わたしたちの社会のつくりかた
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社会で支える「小児がん」
コロナ禍よりも前から学校に通うことが決して当たり前ではなかった子どもたちがいます。その原因のひとつは、小児がん。一般的に、15歳未満の子どもが発症するがんを指します。日本では年間2000〜2500人の子どもが小児がんと診断されており、毎日5〜6人という計算になります。
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日本における避妊とリプロダクティブヘルス
子どもを産む、産まない、もつ、もたない、何人もつか、も自分で決められるものであり、そうでなくてはなりません。これは、基本的人権である「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(Sexual Reproductive Health and Rights)」とされ、「性と生殖に関する健康と権利」と訳されます。「避妊」を通して、そうした健康と権利について考えます。
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「3.11」を忘れない、これからの東日本大震災復興
2021年3月11日、東日本大震災からの復興は10年目を迎えます。国の「復興・創生期間」の一つの節目となる2021年が迫るいま、東日本大震災の被害を改めて振り返り、まだ終わっていない復興10年目の課題を考えていきます。
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2020年、性犯罪に関する刑法改正が求められている理由
2017年6月、性犯罪に関する刑法が、110年ぶりの大幅改定されましたが、多くの課題が残り、2020年の刑法見直し実現に向けて、議論が盛り上がっています。なぜ2020年に性犯罪に関する刑法の見直しが必要とされているのか。今の刑法の何が問題なのかを考えます。
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「男性の育児休暇」の現在地点
育児休業を利用したかったが利用できなかった人の存在や、家事分担など、「育児休業取得数」だけでは見えてこない課題も多く残っています。男女の隔たりなく、当たり前に育児ができる社会をつくっていくべき岐路に立っているいま、GoodMorningはまず、「男性の育児休暇」を入り口に、これからの育児や家族のあり方について考えていきます。
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出所者の再犯を防ぐ社会の仕組み
この10年、犯罪の件数は減少し続けています。その一方で、一度犯罪を犯した出所者が十分に生活を立て直すことができず、再び罪を犯してしまう悪循環が発生しています。負の連鎖を断ち切り、出所者が次の一歩を踏み出すために何ができるのか、GoodMorningは「出所者の再犯を防ぐ社会の仕組み」について考えていきます。
STATEMENT
社会に対して違和感を感じた市民の声をきっかけに、社会は少しずつ変わってきました。
「保育園に落ちたから、働きたくても働けない」「性別、年齢を理由に入試や就職で差別される」「パートナーが同性だから結婚できない」「お金がないから、大学に進学できない」
2017年、ニューヨークを発端に世界中に広がった #metooのキャンペーンなど、
インターネットを通じて声を上げた個人が社会を変えていくアクションも目立つようになっています。
勇気をもって声をあげた個人をひとりぼっちにせず、社会全体で課題に取り組んでいきたい。
そのために、わたしたちはインターネットをつかって、新しい時代の連帯をつくっていけるはずです。
1963年、米国公民権運動を率いたマーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、
演説 ”I have a dream” のなかで、100年前の奴隷解放宣言を
「彼らの長い夜に終止符を打つ、喜びに満ちた夜明け」"a joyous daybreak to end the long night of their captivity"
と表現し、次の壁を越えるための戦いの始まりを宣言しました。
夜明けを迎えた100年後も、彼らは「つぎの夜明け」を諦めませんでした。
彼らが社会を変えることを諦めなかったように、
わたしたちも、つぎの「夜明け」を目指して社会を変えていくことができると信じています。
社会を変えようと思った人々が、仲間やお金を集めて前進していくーー。
そうしたアクションを、わたしたちはクラウドファンディングを通じてどれくらい支えてこれただろう?
わたしたちに出来ることはもっとある、もっと見つけていきたい、今はそう思っています。
何度でも、おはようを。
GoodMorningは、社会変革とその担い手を支え、社会の夜明けをつくっていきます。