2024/05/23 09:51

古平町琴平神社例大祭で観光客に人気があるのが、本祭の最後に行われる「天狗(猿田彦)の火渡り神事」です。大勢の見物客が今や遅しと渡御行列の到着を待ち構え、先導役の天狗が燃え盛る炎をくぐり抜けると会場の興奮は最高潮に達します。この天狗のお面は、普段は琴平神社の社務所に保管されているのですが、炎の中を何度もくぐり抜けるうちに、馬の尻尾の毛を埋め込んだ天狗の髪や髭が焼け焦げてしまうそうです。そのため、お祭りの前には、写真のような綺麗なお姿に修復するのです。