2020/02/03 18:00

今治ホホホ座 座員の青砥穂高さんから応援メッセージをいただきました。

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5年ぐらい前、なんだかよくわかんないうちに復興の名を冠する国の役所で働くことになり、四国から地元の宮城県に戻りました。
震災で価値観がぐらっぐらに揺るがされたのに、被災地にはなんにもできてないという「後ろめたさ」に加え、その役所の「変わらなさ」みたいなものになんとも言えないやりきれなさを感じていました。

あくまでヨソモノの復興庁の役人には、よそ行きの言葉しかきくことができない哀しさがありました。そんな私にとって、桃生さんや桃生さんを介して知り合った方や一方的に知った方が、震災を経て獲得した叡智や技術のようなものは、役所で行く「視察」より、本当の、生きる上で確かな装備になるんじゃないかという気がします。 

今、復興からドロップアウトして戻ってきた四国で、その叡智や技術を伝えたいと思うのですが、なかなかうまくいきません。むしろ、ちょっとずつ忘れちゃってるような・・・。 

なので、東北復興文庫には期待しかないわけです。

今治ホホホ座 座員
青砥穂高