皆様の温かいご支援のおかげで目標金額100万円を達成いたしました!
ネクストゴールでは、小型の福祉車両の購入や災害対策の強化を考えています!

支援の必要な子供たちの「やりたい!」ができる場を創りたい!
どうぞご支援をよろしくお願いします!!



プロジェクトをご覧頂きありがとうございます。私は、伊藤恵里佳(いとうえりか)と申します。重い障がいや医療的ケアを必要とする子どもたちも安心して利用できるデイサービスを創るため、株式会社ナースリハネットを設立しました。

現在、山形市で家族4人で暮らしています。夫は身体障がい者となりました。娘は発達の遅れ、社会生活が苦手なことから児童発達支援事業所に通所しています。


私は看護師として神経難病、てんかん、重症心身障がいなどの拠点病院で働いておりました。「その人にとっての生き方とは」「その人らしさとは」を考えながら接する日々でした。夫は理学療法士として働き、夫婦それぞれが人と関わり学びながら過ごしていました。そんな暮らしの中である出来事が起こりました。

2017年、娘を授かりました。
しかし20週越えた頃に自身の病気が判明し、妊娠したまま開腹手術をすることに。
娘の命は助かりましたが、翌日、予期せぬことが起こりました。
医師から「赤ちゃんがもう降りてきている。今産まれたら厳しいかもしれない」と。
子どもの「命」を最優先して入院生活を送る日々の中で、夫と色々な事を話しました。

「命を守れても障がいを背負うかもしれない......」

看護師としてではなく、1人の親として、家族として「障がい」というものを初めて身をもって考えました。

娘は産まれてくれました。生後は発達の遅れがあり療育へ通い始め、社会生活も苦手ですが療育スタッフ皆様に支えられて娘なりにやりたいことに挑戦し、楽しみを持って生きています。

娘誕生と同じ頃、夫に異変が起き、手術により生涯痛みと自由のきかない身体と付き合う運命となりました。娘も抱けず、当たり前に行っていたこともできない。理学療法士の夫にとってその身体は職務を果たせないということであり、職を失いました。

いつも前向きな夫からは「笑顔」が消え、一番近くに居る存在の希望を無くした姿は私の胸を締め、本人も家族もどうしたらいいか分からない不安と困惑が膨らみました。家族が障がいを持つ身となって、希望」はいかに人生の活力となるのかを目の当たりにしました。


復職後は重症心身障がい児(者)病棟で、疾患や一人一人に合わせた生活支援について学びました。日中支援のニーズがありましたが、空きがない限り利用できない現状でした。地域には重度の障がいをもつ子どもや医療的ケアが必要な子どもの生活の場が少ないと日常的にも耳にしていました。娘が産まれるまでの経験、生きてくれた喜び、夫が障がいをもつに身となったことで、私は"その人らしく生きる”ということを身をもって考え、

"重い障がいをもつ子どもや医療的ケアの必要な子どもも安心して過ごせる場所を創りたい”と思いました。

一方で夫も障がいをもった当事者として「自分にできること」を考え始めていました。娘が事業所に通うことで、障がいの重さで子供たちの生活の場に差があることを知り、そして決意。

"障がいがある子どもやその家族の力になりたい”
"地域や家での生活を支えたい”

デイサービスを創ろう!!

立ち上げに悩む中で1冊の本に出会いました。
「なけれな創ればいい!重症児デイからはじめよう!」

そうだ! 「ないなら創っべ!」
勇気を出し連絡し、ありがたいことに様々なご支援をいただき活動しています。


『重症心身障がい児』とは
重度の肢体不自由と知的障害が重複した状態にある子どもをいいます。

『医療的ケア児』とは
日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケアが必要な子どもをいいます。例えば、人工呼吸器管理、喀痰吸引などがあります。

少子化で子どもの数は減っていますが、医療の進歩にて医療的ケア児は右肩上がりで今後も増えることが予想されます。

現社会の重要な課題として、
◎医療的ケア児が健やかに成長することとそのご家族の離職の防止が必要
◎安心して子どもを産み育てることができる社会が必要
と明確化されました。そして、2021年9月18日 医療的ケア児支援法施行。

法律では"社会全体で障がい児者を支援していく”とし動き出しました。その中で私たちは、職種やこれまでの経験を活かし、通所支援による役割を担おうと考えました。


施設名 "こともリハビリデイサービス ゆめ希”

『ゆめ希』は、『夢』『希望』を意味しています。
夢と希望があふれる人生を送ってほしいという想いを込めました。

自由に体を動かすことや思いを伝えたり訴えることが容易ではない子供たち、どんな子どもたちも「自分もやりたい!」という気持ちは同じだと思います。

そして、自分の子どもが何かを言えなかったら、出来なかったら、きっと「わかってあげたい」「できる何かがあればいいのに」と願います。

私たちはその想いを支援したい。

支援にあたり、取り入れたい設備があります。
それは…科学的根拠が担保された最新テクノロジーを利用したリハビリです。

◆装着型サイボーグHAL
身体の動きに合わせて皮膚から流れる電気信号を感知して動作をアシストしてくれます。

       (引用元:CYBERDYNE株式会社)

◆デジリハ…デジタルアート×リハビリ
デジタルアートとセンサーによって、身体の動きに合わせて画面の中のものが飛び出したり動いたりします。

         (引用元:株式会社デジリハ)

そして、

        (引用元:株式会社アップイット)

iPadと無線で繋がり、専用アプリで楽しみながら因果関係や社会性、感覚統合などを学習できます。

視覚の練習やバランス練習、足部アーチ形成などにも応用できます。

これらは、身体機能の向上を促し、動作能力の改善や、日常生活に活かされることでその子自身とご家族の生活の質向上に役立つと考えられます。お子様の状況に応じて、タッチの強弱も調整でき、障がいの重さに関わらず使用できます。


▼運営について

【事業内容】
開所場所 山形市馬見ヶ崎三丁目21番11号
事業内容 児童発達支援・放課後等デイサービス
開所時間 8時30分~17時30分(提供時間9時30分~16時30分)
開所時間 火~土曜日
定員   10名


緊急時に備えた発電機や酸素ボンベ、吸引器、医療物品の備蓄や情報通信技術の取り入れなど、施設内の環境を十分に整えたいと考えています。今回プロジェクトで皆様のご支援を募らせていただく形となりました。


医療的ケア児のこども達の受け皿は今、全国的に必要とされています。理学療法士は運動発達を中心に関わり、心理社会的な発達にも共に関わっていける重要な職種です。対象のこども達が、個性を生かして社会へ参加していく支援を全力で行っていきます。ぜひ多くの方々からもご理解とご協力をいただき、対象の子ども達の成長と存在意義と役割を創設するための応援をよろしくお願いいたします。

 

このプロジェクトでご支援いただいた資金のうち、手数料などの諸経費を除外した金額について、設備費用として使用させていただきたいと思います。

設備費 約90万
手数料 約9万

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。


ご縁をいただいた感謝のメールやホームページ等への名前掲載、施設の様子の配信などを心を込めてさせていただきたいと考えています。リターン詳細の通りです。


みんなが幸せになりたい、楽しく過ごしたい、穏やかに過ごしたいと願って生きています。希望や楽しみを持っています。1日1日に夢と希望を、いろいろな個性のある子がそれぞれの場所で輝ける、そんな施設を創りたいです。

どうかみなさんのご支援をお願いいたします!!



  • 2023/01/09 10:01

    4日より言語聴覚士と作業療法士が入職し、リハビリ三職種、力を入れて活動していきます!遊びの中から見る専門的視点、これをもとに一人一人のお子様の支援につなげていきます。

  • 2022/12/09 17:56

    足で色を変えたり、しゃがんで色を変えたりすることでバランスの練習をしています。緊張しているようでしたが、上手にできていました。

  • 2022/12/07 22:56

    ホームペ-ジについて、「こどもリハビリデイサービスゆめ希」で検索してもトップページに出てこない現状です。nurserihanet.jimdofree.comで検索してください(^^)

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