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OB&現役保護者の立場からはじまった全国大会への支援の輪
―杉浦さんが名電サッカー部の保護者会に関わるようになったきっかけを教えてください。
杉浦さん:
私は現在、名電サッカー部保護者会の会計を担当しています。実は長男が名電サッカー部のOBなんです。その時も保護者会の役員を務めていましたがその期間は残念ながら全国大会出場とはならず、3学年差の次男も入部したご縁で保護者会に継続して関わることになりました。現在、次男は2年生です。
名電サッカー部は全国大会常連というわけではありません。それだけに今回5年ぶりに全国大会出場を果たせたことは本当に大きな出来事でした。長男と一緒にサッカーを頑張ってくれていた後輩選手たちがOBの果たせなかった全国大会出場を叶えてくれたことが嬉しかったです。
―クラウドファンディングに挑戦しようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
杉浦さん:
きっかけは前回の全国大会出場時の費用を踏まえると、通常の部費や寄付だけではかなり不足する見込みであることが判明したことです。全国大会出場は本当に嬉しい反面、資金面がかなり厳しく保護者の間でも何とかしなければという声が上がっていました。
そんな中、近隣の熱田高校がクラウドファンディングを実施していたという情報を耳にしていました。「私たちもやってみたらどうだろう」と保護者会の役員会で提案にあがり、同じ会計担当の杉本さんと二人で協力してクラウドファンディングを担当することになりました。
まったく経験がなかったので不安もありましたが、他の役員はじめ多くの保護者の方の協力と賛同が大きな支えとなり、子どもたちの全国大会での活躍のためならと思い、未知の世界に飛び込む決
心をしました。

初めてのクラウドファンディング、手探りの挑戦
―初めてのプロジェクト立ち上げはいかがでしたか?
杉浦さん:
最初は本当に手探り状態でした。クラウドファンディングの仕組みからリターンの設定方法まで、すべてが初めての経験だったので戸惑うことばかりでした。でも、CAMPFIRE の村井さんが丁寧にサポートしてくださったおかげで、少しずつ形になっていきました。
私が全体の構成を考えて、CAMPFIREからのアドバイスを杉本さんと共有してイメージをひろげて展開していく感じでした。プロジェクトページの作成では、「写真をたくさん使った方がいい」「どのようなリターンが効果的か」など、具体的なアドバイスをいただきました。特に写真の使用については、保護者会で保護者の許可を取り、積極的に活用することにしました。
「どうやったら私たちの思いが伝わるか」「支援したくなる写真は何か」を常に考えながら、選手たちの真剣な表情や喜びの瞬間が伝わる写真を選ぶことに力を入れました。
写真の収集についても保護者の方から多大な協力を得られ、試合中の迫力のある写真やスナップ写真など様々な素材を集めることができました。また、支援を集めるためチーム関係者だけでなく、地域の方々や卒業生など、様々な層に向けてアプローチする方法を考えました。村井さんはいつも迅速に対応してくださり、本当に心強かったです。
PJページURL: https://camp-fire.jp/projects/810608/view
―プロジェクト運営で工夫した点や苦労した点を教えてください。
杉浦さん:
最も力を入れたのはチラシの作成と配布です。学校の近隣地域にチラシを配布したのですが、特に効果的だったのは選手自身がチラシを配ることでした。選手が直接配ると反応がとても良かったんです。
「頑張ってね」と声をかけていただけることも多く、選手たちのモチベーションにもつながりました。また、保護者の勤務先にもチラシを掲示してもらうなど、できるだけ多くの場所で目に触れるよう工夫しました。
リターンの品物についても、保護者のご協力でエンブレム入りの品物を準備できてオリジナリティを出すことができましたし、リターン品の発送も保護者関係分は保護者から直接手渡しで行うことで、発送コストを抑える工夫をしました。
SNSの活用も重要でした。公式Instagramを運用しているコーチにも協力していただき、Instagramを中心に情報発信を行い「この写真を使ってください」とか「カウントダウンを始めましょう」など、更新をお願いしたいタイミングに合わせて内容などをご連絡することで、公式Instagramを保護者会のクラファン活動に効果的に使わせていただきました。
選手たちの様子や練習風景、試合結果などをこまめに更新することで、応援してくださる方々に近況を伝えることができました。プロジェクト途中で伸び悩んだ時期もありましたが、週末に集中的に告知したり、野球部など他の部活動のSNSにも協力を依頼したりと、工夫を重ねました。
なかでも特に効果的だったのは・・・、OBでタイでプロ選手として活躍している佐野選手からの応援メッセージを提供いただけたことです。現役のプロ選手からの応援メッセージは、多くの方の心を動かし、支援の大きな後押しになりました。
一方で拡散性に長けているX(旧Twitter)は一部の有志の方が投稿してくれるのみになっていました。今回はそこまで手が回りませんでしたが、CAMPFIREや部のInstagramとの連動した展開を考えると、保護者会でも担当を設けて公式アカウントを稼働させるのもよかったかもしれません。
苦労した点としては、高齢の方々からは「オンラインでの支援方法がわからない」という声があったことです。チラシを持ってこられた方に操作方法を説明することもありました。予想を超える支援の広がりと成果
―サポーターの反応や支援を集める上で効果的だった方法はありましたか?
杉浦さん:
プロジェクトの活動報告は本当に効果的でした。 「支援したくなる写真を選ぶ」ということを意識して、選手たちの表情や試合の様子が伝わる写真を厳選しました。写真を選ぶ作業は楽しくもあり、どうやったら私たちの思いが伝わるかを常に考えながら作業を進めました。また部員全員の思いを発信するなどして、支援の輪を広げることを意識しました。
SNSでの発信では、サッカー部だけでなく、野球部など他の部活動のSNSアカウントにも協力を依頼してもらいました。 学校全体で応援する雰囲気が生まれたことが、支援の輪を広げるのに大きく役立ったと思います。私自身は「全部員のお母さん代表」のような気持ちで、SNSを通じて選手たちの様子を伝えることに力を入れました。
支援者の中には、「昔、名電でサッカーをしていました」という卒業生や、「息子がお世話になりました」という元保護者の方もいらっしゃいました。また、地域の方々からも「地元の高校生を応援したい」という温かいメッセージをいただきました。
こうした応援の声が集まることで、プロジェクトが単なる資金集めではなく、地域全体で選手たちを応援する取り組みになっていると実感しました。
―クラウドファンディングを通じて得られた成果や予想外のメリットはありましたか?
杉浦さん:
最も大きな成果は、目標を上回る124万2,000円もの支援が集まったことです。これにより、選手たちは御殿場での事前合宿を含め、万全の態勢で全国大会に臨むことができました。全国大会は厳しい戦いになりましたが、選手たちは最後まで諦めず、支援者の皆様の期待に応えるべく、全力でプレーしてくれました。
予想外のメリットとしては、私自身のスキルアップがありました。チラシ作りやSNS運営を通じて、「どうやったら伝わるか」を考える力が身についたと感じています。普段は仕事で Excel や Word を使う程度だったのですが、自分でもこういった情報発信ができるという達成感を味わうことができました。
また、サッカー部の「全部員のお母さん代表」として、SNSを活用した情報発信の役割を担えたことも、良かったです。 何より、自分たち保護者が、チームの力になれたという実感が得られたことが、私たち保護者全員にとっての大きな財産になりました。

未来への展望と挑戦者へのメッセージ
杉浦さん:CAMPFIREの村井さんのご対応には、心から感謝しています。初めての挑戦で不安も多かった私たちに対し、常に迅速かつ丁寧にサポートしてくださり、大変心強く感じました。プラットフォーム全体としても非常に使いやすく、プロジェクトページの管理画面は直感的に操作でき、支援状況の確認もスムーズでした。さらに、CAMPFIREから提供されるノウハウやアドバイスも非常に実践的で、大いに参考になりました。
―最後に、これからクラウドファンディングに挑戦する方へのメッセージをお願いします。
杉浦さん:
何も知らなくても、飛び込んでみれば意外とできるものです。私も最初は不安だらけでした。
「クラウドファンディングって難しそう」「本当にお金が集まるのか」「失敗したらどうしよう」という思いがありました。でも、「子どもたちのために」という思いで始めたら、多くの方が応援してくださいました。
特に保護者の立場からすると、子どもたちの活動を支援するためのクラウドファンディングは、非常に有意義な取り組みだと感じています。
私のように、特別なスキルや経験がなくても、CAMPFIREのような手厚いサポート体制があれば、特別なスキルや経験がなくても十分に実現可能です。 不安や迷いはあると思いますが、まずは一歩踏み出してみることが大切だと感じます。その一歩が、子どもたちの可能性を広げるきっかけになるかもしれません。
私たちの経験が、これから挑戦する方々の参考になれば嬉しいです。この経験談が、これからクラウドファンディングに挑戦しようと考えている方々の少しでも参考になれば幸いです。そして、私たちの活動を支えてくださったすべての方々に、改めて心より感謝申し上げます。皆様のご支援のおかげで、子どもたちは本当に貴重な経験を積むことができました。
杉浦さんのストーリーは、「子どもたちのために」という思いがあれば、初めての挑戦でも大きな成果を上げられることを教えてくれます。保護者という立場から、クラウドファンディングという新たな手段に挑戦し、地域を巻き込んだ支援の輪を広げた杉浦さんの経験は、多くの学校や部活動の参考になるでしょう。
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