2020/12/23 19:13

この安芸灘地域は、本土との橋が20年前に出来てから、加速度的に人口、特に若い人が減っていったと聞きます。
島に住む高齢者は、心身の状態により生活が難しくなると、本土の子どもと同居または本土の施設に入所する方が多いそうです。

でも、誰しもが住み慣れた自宅で暮らしたいですし、島と都市部の生活は大きく違います。
「あんなところへは絶対行きとうない。畑もないからすることがないじゃろ。いっつも新鮮な野菜や海でとった魚を食べとるんじゃけえ、町の食べ物は口に合わんわ。」
そのため、足腰が痛くても、どんなに時間がかかっても、押し車で買い物やゴミ出しに行くのです。

人生の最期をどこで迎えるのか、とてもとても大きな問題を地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。