本記事では、手数料の内訳や実際に手元に残る金額に加え、手数料の違いによるデメリットやクラウドファンディングサービス選びのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
* 不成立時に費用がかからないのはAll-or-Nothing方式の場合です。All-in方式は1円でも支援が集まればプロジェクト成立となり、成立分に手数料がかかります。
CAMPFIREなら、様々なサービス形態からあなたにあった手数料プランをお選びいただけます。
・掲載は無料
・1プロジェクト1担当者制で、ページ構成やリターン設計をサポート
・最適な手数料プランもご提案
クラウドファンディングの手数料とは?
クラウドファンディングの手数料は、プラットフォームに支払うサービス利用手数料と、支援金の決済にかかる決済手数料を合算したもので、相場は支援総額の10〜25%です。

クラウドファンディングの手数料とは、契約したクラウドファンディングサービスに対して支払う「サービス利用手数料」と「決済手数料」を合わせたものです。
まずは、クラウドファンディングの手数料の相場や内訳、支払うまでの流れを説明します。
クラウドファンディングの手数料の相場と内訳
クラウドファンディングの手数料は、原則集まった金額に対する「割合」で決まります。たとえば、手数料10%のクラウドファンディングサービスを利用し、2000万円の出資金が集まった場合、200万円を手数料として支払い、残りの1800万円が手元に残ります。 そのためクラウドファンディングの目標金額は、手数料が差し引かれることを考慮し、設定する必要があります。
またクラウドファンディングでは、以下2種類を合わせたものを手数料として設定するのが一般的です。
- サービス利用手数料
- 決済手数料
CAMPFIREの手数料に含まれるサービス
CAMPFIREでは、基本プランの手数料に決済機能のほか、専任スタッフによるページ作成の相談や、プロジェクト実施に向けたサポートなどが含まれています。初めてクラウドファンディングに挑戦する方でも、進め方やリターンの設計について相談できます。また、各種SNSと連携した集客施策や、Google Analytics 4を使った分析などに活用できる機能もあります。一方、リターン品の制作サポートや一部の特集企画などは有料オプションとなるため、必要なサービスと費用は事前に確認しましょう。
クラウドファンディングで手数料が発生するまでの流れ
クラウドファンディングの手数料は、募集期間の終了後に集まった支援金を、プロジェクトオーナーが受け取るタイミングと同時に引かれます。また、担当者への相談時やプロジェクト掲載時は、手数料をはじめ費用がかかりません。そのため、All-or-Nothing方式で目標金額を達成できなかった場合は、集まった資金は支援者に返還され、手数料の支払いも発生しません。つまり、挑戦がうまくいかなくても金銭的な持ち出しはゼロです。なお、All-in方式は1円でも支援が集まればプロジェクト成立となり、成立分に手数料がかかります。また、公開後にやむを得ずプロジェクトを取り下げる場合はキャンセル手数料がかかります。
クラウドファンディングの募集方式による手数料の違い
クラウドファンディングの募集形式によっては、目標金額に達成しなかった場合でも支援金が受け取れるうえ、手数料の支払いが発生するケースもあります。具体的には以下2つの形式に分けられます。| 形式名 | 手数料が発生する条件 |
| All-in方式 | プロジェクトの成立(1円でも支援金が集まったとき) |
| All-or-Nothing方式 | プロジェクトの成功(目標金額を達成したとき) |
一般的には、金額に関わらず支援金を受け取れる状態を「プロジェクトの成立」とし、目標金額の達成にともない支援金を受け取れる状態を「プロジェクトの成功」と呼びます。
- All-in方式
All-in方式であれば、目標金額を高く設定しても、プロジェクト成立によって支援金が受け取れるのがメリットです。目標金額の100万円に対し99万9000円集まったときなど、目標金額にあと少し届かなかったときも安心です。 一方で、支援金が少なかった場合でもリターンを提供しなければならず、かえってコストがかかる可能性もあります。
- All-or-nothing方式
プロジェクトが成功すれば目標金額以上を受け取れるので、リターン制作費用を含めコストを気にせず事業を進められます。
【CAMPFIRE関連】クラウドファンディングの手数料一覧
CAMPFIREの基本プランの手数料は17%(税別)ですが、プロジェクトの内容によっては、起案者の手数料負担を抑えられるサービスもあります。
日本最大級のクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」では、それぞれ異なるカテゴリやジャンルに特化したサービスを提供しています。
CAMPFIREのクラウドファンディングサービスごとの特徴や手数料は、以下の表のとおりです。
| クラウドファンディングサービス | 特徴 | 手数料(別途消費税) | サポート |
| CAMPFIRE | 国内最大手のクラウドファンディングサービスで、会員数は約600万人、累計支援額は約1,200億円*。様々なジャンルで成功事例があり、初めての方でも取り組みやすいサービス。 *2026年6月末時点 | 完全成功報酬で17% | プロジェクト作成時に専任スタッフがつき、ページに対するフィードバックなども有 |
| CAMPFIRE for Social Good | 社会課題の解決に取り組むプロジェクトオーナーが支援金100%を受け取れるクラウドファンディングサービス。 | なし ※サービス利用手数料7%・決済手数料5%(いずれも税別)は、支援者がご協力費として負担 | 負担ゼロで専属スタッフによるサポート有 |
| CAMPFIRE Creation | クリエイターが商品化したグッズをクラウドファンディングを活用して多くの方に届けるクラウドファンディングサービス。 | なし | 企画からグッズの商品化、発送までの一貫サポート有 |
| CAMPFIREふるさと納税 | ふるさと納税の制度を活用し、「好きな地域を応援する」という想いを実現するクラウドファンディングサービス。 | 個別契約により決定 | 自治体様向けに担当スタッフによるサポート有 |
| Machi-ya | デジタル家電、小物などのガジェット関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービス。 | 25%(サービス手数料20%+決済手数料5%) | プロジェクトごとに担当スタッフによるサポート有 SNSに商品レビュー掲載有 ギズモードやライフハッカーといった関連メディアで商品やレビューが紹介 |
| CAMPFIRE for Entertainment | クリエイティブな活動を行う方々がより創作活動に専念できるよう、誕生したエンターテインメント特化型クラウドファンディングサービス。 | なし~17%(最大) ※プロジェクトオーナーが、自身と支援者の手数料負担をそれぞれ設定できる(設定はご希望に添えない場合あり) | プロジェクトページの制作からリターンの準備と配送にいたるまでのフルサポート有(有料) |
| CAMPFIRE for Sports | スポーツ領域に特化したクラウドファンディングプラン。各主要なスポーツ団体とも連携しており、手数料の優遇もある。 | 基本プラン:17% サッカー関連:15% ラグビー関連:15% ※ それぞれのページからの申込みが必須。 | (1)おまかせ初期原稿作成 (2)クラウドファンディング企画書作成 (3)専任スタッフによる実施支援 |
起案者と支援者が負担する手数料の違い
CAMPFIREでは、プロジェクトオーナーが支払う手数料と、支援者が支払う費用が異なります。主な3つのプランを比較すると、以下のとおりです。
| サービス | プロジェクトオーナーの手数料(税別/税込) | 支援者が負担する費用 | 不成立時の費用 |
|---|---|---|---|
| CAMPFIRE(基本プラン) | 17%(サービス手数料12%+決済手数料5%)/税込18.7% | 支援時のシステム利用料 | All-or-Nothing方式は0円(All-in方式は成立分に手数料) |
| CAMPFIRE for Social Good | 0%/0% | ご協力費12%(サービス利用手数料7%+決済手数料5%相当)およびシステム利用料 | 0円 |
| CAMPFIRE for Entertainment | 0〜17%/税込0〜18.7%(設定内容による) | 設定に応じたご協力費およびシステム利用料 | All-or-Nothing方式は0円(All-in方式は成立分に手数料) |
※ いずれも税別の料率です。支援者のシステム利用料は支援金額などによって異なります。for Social Good・for Entertainmentは利用条件があります。
最終確認日:2026年10月22日(出典:CAMPFIREヘルプ「CAMPFIRE掲載時の手数料」、特定商取引法に基づく表記)
手数料の負担をできるだけ抑えたい方へ
手数料の負担をできるだけ抑えたい場合、CAMPFIREには料率の比較だけでは見えない選択肢があります。
- CAMPFIRE for Social Good — 非営利で活動する団体・個人による、社会課題の解決を主目的としたプロジェクトが対象です。サービス利用手数料7%と決済手数料5%は支援者がご協力費として負担するため、プロジェクトオーナーの手数料負担は0%です。
- CAMPFIRE for Entertainment — エンターテインメント領域が対象です。手数料の起案者・支援者負担をそれぞれ設定でき、条件に応じて起案者の負担を0%にできる場合もあります。
「オーナーが払う」から「支援者と分担する」へ。応援の気持ちを原資にするクラウドファンディングだから成り立つ料金モデルです。対象領域に当てはまる場合は、通常プランと比較して検討してみてください。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.CAMPFIRE

事業のカテゴリや規模に関わらず、誰もが利用できるクラウドファンディングサービスです。資金調達以外にも商品・サービスの販売や宣伝、ファンづくりや開業、テストマーケティングなど、各々の目標に向けてクラウドファンディングを利用できます。
CAMPFIREの手数料は「成功報酬手数料17%+税(決済手数料5%を含む)」です。 プロジェクトの相談・作成・掲載に初期費用はかかりません。支援額を受け取る時点で手数料が発生するため、まとまった元手がなくてもクラウドファンディングに挑戦できます。All-in方式とAll-or-nothing方式どちらも選択可能です。
なお、クラウドファンディング実施前は専任スタッフへ相談しサポートしてもらえるため、初めての方でも安心して利用できます。公開したページに対するフィードバックもおこなってくれるので、募集終了後のページ作りにもお役立ていただけます。
<CAMPFIRE のページはこちら>
2.CAMPFIRE for Social Good

みんなの寄付で社会課題の解決を支えることを目的とした、新たなクラウドファンディングサービスです。サービス利用手数料7%と決済手数料5%(いずれも税別)を支援者がご協力費として負担するため、プロジェクトオーナーは決済手数料を含め起案者の手数料負担0%で、支援金を全額受け取ることができます。
ただし、利用には条件があり、非営利で活動する団体による、社会課題の解決を主目的としたプロジェクトが対象です。国内に法人格を持たない国際NGOの日本支部や、これに準ずる活動実績のある非営利の任意団体・個人も対象となります。原則として株式会社や合同会社などは対象外です(条件を満たす一部のソーシャルスタートアップは対象となる場合があります)。また、活動費用(寄付)を集めるためのプロジェクトが対象で、物販を目的としたものは対象外です。利用を検討している場合は、事前に利用の基準を確認しましょう。
たとえば「大災害の発生にともない被災地に支援物資を送りたい」というプロジェクトは、支援対象として認められます。なお、こちらのサービスも専属スタッフによるサポートが受けられるので、まずはご相談ください。
<CAMPFIRE for Social Goodのページはこちら>
3.CAMPFIRE Creation

クリエイターのアイデアを商品化するためのSPA(製造小売)型クラウドファンディングサービスです。目標金額に到達すると、CAMPFIRE側がアイデアを商品化して支援者に届けます。プロジェクトの立案からリターンの提供まで、クラウドファンディングに関する費用は一切発生しません。
ただし一般的なクラウドファンディングとは異なり、プロジェクトオーナーの手元に資金は渡らない点に注意が必要です。アイデアを形にしたいけれど具体的な方法がわからない、または資金がなく実現できずにいる方に向いたサービスです。完成した製品がヒットすれば、新たなチャンスに恵まれる可能性もあります。
<CAMPFIRE Creationのページはこちら>
4.CAMPFIRE for Sports

CAMPFIRE for Sports(スポーツ)はファンマーケ・遠征費調達・練習環境の設備投資などのスポーツ課題をクラウドファンディングで解決するために、日本を代表するスポーツ団体とCAMPFIRE(キャンプファイヤー)によって立ち上げられたサービスです。
2026年10月現在で提携しているスポーツ団体は以下の5団体となっており、サッカー・ラグビーに関しては手数料が通常17%→15%になるなど特典が用意されています。
- 公益財団法人 日本サッカー協会(特設ページはこちら)
- 公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会(特設ページはこちら)
- 公益財団法人 日本水泳連盟
- 一般社団法人 日本パデル協会
- 公益財団法人 日本陸上競技連盟
その他にも、以下の3つのサポートが用意されており、プロ・アマチュア・保護者・支援団体などスポーツに関わる人であれば、誰もがクラウドファンディングを簡単に実施できます。
サポート1. おまかせ初期原稿作成
プロジェクト紹介文の下書きをCAMPFIREが作成。支援者の心に届く文章設計をサポートします。
サポート2. クラウドファンディング企画書作成
成功するための要点をまとめたオリジナル企画書をCAMPFIREがご提供。初めてクラウドファンディングに挑戦する方でも、何をどの順番で進めればよいかが明確になります。
サポート3. 専任スタッフによる実施支援
プロジェクトページ作成や広報アドバイスまで、専任のCAMPFIREスタッフが一貫して伴走支援。「やってみたい」を「やってよかった」に変えるサポート体制を構築しています。
<CAMPFIRE for Sports(スポーツ)のページはこちら>
5.CAMPFIRE for Entertainment

音楽やゲーム、映画やアニメ、書籍やアートなど数々のエンターテイメントに特化したクラウドファンディングサービスです。
CAMPFIRE for Entertainmentでは、プロジェクトに賛同した支援者からの「ご協力費」によって、手数料の一部またはすべてが賄われます。プロジェクトオーナーと支援者が負担する割合を設定でき、条件に応じてプロジェクトオーナーの手数料負担を0%にすることも可能です。
また別途オプション料金を支払えば、プロジェクトページの制作からリターンの準備・配送までCAMPFIREの支援を受けられる「フルサポートプラン」も利用可能です。大まかなイメージや希望を伝えれば、プロジェクトの設計からビジュアル制作、リターンの制作や配送まで、すべてCAMPFIREで代行できます。
<CAMPFIRE for Entertainmentのページはこちら>
6.CAMPFIREふるさと納税
クラウドファンディングの仕組みを活用し、ふるさと納税の「好きな地域を応援する」を実現するサービスです。自治体がプロジェクトオーナーとなり、集まった支援額を使ってプロジェクトを進めたり、主催者をサポートしたりできます。 募集するときは実施内容や経緯、支援金の使い道やビジョンなどのプロジェクト情報を発信できるので、多くの共感が得られる可能性があります。なお、手数料はそれぞれの個別契約により決定します。
<CAMPFIRE ふるさと納税のページはこちら>
7.machi-ya
デジタル家電、小物などのガジェット関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービスです。魅力的な商材があるのに開発資金が足りない、テストマーケティングを実施する場が欲しい、PRによってさらに知名度を上げたいなど、さまざまなニーズに対応可能です。 machi-yaの初期費用は0円で、手数料は成功報酬型で25%+税です。ほかのサービスと比べればやや高額ですが、プロモーション費用も含まれているため十分なメリットが見込めるでしょう。
machi-yaでは1つのプロジェクトに対して、1人の担当者が専任でサポートします。商品写真を改善したり訴求ポイントを洗い出したりと、ページ制作に関するアドバイスを詳細までおこないます。
また、プロジェクト期間中は、関連メディアにて、プロジェクトの紹介記事を掲載し、SNSでの自動発信が可能です。商品の魅力をアピールできるため、より高い集客効果を見込めます。
<machi-yaのページはこちら>
手数料だけでは見えない「総費用」の見積もり方
クラウドファンディングの総費用は、手数料率だけでなく決済手数料・リターン原価・送料・制作費・オプション費用まで合算して見積もると、実行後の資金不足を防げます。
手数料率が低いサービスを選んでも、掲載料やサポートが別途有料であれば総額は膨らみます。こうした隠れコストを見落とすと、成立後に資金が足りなくなります。逆に手数料率が同じでも、無料で使える機能やサポートが多ければ手元に残る金額は増えます。比べるべきは料率単体ではなく、プロジェクトを完遂するまでに出ていく費用の合計です。次の項目を漏れなく洗い出しておきましょう。
| 費用項目 | 内容 | CAMPFIREでの扱い |
|---|---|---|
| サービス手数料 | プラットフォームの利用料 | 支援総額の12%(税別)。プロジェクト成立時のみ発生。 * 不成立時に費用がかからないのはAll-or-Nothing方式の場合です。All-in方式は1円でも支援が集まればプロジェクト成立となり、成立分に手数料がかかります。 |
| 決済手数料 | 支援者の決済処理にかかる費用 | 支援総額の5%(税別)。サービス手数料と合わせて17%で、別途の請求はありません。 |
| 掲載料・初期費用 | 掲載・審査などにかかる固定費 | 0円。担当者への相談時・プロジェクト掲載時も費用はかからない。 |
| リターンの原価 | リターン品の製造・仕入れにかかる費用 | プロジェクトオーナーの負担。プラットフォームを問わず発生する。 |
| 送料・梱包費 | リターンの配送にかかる費用 | 同上。リターン価格に織り込んで設計する。 |
| ページ制作・撮影費 | 写真・動画・原稿の準備にかかる費用 | 自作なら0円。専任スタッフによる作成サポート・AIによるドラフトページ作成は無料。 |
| 広告・宣伝費 | 集客のための広告出稿費 | 各種SNSと連携した広告配信・効果計測、GA4での分析の機能は無料で利用可能(広告の出稿費は別途)。 |
| 有料オプション | リターン品の制作サポート、特集ページ作成など | 利用する場合のみ発生(任意)。 |
| 振込手数料 | 支援金をプロジェクトオーナーの口座へ振り込む際の手数料 | CAMPFIREが負担。プロジェクトオーナーの負担はなし。 |
| キャンセル手数料 | 公開後にプロジェクトの募集を取り下げる場合の費用 | やむを得ない事情で募集をキャンセルする場合のみ発生(詳しくはヘルプ)。 |
支援者にも手数料はかかる?
クラウドファンディングでは、プロジェクトオーナーだけでなく、支援者にも費用がかかる場合があります。CAMPFIREの基本プランでは、支援1回につき、支援金額が1万円未満の場合は228円(税別)、1万円以上の場合は支援金額の2.27%(税別)のシステム利用料がかかります。
また、CAMPFIRE for Social GoodやCAMPFIRE for Entertainmentでは、支援者がご協力費を支払う仕組みがあります。これらはプロジェクトオーナーの手取りから差し引かれる手数料とは別のものです。
支援総額100万円の場合の費用シミュレーション
手数料は成立した支援総額に対してかかります。CAMPFIREの基本プランで、支援総額100万円のプロジェクトを例に、手数料の内訳を試算すると次のとおりです(消費税10%として計算)。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 支援総額 | 1,000,000円 |
| サービス手数料(12%) | 120,000円 |
| 決済手数料(5%) | 50,000円 |
| 手数料 小計(17%) | 170,000円 |
| 消費税(10%) | 17,000円 |
| 手数料・消費税を差し引いた金額 | 813,000円 |
※ 公表されている料率にもとづく試算です。実際の精算条件は申込時にご確認ください。
同じ条件で支援総額が30万円の場合、手数料と消費税を差し引いた金額は24万3,900円、300万円の場合は243万9,000円です。
なお、for Social Goodでは起案者の手数料負担が0%となるため、支援総額が100万円なら手数料控除前の金額は100万円です。for Entertainmentで起案者負担2%の設定が適用される場合、手数料と消費税を差し引いた額は97万8,000円となります。
基本プランで支援総額100万円の場合、この81万3,000円から、さらにリターンの原価・送料・制作費などプロジェクト側の費用を差し引いた額が、手元に残る実質的な資金です。たとえばリターンの原価と送料が支援総額の30%かかる場合、100万円の支援を集めても、手数料・消費税を含めた支出を差し引くと約51万3,000円が手元に残ります。目標金額は、手数料だけでなくリターンの原価や送料も見込んで設定しましょう。融資や補助金と違い、クラウドファンディングはプロジェクトが成立した時にのみ手数料が発生するため、返済や担保を前提にせず、成立を条件に費用を織り込んだ資金計画を組める点が特徴です。
強み・事例・実施フロー・手数料/プランをまとめたサービス資料を無料でお配りしています。約1分のフォーム入力でダウンロードできます。
クラウドファンディングを手数料の安さだけで選ぶとどうなる?
手数料率の安さだけで選ぶと、別途費用・集客力・サポート体制まで含めた実質的なコストパフォーマンスで不利になり、かえって総費用が膨らむことがあります。
支援金をなるべく多く受け取れるように、手数料の安さでクラウドファンディングサービスを選びたくなるかもしれません。しかし、手数料の安さだけで選ぶとデメリットが生じるだけでなく、プロジェクトが失敗するおそれがあるため注意しましょう。
ここでは手数料の安さで選んだときの3つのデメリットと、プロジェクト失敗を引き起こす原因をそれぞれ紹介します。
別途費用がかかる可能性がある
クラウドファンディングサービスのなかには、手数料以外にサポート費用がかかるところもあります。クラウドファンディングサービスを選ぶ前に、まずは自身が求める機能やサポート内容をもとにプランを選択し、手数料を含めた合計金額を算出しましょう。なおCAMPFIREでは、X(旧Twitter)やFacebookなど各種SNSと連携し、効果的な広告配信や効果計測を無料で行うことができます。また、Google Analytics4での詳細なWeb分析や、ライブ配信ツール「CAMPFIRE Fireball」でのリアルタイム表示も可能です。
さらに、オプションとして、リターン品の制作サポートや特集ページの作成などの有料サポートも幅広く用意しています。
サポートサービスを詳しく知りたい方は、こちらからご確認ください。
プロジェクトの成功に影響する
クラウドファンディングサービスのユーザー数が多いほど認知してもらいやすく、プロジェクトが成功しやすくなります。手数料が相場よりも安いと、ユーザー数が少なく支援金が集まりにくい可能性があります。 また、クラウドファンディングサービスごとに取り扱うジャンルやカテゴリは異なります。手数料の安さに惹かれて自身のプロジェクトとミスマッチなサイトを選ぶと、費用や時間をかけても十分な効果が得られません。利用する前にしっかりとチェックしましょう。
サポート内容が少なくなる
サポートの種類を最低限にして、手数料を抑えているクラウドファンディングサービスもあります。初めてチャレンジする方や成功に近づけたい方は、手数料の安さで決めるのではなく、手厚いサポートが受けられるかによって選ぶと安心です。安さに注目しがちな初心者がよくある失敗例
クラウドファンディング費用を抑えようと意識しすぎると、プロジェクト失敗の可能性が高くなります。失敗のおもな原因は以下の2つです。トラブルの発生時に柔軟な対応ができない
リターンは送料や制作コストを加味したうえで、価格や付与スケジュールを適切に設定する必要があります。予想以上の支援金が集まり、リターンの制作・付与に多くの費用や時間がかかった場合は、支援者への迅速な説明や返金対応が求められます。リターン付与がスケジュール通りに進まない、支援者への問い合わせ対応に手が回らないなど、思いがけないトラブルが発生するかもしれません。万が一に備えて、専任スタッフに相談できる環境だと安心です。
宣伝や広告に力を入れられずプロジェクトを宣伝できない
魅力的なプロジェクトだとしても、ユーザーにしっかり情報を届けられなければ成功は難しくなります。まずはプロジェクトページで、プロジェクトの概要や経緯、支援金の使い道やリターン品の詳細などを説明し、内容を充実させましょう。ダイレクトに魅力を伝えられるよう、画像や動画を多く活用すると効果的です。 また、プロジェクト開始後はページ内で定期的な活動報告をおこない、支援者との関係構築に努めましょう。
【手数料以外】クラウドファンディングサービス選びで重視すべきポイント
サービス選びでは、手数料率に加えて自分のプロジェクトに合った種類があるか、知名度と集客力があるか、サポートが手厚いかの3点を確認します。

クラウドファンディングサービスを選ぶ際、手数料以外にチェックすべきポイントを3つ紹介します。これからクラウドファンディングを始める方は参考にしてみてください。
自分のプロジェクトに合ったサービスを選ぶ
クラウドファンディングは購入型や寄付型など、さまざまな種類に分かれており、それぞれにメリットやデメリットがあります。クラウドファンディングサービス選びの際は、自身のプロジェクトに合った種類が用意されているかを事前に確認しましょう。CAMPFIREの関連サービスを例に挙げると、全ジャンル掲載可能だったり、社会課題やガジェット関連など特定の分野に特化していたりと、取り扱うジャンルはさまざまです。 各サイトのホームページから、強みとするジャンルと自身のプロジェクトを見比べて、合致しているのか確認しましょう。
また、自分と似たプロジェクトの成功事例があるかを探してみるのも有効です。
知名度の高いサービスを選ぶ
知名度の高いクラウドファンディングサービスを利用すれば、プロジェクトを知って支援してくれる人が増えるだけでなく、支援者からの信頼も得やすいといえます。 まずはホームページに掲載されたユーザー数や累計プロジェクト数などの実績を確認しましょう。また、より多くの人の目に留まるような宣伝・広告サービスがあるのかもポイントです。CAMPFIREのように、提携しているニュースサイトやSNSでプロジェクトを共有・拡散できるかチェックしましょう。
サポートの手厚さでサービスを選ぶ
クラウドファンディングを実施するだけでは、プロジェクトを知ってもらえる機会がなく、十分な資金が集まらない可能性があります。プロジェクト成功のためには、立ち上げる段階から募集ページの作成やリターンの設計、宣伝・広告の方法やスケジュールなど、さまざまな工夫が必要です。しかし、初めてのクラウドファンディングでどうすれば良いのかわからなかったり、普段の業務が忙しく時間がとれなかったりする場合もあるでしょう。そのため、クラウドファンディングが初めての方はもちろん、成功に近づけたい方はサポートの手厚さで選ぶことも大切です。
手数料に関するよくある質問
Q. 手数料はいつ支払いますか?
A. プロジェクト成立後、集まった支援総額から差し引かれる形で精算されます。事前の支払いや別途請求はありません。担当者への相談時・プロジェクト掲載時の費用も0円です。
Q. 目標金額に達しなかった場合、手数料はかかりますか?
A. All-or-Nothing方式では不成立となり、支援金は支援者に全額返還され、手数料も発生しません。All-in方式は1円でも支援が集まればプロジェクト成立となり、成立分に手数料がかかります。
Q. 手数料以外にどのような費用がかかりますか?
A. リターンの原価、送料・梱包費、ページ制作や広告にかける費用が、プラットフォームを問わずプロジェクト側の負担として発生します。詳しくは「手数料だけでは見えない「総費用」の見積もり方」をご覧ください。
Q. 手数料の負担を抑えられるプランはありますか?
A. 非営利で活動する団体・個人による、社会課題の解決を主目的としたプロジェクト向けのCAMPFIRE for Social Goodは、手数料を支援者がご協力費として負担するため、起案者の負担は0%です。エンターテインメント領域のCAMPFIRE for Entertainmentでも、条件に応じて起案者と支援者の負担を設定できます。CAMPFIRE for Sportsでは、サッカー・ラグビー関連の対象プロジェクトで手数料が17%から15%になります。
Q. CAMPFIREの17%とは別に決済手数料がかかりますか?
A. いいえ。CAMPFIREの基本プランの17%は、サービス利用手数料12%と決済手数料5%を合わせたものです。別途決済手数料が加算されることはありません。消費税込みでは18.7%となります。
Q. 支援者にも手数料はかかりますか?
A. はい。CAMPFIREの基本プランでは、支援1回ごとにシステム利用料がかかります。1万円未満の支援では228円(税別)、1万円以上では支援金額の2.27%(税別)です。サービスによっては、ご協力費が加わる場合もあります。
Q. 支援総額100万円の場合、手元にいくら残りますか?
A. CAMPFIREの基本プランでは、手数料17%とその消費税を差し引いた81万3,000円が目安です。支援金の振込手数料はCAMPFIREが負担するため、ここから差し引かれることはありません。ここからリターンの原価や送料などを差し引いた額が、実際に活動に使える資金となります。
Q. 起案者の手数料0%は期間限定のキャンペーンですか?
A. いいえ。CAMPFIRE for Social Goodの起案者の手数料0%は、サービス利用手数料7%と決済手数料5%を支援者がご協力費として負担する料金の仕組みによるもので、CAMPFIREの手数料表にも通常の料率として掲載されています(2026年10月時点)。CAMPFIRE for Entertainmentも、プロジェクトオーナーが自身と支援者の手数料負担を設定できる仕組みです。
まとめ
クラウドファンディングの費用は手数料率だけで決まらず、決済手数料・リターン原価・送料・制作費・オプション費用まで含めた総費用で比較することが重要です。
CAMPFIREの基本プランの手数料は、決済手数料を含む17%(税別)です。また、プロジェクトの内容に応じて、for Social Goodやfor Entertainmentのように起案者の手数料負担を抑えられるサービスもあります。
今回は、クラウドファンディングの手数料はいくらかかるのか、CAMPFIRE関連サービスをもとに比較・紹介しました。
クラウドファンディング手数料の相場は支援額の10〜25%で、クラウドファンディングサービスによってさまざまです。手数料の安さだけで選ぶと、プロジェクトの認知度が低く成功しにくくなる、サポート内容が少ないなどのデメリットに注意しましょう。
クラウドファンディングサービス選びの際は、得意なジャンル・知名度の高さ・サポートの手厚さの3点を重視し、CAMPFIREをはじめ各ホームページや資料をチェックしましょう。
比較の際は、手数料率だけでなく決済手数料・リターン原価・送料・制作費・有料オプションまで含めた総費用で見積もり、目標金額に反映させましょう。CAMPFIREは完全成功報酬型のため、成立しなければ費用は発生しません。
思うように集まらなかったとしても、条件や設計を見直して次の挑戦につなげることができます。
▼クラウドファンディングの進め方全体を確認したい方はこちら。
【2026年版】クラウドファンディングのやり方完全ガイド:国内最大級のクラファンサイトCAMPFIREが徹底解説
▼継続支援型(月額)の料率を知りたい方はこちら。
継続支援・ファンクラブ型クラウドファンディングの始め方|CAMPFIRE Communityでできることと事例
▼カテゴリ別の成功事例をまとめてチェックしたい方はこちら。
【2026年最新】お手本にしたいクラファン成功事例57選|14カテゴリー
クラウドファンディングのやり方に迷ったら...
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