2019/01/13 14:21

チョンボック村復興プロジェクトを支援してくださる全ての皆様いつもありがとうございます。

滝の水位が低くなるのを待って、1月7日ダムの再建を始めました。(たまたまカンボジアの虐殺政権が終わった記念日でした)

カッコよく言うとダムの再建ですが、これは水道に供給する水をキープしておく貯水池の再建のことです。

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こちらが12月に修復した水道パイプの頂上。滝から流れて来たこの水を、水道パイプを通して各家庭に供給しています。

しかしこの水、乾季の終わり(3月、4月)になると今のままでは枯れてしまいます。それを避けるためにここに貯水池を再建し直します。


まずは修復するための資材運び。貯水池の建設予定地は山の中腹にあります。村から普通に人が歩いて40分くらいかかります。その道を牛車を駆使して重たいセメントをえっこらえっこら運びます。

この悪路を猛烈なパワーで進んでいく牛さんたち。

1袋約50Kgあるセメントを余裕で5袋以上運んでいく牛さんたち。

全部で8匹の牛さんに頑張ってもらいました。

牛使いのお兄さんカッコいい!!


これ以上、牛さんがいけないところで、セメントを牛車からおろし、ここからは人力で運びます。

手作りリュックサックに、セメントを詰め込み、運びます!

この手作りリュックサック、村人が、セメント袋に、クロマーというカンボジアの風呂敷?みたいなのを結びつけてささっと作ってくれました。



建設予定地まで、えっこら運びます。

リュックの重さ20Kgくらいでしょうか。めっちゃ重たい。この10倍の重さを運んでいた牛さんすごすぎる。

1時間かけてなんとか これだけ運びました。十分なセメントを運び切るまでこの作業を1週間続けます。

さあ、ここにどんなダム(貯水池)がうまれるのか、乞うご期待!


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今回は滝の頂上にも行きました。災害前これだけ綺麗だった滝は


現在ではこのような状況です。