はじめに・ご挨拶
本プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。愛知県立熱田高等学校で吹奏楽部の顧問をしております、岩腰です。
熱田高校吹奏楽部は【やるときはやる。楽しむときは楽しむ。】をモットーに、多くの人の心に届く演奏を目指し部員42人と顧問4人の計46名で毎日練習励んでいます。本校には定時制が併設されており、平日は17:00までの音出しと制限がある中で、一人一人が練習の在り方を考えながら日々音楽と向き合っています。
昨年度から、私たちの活動をより多くの方々に知ってもらうべく、InstagramなどのSNSも部員を中心に始動しています。活動の様子が見られると思うので、ぜひフォローしてみてください。
熱田高校は県大会に18回、東海大会に13回の出場を果たす伝統校です。しかしながら近年は地区大会で涙を呑んできました。その風向きが昨年変わり始め、あと少しで上位大会が手に届くところまで上達しました。今年度は熱田高校13年ぶりの上位大会進出、古豪復活を目標に掲げています。小さそうで大きな一歩を埋めるため、悔しい思いを忘れずに胸に抱きながら、この1年練習に励んでいます。
近隣の上位大会進出の数々との合同練習、全国大会練習見学、愛知県吹奏楽連盟主催の吹奏楽セミナーのモデルバンドとして羽村第一中学校を何度も全国大会へ導いた玉寄勝治先生に指導していただくなど、周囲の方々に支えられながら、多くの刺激を受け、そしてそれを自分たちのものにするべく練習メニューの改良や音出しをしない中での音楽性を高める方法などを試行錯誤しながら着実に前に進んでいます。
そして私たちがもう一つ大切にしているのは、【支えてくれている方々への感謝を音楽で返す】です。コンクールだけでなく、地域の演奏会や学校での行事などには日程が許す限り積極的に参加をしています。私たちの活動は、家族、学校関係者、地域の方々、吹奏楽を通して繋がった仲間など、周りの人のサポートがあって成り立っています。そんないつも支えてくれている人たちに、感謝の思いを音楽に乗せて届けたい、そう思って様々な演奏会に臨んでいます。昨年度の活動は以下の通りです。これらの活動に加えて今年度は、中部大学第一高等学校さん、名古屋市立名古屋商業高校さんとの合同練習、さらには11月に出演しているららぽーとみなとアクルスでのイベントに6月にも出演させていただくなど、昨年度よりも活動の幅を広げていこうと考え、新体制が始動しています。
【2023年度の活動】
4月 新入生歓迎演奏
6月 大同大学大同高等学校との合同練習
7月 愛知県吹奏楽コンクール名古屋地区大会 A編成の部…銀賞
8月 中学校説明会(2日で3000人)
大同大学大同高校との合同練習
9月 文化祭でのステージ発表(校内&一般公開)
愛知機械工業秋まつり
10月 全国大会練習見学
愛知県立名古屋南高等学校との合同練習
11月 ららぽーとみなとアクルス ら・ら・ライブ出演
吹奏楽セミナーモデルバンド
愛知県高文連フェスティバル名南支部大会
12月 愛知工業大学名電高等学校との合同練習
愛知県アンサンブルコンテスト名古屋地区大会
・木管七重奏…銀賞
・管打八重奏…銀賞
・管打六重奏…銅賞(全員1年生の中最後までやり切りました)
2月 中部日本個人・重奏コンテスト名古屋地区大会
・木管七重奏…銀賞
・管打八重奏…銀賞
・管弦五重奏…銅賞(全員1年生の初心者の中、最後まで頑張りました)
3月 卒業式 演奏
第62回定期演奏会(立ち見が出るほどの満員御礼で、直近10年の中で最も多くのお客様に足を運んでいただきました)
上記の【2023年度の活動】に昨年度の結果を掲載いたしました。表向きの結果としてはこれまでと一緒の結果でも、裏側の点数や評価はここ10年とは格段にちがう評価をいただきました。その分、2023年度は“あと一歩”、“あと1点”の壁を前に、悔し涙を流す部員の姿を本当に数多く見てきました。
毎日必死にもがきながら頑張っている部員たちをみていて、今年こそは届きそうで届かなかった場所、さらにその先へ挑戦する大きなチャンスを掴ませてあげたい、一緒に掴み取りたいと常々思っています。
音楽は結果が全てではありません。ですが、部員の絶え間ない努力を一つ結果という形で認めてもらいたいという気持ちもあります。また、私たちが技術も感性も磨き、ひたむきに音楽と向き合うことで、もっともっと多くの方々に“熱田高校の音楽”を届けられると信じています。
このプロジェクト立ち上げの背景と実現したいこと
この春、私たちと一緒に熱田高校吹奏楽部を盛り上げたいという希望を持って20人の新入部員が来てくれました。ですが、嬉しさの半面、楽器がないことを理由に望むパートに入れられない現状があります。現在本校にある楽器の過半数が50~60年来の楽器であり、様々な人が歴代吹いて学校管理をしていたため、老朽化の波が一気に押し寄せてきています。
その中でも特にサックスパート(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)は全て、修理をして応急処置の状態を保っている楽器か、他校さんからの借用楽器で成り立っています。また、ティンパニの32インチは昨年度からペダルが機能しなくなることが常態化し、1週間に一度解体作業をして応急処置でなんとか1年持たせているのが現状です。夏のコンクール直前にもこの状況でした。このサックスパートやティンパニは吹奏楽にとってはなくてはならない核となる楽器たちです。近い将来、これら全てが確実に修理不能な状態になってしまうため、購入をしないと熱田高校吹奏楽部のサウンドからこれらが消えてしまう恐れがあります。
そこで今回は、応急処置以上には修理不能になってしまった楽器(バリトンサックス、ティンパニ32インチ)と実際に学校に数がない楽器(テナーサックス)の購入の資金を集めることを実現したく、このプロジェクトを立ち上げました。今回の目標金額を達成しても到底すべての楽器を揃えることはできませんが、大きな一歩を踏み出したいという気持ちで挑戦します。
リターンについて
¥1,000 サンクスレター
部員から感謝の気持ちを込めた直筆のお手紙をお届けいたします。
¥3,000 オリジナル演奏動画(30秒)
セミオーダーの形で、支援者の方ご希望の演奏動画を送らせていただきます。
¥5,000 オリジナルステッカー2枚セット(チームロゴ&熱田ブラス)+サンクスレター
熱田高校吹奏楽部オリジナルステッカー2枚セットをお届けいたします。
¥10,000 オリジナルポロシャツ(1着)+オリジナルステッカー2枚セット(チームロゴ+熱田ブラス)+サンクスレター
熱田高校吹奏楽部オリジナルポロシャツ(1着)・オリジナルステッカー(2枚)をお届けいたします。
¥15,000 定演広告1/2掲載+オリジナルステッカー2枚セット(チームロゴ+熱田ブラス)+サンクスレター
令和7年3月25日開催の第63回定期演奏会のパンフレット(A4サイズ)に、半面(A5)で広告を掲載いたします。熱田高校吹奏楽部オリジナルステッカー(2枚)もお届けいたします。
※広告掲載は任意です。支援のお気持ちだけの場合はご連絡ください。
¥30,000 定演広告1ページ掲載+オリジナルステッカー2枚セット(チームロゴ+熱田ブラス)+サンクスレター
令和7年3月25日開催の第63回定期演奏会のパンフレット(A4サイズ)に、全面(A4)で広告を掲載いたします。熱田高校吹奏楽部オリジナルステッカー(2枚)もお届けいたします。
※広告掲載は任意です。支援のお気持ちだけの場合はご連絡ください。
¥50,000 オリジナルポロシャツ(1着)+オリジナルステッカー2枚×2セット(チームロゴ+熱田ブラス)+スペシャル寄せ書き色紙
熱田高校吹奏楽部オリジナルポロシャツ(1着)・オリジナルステッカー(2枚×2セット)をお届けいたします。お礼の部員全員からの寄せ書きをお届けいたします。
¥100,000 出張演奏
愛知県近郊を中心に、熱田soundsをお届けに行きます♪イベントの盛り上げ等にもご活用ください!!
※日時・費用は要相談。日程につきましては、学校のスケジュールや本校部活動活動予定の関係で調整が必要となります。費用につきましては、会場までの交通費やホール代が必要等の場合は負担していただくことになりますので、ご相談ください。
スケジュール
5月 プロジェクト開始
7月 プロジェクト終了
8月〜 順次リターン品発送
資金の使い道
¥650,000 楽器(テナーサックス、バリトンサックス、ティンパニ32インチ)購入資金
¥160,000 リターン品準備+郵送代
¥170,000 手数料+決済手数料
最後に
資金の使い道に示した楽器は、吹奏楽にはなくてはならない楽器ばかりです。今回の金額でそれら全てを購入することは到底不可能なほど困難に直面しているのが現状ですが、部員たちの活動・音楽が上昇気流に乗っている今、この困難を大きな挑戦として前向きに捉えています。
これまでもそして現在も、短い練習時間や状態のよくない楽器の使用など、整わない環境の中で創意工夫をして活動をしてきたことに誇りをもっています。しかしながら、やる気や気持ちだけではどうにもならないことがあるのも事実です。
創部67年の熱田高校吹奏楽部の伝統を継承していきたい、未来の熱田高校吹奏楽部を担う子どもたちにいい環境を提供してあげたい。
これまでは、“私たちなりには頑張って楽しんだからよかったよね”“私立高校は楽器がキレイでいいなぁ”といろいろな理由をつけて自分達の現状を肯定しながら、うまくなることや環境の変化を諦めていた部分もあったと思います。ですが、ここ1年の間で“それは自分たちから行動を何も起こしていなかったのだから当たり前だ”という雰囲気に変化していきました。
公立高校でもできるところを証明したい。
もっとうまくなりたい。
もっといろんな人たちに私たちの演奏を聴いて欲しい。
もっと私たちの活動を知って欲しい。
ちゃんとした楽器を揃えたい。
という前向きな貪欲さがこのチームには出てきています。
13年ぶりの上位大会を、さらにその上を本気で掴みに行く今年だからこそ、このクラウドファンディングもわたしたちの大きな挑戦の一つとして行います。どうか、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。
そして、皆さまの支えをさらにわたしたちの力に変えて、もっともっと多くの皆様に“熱田高校の音楽”を感謝の気持ちを乗せて届けられるよう毎日の活動に取り組んでいきます。自分達の可能性を信じて挑戦して行きますので、何卒、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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