2020/07/13 01:38

ご支援、ありがとうございます。
いよいよ、プロジェクトも折り返し地点を過ぎ…終了まで3週間程となりました。
リアルなマラソンは苦手ですが、ここは最後まで走り切りたいところ…。

さて、今回はドリップパックの大切な中身、コーヒーの部分でご協力いただいております、海ノ向こうコーヒー幻珈琲合同会社の2社を紹介させていただきます。

海ノ向こうコーヒーさんは、産地に出向き、生産者に寄り添ったコーヒー豆を販売している会社です。
当初はコーヒーの生産を目指していたわけではなく、「ラオスの森林減少の改善」がきっかけだったそうです。伝統的な農法に代わる大規模プランテーションが、森林伐採につながっている事実。それを断ち切るべく森に目を向けると、ヨーロッパから伝わったものの、販路が不十分で森で放置されていたコーヒーの木が…。このコーヒーをきちんと栽培し、品質向上が可能ならば、森林伐採することなく雇用と収入を生み出せるのでは…と思い、コーヒーを育てるプロジェクトが始まったそうです。

モノも背景も違いますが、アールブリュット(=コーヒー)で障害を持つ人(=生産者)の雇用や収入につながれば…という思いは、本プロジェクトともリンクする部分があるように感じています。単に豆を売る、のではなく、それぞれの産地や生産者の物語を伝えているところにも、勝手ながら共感しております。

本文中にも触れましたが、このプロジェクトにあたり、「アールブリュット」的なストーリーを持つコーヒー豆をご紹介していただきました。(詳細は本文をご覧ください)
タイまたはバリ、いずれかがリターン品としてお届けできる予定です。

その生豆を美味しいコーヒーに変えるのが「焙煎」です。
小さなガレージの中にある焙煎所(まさに幻…)で日々、焙煎をしています。
生豆の持ち味を引き出す、いい塩梅の焙煎は試行錯誤の繰り返し。
なんだか妙にカッコイイCM動画とかもありますので、よろしければご覧ください。


幻珈琲合同会社(桐林館喫茶室)はkinariにとってビジネスパートナー的存在。ほぼ、身内みたいなものです。今回のプロジェクトだけでなく、活動全般を支えてもらっています。(一応、ちょっと支えてもいます…)

身近なところで信頼できるコーヒーが手に入るというのも、このプロジェクトの決め手の一つ。
正直、コーヒーは新鮮な豆を淹れる直前に挽くのがベスト、です。
そこと比べるとドリップパックはどうしても風味が落ちてしまうのですが、ドリップパック界の中では、この「ドリップアート」は断然美味しい!と自負しております。

海を越え、いなべという小さな町にやってきたコーヒー。
パッケージだけでないこだわりを、お楽しみいただけたら嬉しく思います。