そこで役立つのが「クラウドファンディングのサポーター・代行業者」の存在です。
本記事では、クラウドファンディングのサポーターや代行業者を利用するメリット・デメリットと、どのような場合に代行サービスが特に必要になるのかを解説します。
特に今、
- 人的リソースが限られていて後回ししている
- 成功ノウハウがなく一歩踏み出せていない
- 一部でも代行業者を利用するか検討している などに当てはまる方は、必読の内容です。
クラウドファンディングに代行業者やサポーターは必要?
まずクラウドファンディングで成功するために、代行業者やサポーターは必要なのか?という疑問にお答えします。 結論、「必要なケースはあります。」 しかし必須ではありません。 その理由や、読者のあなたに必要なのかどうかについてをここから解説していきます。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングは、インターネットを介して多くの人から資金を募る手法です。プロジェクトのアイデア、計画内容をオンラインで公開し、それが欲しい、実現してほしい、支援したいと思う方が、資金を支援してくれる仕組みです。CAMPFIREでも、法人・個人問わず、エンタメ、アート、IT、科学、商業、新規事業など、様々なカテゴリのプロジェクトが資金を募っており、2024年4月現在で総額860億円以上の資金が支援されています。
そして多くのプロジェクトオーナーは、自分たちのアイデア、プロジェクトに非常に熱意を持っています。
しかしクラウドファンディングを効果的に運営し、成功させるためのノウハウやリソースまで兼ね揃えているケースはなかなかありません。
そこで注目されているのが、クラウドファンディングの成功までをサポートする、サポーター・代行業者です。
クラファンにサポーター・代行業者は必要か?
実はクラウドファンディングは、自分のアイディア・計画を「ただ掲載しただけ」で資金が集まるほど簡単なものではありません。支援金を出してもらうために、
- 計画をより鮮明に練り上げこと
- 画像や動画、3DCGなどを使って魅力が伝わるように表現すること
- SNSやWebメディアを使ってニーズを持つ人に効果的にリーチすること
- 魅力的なリターンを用意すること など、様々な工夫を凝らして運用していきます。
そのため、成功のためにはある程度のノウハウと、時間や労力(リソース)が必要です。
そのノウハウやリソースに余裕がない場合に、サポーターや代行業者が必要になります。
クラウドファンディングのサポーター・代行業者の種類
では、どんなサポーター・代行業者がいるのでしょうか? 種類を見ていきましょう。フル代行業者
フル代行業者は、クラウドファンディングのプロジェクト立ち上げから終了まで、全てのプロセスを全て代行します。これには、
- プロジェクトの企画
- 目標金額の設定 ・画像や動画などの見せ方管理
- マーケティング戦略の設計
- コミュニケーション戦略の実施
- リターン品の準備、配送 などがあります。
さらにはキャンペーン後のフォローアップまで含まれるケースもあります。
一部代行業者
一部代行業者は、プロジェクトの特定の側面だけを代行するサービスを提供します。 例えば、マーケティングのみを担当したり、ビデオ制作やコンテンツ作成、ソーシャルメディア運用、リターン制作など、特定のニーズに対応します。運用業務のうち、プロジェクトオーナーが対応できない一部のタスクを外部に委託したい場合や、特定の分野で専門的な支援が必要な場合に適しています。
サポーター・コンサルタント
サポーター・コンサルタントは、クラウドファンディングに関するアドバイスやコンサルテーションを提供する業者です。- 戦略的なアドバイス
- 計画、アクションプランの立案
- 問題発生時のトラブルシューティング
- 適切なツールやアプローチの推奨 など、指導的な役割を担います。
あくまで戦略のサポートに限り、直接的なキャンペーンの運営を行いません。
新たにクラウドファンディングを始める際に、プロジェクトオーナー自らが実行するリソースはあっても、成功のためのノウハウや戦略を練る際のサポートが必要な場合に、活用できます。
これらの代行業者の種類を理解することで、プロジェクトのニーズに合った最適なサポートを選ぶことができます。
各業者の提供するサービスの内容やコスト、過去の実績を検討することが重要です。
業務範囲 | 費用 | 適正 | |
フル代行業者 | 計画から実行まで | 最も高い費用相場 | リソースが足らず、手が回らない方向け |
一部代行業者 | 実行の一部 | 各業務ごとの相場 | 自社の弱みなどを補うために活用する方向け |
サポーター・コンサルタント | 計画のみ | 各業務ごとの相場 | ノウハウ不足が不安で成功率をあげたい方向け |
クラウドファンディングに代行業者・サポーターが必要なケース
具体的にクラウドファンディングにサポーターや代行業者が必要なケースを見ていきましょう。成功させるノウハウがなく、少しでも成功率を上げたい
クラウドファンディングは魅力的なプロジェクト、プランがあれば成功が、その魅力が正しく、効果的に相手へ伝わらなければ成功しません。そのため、クラウドファンディングを成功させるためには、ある程度ノウハウやコツが必要です。しかしクラウドファンディングを複数回トライしている人はかなり少数派で、ほとんどの方が「初めて」挑戦します。 そこで少しでも成功率を上げるために、専門的な知識を持つサポーターや代行業者の力を借りるケースがあります。 ノウハウのみが必要な場合はサポーター・コンサルタントを、ノウハウだけでなくリソースが足らない場合には代行を検討しましょう。 なお、CAMPFIREでは、無料問い合わせで専属のサポーターがつきます。
不安な方はまずはお気軽にご相談ください。
\事前にプロに相談したい方はこちら/
稼働する人的リソースが足りない場合
先述通りクラウドファンディングは、ただ掲載すれば資金が集まるというものではありません。 魅力的なプロジェクトを練り上げ、伝わるように表現し、SNSなどで認知度を広め、プロジェクトの進捗なども共有し、フォローアップします。このように継続的な管理が求められる一方で、多くのプロジェクトオーナーは本業があり、クラウドファンディングに充分な時間を割くことができません。 このようなケースでは、業務を代行してくれる業者を利用することがおすすめです。 起案者は重要な業務に集中しながら、質も落とさずにクラウドファンディングの運用を行うことができます。
なお、CAMPFIREでも、様々な代行サポートをご用意しているので、気になる方はこちらをご覧ください。
テストマーケティングなど素人にはないノウハウを活用したい
クラウドファンディングは、新しい商品やサービスを市場に投入する前のテストマーケティングとしても非常に有効です。ニーズ調査や価格調査、商品やサービスの人気検証、など工夫次第でいろんな情報を取得できます。しかし、どのように設定し、どう検証し、どう分析するかは専門知識を要します。そこに対しても専門知識を有する代行業者であれば、ノウハウを持っている可能性が高いです。
クラウドファンディングはあくまで資金調達に過ぎず、その成功はプロジェクト自体の成功ではありません。 長期的な目で見ると、事業・プロジェクトの成功のためにテストマーケティングは非常に有効です。 クラウドファンディングを最大限活かすためにも、代行業者を検討しましょう。
なお、CAMPFIREでも、専属サポーターが資金調達後まで見据えたプロジェクト運用へのアドバイス、サポートも行っています。 テストマーケティングまで見据えたサポートがほしい方は、お気軽にご相談ください。
\事前にプロに相談したい方はこちら/
クラウドファンディングのサポーター・代行業者を使うメリット
ここからはサポーターや代行業者を利用するメリットを紹介していきます。
成功率が上がる
クラウドファンディングのサポーター・代行業者は、過去の成功したキャンペーンから得た貴重な経験と知見を持っています。この専門知識を活用することで、
- より成功率の高い戦略的なプランニング
- 経験に基づくターゲットオーディエンスの正確な特定
- 効果的なマーケティング戦術 などを支援できます。
これにより、キャンペーンの成功率を大幅に向上させることが可能です。 プロジェクトが目標額を達成しやすくなるだけでなく、より多くの支持者を引きつけることができます。
自分は事業に集中できる
クラウドファンディングのキャンペーンは時間と労力を要する作業であり、特に初めて挑戦する場合、想定以上に「時間」「労力」「精神的負荷」などのリソースが必要になります。そこでサポーター・代行業者を利用することで、プロジェクトオーナーの負担が減り、その分本業や他の事業活動に集中することができます。 これにより、クラウドファンディングにトライしつつも、事業面も問題なく運営でき、プロジェクト成功後の準備なども強化できるなど、資金調達後まで見据えて効率的にプロジェクトを進めることが可能になります。
自分にない発想をプロジェクトに取り込める
クラウドファンディングのサポーター・代行業者は様々な業界やプロジェクトとの経験があります。 この経験やノウハウから、自社では気づけなかったプロジェクトの工夫や、見落としがちなリスク対策を提供することができます。プロジェクトオーナーはあくまで自社プロジェクトの専門家であり、クラウドファンディングのプロではありません。 初歩的でも、自身では思いつかなかったような活用法・リスクの見落としがあります。 そこを補うことで、クラウドファンディングの成功率をあげるだけでなく、プロジェクトアイディアに新たな価値を加え、より多くの支持者に訴求できる可能性があります。
また、異なる視点からのフィードバックは、プロジェクトの方向性を見直す良い機会となり得ます。
これらのメリットにより、クラウドファンディングのサポーター・代行業者を利用することは、多くのプロジェクトオーナーにとって有効な選択肢となります。 一方で、サポーター・代行業者の利用にはデメリットもあります。
クラウドファンディングのサポーター・代行業者を使うデメリット
費用がかかる
最も明白なデメリットは、サポーター・代行業者のサービスには追加のコストが発生することです。 特に初期段階で資金が限られているプロジェクトにとっては、このコストが負担となる場合があります。 サポーター・代行業者に支払う費用がプロジェクトの収益性を損なう可能性もあるため、コストとリターンを慎重に判断する必要があります。一方でCAMPFIREでは、無料相談をいただいた段階で、専属のサポーターが無料でつくため、サポーター費用を考慮する必要はありません。
意図しないプロジェクト運営の可能性
プロジェクトの運営を外部の業者に委ねることで、プロジェクトオーナーは一部のコントロールを失う可能性があります。これにより、プロジェクトの方向性や細部に対して、意図しない運用が行われる場合があります。 特にサポーター・代行業者の中でも、「成功報酬で受注している業者」は、成功率を少しでも上げるために、「プロジェクトの想いやビジョンを損なう内容であっても」、より成功率を高める手法を優先してしまうこともあります。
その点、CAMPFIREのサポーターは成功の有無に関わらず無料ですので、「プロジェクトオーナーの意向も両立した上で」成功率を高めるサポートが可能です。
異なる業界のノウハウで、クリティカルな対応ができない
サポーター・代行業者の多くは、特定の得意分野があります。 特に知識のないオーナーさんの場合、別の業界のプロジェクトが得意な業者であっても、正しく判断できずに依頼してしまうケースもあります。その場合、あなたのプロジェクトに本当に最適にカスタマイズされたサポートになっていない可能性があります。
クラウドファンディングには、普遍的な成功ノウハウがある一方で、プロジェクトの業界や性質で全く異なるコツもあります。 正しい業者を選べない場合、せっかくのプロジェクトの独自性やオリジナリティが損なわれ、魅力が正しく伝わらないリスクがあります。
CAMPFIREはプラットフォーマーだからこそ、様々な業界の成功事例を抱えており、ノウハウも多岐にわたります。 きっとあなたにぴったりなサポートが可能です。
必要な情報や作業を確認するオススメの方法
CAMPFIREでは実際のクラウドファンディングページの作成を「無料」で行うことができます。ですのでいざ募集ページを作り始めてから
「こんな情報が必要だったのか…」
「この情報を忘れていた…」
ということが起こらないように、事前に作成を始めてしまい、必要な項目を把握しておくのは有力な方法です。
気になる方は以下のリンクから作成を始めてみてください。
失敗しないクラウドファンディングのサポーター・代行業者の選び方
ここからは失敗しないためにチェックしてほしい、クラウドファンディングのサポーター・代行業者の選び方を解説します。必要な業務のみを依頼するのがお勧め
クラウドファンディングの成功には様々な要素が絡み合いますが、全ての業務を外部に依頼することは必須ではありません。 特にCAMPFIREで行う場合、専属のプロサポーターがつきますので、計画や成功のためのノウハウは無料でサポートが受けられます。そのため、自社のリソースやプロジェクトのニーズに応じて、特にサポートが必要な分野を見極め、本当に必要な場合のみ、その業務を外部に依頼することがおすすめです。
例えば、計画やマーケティング、コミュニケーションなどは、自社とCAMPFIREのサポーターで担い、一方で、画像や動画の制作、リターン品の制作・発送管理などは代行業者にアウトソースします。
これにより、コストを抑えつつ、自社でやるには大変な部分のみサポートを得ることができます。
サプライヤーが提供するサポートがお勧め
また、クラウドファンディングのサポーター・代行業者は非常に多くいます。 中には「個人」でやっている方もいます。 その中で信頼のおける業者を探すのは困難です。そこでCAMPFIREのような、サプライヤーが提供するサポートサービスを利用することも一つの手段です。
特にCAMPFIREなら、無料相談で専属のサポーターがついてくれるため、コンサルタントなどは不要です。 また代行を依頼するにしても、具体的に「どの業務を代行業者に依頼するか」から相談できるため、必要最低限の依頼に抑えることもできます。
さらに、すでにCAMPFIREが厳選しているサービスのため、自分で探して様々な業者と連絡をとる手間も抑えられます。 起案する際にサポーター・代行業者を考えている方は、ぜひCAMPFIREに無料相談ください。
CAMPFIREが行うクラファン代行サービス
クラウドファンディングの流れは以下です。さらに詳しい「クラウドファンディングのやり方や流れを知りたいかたはこちら の記事を参考にしてみてください。
このようなクラウドファンディングの流れの中で、CAMPFIREは以下の代行サービスを行っています。
クリエイティブ制作代行サポート
- メイン画像制作代行サポート「心つかめ画像」
- 動画制作代行サービス「想い届け動画」
- 画像も動画も丸投げ「クリエイティブパートナー」
リターン制作代行サポート
- ネット印刷のラクスルとCAMPFIREのタイアップ!リターン品制作代行サポート
広告代行サポート
- CAMPFIRE 広告
- 新聞折込やポスティング広告「株式会社サンケイアイ」
メディア活用代行サポート
- CAMPFIRE特集ページ作成
- プレスリリース「PR TIMES」
- Google Analytics設定代行
SNS活用代行サポート
- インフルエンサーマーケティング「Toridori」
- Twitter広告サポート
- Facebook広告サポート
- LINE広告サポート
出店サポート
- マルイのオンライン出店サポート
クラウドファンディングの流れの中で、代行したいポイントがありましたら、ぜひともご相談ください!
クラウドファンディングのやり方に迷ったら...
もし、クラウドファンディングのやり方に迷ってしまったら、CAMPFIREにぜひご相談ください。
日本で最大のクラファンサイト「CAMPFIRE」では相談を随時受け付けていますし、プロジェクトを立ち上げたい方向けに、無料セミナーなども開催しています。