2011/10/13 10:07
この写真展、展示に集まった想い、キモチ。
なにかがしたい。自分もその1人だ。

今回の子ども達との写真展、展示はしっかりと意味のあるもの、なにかのきっかけとなるものにしなくてはならない。

南相馬市の子どもがミサンガを作ってプレゼントしてくれた。子ども達が短冊に込めた願いが叶いますように。そう強く願った。ミサンガに込めた願いを、子ども達の声を知って欲しかった。
ミサンガの会がはじまり、全国各地でミサンガを作ってくれた方がいる。
1つ1つ手で作られたミサンガは1400本を超えて、今も届き続けている。

そして、来場者全員にミサンガをプレゼントにしたのは、来てくれた1人1人が何かを感じてくれて、持っていて欲しかったからだ。

空の写真、震災から半年の日、9/11日に日本中(47都道府県)、世界から約2000人の方が空の写真を送ってくれた。子ども達に空を見せてあげたかった。空が繋がっているように、ずっと繋がっていられるように。

10月の写真展で展示をして、展示終了後に被災地に写真を持って行きます。
この写真を1人でも多くの子どもにプレゼントしたい。みんなの想いが詰まったものだから。

写真を送って頂いた際に
「子ども達に届きますように。」
「想いと一緒に送ります。」
「なにかがしたいと思っていました。続けて下さい。」

その言葉を伝える義務があります。そして、伝えたいと思います。

これを読んで頂いた皆さんにお願いがあります。

この事を広めて下さい。発信して下さい。
1人でも多くの方に来て頂いて、見て欲しいと思います。

残り11日間。
時間との戦いでもあります。それでも必死に動いていてくれる事務所のマネージャー、展示のスタッフ。1人1人想いはあるでしょう。

自分たちが見据える先を1つに、今、協力して下さる方の力が必要です。

呼びかけて欲しい。知って欲しい。
twitter、facebook、mix、ブログ...
ネットの世界は情報が行き交い、なにをどう選択するかは自分次第なのかもしれない。
でも、知って欲しい。お願いします。

そして、この何ヶ月間かできる限りできることをしてきたと思っています。
未熟者で至らないところばかりですが、続けていきたいと思います。

南相馬の子ども達と指切りした約束「また会おう。」

展示会で会えるのを心から楽しみにしています。

最後に正直に書きます。自分の想いです。

「忘れてはいけない記憶」子ども達が笑えない世界が幸せだろうか。
長期化することだ。この国の近くの場所で苦しんで人達がいる。
なにかができないか。そう思ってなにかをはじめた。
日々、悩み答えがでないまま動いている。でも動く中で考えたいと思う。

人はヒトに助けられ支えられている。今、自分もこうやって支えてもらっている。
苦しい時に手を差し伸べられる人であって欲しい。ありたい。

他人事ですますことなんてできない。一緒に時間を過ごした子ども(仲間)がいる。
言葉足らずで想いを言葉にする事は難しい。でも伝えたい。
今回の展示は日本中、世界から集まったみんなのキモチの展示です。

そして、今も苦しんでいる人達にこの気持ちが届くように。繋がっていられるように。
自分自身も最後まで全力でやります。どうか皆さんの力を下さい。

10/25(火)-10/30(日) Shimokita Art Space(下北沢南口より徒歩1分)
12:00-22:00 手作りミサンガのプレゼントあり
大杉隼平と子ども達の写真展、展示「my dear smile -笑顔のつづき-」