2020/12/18 20:00

このプロジェクトを石島と一緒に進めています、喜多見悠貴と申します。

改めてになりますが、よろしくお願いいたします。


今回のプロジェクトをご支援いただいた皆様、応援していただいている皆様、本当にありがとうございます。

当初目標としていた100万円を達成し、ストレッチゴールとして設定した130万円の達成も見えてきているという状況です。


この挑戦がスタートしてから、応援の声をかけてくださる方、挑戦をシェアして下さる投稿、そして支援していただいた額を見る度に、私たちはこの多く方の期待に応えなければという思いが強くなっていきます。

こんなにもたくさんの方と一緒に、このプロジェクトを進めていけることを本当に嬉しく思います。


さて、このプロジェクトを始めるにあたり、忘れられない私自身のエピソードを1つ紹介させてください。


私は大学進学を機に地元を離れ、2年半ほど前にUターンして地元に戻ってきました。

それまで当たり前のように作業していたコワーキングスペースや、落ち着いて作業ができるカフェなどが地元にはほとんどありません。

想像以上でした。。。


それでも私は調べて、公民館や図書館など作業ができるスペースをいくつか回ります。

しかし、スペースは使えてもインターネットが使えない場所や、滞在時間の時間制限がある場所しか見つかりません。

カフェについても同様です。

作業スペースを提供するという目的を持たないカフェでPCを開いての長時間作業を繰り返すと、店員からの視線も痛いです。(笑

そういった棲み分けができていない地方のカフェでは子供からお年寄りまで同じカフェを利用するため、店内は騒がしく、落ち着いて作業する場所としては使えそうにありません。

もちろんそんなカフェでは、作業している人の姿はほとんど見かけません。勉強している高校生の姿も見当たりません。


では、高校生はどこで勉強しているのでしょうか。

驚くことに飲食店です。

この光景があまりにも普通になっている現実がおかしいものであるという認識はブラしてはいけません。

もちろん高校生のお小遣いで通えるところなので、安価なファーストフード店などに大勢集まり勉強しているのです。

当然店側にとっても単価の低い商品を注文し長時間滞在されることは良いこととは言えないのは明白です。

勉強するために最適化された場所ではない飲食店で勉強することは、学習環境という面でも決してプラスには働かないでしょう。

作業や勉強をする場所と飲食をする場所はそもそも別なのです。

スペースを利用してもらうことを目的にコーヒーを提供することで他との差別化を図ったスターバックスのようなカフェは地方にはないので、なおさら作業や勉強に集中することができる専用のスペースは必要です。


この、集中できる作業スペースの圧倒的な少なさは、都会と地方の大きなスキルの差、さらに言えば意識の差に繋がっていると考えます。

集中して、自分自身の作業や勉強ができる場所の充実こそが地方でも必要不可欠なのです。


そんな経験から、私はこのプロジェクトを進めています。

もちろん地方には都会にはない良い面もたくさんあるので、地元が大好きです。

しかし、そこにプラスして地方でも気軽に作業や勉強に集中できる環境を用意することができればもっと良くなると確信しています。


生まれた時からこの環境が当たり前の地方の高校生にとっては新しく感じるかもしれない現代のスタンダード環境の提供を、都会の環境を知っている大人には地方でも同じ環境の提供を目指します。


このプロジェクトに賛同していただける方のみなさんの力でぜひ実現していきたいです。

引き続き応援よろしくお願いします。