明石の地で創業112年!朝霧堂の5代目店主として火災で全焼した店舗を再建したい!

いつもと変わらない3月12日の正午、もらい火による火災により明石で創業112年の和菓子屋『朝霧堂』が全焼しました。5代目店主として歴史あるお店を継ぐために、8ヶ月前にお店に戻った矢先の話です。朝霧堂の歴史のためにも、朝霧堂を愛してくれるお客様のためにも、2026年4月の再開を目指して頑張ります!

現在の支援総額

6,728,000

224%

目標金額は3,000,000円

支援者数

649

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/01に募集を開始し、 649人の支援により 6,728,000円の資金を集め、 2025/05/31に募集を終了しました

明石の地で創業112年!朝霧堂の5代目店主として火災で全焼した店舗を再建したい!

現在の支援総額

6,728,000

224%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数649

このプロジェクトは、2025/05/01に募集を開始し、 649人の支援により 6,728,000円の資金を集め、 2025/05/31に募集を終了しました

いつもと変わらない3月12日の正午、もらい火による火災により明石で創業112年の和菓子屋『朝霧堂』が全焼しました。5代目店主として歴史あるお店を継ぐために、8ヶ月前にお店に戻った矢先の話です。朝霧堂の歴史のためにも、朝霧堂を愛してくれるお客様のためにも、2026年4月の再開を目指して頑張ります!

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お世話になっております。
朝霧堂、5代目店主の森本絢斗(もりもとあやと)です。

皆様のご支援により、ネクストゴールとして掲げていた500万円を5月17日に達成することができました。
本当にありがとうございます。

支援以外にも、皆様から頂く応援メッセージが私たち家族にどれだけの力を与えてくれているか。
皆様からの熱い応援コメントに心から感謝しております。

2026年4月の朝霧堂再建に向けて、話は進めており着々と進んでおり、おおよそですが、建設費用3,000万円、機械費用1,000万円という再建に向けての見積もりも揃いました。

とても大きな額です。

そのため、5月31日までの残り期間、ファイナルゴールとして700万円に挑戦させて頂くことを決めました!
皆様から頂いたご支援は、手数料を除くすべての費用を朝霧堂再建に大切に使わせて頂きます。

最後になりますが、ファイナルゴール挑戦に向けて、私たちからできることはないか?ということを家族で話し合い、すべての支援者様に、朝霧堂再建から1年間、何度でもご利用頂ける、『10%offチケット』をリターンに追加させて頂きますので、再建後にどうぞお使いください。
※お渡しは再建後の朝霧堂となります。ご購入して下さったリターンに追加してお渡しするという意味合いになります5月31日まで期間はわずかですが、家族一同頑張ってまいりますので、どうぞ応援のほど何卒よろしくお願いいたします。

朝霧堂 5代目店主 森本絢斗(もりもとあやと)

皆様、こんにちは。
明石にある和菓子屋『朝霧堂』の5代目店主、森本絢斗(もりもとあやと)と申します。

たくさんあるプロジェクトの中から私たち『朝霧堂』のクラウドファンディングページを見て下さり本当にありがとうごございます。

朝霧堂は明石市本町、銀座通りに面した老舗の和菓子屋です。
創業112年、大正時代から明石の地で和菓子の製造・販売を行ってきました。

明石をはじめ、多くの常連のお客様に支えて頂き、お正月は当店の白餅、夏の時期は期間限定のわらび餅などを毎年買いに来るのが楽しみと言って下さる方も少なくありません。

実家である朝霧堂を継ぐためにお店に戻ったのが2024年7月。
それから8ヶ月、112年の歴史もろとも火災で全焼するなど夢にも思っていませんでした。

 当日の出来事

いつもの日と変わらずお店で働いていた3月12日の正午頃、火災は起こりました。

最初は焦げたようなにおいがするなと感じる程度でしたが、臭いが強くなる頃、窓の外に大量の黒煙が見えました。

私は店にいた母を呼び、母は煙を見て『すぐ外に出て!』と言い、電気を消して二人で外に出ました。

出火元の店舗は、ガラス扉の中が煙で真っ黒になり、何も見えませんでしたが、火災による破裂音が外まで聞こえ、私たちはもう自分たちの店に戻れませんでした。

お店から持って出れたのはスマホだけです。

予想外に火の回りは早く、朝霧堂を含む4店舗が火災に巻き込まれ全焼しました。

目の前で起こった火災。

ものすごい煙と炎。

なす術がありませんでした。

火災が鎮火したのが同日の16時。

真っ黒に焦げたお店。

午前中まで働いていた、当たり前にあった朝霧堂が朝霧堂ではなくなり、お店の機械、大切にしていた秘伝のレシピ、書物、全てが焼けてしまいました。

朝霧堂の今後

火災が発生して約1ヶ月半。

火災直後は何も考えられなかった私たち家族ですが、いろいろなご縁が重なり未来に向けて一歩を踏み出すことを決意しました。

その一つがこのクラウドファンディングです。

色々話を進めていく中で、まずは仮設店舗でできることからやっていくなどの案も出ましたが、家族で話しあった結果、

『制限された状態で店舗を運営することはできない。朝霧堂を再建する』

という答えになりました。

もちろん、火災に遭った店舗の解体、新店舗の建設、製造機械の搬入などやるべきことはものすごくたくさんあります。

今回の火災は、私が朝霧堂5代目として与えられた最初の試練であり、『時代が大きく変わっていく中で朝霧堂も大きく変わるタイミングだ』というお告げなのかもしれません。

今回のクラウドファンディングでは、すぐにお渡しできる商品はありませんが、2026年4月の朝霧堂再建に向けて全力で復興活動を行なっていきます。

新店舗ができたあかつきには、皆様に以前と変わらない朝霧堂の和菓子をお渡しできるようにしますので、どうかこの苦しい現状の応援をお願いいたします。

朝霧堂5代目店主としての覚悟

ここで、朝霧堂5代目店主となる私の話をさせて下さい。

私は小さい頃から、家族が和菓子を作る姿を見て育ち、自然とその仕事に憧れていました。

気がつけば、朝霧堂を継ぐことは特別な選択というより、当たり前の未来として心の中にありました。

代々受け継がれてきた味と伝統を守り、次の世代へ受け継いでいくことが私の使命だと感じ、継ぐことを決心しました。

火災に遭って思うこと

2025年3月12日、突然の火災で朝霧堂は大きな被害を受けました。

幸い全員無事でしたが、祖父の時代から使ってきた道具やレシピが一瞬で失われ、本当に言葉を失いました。今でもその光景は忘れられません。

でも、そんな時に多くの方から温かい言葉をいただきました。お客様や取引先、地域の皆さんが「朝霧堂の再建を待っているよ」と声をかけてくれて、それが私たちの支えになっています。改めて朝霧堂は多くの方に愛されてきたんだなと実感しました。

今は前を向くしかないと思っています。火災は私たちの歴史の一部になりましたが、これを乗り越えて、もっと良い朝霧堂を作っていきたいです。

朝霧堂再建にかける想い

112年続いた朝霧堂を、ここで終わらせるわけにはいきません。

再建に向けて動き始めています。

設備の復旧や材料の確保、失ったレシピの復元など、課題はたくさんありますが、一歩ずつ進んでいきます。

朝霧堂の和菓子を待っていてくれるお客様がいるからこそ、前に進む勇気が湧いてきます。

このクラウドファンディングは、皆さんと一緒に新しい朝霧堂を作るプロジェクトです。

再建の道のりは簡単ではありませんが、必ず戻ってきます。どうかお力を貸してください。

 今回のクラウドファンディングを見て朝霧堂を知ったという方もいらっしゃると思いますので、朝霧堂の看板メニューを紹介させて下さい。

『みたらし団子』

香ばしく焼き上げた団子に、甘辛い特製のみたらし餡をたっぷり絡めました。リピーターも多く、当店一番の看板商品です。

『八房の梅』

人丸神社・月照寺にある、赤穂浪士ゆかりの八房の梅の花を模した求肥菓子です。淡いピンク色の餅菓子で、ほのかな梅の香りと優しい甘さが特徴です。

『ういろ』

もっちりとした食感と程よい甘さが特徴のういろ。上品な抹茶の風味が楽しめる、素朴ながら奥深い和菓子です。


あなた好みの和菓子はありましたか?

朝霧堂が再建した際には、リターンでご用意しているお得なチケットをお持ちになってお買い物に来て下さいね!

あなたにお会いできるのを心から楽しみにしています。

今日までの感謝

朝霧堂が112年間続いてこられたのは、ひとえにお客様、家族、そして関わってくださったすべての方のおかげです。

「朝霧堂の餅でないと」「ここの和菓子の大ファンです」

そんな言葉に、私たちはどれほど励まされてきたことでしょう。

火災で多くを失いましたが、それでも変わらず応援してくださる皆様の存在が、何よりの支えです。

あらためて、このような沢山の方々との繋がりこそが私たちにとって一番の財産だと強く感じています。

今後のビジョン

火災を経て、私たちはもう一度立ち上がる決意をしました。

守りたい味と、届けたい想い、それを大切に、再建後の朝霧堂では、伝統を守りながら新しい挑戦もしていきます。

そして「やっぱり朝霧堂があってよかった」と思っていただけるような店を、もう一度つくっていきたいと強く思っています。

お店は火災により全焼してしまいましたが、幸い、家族3人は無事であり、お店の再建さえできれば火災前と変わらない朝霧堂の和菓子を皆様にお届けできます。

今回の火災は朝霧堂にとって私にとって、あまりに大きい試練ですが必ず乗り越えられると信じています。

どうか、明石の皆様お力添えを頂ければ幸いです。

今後とも、朝霧堂を何卒よろしくお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 先日、朝霧堂の建物の解体がすべて終わりました。長い年月を共に過ごしてきたあの場所が、今は更地となり、目の前に広がる空がどこか広く、そして少しだけ寂しく感じられます。ここには、たくさんの思い出が詰まっていました。季節ごとのお菓子作り、笑顔で店に立つ家族の姿、訪れるお客様との何気ない会話。一つひとつが、今となってはかけがえのない宝物です。火事という突然の出来事で、思いもよらない形でお別れすることになってしまいましたが、あの建物が、私たち家族を、そして朝霧堂を長く支えてくれたことへの感謝の気持ちは、これからも変わりません。「今まで、本当にありがとう。」そう心の中で何度も伝えながら、私たちは新しい一歩を踏み出そうとしています。ここからまた、皆さまと笑顔でつながれるような朝霧堂をつくってまいります。  どうか、これからも見守っていただけたら幸いです。※インスタでも活動報告を配信中https://www.instagram.com/asagirido_akashi/profilecard/?igsh=NzZhZnJ5MWhnOGtx もっと見る
  • 本日をもちまして、朝霧堂のクラウドファンディングが終了いたしました。1ヶ月あまりの挑戦。私たちにとって、この日々は決して忘れることのできない時間となりました。初めてのクラウドファンディング、右も左も分からない中でのスタートでしたが、ページを立ち上げてすぐに届いた応援の声、温かいメッセージ、拡散の協力、そして何より、たくさんのご支援が、どれほど私たちの心を支えてくれたことでしょうか。おかげさまで、目標金額を大きく超えるご支援をいただき、たくさんの方に「がんばって」「応援しているよ」と背中を押していただきました。残念ながら、最後の最後に目指していたファイナルゴールには、あと一歩及びませんでした。悔しさがないと言えば嘘になります。でも、それ以上に今は「ありがとう」という言葉しかありません。火事でお店を失ったあの日、未来をどう描けばいいか分からなくなっていた私たちが、今こうして「またはじめよう」と強く思えるようになったのは、間違いなく、皆さまの存在があったからです。ひとつひとつのご支援、ひとつひとつの言葉、すべてが私たちの宝物です。そしてこのプロジェクトで得たつながり、出会い、経験は、これからの朝霧堂の再出発において、何よりの希望になります。これで終わりではありません。本当のスタートはここからです。お寄せいただいたご支援は、店舗再建のために大切に使わせていただき、必ず、皆さまにまた美味しいお菓子と温かいひとときを届けられる場所を作り上げます。私たちを信じ、力を貸してくださったすべての方へ、心から感謝申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞ見守っていただけたら幸いです。朝霧堂 一同 もっと見る
  • ついにこの時がきました。長かったようで、あっという間だった挑戦も、残すところあと1時間となりました。火事の夜から今日まで、本当にたくさんの方が力を貸してくださって、そのひとつひとつの想いが、私たちをここまで運んできてくれました。あの日、真っ暗な店の前で途方に暮れていた自分たちが、今こうして「もう一度、届けたい」と心から願えるようになったのは、皆さまの温かさに出会えたからです。このプロジェクトの最後の瞬間まで、一人でも多くの方に想いを届けたい。そして、また「ありがとう」を伝えたい。どうか最後まで、見守っていただけたら嬉しいです。 もっと見る

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