2021/01/05 11:12

本日、1月5日は囲碁の日です。

これは日本棋院が制定した記念日です。 

視覚障害者も打てる携帯型碁盤を作る会のプロジェクトページには、心温まる応援
メッセージが寄せられています。(以下、敬称略)

本日は、囲碁の日に合わせていくつかの応援メッセージをお届けいたします。


■社会福祉法人日本点字図書館理事長 田中徹二

「復活した囲碁への想い」

私が囲碁を知ったのは高校生のときでした。興味を持ち始めたころに失明しました。
それ以後は囲碁とはすっかり離れていました。ところが、10年前ぐらいだったでしょ
うか、触ってできる囲碁盤ができました。これで再び囲碁ができると喜んだものです。
日本点字図書館でもカルチュア講座の一つに取りあげ、日本福祉囲碁協会の指導の下、
毎週囲碁教室を開いています。
ところが、使っている囲碁盤は大きく価格が高いのでなかなか普及しません。今回開
発された囲碁盤は、持ち運びに便利な大きさのほか、金型代を支払えば、価格も安く
なりそうです。さらなる視覚障害者に囲碁を普及させるために、この囲碁盤の完成が
大いに期待されるところです。私もこの囲碁盤の完成を希望しています。


■日本棋院東京本院所属 鶴山淳志八段

先日携帯型碁盤の試作品を見せてもらい、また、9路盤を使用して対局する機会をい
ただきました。
アイマスクをして手触りだけで黒石と白石を判断し、頭の中で想像して対局するのは
とても楽しい時間でした。
この碁盤であれば石が動かない利点を活かし、一般の方も揺れる機内や電車内でも対
局を楽しむことができるでしょう。
この碁盤を利用して、どんな方でも分け隔てなく、いつでもどこでも気軽に対局がで
きる日が来ることを切に願っております。


 視覚障害者も打てる携帯型碁盤を作る会では、昨年末からクラウドファンディング
を公開し、1月31日までご支援を呼びかけています。皆様のお力をいただき、ぜひ
とも成功させたいと思います。ご協力宜しくお願いいたします。

 携帯型碁盤とは、パズルのように4枚のピースをしっかり組み合わせれば、42セ
ンチ四方の19路の碁盤ができるというものです。
私たちが囲碁をするには、特殊な碁盤を持ち運ばなくてはなりません。そこで考え出
されたのがこのコンパクトになる碁盤です。詳しくは、以下のURLをご覧ください。

ブログ: https://ameblo.jp/keitaigoban/

クラウドファウンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/357762

*下記の振込先を利用していただければ、責任をもってクラウドファンディングの手
続きをさせていただきます。

振込み先
ゆうちょ銀行 記号11380 番号05127041 
口座名 視覚障害者も打てる携帯型碁盤を作る会

みずほ銀行の振込先 店番号 247 口座番号 3023043
口座名 岡村晴朗(オカムラハルオ)

 なお、振込後、お手数ですがメールまたは電話にてご連絡いただければ助かります。
Eメール:keitaigoban.19@gmail.com
電話 :080‐1154‐3963(岡村) 

 このプロジェクトへのご支援金額は、
2,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円があります。
宜しくお願いいたします。