさを実感してください。

ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材でSDGsにも貢献します。

今回は「SPACECOOL®日傘」をコンパクトサイズとビッグサイズの2種類をご用意。

コンパクトサイズはペアでもご購入いただけます。


ホワイトローズ代表とSPACECOOL営業担当が他の日傘との違いを分かりやすく語ります!



■特徴1 ゼロエネルギーで冷却するSPACECOOL®の放射冷却技術

太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけでなく、宇宙に放射を行うことで熱を捨て、ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材です。

放射冷却現象とは

放射冷却とは、地球上の熱が放射(熱ふく射)と呼ばれる光の形で宇宙に放出される現象で、夜間に気温が下がる原因の一つとしてよく知られています。
日中も夜間と同様、放射冷却現象は生じていますが、昼間は太陽光の入熱エネルギーが放射(熱ふく射)による放出エネルギーよりも大きいので、太陽光に照射されている金属やコンクリートなどの素材の温度は、外気温よりも上昇します。

「SPACECOOL®」の冷却機能

真夏の炎天下の環境で外気温と比較し、約2〜6℃の温度低下を立証。世界最高レベルの冷却性能で様々な用途に応用が可能な素材です。

独自の多層構造により、遮熱*¹機能と放射冷却機能を両立*²

独自の多層構造によって、太陽光をブロックし熱吸収を抑える遮熱機能(反射率95%以上)と、「大気の窓」の波長域の波長域の赤外線を増大し、宇宙に放射を行うことで熱を捨てる放射冷却機能(放射率95%以上)を、両立しました。
(※1)「遮熱」とは、太陽光などの光エネルギーを「反射」によって防ぐこと
(※2)物質に光が反射すると、「反射」か「放射」か「透過」のいずれかが起きます(反射率+放射率+透過率=100%)。そのため、高い反射率と放射率の両立は困難でした。

「大気の窓」を通じた宇宙空間への熱輸送

太陽光を吸収した地表面の熱エネルギーを、「大気の窓」の波長域の光エネルギーに変換し、-270℃の冷たい宇宙空間に輸送します。

「熱エネルギー」を「光エネルギー」に変換

物質は光エネルギーを吸収し、熱エネルギーに変換されて温度が上がります。
そのため、太陽からの光エネルギーによって地表面が暖められて熱エネルギーに変換されます。
SPACECOOL®は、周辺の熱エネルギーを「大気の窓」の波長域の光エネルギーに変換し、放射冷却機能効果を増大しています。

遮熱、断熱とは違う「放射冷却」技術

入熱の抑制、熱の伝道を遅くする従来の技術とは異なり、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、宇宙空間へ熱を放射することで熱を捨て、ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材です。

日傘の試験結果

SPACECOOL®日傘の膜温度と黒体温度を他社日傘と比較。
他社日傘と比較し膜温度については約25℃、黒体温度については最大約3℃の温度低下を観測しました。真夏日においてSPACECOOL®日傘は体温(36.0℃)より低い環境の提供を確認。

頭頂部温度の比較

日傘をさした状態で屋外に待機し、10分後の頭頂部温度を測定。
通常の日傘に比べ約3℃の温度低下を観測しました。


■特徴2 最高水準のUV遮蔽率 UPF50+(99.9%以上)と遮熱率S65+(75-80%)

一般財団法人カケンテストセンターにて紫外線遮蔽性試験(JIS L 1925)および遮熱性試験(JIS L 1951)を実施し、ともに最高水準の格付けを獲得しています。
特に遮熱率に関しては、日本洋傘振興協議会(JUPA)が定めるJUPA基準において、遮熱指数35%以上のものに限り遮熱効果の表示を認めていますが「SPACECOOL®日傘は75%以上と基準値を40%以上も上回っています。

 紫外線遮蔽率:UPF50+(99.9%以上)
 遮熱率   :S65+(75-80%)


■特徴3 UV対候性が10年以上

一般的な日傘は傘生地にUVカットコーティングを施しており、寿命はおよそ2~3年と言われております。一方、SPACECOOL®の紫外線対する耐候性能は10年以上*で、より長くお使いいただくことができます。

  1.    

「シルバー」「白×ブルー」「白×ピンク」「白×グレー」の4色展開

SPACECOOL®日傘(コンパクトサイズ)の仕様

生産国:日本
形態:手開き長傘
重さ:シルバー/約370g、白/約383g
中棒:φ10mmアルミパイプ製/実行直径:約84cm
親受骨:φ3.5mm、47cm(FRP製)8本/畳んだ長さ 約62cm
ハンドル ABS樹脂  
バイヤス部:ポリエステル100%カラー:シルバー、白×ブルー、白×ピンク、白×グレー
※ホワイトローズご愛用者の方にはおなじみの「カテール ピッコロ」と同じサイズとなります。
万が一破損した場合でも職人が1本1本修理に対応しておりますので、アフターフォローも万全です!


SPACECOOL®日傘(ビッグサイズ)の仕様

生産国:日本
形態:手開き長傘
重さ:約885g
中棒:φ16mmアルミパイプ製 実行直径 140cm
親受骨 φ4mm、85cm(FRP製)8本骨 畳んだ長さ 約112cm
ハンドル 木製ズンドウ(ストレート型)
バイヤス部:ポリエステル100%カラー:シルバー
※ホワイトローズご愛用者の方にはおなじみの「テラ・ボゼン」と同じサイズとなります。
万が一破損した場合でも職人が1本1本修理に対応しておりますので、アフターフォローも万全です!



―こんな生地では傘は作れないし、売れません!編―

2023年、SPACECOOLの営業担当、井川氏の大阪からの連絡がすべての始まりでした。

「大阪ガスが開発した新素材SPACECOOL〈スペースクール〉で日傘を作ってください」というオファーです。そこですぐに思いついたのは以下の3点です。    

  1. またまたサンプルだけ作って上手く出来たら中国で量産する話ではないか?(過去何十年もこのような話が何度も舞い込み、つど悲しい、残念な思いをして来ました、国産製造業者の共通体験です) 

  2. なぜビニール傘専業メーカー「ホワイトローズ」に相談して来られたのか?大阪にも傘の職人さんはまだおられます。

  3. そもそもすでに飽和状態になっていて、ほとんど中国製となってしまい価格競争激化の日傘・晴雨兼用傘の分野に対しどれほどの新規性のある素材が開発されたのか?どうも1m当たり数千円する高価な生地らしい。

ですからお断りしました。

しかし、井川氏は何度もあきらめずにコンタクトして来るのです。専門的な資料をいくつも送って来られるのです。

そしてとうとう浅草に生地を担いで来られました。

生地を見てビックリしました。外見はよく見る表シルバー/裏クロ繊維の生地です。

しかし、傘生地としてはとうてい厚く、ゴワゴワの硬い生地なのです。

「傘など出来る生地ではない」が初見です。

何社も相談に行って断られたそうです、それはそうでしょう、通常の傘骨では生地に負けてしまいます。傘屋は骨が命ですから。加えて通常の針では通りません。

ですからお断りしました。

―覚醒編―

「それでもこの生地で日傘を作らねばならないのです、人間を太陽光からの熱と紫外線から守るため!地球を太陽光の熱と紫外線から守るため!熱を宇宙に逃がしたいのです!」

壮大な目的から、どうしても日傘が必要であることを繰り返し繰り返し浅草に通われて説かれるのです。    

  1. 加えて、海外の熱帯気候の地域の方にも使用していただきたい。「Made in Japan」のクオリティーで提供したい。(ドバイで行われたCOP28でも公表。)

  2. 機能性をつきつめる傘メーカーと取り組みたいこと。なぜなら「SPACECOOL」も機能性をつきつめて生まれた「放射冷却素材」であるから。    

  3. 価格を恐れず、開発使命のためにはとことん取り組んでくれる傘職人にまかせたいとのこと。

ホワイトローズの3つの危惧に応えてくれたのです。

先代9代目が夢に出てきました。「自分は45年前、某写真照明機材メーカーと来たるべきデジタルカメラ到来を目指して光源を被写体に直接当てる《BOX型照明アンブレラ-RIFA》開発に取り組んだ、お前も負けずにヤレ!」と言うのです。

あの2023年夏の酷暑の炎天下からお客様を守らねばなりません。

「空から降って来るものから人間を守る傘作り」それがホワイトローズの使命なのです。

ご支援者のみなさん、実現させてください!



※本製品の注意点

本製品は特殊な生地を使用しており、厚みがあり硬い材質となります。そのため通常の仕上がりとは異なり細かい石突き部分などの縫い目が露出していたり、また、畳む際に生地が厚く硬いために通常の傘に比べ、たたみにくく感じますが、機能上 紫外線カットや放射冷却の効果を第一に考え製作いたしましたのでご了承ください。



SPACECOOLの企業理念

「世界に木陰の涼しさを」を企業理念に掲げ、放射冷却素材を通じた、人、モノ、社会の暑熱環境の緩和を目指す企業です。

ゼロエネルギーで熱環境をよくしたい

その昔、映画のように言われていた、「地球温暖化を救え」。今やSDGsの考え方は、私たちの世代や、学生のみなさん、令和の時代には当然のものになっています。

私たちはそれをビジネスとして、社会にどうアプローチ・還元できるのか考えました。

ここ数十年の環境保全活動、温暖化効果ガス削減活動など先人の知恵と努力は、とても素晴らしいことです。ですが、私たちの生活環境が、徐々に蝕まれ、戻れない臨界点に向かいつつあることもまた事実で、より一層の知恵と努力が、さまざまな観点で必要だということでもあります。

SPACECOOLは、光学的なアプローチによって熱を宇宙に放熱し、ゼロエネルギーでの冷却ができます。このようにシンプルで可用性に富んだ技術は、よりオープンに利活用されるべきだと考えています。

SDGsのためのSDGsプロダクトではない。熱環境をよくしたいというビジネス活動の拡大そのものが、未来につながる。それが、今よりも、さらに環境をよくする活動だとSPACECOOL社は信じています。

パートナーとともに「世界に木陰の涼しさ」を届ける。それが我々の想いです。

創業メンバー一同



会社名  :SPACECOOL株式会社

設立年月日:2021年4月1日

本社所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F ARCH  内

代表者  :代表取締役社長 宝珠山卓志

事業内容 :放射冷却素材SPACECOOL®の製造・販売

株主   :WiL Ventures III, L.P. 29%、WiL Fund II, L.P. 22%、大阪ガス株式会社 49%

ホームページ:https://www.spacecool.jp/


「COP28 ジャパン・パビリオン」に出展

ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL®」は、日本が誇る気候テックと評価されたことで昨年に引き続いて出展しました。また、2023年12月1日(金)放送分のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で紹介されました。
リンク先_https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/newsl/post_286777
海外においては、サウジアラビア、アラブ首長国連邦を始めとする中東地域、東南アジア地域など暑熱問題の深刻な地域での現地パートナーとの取り組みを加速させ、世界の脱炭素化や気候変動対策に貢献してまいります。



世界に先駆けるホワイトローズのビニール傘享保六年(1721)、武田長五郎商店として創業。その後、煙草保管用油紙を利用して雨合羽を考案し参勤交代の大名行列に採用され雨具店に転身。 明治期には人力車の帆や天幕も扱い、従来の和傘に加え、洋傘も製造販売した。 昭和25年、シベリア抑留から帰国できた9代目 須藤三男(前社長)が進駐軍の持ち込んだ「ビニール」に着眼し、当時の綿傘の上にかぶせる完全防水用「傘カバー」を完成。その後、昭和27年〜33年に世界に先駆けて「ビニール傘」を発明・完成させました。 当初の「ビニール傘」の販売は困難を極めましたが、1964年の東京のスポーツの祭典を機に米国輸出で評価され、国内販売も加速したのです。 昭和40年代透明ビニール傘を開発。その後ビニール傘は価格競争のためほぼ海外製になってしまう逆境の中、平成22年園遊会で初めてご使用いただいた「逆支弁機構」を完成させました。現在国産ビニールメーカーとして職人を育成しております。

<ビニール傘工房>


代表 須藤 宰:昭和30年3月14日生

ビニール傘を開発した9代目須藤三男を引継ぎ10代目。

全国の百貨店の店頭に自ら1週間立って実際に対面実演販売を行っています。SPの方など業務用としてご使用いただくものから、老若男女様々の方のご要望を直接お話いただく機会を大切にしたいのです。

一般に「エコ」というのは2種類あり、素材が可燃物として燃やせるから「エコ」と言っているものと、使い捨てを減らしましょうという「エコ」があると考えます。

当社ホワイトローズの傘は、修理出来る傘として長く愛用してもらいたいとの趣旨で、後者の「エコ」です。なぜ積極的に修理させて頂くことにこだわるかというと、自社製品の欠点が自ずとわかるからです。作った職人が自分で修理するから反省を実感し、よりよいモノ作りへのトライが始められると信じています。昨日より良い物を、今日より優れた物を工夫する意欲が明日への挑戦につながります。「匠」の心意気を見てください。

私は、前者の「エコ」に見えて資源の使い捨てをより促すような発想の商品には賛同出来ません。

SDGsへの取り組み



ホワイトローズ株式会社

代表者:須藤 宰

本社:東京都台東区寿2-8-15(事務所)

TEL. 03-3841-9601 FAX. 03-3841-9600

URL: https://whiterose.jp/

ビニール傘工房:東京都台東区寿2-4-8

自社工場:ホワイトローズ旭工場

創 業:享保6年(1721年)

設 立:昭和28年2月9日


リスク&チャレンジ

私たちは今回の「SPACECOOL®️日傘」のコンパクトサイズとビッグサイズを制作するために、現在工場とデザイン・仕様を実現できるよう、プロダクトを誠心誠意進めております。 製造スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数量で調整をしておりますが、想定を上回るご支援の申し込みがあった場合、製造工程上の都合や配送作業に伴う止むを得ない事情によりお届けが遅れる場合がございます。 上記のようにプロジェクトページに記載している内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動レポート等で共有を行って行く予定です。 最後に「SPACECOOL®️日傘」のコンパクトサイズとビッグサイズを手に取ったみなさまに喜んでもらえるよう、チームメンバー一同心をこめて対応していきますので、是非応援の程よろしくお願いいたします。 


スケジュール
2024年3月下旬 クラウドファンディング開始
2024年5月中旬 クラウドファンディング終了
2024年6月上旬以降 リターンお届け予定

※スケジュールに変更がある場合には、活動報告、及び各種SNSにおいて速やかに皆様にご報告いたします。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。支援時に入力頂く個人情報は、CAMPFIRE社を通じてプロジェクトオーナーに提供されます。支援者様は利用規約第28条項により、情報提供への同意があったものとみなされます。

資金の使い道

クラウドファンディングによって集まった資金はCAMPFIRE手数料を除き、以下の用途に使用させていただきます。

●商品仕入れ、販促、支援者の皆様への配送の費用

●製品の改良、改善と新製品の開発、新規プロジェクト立ち上げの費用

  • 2024/04/15 23:01

    皆さんの応援・ご支援で400万円達成しました!日本製で、高価格高機能製品の「傘」「日傘」のプロジェクトは大変高難度だと言われましたしかし、関係化学技術者、職人が自信を持ってチームを組めば悔いることはない、と一丸となって発表したのが「SPACECOOL日傘」ですきっと2024年の夏のお役に立てる...

  • 2024/04/06 16:44

    たくさんのご支援、ご協力いただきました職人一同励まされて頑張れますありがとうございます今年の夏がますます楽しみになって来ましたホワイトローズ代表 須藤 宰

  • 2024/03/29 23:45

    みなさまの応援でスタート目標の2倍のご支援をいただきました関係者一同、励みになります是非みなさまのお友達、SNSで拡散お願い申し上げますホワイトローズ代表 須藤 宰

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