プロフィール

MY BRAIN 代表/PRODUCER
大場 靖子(おおば やすこ)
サイト:https://mybrain.company/
茨城県出身・在住。結婚後、1997年頃から独学でホームページを作成し、子ども服のリサイクルショップをネット上で運営。以来、29年にわたってオンラインビジネスに携わってきた。2014年にMY BRAINを設立しプロデュース支援を展開。
2024年には女性リーダー育成プログラム「JWLIBootcamp」に選出、2025年に茨城県の起業セミナー講師を務め、2026年にはビジネスコンテストを主宰。4,000人規模のビジネスコミュニティでは「クラウドファンディングのやすこ師匠」として知られている。
29年のオンラインビジネス経験が、今の支援スタイルをつくった
- MY BRAINではどのような事業を展開されていますか?商品設計と販売導線設計のプロデュースが、仕事の中心です。顧客は個人事業から法人の新規事業、地域プロジェクトまで。販売戦略・プロモーション・クラウドファンディングなどトータルに支援をしています。
もとはインターネットが家庭に入り始めた頃に、専業主婦業が自分には合わず、その孤独を解消しようと掲示板やオンラインコミュニティに飛び込んだのが始まりです。その中で知り合いが増え、子ども服のリサイクルショップを自作。今のフリマアプリサービスに近い仕組みを、当時すでに自分でつくっていました。「これはビジネスとして成り立つか」「マネタイズできるか」常にそこを考えながらネットの世界で動いてきた29年が、今の支援スタイルの土台になっています。
- CAMPFIREのパートナー制度に加盟したきっかけを教えてください。
2025年の秋、仲間と一緒にCAMPFIREで初めてプロジェクトを立ち上げました。「人生の後半を夢と希望で満たす!女性のための3ヶ月起業プログラムを届けたい!」というプロジェクトで、結果として達成には至りませんでした。ただ、終わってから改めて振り返ってみると「こうすればよかった」「ここはもっと工夫できた」という気づきがたくさん出て来ました。そんな時、CAMPFIREからパートナー募集の案内メールが届き、「今までの経験を全部活かせるのではないか」と思い、すぐに応募しました。
これまでの起業家サポートの延長線上にある活動なので、大きな不安はありませんでした。ただ、起案者が最も期待する「目標達成」に応えられるかという点については当初、プレッシャーを感じていました。

「風を送り続ける」 起案者の熱量を信じるということ
- パートナーとして活動する上で、最も大切にしていることは何ですか?起案者一人ひとりが持っている「想い」を形にして、それが周りから応援される形になるよう支えることです。
そのために大切にしているのが、自分で構築した「炎・薪・風モデル」という考え方です。起案者が自ら火をつける「炎」、それを支える周りの応援隊が集まるほど勢いが増す「薪」、そして私たちパートナーは一歩引いたところから風を送り続ける「風」。パートナーが代わりに火をつけたり薪をくべたりするのではなく、最終的には起案者自身の熱量が一番大事だということを、伝え続けることを最も重要視しています。
これに加えて、最初の段階で必ず伝えるのは、「達成はあくまで数字目標であり、それ以上に得るものが何倍もある」ということ。認知拡大、ファンづくり、コミュニティ形成、お金以上に得られるものが、クラウドファンディングにはあります。
- 「炎・薪・風モデル」が特にうまくいった、代表的なプロジェクトを教えてください。
「【桜川真壁】3代続く写真館が創る地域共創写真集「地元発見」出版プロジェクト」というプロジェクトです。
100年企業を目指す地元の写真館、その3代目オーナーのプロジェクトになります。もともと私の知人で、「このままではお店が傾いてしまう」というビジネスの相談から始まりました。話を重ねる中で、「地元で100年続く写真館だからこそつくれる写真集がある」というアイデアが生まれました。ただ、カメラマンが本業の彼は、自分から営業することへの抵抗感がとても強い方でした。そこで私は、正面から営業するのではなく、応援隊を組織することを提案しました。まず彼の周りから応援隊のリーダーを5人選んでもらい、そのリーダーのもとに人を集わせる。そうやって、段階的に熱量が広がる仕組みをつくったんです。
定期的にミーティングを重ねながら伴走する中で、彼の気持ちが少しずつ変わっていきました。終盤の1〜2週間、支援者数が急に増えた時期がありました。話を聞いてみると、いつのまにか彼がプロジェクトの応援のお願いをしに、自分から動いていたんです。最初は、あんなに営業することに抵抗感があったのに!
これがまさに「風を送る」ということを実感した場面でした。
本プロジェクトでは、あえて挑戦的なストレッチゴール(目標200万円)を当初から設定したためサイト上の目標達成には届かなかったものの、実際の目標であった100万円は見事に達成。しかし数字よりも大きかったのは、起案者自身のその後の変化です。今までのカメラを「撮る」だけではなく「教える」講師業を始めるなど、事業家として大きく変わっていく過程を間近で見られたことが、私の中でいちばん印象に残っています。
CAMPFIREだからこそ感じる信頼と、パートナー活動の面白さ
- CAMPFIREというプラットフォームへの印象を教えてください。2020年にCAMPFIREのコミュニティ機能を使って、サブスク型のオンラインサロンを立ち上げたのがCAMPFIREとの最初の接点です。その際の審査の厳しさや、お金を扱う上での徹底した運用ルールなどに驚かされました。「ビジネスとしてユーザーから大切なお金をお預かりするなら、運営者側もこれくらいしっかりしていなければいけない」と感じた経験が、自分の意識を大きく変えてくれました。クラウドファンディングのプラットフォームは多くありますが、CAMPFIREが一番信頼できると感じている理由はそこにあります。
- パートナー制度の魅力はどこにあると思いますか?
公式に「パートナー」という肩書きを使わせてもらえることが、何よりの強みだと感じています。起案者にとって誰に相談するか」という判断はとても大切です。公式の看板があるからこそ、最初から信頼して選んでもらいやすいと感じます。
現在は、同じパートナーである城戸氏と共にプロジェクトサポートをしています。城戸氏とは、茨城で彼が主催するコミュニティのランチ会で出会い、意気投合して一緒に動くようになりました。城戸氏が起案者のマインド面を支え、私がページ設計やクリエイティブ、応援隊戦略を担当するという分担で、二人三脚でサポートしています。この出会いもパートナー活動の中で生まれた、大切なつながりのひとつです。
個人起業家のプロモーションに、クラウドファンディングを定着させたい
- 今後の展望を教えてください。2027年に向けて、個人起業家のプロモーション戦略の選択肢のひとつとして、クラウドファンディングを定着させたいと思っています。「社会貢献のための資金集め」というイメージがまだ根強いですが、認知拡大・ファンづくり・テストマーケティングまで同時にできるプロモーション手段として、もっと多くの起業家に使ってほしい。その先駆けになれたらと考えています。
パートナー活動の割合も、今後は8割程度まで増やしていく予定です。これからは「起業家が1冊の本を持つことが自身のブランディングになる」という見通しのもと、「出版×クラウドファンディング」を組み合わせた新たなプロモーション設計にも挑戦して行く予定です。
- パートナーを検討している方へ、メッセージをいただけますか?
私自身、特別なスキルがあったわけではなく、ただ「誰かの手助けをすること、応援することが好き」という気持ちでここまで来ました。その人が成長していく過程を見るのが、昔から本当に好きで、それがそのままパートナーの仕事に重なっています。
誰かを応援することに喜びを感じる方なら、絶対に向いていると思うので、ぜひ挑戦してみてください。
- 最後に、あなたにとってクラウドファンディングとは何でしょうか?
「自分の挑戦を、自分だけのものにしない仕組み」だと思っています。
単なる資金集めではなく、自分のプロジェクトが社会のためになると伝え、周囲を巻き込む場。「人からお金を集めるもの」と顔をしかめる方も多いですが、そうじゃないということを伝え続けていきたいです。自分の意識を社会に向け、それを堂々と表現できる場として、もっと多くの方にクラウドファンディングにチャレンジしてほしいと思っています。
【編集後記】
「炎・薪・風モデル」という言葉が、大場氏のパートナーとしての姿勢をよく表していました。代わりに火をつけるのではなく、起案者自身が動き出すまで、一歩引いて風を送り続ける。その姿勢が実を結んだ結果がこの半年の活動にあらわれているように思います。
編集部では今後も、パートナー企業様の活動をお伝えしていきます。少しでも興味を持っていただけましたら、下記のページをご覧ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ▼MY BRAIN お問い合わせ先 https://mybrain.company/ ▼「CAMPFIREパートナーシッププログラム」紹介ページ https://camp-fire.jp/partner







