2021/02/17 12:17

こんにちは。NPO法人青い鳥動物愛護会です。

昨年は、「100年に一度の記録的な豪雨から、200匹の犬と猫の命を救いたい。」に、ご支援をいただき、ありがとうございました。

2020年10月1から11月24日まで、犬舎と猫舎の2階部分のスペースを拡張することを目標に、資金を募りました。243人の方に応援いただき、最終的に集まった2,323,000円(手数料14%を引かれ1,965,258円)で、猫舎屋上の増築工事を進めさせて頂きました。

お陰様で、改修が進んでおりますので、現在の様子をご報告させて頂きます。


  • ①改修状況(2月中旬)

猫舎の工事は大枠完了し最後の仕上げ段階に入り、2月中には完成を予定しています。この2階スペースができることで水害から猫たちを守る場所を確保するとともに、収容数を増やすことができます。

また猫たちは、1階だけでなく2階の部屋(避難デッキ)へ自由に行き来ができ、より広いスペースで快適に暮らせるようになります。


  • ②リターンの対応状況

リターンの準備に手間取りお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

一部のリターンコースでは、ご支援頂いた方のお名前やメッセージを「木レンガ」に銘記して、私たちのシェルターで見守っていただく企画を行っておりました。現在、皆様の温かいお気持ちが手描きで記された木レンガが私たちの元に集まっています。

今後、1つ1つの木レンガをシェルター建物の内壁に貼って参りますが、皆さまのお優しいお心がいつも犬猫たちを見守って下さるような気がして、とっても私たちの活動の励みになっております。

*写真は前回のプロジェクトで集まった木レンガのモニュメントです。


  • ③新しいチャレンジが始まります

猫舎の完成が見えてきた今、私たちは次の目標に向かってチャレンジします。

前回のプロジェクトでは目標額の33%しか到達できませんでしたが、新たにステージを変えて、残り67%の達成に取り組みます。そして犬舎2棟の屋上に避難デッキ及びスペースを増築することを諦めず、実現させていきたいと思っています。


  • ④コロナ禍での犬猫の収容状況と譲渡

現在の収容数は、犬猫合わせて約250匹です。このコロナ禍で、保健所経由の保護数に加え一般からの引き取り依頼も増えており、通年は引き取り数350匹くらいだったのに、コロナ禍以降は500匹ほどに膨れ上がりました。こうした中で譲渡数につきましては、毎週実施の譲渡会やインターネットでのお問い合わせなどから、この1年間ほどで400匹ほど譲渡することが出来ました。

数多くの保護事例がありますが、当会のブログに、この5年ほどで400を超えるStoryを掲載して来ました。

その中から最近の事例として「Story碧斗(あおと)寒波のなか 死の隣りにいた猫」の碧斗くんの写真を紹介します。

(草むらに倒れており保護された碧斗(あおと)くん、どんどん回復しています)

防府市において5年間守って来た「殺処分ゼロ」を今後も維持して行くために、受け入れ体制を強化したいと願っています。そのSTEPとして今回は、猫舎に加えて犬舎の増築もやり切りたい!との決意から、前回33%に留まったプロジェクトに再挑戦いたします。

昨年に続けてのお願いとなり大変恐縮なのですが、何としても犬舎の避難デッキ&スペース拡充を実現させ、動物たちの命を守り抜きたいと思います。


▼新しく始まるプロジェクト

・タイトル:

「殺処分ゼロ、継続へ。水害時もいのちを守る、犬舎スペースの拡充!」

・第一目標:500万円

・募集開始:2021年2月22日(月) 予定

・プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/aoitori-aigo

どんな時も、犬猫たちの命を守り切る。

そんな私たちの決意でもある今回のプロジェクトに、ぜひご参加いただけませんか。

猫舎の実現は、皆様なしでは、いつまで時間がかかっていたかわかりません。

保護が必要な犬猫たちは今日も私たちの元に来ます。どんな状況の子たちの受け入れも断らず、しあわせな家族につながる可能性を信じて、活動を続けます。

そのために必要なのが、犬舎の拡張です。

犬舎も2階建てにすることができれば、1級河川に隣接した土地で万が一に備えた犬たちの避難場所の確保も実現します。

プロジェクト公開後に、改めてご報告させていただきます。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

NPO法人青い鳥動物愛護会