【初めてのクラファン】手数料はいくら?失敗してもかかるパターンなど徹底解説

クラウドファンディングの手数料・失敗時の対応までわかりやすく解説!初めてのクラウドファンディングを応援します。
日本では2010年代に知られ始めたクラウドファンディングですが、今やすっかりメジャーな資金調達手段の1つになりました。
「自分もクラウドファンディングを利用して資金を集めたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。 

そこで気になるのが、費用・手数料ですよね。 

実はクラウドファンディングの手数料は、利用するプラットフォームごとに、 
  • 手数料の金額や割合 
  • 手数料がかかるタイミング が異なります。 
正確に把握していないと、手元に残る金額が想定と違ってしまったり、リターンにより赤字になってしまうなど、予期せぬ事態になりかねません。 そこで本記事では、クラウドファンディングの手数料について、徹底解説していきます。 これからクラファンにトライしたいと思っている方、ぜひ最後までご覧ください。 

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クラウドファンディングの手数料はいくら?

はじめに、基本となるクラウドファンディングの手数料の「仕組み」と「種類」、そして「タイミング」について解説します。 
クラウドファンディングにかかる手数料には複数の種類があり、この基本を知らずにトライしてしまうと、思っていた以上に手数料がかかってしまうケースもあります。 

そんなことにならないためにも、手数料が発生する条件やタイミングはしっかりと把握しておきましょう。

手数料の仕組みを知ろう

手数料がかかるタイミングの図解クラウドファンディングの手数料とは、原則集めた金額に対しての「割合」で決まります。 
例えば10%の手数料でクラウドファンディングを利用して2000万円の出資金が集まった場合、クラウドファンディングサイトに200万円を支払い、手元に入ってくるお金は1800万円です。 

したがって、クラウドファンディングの目標金額は手数料として引かれる金額も考えたうえで設定する必要があります。 

そして、クラウドファンディングの手数料は利用するプラットフォームサイトによって異なります。厳密には利用手数料と決済手数料の2種類がありますが、利用手数料と決済手数料を合わせて「手数料」として表示する方法が一般的です。

利用手数料とは

利用手数料とは、クラウドファンディングで集めた金額に応じて発生します。 クラウドファンディングサイトによって異なり、おおよそ10%〜25%程度が相場です。

決済手数料とは

決済手数料とは、決済時に発生する手数料です。決済方法やクラウドファンディングサイトによって割合は異なります。 また、「決済手数料込み」で手数料を取るサイトもあるので、利用する際は内容をよく確認しましょう。

手数料がかかるタイミングとは

そしてクラウドファンディングで手数料が発生するのは、掲載時でも、スタッフがついた時でもありません。「支援金を受け取る」場合のみです。 

例えば、クラウドファンディングは目標金額を定めて出資者を募りますが、必ずしも目標金額が達成できるとは限りませんよね。 

このように目標金額に達成しなかった場合、クラウドファンディングは失敗となって集まった資金は出資者に返還されます。この場合、手数料も徴収されません。

注意!成功しなくても手数料がかかる場合もある

ここで一つ注意点があります。 「支援金を受け取れる」のは「目標金額を達成した時=成功した時」だけではありません。 クラウドファンディングは、目標金額に達成しなくても支援金が受け取れる方式があります。そのため、金額に関わらず支援金が支払われたケースを「成立」、目標金額が達成して支援金が支払われるケースを「成功」と呼ぶことがあります。 

つまり、「目標金額に到達していない=失敗」とした場合でも、あるケースでは支援金を受け取れるのです。

失敗しても手数料がかかるケースとは

クラウドファンディングでは、目標金額に達しなくても支援金を受け取れる方式があります。 それがAll in方式です。

All in方式とは
All in方式とは、1円でも支援金が集まったらクラウドファンディングが成立するシステムです。 

例えば、目標金額を100万円に定め、1万円しか集まらなくても支援金は利用者に支払われます。このシステムを利用すれば、目標金額をいくら高く設定しても不成立に終わることはありません。また、100万円の目標金額に対し99万9000円集まったときなど、目標金額ぎりぎりでの不成立も防げます。 

その一方で、支援金が少なすぎてもリターンを制作しなければならないため、注意が必要です。 この方式と対になる一般的な方式が、All or Nothing方式です。

All or Nothing方式とは
All or Nothing方式とは、目標金額を達成した場合のみ支援金が受け取れる方式です。 

目標金額に到達しなかった場合は、クラウドファンディングが不成立となり、支援金は出資者に返還されます。 

All or Nothing方式を選択すると目標金額に達成しなければ、支援金を受け取れないため、手数料がかかりません。 

その一方で、目標金額に1円でも不足していると不成立となります。 

手数料は原則%なので、手数料だけで赤字になることはありません。 
しかしリターン制作費用や、時間的コストも考えると、集まった金額によってはマイナスになってしまう可能性もあります。 

この点に注意して、クラウドファンディングの成立条件を定めましょう。


形式名
 All in方式 
All or Nothing方式
概要
1円でも支援が集まれば「成立」し、支援金を受け取れる。
目標金額を達成して初めて「成立=成功」し、支援金を受け取れる。
手数料発生タイミング
成立したら手数料が発生する。 
目標金額を達成すると、手数料が発生する。


CAMPFIRE関連のクラウドファンディング手数料一覧

キャンプファイヤーの様々なブランドCAMPFIREは、日本最大級のクラウドファンディングサイトです。 2024年現在、会員数は400万人、累計プロジェクト数は9.7万件以上です。 

クラウドファンディングを初めて利用する方にとっては、利用候補の一つとして検討いただいている方も多いのではないでしょうか? 
そこでここからは、CAMPFIREのクラウドファンディングの手数料と特徴を紹介します。 

当CAMPFIREは、日本最大級だけあっていくつものカテゴリ、ジャンルに特化したクラファンサイトを所持しています。 
利用を検討している方は、それぞれの特徴も理解しておきましょう。

CAMPFIRE

CAMPFIREの手数料は、「成功報酬手数料17%(決済手数料5%を含む)」です。 


もちろん掲載料はかかりません。プロジェクトの検討・実施・成立までは無料で行えます。 入金の時点で手数料が発生するので、まとまった元手がなくてもクラウドファンディングに挑戦できます。なお、All in方式とAll or Nothing方式の選択が可能です。 

CAMPFIREは、ジャンルや規模に関わらず誰でもクラウドファンディングを行えるプラットフォームサイトです。クラウドファンディングというと「資金調達の手段」といったイメージがありますが、CAMPFIREの場合は資金調達以外に商品・サービスの販売・宣伝、ファンづくり、開業、テストマーケティングなどさまざまなことに利用できます。 例えば、新商品を開発して販売したい場合、新商品をリターンに設定して出資者を募れば、どのくらい需要があるか調べられます。また、SNSとの相性が良いため、高い宣伝効果も期待できます。 

CAMPFIREは、クラウドファンディング作成時に専任スタッフがついてサポートを行ってくれます。経験豊富なスタッフなので、初めてクラウドファンディングを実施する方でも、分かりやすく出資者が集まりやすいページを作れます。また、公開したページに対するフィードバックも行ってくれるので、次回のページ作りにも活用できます。 

CAMPFIRE のページへ

CAMPFIRE for Social Good

CAMPFIRE for Social Good


CAMPFIRE for Social Goodは、「みんなの寄付で社会課題の解決を支えるプラットフォーム」です。支援者とCAMPFIREが手数料を全額負担してくれるので、プロジェクトのオーナーに手数料は発生しません。集まった支援金が全額オーナーに支払われます。 

ただし、利用できるのは非営利で活動している団体や個人に限られます。また、プロジェクトの内容も「社会課題の解決を主目的とする」もののみです。例えば、大災害が発生したので被災地に支援物資を送りたいといったプロジェクトなどに利用できます。 CAMPFIRE for Social Goodでも、通常のCAMPFIREと同じようにスタッフのサポートが受けられます。 

CAMPFIRE for Social Goodのページへ

CAMPFIRE Creation

CAMPFIRE CreationCAMPFIRE Creationとは、クリエイターのアイデアを商品化するためのSPA(製造小売)型クラウドファンディングサービスです。クラウドファンディングが達成された場合、CAMPFIRE側でアイデアを商品化して、支援者に届けます。そのため、プロジェクトオーナーに手数料などの費用は一切発生しません。 


その一方で、通常のクラウドファンディングのようにプロジェクトオーナーの手元に資金は渡らないので注意が必要です。アイデアを実現したいが方法と資金がない方に適したクラウドファンディングです。完成した製品がヒットすれば、新たなチャンスに恵まれる可能性もあります。 

CAMPFIRE Creationのページへ

BOOSTER

BOOSTERBOOSTERは、全国に数多くの商業施設を運営しているPARCOとCAMPFIREが共同で運営しているクラウドファンディングプラットフォームサイトです。クラウドファンディングが成功すれば、PARCOと共同で商品開発をしたり、PARCOのオンラインストアで商品を販売できます。商品を開発する力はあるが、クラウドファンディングを行う余力がない企業や、販売ルートの確保が難しい企業などに適しています。 

BOOSTERの手数料は「成功報酬手数料17%(決済手数料5%を含む)」です。この点は通常のCAMPFIREと同様です。All in方式とAll or Nothing方式の選択も可能です。また、定期的に手数料が減額されるキャンペーンも行っているので、利用するタイミングによっては通常のCAMPFIREよりお得です。 

BOOSTERのページへ

CAMPFIRE for Entertainment

CAMPFIRE for EntertainmentCAMPFIRE for Entertainmentとは、その名のとおりエンターテイメントに特化したクラウドファンディングです。「エンタメ応援プラン」を利用するとプロジェクトオーナーが支払う手数料が0〜17%まで自由に設定できます。事前審査はありますが、認められればクラウドファンディングで集めた金額を100%手にできるケースもあります。 

また、プロジェクトページの制作からリターンの準備・配送までCAMPFIREの支援を受けられる「フルサポートプラン」も別途料金を払えば利用可能です。 

該当するプロジェクトはアニメ、漫画、ゲーム、音楽、映画映像、舞台演劇など多岐にわたり、自主製作映画などを作りたい方などに適しています。 

CAMPFIRE for Entertainmentのページへ

CAMPFIREふるさと納税

CAMPFIREふるさと納税CAMPFIREふるさと納税とは、自治体がプロジェクトオーナーとなってふるさと納税の支援者を募れるプラットフォームです。支援金を集めたいプロジェクトを具体的に設定できるので、内容によっては多くの支援者を集められます。

手数料は個別契約により決定します 

CAMPFIRE ふるさと納税のページへ

machi-ya

machi-yamachi-yaは、デジタル家電、小物などのガジェット関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサイトです。「良い商品ができたのだが、PR力がないので知名度が上がらない」といった場合に適しています。掲載中はメディアジーンが運営するメディアにて宣伝してくれるので、知名度を一気に高められる可能性もあるでしょう。 

成功報酬率が決済手数料を含めて25%とやや高額ですが、資金集めだけでなく宣伝もできると考えれば、商品によっては十分にメリットがあります。 

machi-yaのページへ

CAMPFIREクラウドファンディング手数料比較表

クラウドファンディングサービス

特徴

手数料

(別途消費税)

サポート

CAMPFIRE

国内最大手のクラウドファンディングサービスで、ユーザー数は400万人以上。支援資金総額830億円超で、様々なジャンルで成功事例のある、初心者などにおすすめのサービス。

完全成功報酬で17%

プロジェクト作成時に専任スタッフがつき、ページに対するフィードバックなども有り

CAMPFIRE for Social Good

社会課題の解決に取り組む起案者が支援金100%を受け取れるクラウドファンディングサービス。

なし

※対象プロジェクトの手数料は支援者とCAMPFIREが全額負担

負担ゼロで専属スタッフによるサポート有

CAMPFIRE Creation

クリエイターが商品化したグッズをクラウドファンディングを活用して多くの方に届けるクラウドファンディングサービス。

なし

企画からグッズの商品化、発送までの一貫サポート有

BOOSTER

これまで表に出なかった魅力あふれる個人のアイデアや未来の商品を購入することができるクラウドファンディングサービス。

ベーシックプラン17%

フルサポートプラン20%

プロジェクトページの制作代行サービス有

CAMPFIREふるさと納税

ふるさと納税の制度を活用し、「好きな地域を応援する」という想いを実現するクラウドファンディングサービス。

個別契約により決定

自治体様向けに担当スタッフによるサポート有

Machi-ya

デジタル家電、小物などのガジェット関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービス。

25%

プロジェクトごとに担当スタッフによるサポート有

SNSに商品レビュー掲載有

CAMPFIRE for Entertainment

クリエイティブな活動を行う方々がより創作活動に専念できるよう、誕生したエンターテインメント特化型クラウドファンディングサービス。

なし~17%(最大)

※プロジェクトオーナーは、CAMPFIRE for Entertainmentの手数料について、プロジェクトオーナーと支援者の手数料をそれぞれ設定することができる

プロジェクトページの制作からリターンの準備と配送にいたるまでのフルサポート有(有料)


手数料が安いクラファンの3つの注意点

CAMPFIREでクラウドファンディングを利用する場合、決済手数料を含めて0〜25%の手数料が発生します。クラウドファンディングサイトの中には、もっと安い手数料のところもあります。しかし、手数料が安いクラウドファンディングを利用する際にはデメリットもあるので注意が必要です。
 
ここでは、手数料が安いクラウドファンディングサイトを利用する場合の注意点を紹介します。

手数料以外の費用に注意

手数料が安いクラウドファンディングサイトの中には、手数料以外の費用が必要なところもあります。CAMPFIREの場合はサポートを無料で利用できますが、サイトによってはサポート料が発生するところもあるので、よく確認してください。

ユーザー数や成功率などに注意

クラウドファンディングサイトは、ユーザー数が多いほうが成功率がアップしやすい傾向です。手数料が安くてもユーザー数が少なく成功率が低いサイトを利用するメリットはありません。利用する前にしっかりとチェックしましょう。

サポートの内容に注意

クラウドファンディングサイトの中には、サポートを最低限にして手数料を抑えているところもあります。クラウドファンディングサイトを利用し慣れている方は、サポートがなくても問題ないケースもあるでしょう。

しかし、初めてクラウドファンディングサイトを利用したい場合や、可能な限り成功率を上げたい場合は、サポートが手厚いサイトを選んだほうがメリットは大きいでしょう。

手数料以外で見るべきクラファン選びのポイント

最後に、クラウドファンディングサイトを比較する際、手数料以外にチェックするポイントを紹介します。これからクラウドファンディングを検討している方は、参考にしてください。

自分のプロジェクトに合ったサービスを選ぶ

クラウドファンディングサイトは、それぞれ得意分野があります。CAMPFIREのように基本的にはあらゆるジャンルが掲載可能になっている中で、特定の分野では手数料などが異なるブランドを作っているという方式を採用するところもあれば、サイトそのものを特定の分野に特化させているところもあります。

クラウドファンディングを行う場合、自分が実施したいプロジェクトに合ったサービスを選ぶことが重要です。

似たプロジェクトの成功事例から選ぶ

自分が実施しようとしているプロジェクトと似たプロジェクトが成功しているプラットフォームサイトを選ぶと、成功率がアップする傾向があります。

「自分のプロジェクトに合ったサイトの探し方が分からない」と悩んでいる場合は、自分が実施しようしているプロジェクトに似たプロジェクトを探し、成功しているものが多いサイトが適しています。

知名度や集客力から選ぶ

クラウドファンディングサイトそのものの知名度が高く、集客力があるとクラウドファンディングに注目が集まりやすくなります。CAMPFIREの場合、クラウドファンディングが掲載されると提携しているニュースサイトやSNSで拡散してくれるので、多くの人の目にとまりやすいといったメリットがあります。 

また、知名度が高い分安心感があり、支援者が支援するハードルが下がることもメリットのひとつです。

結局手数料いくら?悩んだらご相談ください

ここまで記事を読まれた方の中には「手数料が何種類もあって複雑で分かりにくい」と悩む方もいるでしょう。 
そんな方は、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。 

まだ悩んでいる段階で結構です。 
お一人で悩まず、困った時は専門家を頼ってしまいましょう。 

\事前にプロに相談したい方はこちら/

失敗したからといっても諦める必要はなく、何度でも挑戦して成功できるように頑張りましょう!

クラウドファンディングのやり方に迷ったら...

 CAMPFIREは「自ら学びたい」「誰かに相談したい」に応えます。もし、クラウドファンディングのやり方に迷ってしまったら、CAMPFIREにぜひご相談ください。

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