子ども食堂で、地域にいるかもしれない厳しい環境に置かれた子ども達とつながりを持ちたい。
地域の子どもの育ちに関わりたい。
ピノッキオ子ども食堂のスタッフには、そんな、願いがあります。
子どもは、どこのどんな親のもとに生まれても、愛されて幸せに育つ権利があります。今、全国の児童相談所によせられる虐待通報件数は160,000件に及びます。 子どもたちが健やかに育つため、子どもだけでなく育児に悩む親御さんの支援をすることや、地域の老人と子どもが交流し、コミュニティ全体で子どもの育ちを見守る社会になれたら、と「ピノッキオ」では考えています。
現在、ピノッキオでは主に5つの活動を行っています。
月に2回から3回行っている「子ども食堂」、「よろず相談」はピアカウンセリング、同じ背景を持つ人同士の相談の場です。地域の方どなたでも気軽にお茶が飲める「誰でもカフェ」 、外国人支援の「日本語教室」は、生徒さんのレベルに合わせて勉強しています。「放課後クラブ」は、近隣の小・中学校から帰って来た沢山の子ども達が放課後の居場所として利用しています。無料のおやつを食べて、晴れていれば、外で鬼ごっこやボール遊び、雨なら室内でおもちゃやゲームで遊びます。
その他、毎週火曜日には大人、高齢者向けの食堂、「ほっこり亭」。都営住宅の一階にあるピノッキオに孤食になりがちな高齢者の方が足を運んでくださいます。第二火曜日は有機野菜、物販の「フリマルシェ」、「昭和歌謡」の生演奏も楽しみにいらっしゃいます。隔月のダイバーシティ&インクルージョンをテーマにした自主上映会「シネマ倶楽部」、子どもや保護者向けに児童相談所の保健師をお呼びして「性教育講座」をしています。このように地域の中の多世代交流の場を目指しています。スタッフは、子育て経験豊富なベテランが多く、お話やお世話が大好きな優しい方ばかりです。親身になって話を聞いてくれます。子どもたちは毎日沢山集まってきますし、大人からは「また来ます」という声を良くお聞きします。
ただ、小さな社団法人のため、継続的な財源を得ることがなかなか難しい状況です。そんな中コロナパンデミックがひと段落し、人のつながりを紡ぎなおしたい!と、思い切って子ども食堂の拡張工事を行いました。
多世代に向けたふれあい食事会、お弁当配達、相談機能をもつ居場所づくりを目指します。
本プロジェクトのご支援による資金でゆったりと食事できるスペースの確保と、子ども食堂参加者のみんなが交流する場づくりができます! 拡張工事によって、狭いキッチンが広がりとっても活動しやすくなりました✨ (各回70食を提供)
<プロジェクト実施のスケジュール>
3月上旬 実行委員会の立ち上げ
3月20日 クラウドファンディング告知開始
5月31日 クラウドファンディング終了
・工事費:約120万円
<プロジェクトのスタッフ>
・ピノッキオ代表理事:川名はつ子
定年後は、子どもの「社会的自立」のプロセスを見守ることにしました。子どもの権利条約を基盤に据え、「子ども自身の声を聴く」ことをモットーに、地元の東京都北区に子ども・子育て支援の居場所ピノッキオを開設し10時~18時まで、日々子ども達と遊び戯れています。
ここでは、30人余りのボランティアスタッフが入れ代わり立ち代わり働いてくれています。
そして、国内外から、たくさんの金銭的・物的支援が集まってきていることに深く感謝しています。
・同理事:橋本弥寿子
一社)ピノッキオ立ち上げの後、居場所開設より参入の理事。PSWや子どもに関する各種活動、コミュニティカフェ経営等の経験を活かして、ピノッキオの子どもや大人の皆さんとの関係づくり、ほっこり亭の運営、事務局補佐に携わっています。
・同事務局スタッフ:古賀由希子
2023年4月よりピノッキオ勤務。これまで自身の育児をしながら東京都北区でFEC自給圏に向けた活動を行ってきました。畑や庭の土いじりが大好き。
「国連子どもの権利条約」の精神に則り活動しています。
どうぞ見守り、応援してください。
よろしくお願いいたします。
*「ピノッキオ」は非営利の一般社団法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
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