はじめに・ご挨拶

「人の想いを届ける」をmissionに掲げている、株式会社tayori 代表の小松実咲と申します。

もしも今日、突然自分が死んでしまって大切な人の隣に居ることが出来なくなってしまったとしても、自分の大切な人が笑って過ごしてくれる未来を作りたいと思い、「tayorie(たよりえ)」ベータ版の開発をいたしました。

tayorieは、特許出願済みの独自のシステムを使ってユーザーの生存確認を定期的に行い、規定の条件を満たし死亡判定が為されると、ユーザーが生前登録していた任意の相手に訃報と最後の便りがお届けされる自動訃報送信サービスです。
tayorieによって、最期の時の後悔を少しでも減らし、残された人が笑って過ごしてくれる未来を作ることを目指しています。


悲しいことに人間は誰しも、今日突然亡くなってしまう可能性があります。そして、誰もそれを予期することは出来ません。
〝故人〟〝遺族〟〝残された友人〟自分や自分の大切な人がどの立場に立つことになったとしても、少しでも後悔を減らすために、いま出来ることを始めてみませんか?



このプロジェクトで実現したいこと

これは、日本人の年間死者数のうち「不慮の事故」や「突然の心停止」など、予期せず突然に亡くなってしまう人の割合です。(厚生労働省 令和4年データ)

多いと感じるでしょうか。少ないと感じるでしょうか。
また、自分や自分の大切な人がその1人になる可能性を想像したことはあるでしょうか。

いま、1度リアルに考えてみてください。

最後に、伝えたかった想いはありませんか?

あなたが亡くなったことをすぐに知ることができる友人はどれくらいいますか?

あなたが亡くなったことを最後まで知ることができない可能性がある友人はいませんか?

あなたはその人が亡くなったことをすぐに知ることができますか?

自分が喪主を務める場合、誰にどのような手段で訃報を送ればいいか把握できていますか?

訃報を送る相手や葬儀の形式など、故人の意向を汲めるでしょうか?


誰しもが今日死んでしまう可能性がありながら、それを頭では理解していても、本当に自分や自分の大切な人が今日死んでしまうと思っている人は少ないと思います。

おそらく、不幸にも今日突然亡くなってしまった方と、その方の大切な方たちも同じだったでしょう。

ですがもし、自分や自分の大切な人の身にその不幸が起こったとき、残された側はどんな後悔や不安を抱えるでしょうか?

これらの後悔や不安を少しでも減らすことがtayorieの目標です。

大切な人が突然亡くなってしまうというあまりに悲しくやるせない出来事に対して後悔をゼロにすることはできないと思いますが、それでも、最期のときの取り返しのつかない後悔を少しでも減らしたいと願っています。

そこで、故人が自分の死を知ってほしい相手を生前のうちに登録し、自分が死んだ時に訃報と任意で添えられる最後の便りを自動で送信できるWebサービス「tayorie(ベータ版)」を開発いたしました。
tayorieにより、
◎故人の最後の想いを受け取ることができる
◎故人の死を知り、弔うことができる
◎訃報の送信を自動化することで、ご遺族の作業負担を減らすことができる
◎伝えるべきことを残しておくことで、ご遺族が困ることを減らすことができる

そんな未来の実現を目指しています。

本プロジェクトでは、tayorie(正式版)の開発費用を募ります。


tayorieとは

tayorieのユーザー登録から、訃報の送信までの大まかな流れは以下のとおりです。


利用イメージ

▼定期生存確認から、訃報の送信までの詳細

生存確認は、
1.定期生存確認(公式LINEでの定期的な確認)
2.二次生存確認(ユーザーが登録した予備連絡先への確認)
3.緊急確認(ユーザーが任意で設定できる第三者も含めたすべての連絡先への確認)
の3ステップにて行われます。


▼任意で添えられる便りについて

tayorieが預かる便りには、2つの特徴があります。

1.一人一人に宛てた個別の内容の便りを送ることが出来ます。

2.送信された便りは受け取った相手のみが見ることが出来ます。(送信側の端末に便りの中身は残りません)


▼実際にtayorieベータ版(無料)を利用してみる
tayorie公式サービスページ


tayorieを作ろうと思った理由

みなさまは、死にかけた経験、あるでしょうか?

私は大変恥ずかしながら面倒くさがりな性格が災いし、一口で食べるにはやや大きすぎるように思えたステーキをカットせずにそのまま食べ、喉に詰まらせた経験があります。
咳き込んでも口から出すことができず、水を飲んでも胃に落とすことができず、息ができない中で真剣に死を覚悟しました。

死を覚悟したとき、まっさきに思ったことは

「お母さん、ごめん」

でした。
愛情深く何よりも私たち兄妹を第一に考えてくれた母は、私が先立ったあとの人生を笑って過ごしてくれるかな、
まさか、後を追ってしまったりなんて…しないよね?
何も伝えられないまま死ぬの、嫌だ…

もちろん死にかけているときにこんな冷静には言語化できていませんが、当時頭を巡ったのは間違いなく「残された人への想い」でした。

このとき初めて、「いつ死ぬかなんて誰にも分らないのだから、生きているうちに残された人のことを想って準備をしておく」ことの必要性をリアルに感じたのです。

今回正式版を開発する訃報と便りの自動送信サービス「tayorie(ベータ版)」は、「残された人が笑って過ごしてくれる未来を作るための、頼りとなる」という理念で作られました。

サービス名の「tayorie」は、もしものときの〝頼り〟になる、大切な人に贈る最後の〝便り〟を届ける、という意味合いと、手紙を書くときに最初に綴る「~へ」の語感を掛け合わせて生まれた名称です。


この理念と想いを掲げ、人生を懸けて事業に取り組んでまいります。


ベータ版利用者の声

2024年2月にベータ版をリリースし、tayorieで大切な人への便りを書いた方からの感想を一部紹介させていただきます。


今後の展望(正式版リリースに向けて)

文字だけではなく様々な形で表現し、残せるように

写真や動画、音楽、録音や代読など、届けられるもののレパートリーを増やすことで、より故人の想いを温かく鮮明に届けられるようにしたいです。


ユーザーから指定された第三者が、死亡申請を出来るように

既存の自動生存確認システムでの死亡判定だけでなく、第三者が死亡申請をできるようにすることで、誤判定の可能性を下げ、実際の死亡から訃報のお届けまでのタイムラグをなるべく少なくしたいです。


任意の相手のみに便りとともにお葬式やお通夜の情報もお届けできるように

ユーザーから指定された第三者が死亡申請をする際にお葬式やお通夜の情報を入力すると、ユーザーが生前指定しておいた〝お葬式とお通夜の情報を知らせたい相手〟にのみ情報が送られることで、故人の意向に添い、また訃報を手作業で1件1件届けるご遺族の負担を無くせるようにしたいです。


著名人が残した便りを、ファンや慕っていた人たちが受け取れるように

尊敬していたり、応援していた人が亡くなってしまったとき、その人が残した便りを受け取ることで、少しでも故人の想いを汲んで弔うことができるようにしたいです。


お葬式の意向や、遺品の整理、財産の管理等を、一括でまとめて管理できるように

ユーザーの意思を明記しまとめておくことで、ご遺族が迷ったり困ったりしてしまう可能性を減らしたいです。


※これらは全て構想段階で、実装が確定しているものではありません。
ベータ版を運用していく中で、ユーザーのニーズを汲み取りながらどんな機能を実装させていくか検討します。


今後のスケジュール

24年7月 ベータ版運用を経てユーザーのニーズ調査・仮説検証
24年8月 正式版リリース(予定)


資金の使い道

目標金額:100万

皆さまから寄せられました支援金は、サービス開発費用に充てさせていただきます。
また、本クラウドファンディングのCAMPFIRE手数料にも使用させていただきます。


さいごに

自分や自分の大切な人が死んでしまうときのことを考えるのは、辛く目を背けたくなることかもしれません。しかし、目を背け続け何も行動できなかったまま最期のときが来てしまったら、そのときはもっともっと辛いはずです。

tayorieは常に〝死〟と向き合うサービスで、その言葉は重く暗い印象を与えてしまうかもしれません。しかし、tayorieは〝死〟そのものではなく、〝残された人の未来〟に寄り添うサービスで在るよう努めます。

【もしも突然、自分が大切な人の隣に居れなくなってしまったとしても、大切な人が笑って過ごしてくれる未来を作る。】
tayorieが、もしものときのそんな未来を作る頼りになりたいと思っています。

皆さまの応援がその力強い後押しとなります。

応援、何卒よろしくお願いいたします!

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