2024/05/11 23:53

琴平神社の祈年祭に参加させていただきました。楽人が叩く太鼓には「昭和二十六年七月吉日 古平港 発動機船 船長公友会」と刻まれていました。古平は江戸時代から鰊漁が盛んでしたが、昭和中頃から鰊が獲れなくなったため、漁師さんたちは遠洋漁業に活路を見出したのです。この太鼓は遠洋漁業が始まった頃に船長さんたちによって寄贈されたものと思われます。革は何度か張り替えられているそうですが、70年以上も大切に使われてきたんですね。