プロジェクトオーナー関連リンク
●公式HP:https://kenjidbfh.wixsite.com/lastnote/about
●公式Instagram:https://www.instagram.com/lastnote_restaurant/
●食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13246806/
●プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/827399/view
世界の厨房で磨かれた技と、料理人としての原点
―料理人としてのこれまでの経歴や、Last Noteという店名に込めた想いについて教えていただけますか?
河崎さん:料理人として歩み始めてから、もう20年以上が経ちました。イタリアの伝統が息づくSABATINI di Firenzeからスタートし、世界的ラグジュアリーブランドArmaniのレストラン、そしてアジアの美食都市シンガポールのマリーナベイサンズと、世界各地の一流の現場で腕を磨いてきました。
私が目指したのは単なる「スペシャリスト」ではなく、「ジェネラリスト」としての料理人です。料理だけでなく、デザート、パン、ワイン、接客、店舗デザインまで、あらゆる分野の専門知識を習得したいという思いがありました。
「Last Note」という店名には特別な意味があります。これは香水用語で「最後まで残る香り」を表す言葉なんです。お客様の記憶に、心に、最後まで残り続けるような体験を提供したい。そんな想いを込めて、新宿御苑前でレストランを始めたのです。
―新宿御苑前での「Last Note」は、どのような店だったのでしょうか?
河崎さん:新宿御苑前での「Last Note」は、フレンチと創作料理を融合させたレストランでした。食べログ評価3.75をいただくほど、多くのお客様や業界の方々にも認めていただける場所になりました。
私のこだわりは「忘れられない一皿」を提供することです。単においしいだけではなく、五感全てで感じていただける料理体験。特に「香り」は重要な要素で、Last Noteという店名の通り、お客様の記憶に長く残る香りの余韻を大切にしていました。
予約必須の店となり、多くの方に支持していただいたことは本当にありがたかったです。しかし、様々な事情から新宿御苑前での営業を続けることが難しくなってしまったんです。閉店後も、多くのお客様から「再開はいつですか?」というお問い合わせをいただき、その声が私の新たな挑戦への原動力になりました。

「忘れられない一皿」を求めて、新たな一歩を踏み出す
―なぜ今回、クラウドファンディングで「Last Note」の再開に挑戦しようと思われたのでしょうか?
河崎さん:新宿御苑前の店を閉めた後も、「Last Note」を再開したいという思いは消えませんでした。20年以上かけて培ってきた技術や感性を、もっと多くの方に伝えたい。そして何より、お客様から「また食べたい」という声をいただき続けていたんです。
そこで、世田谷区桜新町で再出発することを決意しました。実は、この場所は10年ほど外部講師をしている専門学校の1階スペースなんです。ご縁があって借りることができました。
クラウドファンディングを選んだのは、単に資金を集めるためだけではありません。「Last Note」の想いに共感してくださる方々と一緒に新たなスタートを切りたかったんです。
料理人として、ただ料理を提供するだけでなく、お客様一人ひとりに寄り添った体験を創りたい。世界各国の技法を融合させた創作料理と、五感で楽しむダイニング体験。そんな「忘れられない味」をより多くの方にお届けするために、新たな挑戦を始めました。
―河崎さんが描く、新しい「Last Note」のビジョンはどのようなものですか?
河崎さん:新しい「Last Note」では、決まったメニューを提供するだけの場所ではなく、お客様との対話から生まれる創造的な料理体験を提供したいと考えています。私が世界各地で学んできたイタリアン、フレンチ、デザート、日本料理などの技法を融合させた創作料理が基本です。
そこにワインやカクテルのペアリング、そして「香り」という要素も加えて、五感全てで楽しむ体験を創り上げていきます。「最後まで残る香り」という店名の意味通り、お客様の記憶に長く残る料理を提供したいんです。
将来的には、オーダーメイドスタイルのレストランとして発展させていきたいと思っています。例えば、「誕生石のガーネットをイメージした料理」や「花をテーマにしたコース」など、お客様一人ひとりの想いに寄り添った特別なコースを提供できる場所にしたいんです。
これまでも「ピンク色だけのコース」などの挑戦をしてきましたが、そういった枠にとらわれない創造性を、新しい「Last Note」でも発揮していきたいと考えています。

再出発の不安と、予想を超えた支援の広がり
―クラウドファンディングを始める前、どのような不安や懸念がありましたか?
河崎さん:正直に言うと、本当に支援が集まるのかという不安が大きかったです。私自身、料理人としては自信がありましたが、クラウドファンディングは初めての経験。「Last Note」を知っている方はいても、新しい場所での再出発を応援してくれる方がどれだけいるのか見当もつきませんでした。
目標金額の200万円も、決して少なくない金額です。もし達成できなかったら…という思いは常にありました。また、リターン設計にも悩みました。あまりに高額すぎると手が届かないし、安すぎるとお客様に喜んでもらえる体験ができない。
そして最も大きな不安は、「期待に応えられるか」ということでした。支援してくださる方々への責任は重大です。店舗移転後、本当に私の想い描くレストランを実現できるのか、支援者の皆さんの期待に応えられるのか。そういった不安と向き合いながらのスタートでした。
―クラウドファンディングを始めてから、どのような予想外の出来事や発見がありましたか?
河崎さん:最も驚いたのは、支援のスピードと広がりです。公開からわずか1週間で目標金額の200万円を達成できるとは、正直夢にも思っていませんでした。75名以上の方から支援をいただき、本当に驚きと感謝でいっぱいになりました。
また、CAMPFIREの「フード・飲食店」プロジェクトのランキングで上位に表示されるようになり、これまで「Last Note」を知らなかった方々にも存在を知っていただけたことは、予想外の嬉しい出来事でした。
支援してくださる方々からのメッセージも心に響きました。「前の店で食べた料理が忘れられない」「再開を待っていた」という声は、料理人冥利に尽きますし、何よりも励みになりました。
そして何より、「人のつながり」の力を実感しました。旧店舗のお客様だけでなく、そのご友人や、まったく面識のない方まで、想像以上に多くの方が応援してくださったのです。この「つながり」の広がりこそが、私にとって最大の発見でした。
支援者との絆を紡ぎ、「忘れられない味」への挑戦
―目標金額を達成した後、どのようにプロジェクトを進めていきましたか?
河崎さん:目標の200万円を達成した時点で、当初の計画は上回ることができました。しかし、より多くの方に「Last Note」を知っていただくチャンスでもあると考え、ネクストゴールとして500万円を設定しました。
同時に、支援者の方々とのコミュニケーションを大切にしました。一人ひとりの支援に対して、できる限り丁寧にお礼のメッセージを送らせていただきました。これは単なる儀礼ではなく、「一緒に新しいLast Noteを創っていく」という気持ちを伝えたかったからです。
また、リターン内容についても細部までこだわりました。単にコース料理を提供するだけでなく、「オーダーメイドコース」や「薔薇の飴細工」など、Last Noteならではの特別感を味わっていただけるよう工夫しました。
支援が増えるにつれて、私自身の責任も重くなりました。ですが、それは同時にエネルギーにもなります。「必ず期待に応えなければ」という使命感が、より良いレストランづくりへの原動力となっていきました。
―クラウドファンディングを通して、どのような支援者との交流がありましたか?
河崎さん:支援者の方々との交流は、本当に心温まるものでした。旧店舗の常連のお客様からは「再開を待っていました」というメッセージをいただき、その言葉一つひとつが私の背中を押してくれました。
また、私自身が教えている専門学校の生徒さんたちからも応援の声をいただきました。彼らにとっては決して余裕のある金額ではないはずなのに、「先生の料理をまた食べたい」と支援してくれたことは、教える側としても本当に嬉しかったですね。
驚いたのは、「Last Note」を直接知らない方からも多くの支援をいただいたことです。「友人からの紹介で興味を持ちました」「コンセプトに共感しました」といった声も少なくありませんでした。
こうした交流を通じて、「Last Note」は単なる飲食店ではなく、人と人をつなぐ場所でもあるのだと実感しました。支援してくださる方々との絆を大切に、新しいレストランでもその思いを忘れずにいたいと思います。
―クラウドファンディング期間中、どのように戦略や考え方を変えていきましたか?
河崎さん:当初は「以前の店を知っている方々」を中心に考えていましたが、予想以上に新しい方々からの支援があったことで、視野を広げる必要性を感じました。「香りまでも調和する五感で楽しむ体験」という私たちの強みをより明確に打ち出していきました。
特に効果的だったのは、具体的な料理の写真やストーリーを丁寧に伝えることでした。「毛蟹の池」や「牛ヒレマデラソース」など、特徴的な料理の写真を追加したり、「ピンクコース」のような唯一無二の体験を紹介したりすることで、Last Noteならではの魅力を視覚的に伝えることができました。
また、リターン設計も随時見直しました。特に人気が高かったデザートコースの在庫を増やしたり、時期ごとの選択肢を増やしたりと、より多くの方に選んでいただける形に調整しました。
何より大切にしたのは「誠実さ」です。過度な宣伝文句ではなく、私自身の料理への思いや、お客様への感謝の気持ちを素直に伝えることを心がけました。その結果、多くの方から「シェフの人柄や料理への情熱が伝わってきた」というコメントをいただくことができました。

五感で楽しむ「Last Note」の新たな挑戦
―目標金額を超える支援が集まった今、どのような気持ちですか?
河崎さん:正直に申し上げると、感謝の気持ちでいっぱいです。約300名もの方々が私の挑戦を支援してくださり、目標の200万円を大きく上回る約500万円ものご支援をいただけたことは、料理人として最高の励みになっています。
同時に、大きな責任も感じています。支援してくださった方々の期待に応えるために、最高の「Last Note」を創り上げなければならないという使命感があります。一皿一皿に魂を込めて、支援者の皆様に「支援して良かった」と思っていただける料理を提供したいと思います。
また、多くの方々に支えられていることへの感謝と共に、料理人としての自信も回復しました。新宿御苑前の店を閉めた時は正直、自信を失いかけていました。でも今回のクラウドファンディングを通じて、私の料理を待っていてくださる方がこんなにもいることを知り、もう一度頑張ろうという気持ちが強くなりました。
何より、「人とのつながり」の大切さを実感しています。このつながりを大切に、これからも一皿一皿に想いを込めて料理を提供していきたいと思います。
―新店舗オープンに向けて、これから具体的にどのような準備を進めていきますか?
河崎さん:現在、2025年12月のオープンを目指して、着々と準備を進めています。まず店舗の内装設計から始め、「五感で楽しむ」というコンセプトに合った空間づくりを行います。香りも大切な要素なので、空間全体の香りのバランスも考慮した設計にしていきます。
同時に、メニュー開発も進めています。世界各国の技法を融合させた創作料理はもちろん、支援者限定のオーダーメイドコースの研究開発も行っています。特に「誕生石をテーマにした料理」や「花をテーマにしたコース」など、お客様一人ひとりの想いに寄り添ったメニューを充実させていきたいと考えています。
調理器具や食器の選定も重要です。料理の味だけでなく、見た目や香り、質感にもこだわった料理を提供するためには、それに適した道具が必要です。支援金の一部は、こうした設備投資にも使わせていただきます。
そして何より、支援者の皆様とのコミュニケーションを大切にします。オープンまでの進捗状況を定期的に共有し、皆様と一緒に「Last Note」を創り上げていく姿勢を大切にしていきたいと思っています。
―今回のクラウドファンディングの経験から得た学びや、これからの「Last Note」の展望をお聞かせください。
河崎さん:今回のクラウドファンディングで最も学んだのは、「想いを伝えることの大切さ」です。料理人は基本的に厨房で黙々と働くもの。そんな私でも、自分の料理への情熱や哲学を言葉にして伝えることで、多くの方に共感していただけることを知りました。
また、一人で頑張るのではなく、多くの方々と一緒に創り上げていく喜びも実感しました。支援者の皆様は単なるお客様ではなく、「Last Note」を一緒に育てていくパートナーだと感じています。
新しい「Last Note」では、これまで以上に「お客様との対話」を大切にしていきたいと思います。決まったメニューを提供するだけでなく、お客様一人ひとりの想いや記念日に寄り添った、オーダーメイドの料理体験を提供していきます。
将来的には、料理教室やワークショップなど、料理を通じた交流の場も設けていきたいですね。また、今回支援してくださった方々を中心としたコミュニティも大切にしていきたいと考えています。
何より、「忘れられない一皿」を通じて、お客様の人生の特別な瞬間に寄り添えるレストランでありたい。そんな想いを胸に、これからも挑戦を続けていきます。皆様、本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
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