はじめまして!BCJ国際奨学財団です!

 私たちは「日本と世界の相互理解を深め距離を縮める」ことを目標に、自らの具体的なビジョンに向けてまじめに努力する若者の海外留学を支援しています。

今回は2022年度奨学生に対して支給する奨学金の資金として、目標金額130万円のゴールを設定し、クラウドファンディングを実施することにいたしました!

 なぜ、海外留学を志す若者の支援が必要なのか?私たちの想いをお伝えしたいと思います。

ぜひ、最後までご覧ください。よろしくお願いいたします!!




 私たちは2012年から、株式会社大真のCSR活動として、真面目に努力をして海外留学を志す優秀な若者のための奨学金「大真奨学金」を運営してまいりました。

 過去10年で総勢13名の未来を担う若者に対して、1年間の学費・生活費の一部を貸与ではなく、給付という形で支援してきました。 活動開始から10年という節目で「さらにより多くの若者の夢を後押ししたい」という想いを形にするため、2021年は名称を「BCJ奨学金」と変更し、将来を見据えて財団を設立いたしました。

将来の日本を救う若者を一人でも多く支援するため、皆様のご協力をお願いいたします!!


なぜ、私たちが留学生を支援するのか。その理由をお話させていただきます。

世界から取り残されていく日本

 次の図は、G20各国のGDPの過去30年の推移です。

 日本のGDPが30年間横ばいである状況を後目にアメリカと中国は成長を続けており、今や中国は日本の3倍。アジア各国の成長は続いており、日本がインドやインドネシアに追い抜かれる日もそう遠くはないと言われています。


低迷する日本人留学生数 

 グローバル化が進み国際競争が激化する中、文部科学省のデータによると長期留学をする日本人(社会人も含む)の数は2004年をピークに3割ほど減少し、近年は横ばいの状況です。私たちは、世界に羽ばたく若者が少ないことが日本の成長力の低さにつながっていると考えています。


海外留学を断念する学生

 なぜ留学生の数が低迷しているのでしょうか?

 Duolingo, Inc.が実施した日本在住者の15歳~24歳の学生男女、合計1,000人を対象にした「学生の海外進学・留学に関する実態調査」によると、「海外留学を希望するが実際には諦めた」人のうち、約55.9%と半数以上が「留学費用」を理由に断念したと回答しました。

 BCJ奨学金にも毎年約50名の応募があります。この状況からも、留学を希望する学生にとっていかに奨学金が必要とされているかを実感しています。しかし、私たちの力だけで実際に支援できるのは毎年1~3名とごくわずかです。 


高額な留学費用

 名門になるほど高額になると言われている学費。物価が高い海外での生活費。いくら優秀でも留学がしたくても実際に留学が出来る人はほんの一握りです。

 例えば、イギリスの名門大学へ留学すると、、、

 さらに、昨今進行している円安も今後留学を目指す若者にとって、大きな追い打ちをかけています。

優秀な若者が費用を理由に留学を諦めることのないよう、支援することが大切です。


グローバル化が進む社会に対応するために

 世界情勢が激しく変化している中、グローバル化の進展が人々の国際的な移動の爆発的拡大をもたらし、人工知能(AI)やビックデータ、Internet of Things(IoT)等の先端技術の急速な高度化は、国内外の産業構造や私たちの生活環境の変化に大きな影響を及ぼしています。
 また、格差や気象変動、持続可能な消費や生産など地球規模で解決すべき多くの課題も抱えています。
こうした時代において、 日本が国際社会の中で競争力を維持するためには、日本の立場に立ってきちんと論理的に外国人と話ができ、異文化を理解・尊重 し諸外国の優れた部分を取り入れ、日本発の情報を世界に発信出来るグローバル人材を育成することが重要と考えます。

留学費用の一部を支援することで、優秀な若者を海外に送り出し、グローバルに活躍する日本人が一人でも多く育つよう願い支援を行っています。


 私たちが若者の海外留学を支援する理由を確かなものにしてくれているのは、実際に支援した方々の現在の活躍と現役奨学生の志です。ここで卒業生3名、現在留学中の奨学生3名をご紹介いたします。


 現在はワシントンDCで世界銀行の一部である国際金融公社にて、金融市場が発展していない途上国で活かせる製品やスキームを検討し、途上国の銀行セクターや民間企業に融資・融資を行う部署に勤めています。発展途上国へのより効率的、効果的な新しい支援の形を実現することを目指して日々勤めています。

 私にとって留学で得た経験は、現在の仕事に直結する非常に貴重なものでした。 国際機関で働いている今、世界で活躍できる日本人がいかに必要とされているかを痛感しています。また日本の文化や技術の素晴らしさ、優秀な研究者の業績が発信力の乏しさゆえに海外で知られていないことを非常に残念に感じています。発信力を高め、諸外国の優れた部分を取り入れることで日本は更に発展していけるはずですが、そのためにはまず志の高い留学生を増やすことがとても大事だと思います。 留学にはおける最大の障害は、かかる莫大な費用です。BCJの奨学金は、私にお金の心配をせず、存分に勉学に集中できる環境を整えてくれたのみならず、子供の頃から希望していた職業に就くきっかけを与えてくれました。


 留学中は主に都市政策を中心に学んでいました。また都市というものを調査する一つの方法として、GIS(地理情報システム)というものに大学院で出会い、それが卒業後の進路につながっています。 現在はオランダのエンジニア系コンサル会社にて、社内のGISソフトウェアを管理しています。GISには留学を通して交通機関や都市計画などに関する様々なプロジェクトにGISが活用されている様子を目の当たりにできる環境にやりがいを感じています。

 当時、応募した2つの大学院からオファーがあったのですが、貸付の奨学金と必死でアルバイトで貯めた資金を合わせても、第一希望のロンドンの大学へ進むには資金的に厳しい状況でした。そこで藁にもすがる思いで資金を集める手段を探し、出会ったのがBCJ奨学金です。もしBCJ奨学金のサポートがなければ、第一希望の大学で勉強できず、その後もずっとそれを悔やんでたかもしれない、と思うと、本当に感謝しきれません。

 私より後に留学されたBCJ奨学生の方々は、自分の実現したい未来に向けて自主的にどんどん行動し、自分の考えも非常にうまくまとめて表現される方ばかりで本当に会うたびに刺激を受けています。優秀な学生が、情熱も思う存分に投入できる20代前半の若い時期に留学生活に没頭できるためのサポートをされるというのは、とても価値のあることだと思います。インターネットで国内外の情報が何でも手に入る時代にはなりましたが、それでもやはり海外と日本の相互理解を深めていくにはまだまだ厚い壁があると感じます。これからも日本と海外をつなぐ若い”人”の存在をできる限り応援していただけると幸いです。

  

 2017年の留学から在籍しているオックスフォード大学にて、現在も研究を続けています。 研究内容は、MRIに応用されている技術の基礎となっている核磁気共鳴(NMR)と呼ばれる測定手法を用いて、病気の原因となるウイルス性タンパク質や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬候補である分子の挙動を高感度に追跡できるような化学プローブの合成と新規な測定手法の確立を目的として研究を行っています。これらの基礎研究が実を結ぶのには長い年月が必要かもしれませんが、長期的にはウイルスが細胞に感染するメカニズムの理解や、治療方法の少ないALSに対する有効な対処法の発見に繋がる可能性のあるプロジェクトです。自分の研究が実社会に役立つことを夢見ながら、日夜実験に取り組んでいます。

 テロ、戦争、サイバー攻撃などから国家・世界の安全を守ることにおいて、情報(インテリジェンス)はどのような働きをするのかを学んでいます。情報収集の技術だけではなく、政治や倫理的角度から見た安全保障についても探究しています。 

 将来は未だ脆弱性の高い日本のサイバーセキュリティを強化し、国民の安全を保障する職につくことを目的に留学しています。この目標を実現するべく、現在、キングスではセキュリティ関連従事者の知見を吸収しつつ、英国防省やサイバーセキュリティ企業と協力してプロジェクトを進めています。

 

 難民統合政策と市民社会の役割についての研究: 現在多くの国にて移民・難民統合問題が浮上しており、持続可能な難民支援を行うためにも本問題の解決は急務です。従来の政府主体・トップダウンの形ではなく、市民社会型・ボトムアップの難民統合策のあり方に焦点を当て研究しています。

 将来はシンクタンクの研究者として働き、政策提言を通して難民政策の改善に貢献していきたいです。 長期的には国連難民高等弁務官事務所の政策コンサルタントとしても活躍し、より国際的ななインパクトを生み出していくと同時に、高等教育機関にて教鞭をとり人材育成にも携わりたいと考えています。


 来年度より「細胞内液-液相分離」と呼ばれる現象について研究を行う予定ですが、現在は、その研究のベースとなる物性物理学、ナノ化学などの分野の基礎理論を勉強しています。

「細胞内液-液相分離」と呼ばれる現象は、論文として初めて報告されてからまだ十数年しか経っておりません。現在この研究分野は世界中で注目を集めているため、日本でも数々の研究が行われ始めていますが、やはりこの現象が最初に発見された「本場」であるヨーロッパと比べると、日本においては研究が進んでいないのが現状です。こうして、素晴らしい環境で勉学・研究に専念させていただいていることに感謝し、日々精進していきたいです。

 将来は生命科学と物理学の学際分野の研究を行うことで、基礎科学の発展に寄与するとともに、自身の研究に関連した疾患の原因解明や治療薬開発に貢献し、自分ができる精一杯を社会に還元したいと思います。 


 いかがでしたでしょうか?現在も海外で活躍する卒業生、志高く学ぶ学生の姿に、私たちは将来の日本の成長、発展に大きな可能性を感じています。

こうした若者が未来の日本の成長をけん引してくれることを願い、そして信じ、私たちは海外留学を志す若者を支援しています。


皆様からご支援いただいた資金は全額(※1) 、奨学金に充てさせていただきます。

 一般財団法人BCJ奨学財団が十分な運営体制をもって、自社事業として奨学金事業を遂行いたします。当財団の運営費、その他経費はすべてグループ企業からの資金でまかなっているため、皆様からの支援金は当財団の運営費などの経費など差し引かれることなく、全額(※1)を奨学生たちの手元にお届けさせていただきます。

(※1)GoodMorning手数料計9%(税別) を差し引き、CAMPFIREから当財団に振り込まれる資金の全額

 ご支援いただいた資金は、奨学生の学費および生活費の一部を賄うための奨学金として、当財団が責任をもって奨学生に支給いたします。


 目標金額の130万円を達成すると、1名に対して1年間の支援を行うことができます。


※奨学金の支給対象者は以下全ての要件を満たす応募者の中から、当財団にて厳正なる選考のもとで決定いたします。

(1) 1997 年 4 月 2 日から 2001 年 4 月 1 日生まれの方 

(2) TOEFL iBT の成績が 80 点以上、又は IELTS の成績が 6.5 点以上の方 *当奨学金の支給は、面接時にお聞きする海外の大学又は大学院に合格することが前提となります。希望の大学又は大学院によってはその他の試験等の成績などの資格も要求される場合があります。

(3) 過去に当奨学金を利用したことがない方 



財団運営にアイディアを提案する権利

当財団の活動によって世の中がもっと良くなることならどんなアイディアでもご提案ください。

(例:更に支援金を集めてより多くの若者を支援する方法、金銭面的以外の奨学生への支援手法など)

ご提案いただいたアイディアは全て採用することはできませんが、必ずフィードバックをいたします。

アイディアの応募方法:プロジェクト終了後にアンケートフォームをメールにてお送りいたしますので、ご回答をお願いいたします。


壮行会オンライン参加権利

【イベントの内容】

奨学生からの意思表明プレゼン、質疑応答

※2021年度奨学生の成果報告会も兼ねております。


日程:2022年7月頃

参加方法:ビデオ会議ツール(Google Meet)

※パソコン、スマホのいずれでも動作いたします

人数制限:無し

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


成果報告会オンライン参加権利

【イベントの内容】

奨学生からの成果報告プレゼン、質疑応答

※2023年度奨学生の壮行会も兼ねております。


日程:2023年7月頃

参加方法:ビデオ会議ツール(Google Meet)

※パソコン、スマホのいずれでも動作いたします

人数制限:無し

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


壮行会参加権利

【イベントの内容】

一次会:奨学生からの意思表明プレゼン、質疑応答

二次会:奨学生とのディスカッション(懇親会)

※2021年度奨学生の成果報告会も兼ねております。


日程:2022年7月頃

場所:未定

人数制限:無し(人数によって会場を決定いたします)

交通費・滞在費:ご自身でご負担をお願いいたします

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


成果報告会参加権利

【イベントの内容】

一次会:奨学生からの成果報告プレゼン、質疑応答

二次会:奨学生とのディスカッション(懇親会) 

※2023年度奨学生の壮行会も兼ねております。


日程:2023年7月頃

場所:未定

人数制限:無し(人数によって会場を決定いたします)

交通費・滞在費:ご自身でご負担をお願いいたします

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


留学生とのオンラインMTG参加権利

【イベントの内容】

留学中の奨学生とオンラインでディスカッションしていただけます。


実施回数:60分×1回

実施時期:2023年3月頃

参加方法:ビデオ会議ツール(Google Meet)

※パソコン、スマホのいずれでも動作いたします

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


財団定例ミーティングへの参加

【内容】

月次で実施している財団運営に関するミーティングにオンラインでご参加いただき、財団活動に関することなら何でもご意見をください。財団の活動に実際に直に携わることができますので、あなたの力でより多くの若者を支援し、日本の成長に寄与することができます。


実施回数:60分×10回(月1回10か月間)

実施期間:2022年9月~2023年6月

参加方法:ビデオ会議ツール(Google Meet)

※パソコン、スマホのいずれでも動作いたします

詳細日程:プロジェクト終了後メールにて調整させていただきます


 皆様のお力をいただくことにより、日本、そして世界をも変える力を持つ、より多くの若者を育てることができると信じています。

 支援を行った若者たちが世界で活躍し日本と世界の距離を縮め、 再び日本が日本らしく世界の中で成長できる未来を創造するため、何卒皆様のご支援をよろしくお願いいたします!!

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