はじめに・ご挨拶・プロジェクト紹介

はじめまして!株式会社Shonan Soy Studioの小野岡圭太といいます。

突然ですが、最近世界で騒がれている「タンパク質危機」はご存知でしょうか?近い将来お肉やお魚が食べられなくなる時代がやってくると言われているんです! 人の体の約15~20%はタンパク質でできており、生きていくためには欠かせない重要な構成要素の一つですよね。そのタンパク質が世界的な人口増加の影響で2025~2030年には需要が供給に追いつかなくなると推測されています。そういった背景もあり、今、世界では「畑のお肉」と言われる大豆に注目が集まっています。私達日本人は昔から多くの大豆を食べていますよね。

日本の素晴らしい大豆食品を世界の多くの人々に知ってもらい、より美味しく食べてもらえるよう、私たちShonan Soy Studioでは SOYFFEE™※1という外国人でも食べやすい大豆発酵食品を製造販売し、世界中の人々に日本の伝統的な大豆食品を提供できればと思っています。 そして、私たちは SOYFFEE™をただ販売するだけでなく「Bite for Bite〜あなたの一口が世界の誰かの一口に〜」※2という企業理念を掲げ、売上の一部を貧困国の支援に充てています。 Bite for Biteとは食を通じて、世界の機会格差(生まれた場所や環境によって生じる格差)を是正しようという取り組みです。 

※1:SOYFFEE™ 

特別栽培の大豆とピュアアラビカのコーヒー豆を用いて、独自製法で風味をつけ、納豆菌で発酵させた大豆発酵食品です。大豆は北海道産のもの、コーヒー豆はラオス産のものを使用しております。

 (SOYFFEE™ Originalの写真)

※2:Bite for Bite  

Shonan Soy Studioでは第一の支援先としてラオスへの活動に取り組んでいます。 2018年7月には洪水被害にあったアタプーと呼ばれる地域に対し、SOYFFEEをはじめとした大豆発酵食品の寄付等の支援を実施しました。2020年4月にはラオス日本大使館や現地コーヒーメーカー「SINOUK COFFEE」と協業で、大豆を通じたサポートを実施予定です。

(2018年の活動時の写真)

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今回の投稿で獲得した資金の使い道

一つ目の開発として国産の特別栽培大豆を納豆菌で発酵させ、ラオス産のアラビカコーヒー豆を独自の製法で組み合わせる「SOYFFEE™ Original」という製品を考案しました。この製品は納豆菌を使用していることで、納豆のような栄養価を実現することができました。従来の納豆をはじめとした大豆発酵食品のような臭みが少なく、納豆菌の量も調整しているため粘り気を強く感じることなく食べられる製品になります。

ビジョンに共感いただいた皆さまに、拡販をしていくための販促費、また二つ目の新製品「SOYFFEE™ Roasted」の開発費用をサポートをいただきたく思っています。「SOYFFEE™ Roasted」はフィンガーフードとしておつまみのような感覚でタンパク質はもちろんのこと納豆菌の発酵によって生まれるビタミンK2などの栄養素を摂取できるように設計された製品になります。

(開発品:SOYFFEE™ Roasted イメージ)


プロジェクトをやろうと思った理由

(ルームメートと母親とNYにて)

株式会社Shonan Soy Studioの発起人である私は現在東京の化学メーカーで勤務している29歳です。高校〜大学卒業までアメリカやイギリスでの学生生活を始め、多くの国を訪問してきました。日本以外での生活が長い中で一番強く感じたことは「日本人として経済的な余裕を持って生まれ育って来なければ、好きな食べ物を食べて、好きなこと勉強して、好きな国を旅をすることができなかった」ということでした。特にラオスの農村に滞在していた時に住民へのインタビューを通じて知った事実は驚きで、休みなしで働いているが、肉は週に1回(鶏肉だけ)しか食べることができないということでした。たんぱく質が十分摂取できない環境下で暮らす子供達は食事のために幼い頃から働き手となり、興味のある勉強などに時間を割くことができていないとのことでした。このような経験を通じで、彼ら彼女らがやりたいこと、そしてやりたいけど余裕がなくできないことを何かの手段で解決する手助けができればと思いました。

またラオスという国は仏教への信仰が盛んで、貧困の中でも朝4〜5時にmonk達が住民の元を訪問し、お米や食べ物を受け取っていき、それを自分たちが食べたり、恵まれない子供達に分け与える習慣があります。自分たちの生活を継続することも大変だけれども、その中でもしっかりと富を再分配していこうという姿が刺激になりました。

(ラオスの農村とお坊さんによる托鉢の光景)

一方で、ニューヨークやカリフォルニアでの生活を通じて、ベジタリアンやビーガンの文化やトレンドに始まり、日本食の中でも特に大豆製品への注目が高まっていることを感じていました。「soy milk」「tofu」「fermented soybean」など日本にいた頃は普通に感じていた製品が海外では健康食品として注目を浴びていました。そこでぼんやりとではありますが、大豆を使用した日本伝統食に可能性を感じ、より多くの人に広まったらと考えるようになりました。

これらの経験から生まれたの感情が東京で働き始めてから1つの具体的なアクションとして結びつき今回の活動に至っています。

現在、世界の貧困に対しては様々なアプローチで経済支援がなされているかと思います。株式会社Shonan Soy Studioでは「日本伝統食」特に「豊富な植物性たんぱく質を含んだ大豆加工食」のアプローチで、生まれた場所や育った場所の環境によって生じる機会格差を減らすことに貢献します。

『Bite for Bite』〜あなたの一口が世界の誰かの一口に〜


これまでのプロジェクトに関連する活動

製造拠点兼ショールームのオープン:

神奈川県中郡大磯町に古民家を改修して、製造施設と併設して、2019/9/14より一般お客様や業者の方向けに「SOYFFEE™ Original」をご試食いただけるショールームをオープンいたしました。この場所ではラオスコーヒーを飲んでいただくこともできますので、ごゆっくり湘南の海の風を感じながら寛いでいただく場所としてもご利用いただけます。

(大磯の製造拠点兼ショールームのオープン時の光景)

製品の考案:

栄養価が高い大豆発酵食品の代表である納豆がニューヨークで販売されていました。しかしその独特の香りとネバネバ感で消費者からの評価は低く「2、3日履き続けた靴下みたいな匂い」と散々なことを言われていました。そんな独特な香りをもつ大豆発酵食品の匂いをどうにか工夫して良いものに仕上げることができないかを考えた時に様々なものを試して開発を進めた結果、コーヒー豆の使用にたどり着きました。

そして、ピュアアラビカのコーヒー豆と特別栽培の大豆を用いて独自製法で合わせて納豆菌で発酵させた大豆発酵食品「SOYFFEE™ Original」の開発を手がけました。通常の納豆とは違い、1) 生クリームと合わせてデザート感覚で食べたり、2) プリンと一緒に合わせてみたり、または3) ウイスキーや日本酒などのお酒のおつまみなど、新しい食べ方でテーブルの上を彩る製品になっております。

1) 生クリームと合わせてデザート感覚で食べたり

2) プリンと一緒に合わせてみたり

3) ウイスキーや日本酒などのお酒のおつまみ

コーヒー豆の輸入:

ピュアアラビカのコーヒー豆にはこの活動のきっかけとなったラオス産のコーヒーを使用します。ラオスはGDPの多くが農業で支えられており、その中でもコーヒー豆の栽培は額にして常に上位に位置するほど文化として根付いております。ラオスコーヒーブランドの最大手の一つである「SINOUK COFFEE」からのコーヒー豆の輸入が決まり、日本唯一の販売代理店として活動しております。


リターンについて

SOYFFEE™ Original:

SOYFFEE™シリーズに使用するSINOUK COFFEEのコーヒー豆:


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
  • 2020/01/24 00:47

    10分弱で長いのですが、何で起業したかのインタビューを撮影頂いたものが公開されました。是非、お時間のある時覗いて頂けますと幸いです。Shonan Soy Studio 設立理由

  • 2020/01/22 17:50

    皆様からご支援いただいたサポートでついにSOYFFEE (TM) Roastedのラベルが完成しました!あとは賞味期限設定向けの菌の増減試験をまつのみですタンパク質とナットウキナーゼが入ったら新しいフィンガーフードcoming soonビールのお供に、ウイスキーのお供に、是非ご試食ください〜

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