プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

プロジェクトの実行者について

皆さんはじめまして。「美ら海を未来に残したいうちなーんちゅの会」と申します。

 私たちは沖縄の浦添市にある浦添西海岸の海を埋め立てから守るために活動している団体です。沖縄県民はもちろん、全国の方にこの問題を周知するためにSNS上でのツイデモやオンライン署名、現地でのスタンディング活動を行っています。オンライン署名では現在35,000筆以上の賛同を得ており、多くの方がこの埋め立て事業に反対しています。

「美ら海を未来に残したいうちなーんちゅの会」もーりー(左)とてるりん(右)


このプロジェクトで実現したいこと

 浦添西海岸の美しいサンゴ礁や海を守るために、那覇軍港の移設計画による埋め立てを阻止し、地元の魅力を多くの人に伝えるため、写真展とドキュメンタリー作品を通じて、埋め立て問題を訴えたいと考えています。

 浦添西海岸は那覇から約15分、南北3kmに広がるイノー(サンゴ礁に囲まれた浅い海)とサンゴ礁が群生する海域です。2019年にパルコシティがオープンし、西海岸道路が開通してから多くの方が、その海の存在を知ることとなりました。

 イノーの海にはエビ、カニ、ナマコ、魚など多様な生物が生息し、最近では新種の生物も確認され話題にもなっています。今では子どもや家族連れが多く訪れ、磯遊びを楽しんだり、夕陽を眺めたりと自然の海を身近に感じられる癒しのスポットとして人気がある海岸です。

 しかし、このイノーに囲まれた美しいサンゴ礁の海が、那覇軍港の移設計画によって埋め立てられてしまう危機に直面しています。

 そもそも那覇軍港は、現在ほぼ遊休化している施設ですから、新たに基地機能を強化するような新軍港を移設する必要性があるとは思えません。そのような状況で、国や県が一方的に自然の海とサンゴ礁を破壊し、那覇軍港の移設を進めようとすることに私たちは強く反対しています。


埋め立て計画の図案


 沖縄本島北部では、多くの県民が辺野古新基地建設の反対を表明しています。これまで、知事選挙や県民投票で何度も反対の民意を示したのにも関わらず、政府は代執行を強行し、対話も協議も行いません。さらに軟弱地盤により、いつ完成するのかも分からない基地建設に膨大な税金を投入して、大手ゼネコンと一部の人達だけが利益を傍受し続けています。

 それと同じ埋め立て工事が浦添西海岸でも行われようとしているのです。1番問題なのは、パルコショッピングモールの目の前の海岸に米軍の軍港新設(49ヘクタール)の埋め立て計画です。何と東京ディズニーランド(51ヘクタール)と同じ位に匹敵する埋め立て計画です。さらに埠頭地区として(109ヘクタール)東京ディズニーランドの2個分に匹敵する埋め立て計画と沖合に防波堤6190m(1650mは整備済み)の整備計画です。

 政府はその総事業費が約9300億円、完了までに12年かかると公表しました。全て我々の税金で沖縄の自然環境を破壊する予算です。一体誰の為に?今誰かが行動を起こさなければ、沖縄の貴重なサンゴ礁の海と多様な生物の命を失う事になります。


埋め立て予定地にあるサンゴ礁群


 そこで私達は、昨年末に浦添西海岸の埋め立て問題を広く知ってもらうために、浦添西海岸をテーマにしたフォトコンテストを企画・実施して、浦添市美術館と那覇市のカフェで写真展を開催しました。おかげさまで500名ほどの来場者でにぎわい、多くの方に浦添西海岸の魅力や埋め立て問題について共有する事がきました。
 そして今回は、さらに多くの方に、この問題を周知するために浦添西海岸の目の前にある大型商業施設のパルコシティでの写真展と、短編のドキュメンタリー作品をクラウドファンディングを利用して企画・制作する事にしました。


2023年11月に浦添市美術館で開催した写真展

初めての写真展に大勢のお客様が来場してくれました


 フォトコンテストは昨年同様SNSで公募し、応募作品を使った写真展をパルコシティで開催する予定です。ドキュメンタリー作品については、浦添西海岸の魅力を音と映像(ドローンや水中撮影など)で紹介し、地元で活動する方や海岸を利用する人々の声、専門家の意見を簡潔にまとめた構成と政府が計画している巨大軍港、埠頭、防波堤埋め立ての完成予想図をCGで作成し、完成後の景観がどの様に変わるかを県民、国民に広く知ってもらいたいと思っています。

 今回の写真展とドキュメンタリー作品を多くの方に見てもらう事で、浦添西海岸の埋め立て問題について幅広く知ってもらい、一緒に埋め立て反対の声を上げて欲しいと考えています。

 最終的には国や県に浦添西海岸の埋め立てを白紙撤回し、中止させるための民意を示していければ幸いです。

 戦後79年、沖縄は米軍基地や開発のために土地や海など、多くの自然を失ってきました。もうこれ以上の米軍基地、自衛隊基地は必要ありません。

 私達は、ありのままの自然の海を未来に引き継いでいけるように残すべきだと考えています。このプロジェクトを沢山の人に知ってもらい、見てもらうために、どうか皆さんのお力をお貸しください。



◎応援メッセージ

しかたに自然案内 鹿谷麻夕さんしかたに自然案内の鹿谷麻夕さん


 私たちは20年近く前から浦添の海の保全活動に関わってきました。当たり前の海、当たり前の自然が、当たり前に残されていくことが難しくなっている今の時代。美しい海を残す努力を、みんなでしていきたいと思います。皆さんの活動を心から応援しています!

しかたに自然案内 鹿谷麻夕&法一



てぃだ結の浜と私てぃだ結の浜とタイラジュンさん

 私が住んでいる浦添市港川には、地域の方に「カーミージー」と呼ばれ、大切にされている場所があります。そのまわりに広がる遠浅の海は港川の宝です。「カーミージー」の隣は浦添市民のみなさんから公募で名付けられた「てぃだ結の浜」があります。
 今回のプロジェクトで、この美しい自然海岸をたくさんの人に見てもらい「てぃだ結の浜」が浦添の、沖縄の、世界の宝だと感じてもらえればいいなと思います。ご支援よろしくお願いします。

タイラジュン(写真家)


◎プロフィール

 釣り好きな てるりんと、海を愛するサーファーのもーりーです。沖縄の那覇近郊に残された「奇跡の海」を守るため、埋め立て反対を求めるSNS上でのツイデモやオンライン署名の活動を続けています。

 この写真展とドキュメンタリー作品を通じて、多くの方に浦添西海岸の海の魅力と埋め立て問題について知っていただけると幸いです。


【写真展の開催スケジュール】

・7~8月頃にフォトコンテストを公募する。
・9月中に審査、入賞作品を選出する。
・11月・12月頃に浦添サンエーパルコシティ催事場と浦添市美術館にて開催予定です。


【ドキュメンタリー作品スケジュール】

・7~9月に撮影、編集作業
・11月頃にYouTubeで作品を公開予定(動画は30分以内の予定です)


【支援金の使い道】

・写真映像制作費
・写真展・映像展の開催費
・広告/宣伝費


【SNSでも応援お願いします】

FacebookやX(Twitter)、インスタグラムなどでプロジェクトの案内や投稿への「いいね」やリポストなどでご協力をお願いします!

フォロワーさんが、浦添西海岸の全景をドローンで撮影してくれたので、ぜひご覧ください。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • 写真映像制作費、写真展、映像展の開催費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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