プロフィール

株式会社シンプル 代表取締役
前田 幸一郎(まえだ こういちろう)
サイト: https://www.big-advance.site/c/164/1666
1983年、岡山県生まれ。関西大学卒業後、ベンチャー・リンクに入社。2010年に株式会社アリババへ転職し、日本企業の海外進出支援に従事。延べ4,000社を超える企業に提案を行う。2019年、岡山のEC事業会社で新規事業部の立ち上げを担当。コロナ禍で海外展開支援が困難になったことをきっかけに、Instagram運用とクラウドファンディング支援を開始し、わずか1年で50社以上の契約を創出。2021年4月、株式会社シンプルを設立。
クラウドファンディング支援では岡山を中心に全国で100件以上の実績を持ち、2023年にCAMPFIREパートナーアワード「フード・飲食店賞」を受賞。岡山クラウドファンディング協会の代表理事として、企業や団体へのセミナー開催や金融機関との共同イベントも行う。
SNS運用×クラウドファンディングという、唯一無二の強み

-前田さんがクラウドファンディング支援を始めたきっかけを教えてください。
2019年から勤めていた会社で、海外展開支援の新規事業を立ち上げていたのですが、コロナで事業継続が難しくなりました。そのため次の柱として、伸びていた「Instagram」と「クラウドファンディング」に注目したんです。
当時の岡山では、SNS運用とクラウドファンディング支援を組み合わせて提供する会社がほとんどありませんでした。競合がいない、空白市場だったんです。、そのため、希少性が評価されて多くの企業や金融機関とお取引につながりました。
- パートナー制度を知ったきっかけはどのようなものでしょうか?
先輩パートナーからの紹介です。さらに遡ると、新卒時代の同期がつないでくれた縁でした。当時はクラウドファンディング支援のノウハウや実績が十分ではなかったので、知見のある方と一緒に学びながら進められる環境に魅力を感じて応募しました。
また、地元である岡山に根ざした、クラウドファンディングの挑戦を応援したかったので、パートナーとなる際には地域プロジェクトに強い「CAMPFIRE」は最適でした。
- 実際に、クラウドファンディング支援のパートナーになってみて、どうでしたか?
活動を始めてみて、大きなギャップはありませんでした。むしろ、困っている方や挑戦したい方の力になれる手段だと実感しました。初期に支援したプロジェクトが複数成功し、起案者さんの表情や空気感が変わっていく様子を見て、クラウドファンディングの持つ力を強く感じましたね。
SNS運用×クラウドファンディングの新しさに金融機関や企業が興味を持ってくれたおかげもあり、約1年で50社以上の契約を創出することができました。そのまま波に乗り、2021年4月に株式会社シンプルを立ち上げ独立しました。
本業とクラウドファンディング支援が生む相乗効果

-本業とクラウドファンディング支援は、どんな関係にあるのでしょうか?
クラウドファンディング支援を入口にして、その後の販売活動や認知拡大の支援につなげられるようになりました。本業であるSNS運用支援、特にInstagram運用は、導入時に初期費用や制作費が発生します。その原資をクラウドファンディングで確保できるケースがあるんです。
つまり、起案者さんにとっては「挑戦資金を集めながら、その後の販促基盤も整える」という流れを提案しやすくなりました。また、クラウドファンディングが未達だったとしても、その過程で見えた課題を踏まえて提案することで、その後のSNS支援や広報支援に進むこともあります。
本業とクラウドファンディングを掛け合わせることで、支援の幅が広がり、起案者にとっても継続的な成長の基盤を作りやすくなる。それが、うちの強みです。
- 印象的なプロジェクトがあれば教えてください。
印象に残っているのは、「明石の地で創業112年!朝霧堂の5代目店主として火災で全焼した店舗を再建したい!」ですね。プロジェクト起案前は、火事にあって途方にくれていた起案者さんだったんですが、公開後3日で目標金額300万円を達成、次々と支援や応援の声を受け取る中で日に日に表情が明るくなっていきました。やっぱりクラウドファンディングって人を元気にするんだなって、その瞬間に確信しました。

- なるほど、クラウドファンディングには、人や地域を元気にする力があると!
ただ、クラウドファンディングの成否は、支援者側だけで決まるものではありません。最終的には起案者さん自身の発信や行動が重要です。その点を率直に伝えた上で伴走することで、単発の支援ではなく、その後も相談していただける関係につながっていると感じます。
紹介と信頼の積み重ねで築く、地域密着の支援体制
-起案者候補の方は、どのように集めているのですか?基本的には紹介を軸にしていて、特に地元の金融機関との連携強化に注力しています。前職時代に、中小企業でも銀行と連携して新しい取り組みを進められることを実感していたので、独立後もその経験を活かしました。実際に、金融機関との提携や紹介の仕組みづくりが初期の事業立ち上げを支えています。
あわせて、地域内で「岡山でクラウドファンディングといえば、株式会社シンプル」と想起してもらえるよう、セミナー開催や地域での接点づくりにも取り組んでいます。自分から売り込む"プッシュ型"より、信頼の積み重ねによって紹介が増える形を重視しています。
- 紹介が軸になっているのはすごいですね!何か意識していることはありますか?
紹介元への報告やお礼を丁寧に行うことです。アポが決まったら「●月●日に、お会いすることになりました」、ページができたら「こんな感じで進んでいます」、プロジェクトが終わったら「このぐらいの支援が集まりました」と、ひとつひとつの進捗を必ず伝えています。この積み重ねが、安心して次の案件を任せてもらえる関係づくりにつながっています。
信頼は、一朝一夕では作れません。紹介を受けたのにそれっきり何の連絡もしない人には、誰も二度と紹介しません。細かい対応が求められる銀行との連携を長らく続けてきたからこそ「前田さんなら、安心して紹介できる」と思ってもらえ、今の強みに繋がっているの「だと思います。
誰かの夢や挑戦を応援する、魅力的な仕事
- パートナー活動のやりがいは何ですか?自分との出会いをきっかけに支援金額が伸び、起案者さんの表情が明るくなり、元気を取り戻していくことに大きなやりがいを感じます。単に資金が集まるだけでなく、応援コメントや支援の広がりを通じて、起案者が「まだ頑張れる」と思える状態になることに価値があると考えています。
また、クラウドファンディングは、公開時期と終了時期が明確で、目標金額に対してどこまで届いたかが可視化される点も大きな魅力です。販促支援やコンサルティングは成果が見えにくいこともありますが、クラウドファンディングは金額という明確な指標があるため、起案者にも支援者にも分かりやすい仕組みだと思います。
- CAMPFIREのパートナー制度について、どう感じていますか?
パートナーに対して運営側のサポートが手厚いことが、CAMPFIREの心強い点だと思っています。実務上の相談先があることで、支援品質を上げやすく、起案者さんへの提案にも自信を持ちやすくなります。現在の担当者は対応が非常に迅速で、困りごとに対して先回りしてサポートしてもらえる点に助けられています。
- 続いて、パートナーを検討している方への「応援メッセージ」をお願いします。
誰かの夢を応援することが仕事になるのは、とても魅力的なことです。クラウドファンディング支援は、資金調達を助けるだけでなく、自分の好きな地域や応援したい人たちの挑戦を後押しできる仕事です。地域を元気にするための実践的なノウハウを身につけられる点でも、意義の大きい役割だと感じています。
- 今後の展望を教えてください。
目標は、プロジェクト支援件数で日本一になることです。単に件数を増やすだけでなく、地域に根ざした支援モデルとして実績を積み上げ、クラウドファンディングを地域活性のインフラの一つとして広げていきたいと考えています。
- 最後に、前田さんにとって「クラウドファンディング」とは何でしょうか?
僕にとってクラウドファンディングは、起案者さんの夢を叶える手段です。資金調達の方法というだけでなく、挑戦を形にし、周囲の応援を集め、次の一歩を踏み出すための手段だと捉えています。
- 本日は貴重なお話、ありがとうございました!
【編集後記】 今回は株式会社シンプルの前田さんにお話をお伺いしました。
前田さんは、本業であるSNS運用コンサルとクラウドファンディング支援を掛け合わせ、起案者にとって継続的な成長の基盤を作り、挑戦者を成功へ導きます。
編集部では今後も、パートナー企業様の活動をお伝えしていきます。少しでも興味を持っていただけましたら、下記のページをご覧ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ▼株式会社シンプル お問い合わせ先 https://www.big-advance.site/c/164/1666/contact ▼「CAMPFIREパートナーシッププログラム」紹介ページ https://camp-fire.jp/partner







