2020/12/31 12:33

お世話になります。「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」事務局です。
30日の活動について、事務局長瀬戸からの活動レポートです。
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●12月30日(水)

大久保公園での「年越し支援・コロナ被害相談村」の生活相談二日目でした。今日の相談は115件、一日目と合計で170件となりました、ほほ倍増の相談件数、10時から17時までの間、途切れる事のない生活相談、私だけでも15件、昨日と同様に、生活保護を拒む方が大半です。

生活保護ではない場合、一時的宿泊の利用の場合はTOKYOチャレンジネットを経由するが、1月4日朝が退去日、4日以降は本人が再び窓口にいき、再申請するしかない。今日は、相談者が多く、細かな事情を聞かずにビジネスホテルを提供していた。4日以降は仕事がない方の場合は拒否される可能性は多い。所持金おなく居所がないのに生活保護を拒む困窮者は寒すぎる野宿生活を再び強いられる。生活保護利用を丁寧にすすめよう。福祉事務所を経由すれば1カ月のビジネスホテルを利用しながら、保護決定を待ち、アパート入居を目指す事ができるからだ。

私が相談を受けた中で、ベトナム、エチオピア、インドネシアの方がいられました。殆どが所持金が底を尽きています。就労資格がありません。就労資格があっても真っ先に雇い止めになっています。ひとりでなく友人同士で駆け込んでくるパターンも多いです。このような風景はかってない事態です。しかし公的支援が受けれない外国人はどうやって生きていくのでしょうか。日本国政府よ、答えをください。このままでは死んでしまいますよ。

今日もこれで終わりではありません。2件のSOS対応で車を走らせる。閑散としている首都高速は強風に煽られて怖い。最寄り駅で移住連と待ち合わせして外国籍の方を対応。家賃滞納でこのままだと退去が必至だ。日本に来て10年以上、在留資格が取り消され仮放免、難民申請しても認められない。

就労資格が与えられず、このままだと死んでしまう。緊急給付をおこなう。4月以降、命を繋いできた外国人は1200名に達する。日本国政府よ、答えをください。このままでは死んでしまいますよ。

同じ区から来たSOSに向かう。1週間以上も水だけで暮らしてきた。このままだと死んでしまう。緊急給付をおこなう。21時 長い1日が終わった。