2021/03/16 15:35

プロジェクトがスタートして8日目となりました。

突然ですがタイトルにある通り、ちょっと小難しく説明しすぎていたな…と思いプロジェクト内容をリニューアルします!

※リニューアル前のプロジェクト内容は見返せるように以下に残しておきます。


株式会社イースマイリーの矢澤 修と申します。多くの中から、本プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます!

イースマイリーは「みんなと”えがお”をつくる」をビジョンに、物語の楽しさの中に学びの要素を盛り込んだ知育絵本や読み聞かせ動画をつくったり、障害・難病のある当事者と家族と一緒に、同じ疾患や近い症状の方との接点づくりや、生活の工夫に関する情報交換ができるコミュニティづくりをしたりしています。

今回、世の中にある「社会課題」や「SDGs」をテーマとした、親子向けの教育プログラムをつくろうと考えた経緯について少しお話させていただきます。

私は、障害福祉に関わっていることもあり、世の中にあるたくさんの社会課題と、その課題を解決しようと取り組んでいる方やチームと対話する機会をこれまでに多く得ることができてきました。

こうした関わりが多かったのも、私自身、生まれつき身体障害のある兄妹と暮らす家庭環境だったことが大きく影響していると思います。障害や難病のある方との接点も多く、多様性について当たり前のように考える環境で育ってきたことで、社会課題への関心や距離が近かったのです。ただ、こうした原体験なかったとしたら、はたして、ここまで考えるようになっていただろうか?と思うこともあります。


「社会課題」と一言で言っても、その中には本当にさまざまなものがあり、フードロスなど生活環境によっては気づきにくい課題や、海外で子どもが売られてしまっているといった、日本の環境では想像のつかない、自分と少し距離のある課題もありました。けれど、どんな社会課題においても、どのような背景があって、そのような課題が生まれているのか。その課題を解決するためにどんなプロセスが必要かなど、課題の本質に向き合うことで気づくことがありました。

例えば、コロナウイルスの流行による緊急事態宣言下などで話題になっていた「フードロス」という課題について、実は日本では緊急時のみならず、普段から相当量の食料廃棄が発生しています。たくさんのエネルギーと自然資源を使って生産した食べ物が、たくさん「ロス」になってしまっているのです。

食べ物が豊かにある日常で暮らす私たちは「食物」のことなんてほとんど気にする機会がありませんが、コロナ禍のような世界的緊急事態や近年多発している異常気象、気候変動といった問題から、食べ物の生産が急に停止してしまう、供給が止まってしまうという可能性は、実はすぐそばにあったりもするのであるということを、第一線で活動している団体との対話から感じ取りました。


いつも、子どもに「残さずモリモリ食べよう!」と伝えてはいるものの、この食べ物が、本当に明日なくなってしまうことがあるとは、私も子どもも思っていません。でも、このように、一見、自分とは関係のないように思える「社会課題」でも、誰にでも関係のある・自分にとっても身近な課題になりえることだと知ることで、その課題との距離がぐっと近くになると感じました。

それと同時に、こういったお話を子どもにもわかりやすく聞かせてあげたい。どうしたら世の中のことや、社会課題についてわかりやすく伝えられるだろうか?…よし!楽しく学べるプログラムをつくろう!と思いたち、今回のクラウドファンディングを立ち上げるに至りました。

このプロジェクトを通して、一緒に体験しながらプログラムを広げていただける仲間とたくさん出会えたら嬉しいです。ご一読いただき、ご賛同をいただけましたら、応援よろしくお願いいたします!

社会課題を解決するために、第一線で活動されている方々に直接お話を伺うと、やはり本質的な理解や気付きがとても深まります。ただ、「直接お話を聞く」という機会は、なかなか得難いのが実情だと思います。

そんな第一線で活動されている方から「社会課題」の本質を教えていただくことができ、また、これからの社会には必須になっていくであろう「SDGs」についても、もっと手軽に、大人だけではなく子どもも一緒に、楽しみながら探求し、新しい気づきや発見にあふれたプログラムをつくることはできないだろうか。

そう考えて、この【親子で楽しく「社会課題」を学ぶSDGs教育プログラム】の構想が固まり、子どもの「ワオ!」といっている顔を想起させるシンボルにして「ワオ!クエスト」と名を付けました。


環境に左右されるのではなく、誰もが「体験」できるプログラムとして、この「ワオ!クエスト」をつくり、どんな人にも関係あるテーマであるはずの「社会課題」そして「SDGs」を、楽しみながらより具体的・本質的に理解し、みんなが自分と課題との関係性を理解しながら身近に感じられる世界を目指します!

私達は、この「ワオ!クエスト」というプログラムを通して2つのことを実現したいと考えています。


1.社会課題との「つながり」を感じられるプログラムをつくる

前述もしましたが、「社会課題」や「SDGs」は、当事者ではないと少し距離を感じてしまうという課題があるのが正直なところだと思います。

イースマイリーで200名の方に独自調査をし、社会課題やSDGsに興味関心が高いと答えた43.5%の方に向けて、『自分が関心のある社会課題/SDGsテーマ【以外】の社会課題やSDGsについても、身近に(自分事のように)感じることができるか?』と聞いてみたところ、『関心がないと身近に(自分事のように)感じるのは難しい』『関心を持ち身近に(自分事のように)感じられるようにしたいと思うが、今のところ何もできていない』と答えた方が64.4%となり、社会課題に対して関心が高い方であっても、距離を感じてしまうという結果が見えてきました。

ただ、課題を深く知り、本質を理解することで、誰にでも関係のある・自分にとっても実は身近な課題になり得るのだと知ることができると、私自身の体験をもっても実感しています。社会にある課題が「自分事化されない」のは、何となく聞いたことはあるけど、実際のところ「よくわからない」状態のままで理解が深まらず、具体的なイメージがつかないことが多いからではないでしょうか。

たとえば、子どもから「なんでビニール袋って有料になったの?」とか「なんで子どもが減っているの?」とか聞かれても、何となく歯切れの悪い回答になってしまったり…。何となく認識はしているものの、「なぜそうなったのか」「その結果、自分たちの未来にどんな影響があるのか」を具体的にイメージできないと、大人であっても当事者意識を持つことはなかなか難しいものだと思います。


<イースマイリーが考える、社会課題を「自分事化」できない理由>
・どういった背景や原因があって課題が生まれたのか知らない、よくわからない
・自分や子ども達と、世の中の課題がどう関係しているのかわからない
・見聞きしたことはあるけど、現在までに課題や課題による困難を肌身で感じたことがない
・大変な状況であることは理解しつつも、自分にはできることは少ないと考えてしまう
・その課題が解消されないことでの未来の影響がイメージできていない


つまり、「社会課題」や「SDGs」が自分にとっても身近であると感じられるようになるためには、課題を理解し、自分とどう関わりがあるのかを知る必要があります。それを実現するべく、世の中にある様々な課題に対して、現場の第一線で活躍されている、社会課題を解決するべく活動をされているチームと一緒に、「社会課題」について正しく、わかりやすく、また楽しみながら学ぶことを大切にして、日々の生活との「つながり」を感じられる「絵本」や「ワークショップ」プログラムを実現してまいります。


2.「わくわく」を最大化させ「自己教育力」を育むプログラムをつくる

文部科学省の『学習指導要領「生きる力」』によると、日本の子どもは「思考力、判断力、表現力」等に課題がみられるとされており、国としても「生きる力」を育む必要性を提唱しています。

新型コロナウイルスの流行によって、今まさに顕著に感じている方も多いと思いますが、社会は、少子化、核家族化、都市化、情報化、AI化、国際化などの社会の急激な変化を受けて、人々の価値観や生活様式は多様化しているのは周知の事実です。

さらに社会の傾向としては、人間関係の希薄化、地域社会のコミュニティー意識の衰退が進むと予測されており、IoT(Internet of Things)を使って今までにない新たな価値を生み出し、これらの課題や困難を克服していく必要性があるといわれています。

そんな社会変化が目まぐるしい中ですが、子どもには、自分で課題を見つけ、自ら考え、自ら学び、主体的に判断・行動し、よりよく問題を解決する能力、すなわち「自己教育力」を育んでほしいけれども、何をすればいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。

この「自己教育力」についても独自調査をし、お子様の「自己教育力」を高める教育について関心が高いと答えた72.8%の方に向けて、『実際にお子様の「自己教育力」を高める教育を実施しているか?』と聞いてみたところ、『実施できていない』と答えた方が77%となり、関心は高いが教育方法がわからないなどの理由により、教育として提供できていない状況が見えてきました。

では、私達に何ができるだろうか?と考えていたところ、社会課題の解決に向けて取り組む方々のお話を伺うと、課題の本質を見極め、どのような手段・手法が良いのかを考え、様々な手段・手法がある中で意思決定をし、一歩一歩、解決への道を歩んでこられていることを感じました。そして、このプロセスには、まさに「自己教育力」を育むためのエッセンスが詰まっている!と、私はとても大きな価値を感じました。

このエッセンスを押し付けるのではなく、子どもが自ら興味・感心をもって探求してもらるように、「クエスト(=探検)」の要素を盛り込み、「わくわく」を最大化しながら「自己教育力」が育めるプログラムを実現してまいります。

▼サービスの概要・仕組み

ワオ!クエストとは、親子で楽しみながら、色々な社会課題との接点ができる「絵本」と「ワークショップ」を用いたSDGs教育プログラムです。

2ヶ月毎に1つの社会課題テーマについて、わかりやすく物語として描いた「絵本」がご自宅に届き、その社会課題の理解をより深め、楽しみながら探究するための「オンラインワークショップ」が開催されます。

想定しているお子様の主な対象年齢は「小学生」ですが、私の年中の子どもにも理解できるように意識してつくっており、実際のモニターアンケートでも5歳くらいであれば親子で楽しめる!と言ってもらえました。


最初に、難しいテーマである「社会課題」について、シンプルなシナリオやイラストで描かれた「絵本」をお届けすることでお子様でも想像をしやすくし、読み聞かせを通して、親子で対話しながら社会課題への理解を促すための導入といたします。

そして、絵本から得た気付きをより深めるため、また楽しく体験してもらうために、ゲーム要素や親子の対話のきっかけをつくるオンラインワークショップを開催し、さらに様々な考え方や気付き・理解を促すプログラムにしていきます。

コンテンツはすべて社会課題の解決に取り組む団体とコラボレーションして共同開発するため、様々な社会課題を正しく学ぶことができ、楽しみながら自分ごと化への接点をつくっていくことができる内容になっています。

一般的に、当事者でなければ少し距離を感じてしまうことが多い「社会課題」ですが、導入の「絵本」で理解に向けての素地をつくり、子どもが自ずと興味を持ち「わくわく」しながら参加してもらう仕掛けを施したワークショップで、より深く理解し、「実は社会課題は身近なものでもあるんだ!」と、親子で楽しく学べる体験をお届けできればと考えています。


▼なんで「絵本」なの?

「絵本」は、場面を切り取った絵によって想像のきっかけをつくりながら、シンプルでわかりやすい物語の形式によって理解・記憶・共感を助けてくれる素敵なアイテムです。

また今回、社会問題について子どもたちへ共有することを考えた時、単に知識として知ってもらうだけではなく、自分も一緒に体験している気持ちになって、共感してもらうことが重要だと考えました。

たとえば、カステラのおいしそうな様子、橋の下にいる怪物のおそろしさやそれに立ち向かう勇気など、小さい頃に読んだ絵本に出てくる登場人物たちが感じていることを、自分の体験の一部として覚えている方は多いのではないでしょうか。

そして、絵本は読み聞かせてくれる相手とも、その絵本の世界を共有することができます。絵本の記憶は読み手の声と一緒に、自分の体験の大切な一部になるのです。

そのような絵本の不思議な力が、社会問題への共感をつくり、子どもたち自身の体験として感じてもらえる大切な役割を果たしてくれるだろうと考え、今回のプログラムアイテムとして「絵本」を提供することを選びました。


▼なんで「ワークショップ」なの?

「ワークショップ」は、学校の授業のように講師や先生から一方的に学びや知識が伝達されるものとは異なり、受け身ではなく、参加しながら体験して、何かを学び合ったり、創り出したりする学びの手法です。

進行するファシリテーターからの問いや、参加者同士で対話をするなど、プロセスの中に必ず人との関わりが含まれているため、自発的・能動的に参加してもらいやすいこと。また、プログラムをつくる私たちとしても、今回の社会課題という学びのテーマに対して、様々な気付きや発見が導き出されるだろうということが予測でき、そのように“広がっていく”体験を誰もが受け入れやすい環境として、提供できるメリットがあります。

オンラインで開催するため、場所を選ばずに、お子様もご自宅から緊張せずに取り組めること。親子で参加いただくことで共通体験の場をつくり、参加型の学びから子どもの興味や関心が引き出されていく姿を隣で見ていただくことができるという点も大切にしたかったポイントです。

絵本の導入を踏まえて、さらに気付きを深め、体験し、色んな発見をする我が子の成長を、ぜひ近くで感じていただけたらと思います。

現在、障害者支援や、子どもの支援などをはじめ、世の中にある様々な社会課題の解決に向けて、現場の第一線で活躍されている社会的な活動団体を、プログラムの共創パートナーとして連携し「ワオ!クエスト」を一緒につくっています。

「社会課題」や「SDGs」と呼ばれるものは一つ一つが深く、難しいテーマだからこそ、私たちだけではなく、共創パートナー団体と連携、監修・アドバイスをいただきながら、正しく、質の高いプログラムを提供できる体制で開発をしてまいります。

なお、今回の体験版以後、5月より開始予定をしている本サービスでは、ご利用いただくにあたって、お支払いいただくプログラム利用料のうち、10%を連携する社会課題の解決に取り組む共創パートナー団体へと寄付に充てさせていただきます。プログラムを楽しみながら、今後子どもたちが生きていく、未来の社会課題の解決促進にも貢献できるサービスとなっています。

現在までに、以下の4団体とのパートナーシップが決定しております。どの団体様も、大きな社会インパクトを生み出しているチームですので、本サービスのプログラムも、ぜひ楽しみしていただけたらと思います!


※プログラムの共創パートナー団体様のご紹介(順不同)

■認定NPO法人 セカンドハーベスト・ジャパン 様

セカンドハーベスト・ジャパンは、食品メーカーや農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらず、さまざまな理由で廃棄される運命にある食品を引き取り、それらを児童養護施設の子どもたちやDV被害者のためのシェルター、さらに路上生活を強いられている人たちなどの元に届ける活動をおこなう、日本初のフードバンクです。

私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、様々な身の周りにある社会課題を、親子で楽しみながら考える機会を提供するという点に共感したからです。子どもたちにもわかり易いストーリーと可愛いキャラターの絵本に加え、ワークショップなどの好奇心をそそるプログラムを通じて、親子で積極的に参加していただきたいと思います。「とても楽しい体験だった」と感じてもらえるよう、イースマイリーさんと一緒に準備を進めていきます。


■認定NPO法人 かものはしプロジェクト 様

かものはしプロジェクトは、性的搾取を目的に強制的に子どもが売られてしまう問題を根本的になくすために活動しています。過去にはカンボジアで活動し、現在はインドで、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないよう「社会の仕組みをつくる」活動の二つを軸に「子どもが売られる問題」をなくすために様々な取り組みをしています。

私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、「絵本」という方法にとても共感したからです。かものはしが活動している領域は、一見シンプルに見えて、実はたくさんの大切にしている想いがあります。それを支えている私たちのこれまで9年間の体験と醸成された価値観があります。それらを多くの皆さまと共有させていただきたいとずっと願っていながら、言葉を紡ぎ続けても伝わらないもどかしさがありました。「絵本」はそれらのエッセンスをぎゅっと凝縮して、シンプルな言葉で、子どもたちにわかるように表現することができます。それはかものはしにとって大きな魅力でした。インドで活動する9年間の中で、私たちはとても大切なことをインドの皆さんから教わってきました。そしてそれは日本の様々な社会課題や、私たちの紡ぐ他者との関係性にとっても、とても深く関係していると確信しています。イースマイリーさんの「ワオ!クエスト」を通して、たくさんの方々にそれをお伝えできることを、心より光栄だと感じています。


■認定NPO法人 グリーンバード 様

グリーンバードとは、国内に70、海外に7の活動拠点を持ち(2020年1月末時点)、各地で街の清掃活動(ごみ拾い)を中心に街づくりのサポートを展開している認定NPO法人です。チームにはそれぞれ個性的なリーダーがおり、彼らの呼びかけで集まったボランティアが定期的に活動しています(年間の参加者数は約3万人)。2002年にスタートした活動は、今では老若男女幅広い層が参加するようになり、放置自転車や耕作放棄地などの問題解決、それに商店街の盛り上げなどにも一役買っています。「カッコ良さ」「参加のハードルの低さ」を追求し、若者とまちの接点をつくっています。

グリーンバードの活動は2021年で19年目を迎えますが、SDGsやマイクロプラスチックというワードが一般化してきた今、改めてお子さんやそのご家族の方々にもグリーンバードを知っていただくきっかけをいただき、とても光栄に思っています。グリーンバードがボランティア参加へのハードルを下げる活動を続けてきたように、「ワオ!クエスト」というツールを使って社会課題を身近に感じていただくお手伝いができれば嬉しいです。


■公益財団法人 日本ケアフィット共育機構 様

公益財団法人 日本ケアフィット共育機構は、あらゆる“ちがい”を超えて、誰もが他の人を支え、その人がさらにまた誰かを支える、相互に作用しあう暮らしやすい社会を目指しています。そのために欠かせない、「ケア」を「フィット」する人を、社会にあふれさせる取り組みを続けています。

私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、“共生社会って何だろう・何が大切なんだろう”ということを、絵本という、これまで私たちが取り組んだことのなかった方法で子ども達に伝えることができると感じたからです。様々な“ちがい”がある人が暮らしやすい社会には、これからの社会を担う子ども達の存在が欠かすことができません。絵本の世界から子ども達が様々なことを感じ取ってもらいたいと思っています。

今回、クラウドファンディングを実施した背景に、「絵本やワークショップを支援者の皆様と一緒につくりたい」という「最大の目的」があります。

なので、ワオ!クエストでは、出来上がった絵本やワークショップをお届けするだけではなく、つくる工程も含めて、支援者のみなさまに「公開」していきます。

私たちがどんな想いや狙いを込めて「絵本」や「ワークショップ」をつくっているのか。その行程を見ていただけるようにすることで、大切なお子様に提供する教育プログラムとして「本当に信用できるものであるか」「安心して利用できそうか」といったことを十分に検討し、ご判断いただけるようにしたいと考えています。

特に、私自身がプログラムをつくるなかで毎回学びの深い時間となっている、共創パートナー団体との打ち合わせの様子なども、許諾をいただき、ご覧いただこうと考えています。第一線で活躍されている方々が、どのような課題に対して、どのような手段や考え方で解決に向けてアクションしているのか。その体験をどのように絵本やワークショップに落とし込んでいくか。プログラムをつくっていく中で、毎回、深くディスカッションさせていただいているこのプロセスも、提供プログラムの一つとしてみなさんにお届けできるようにしてまいります。

また、プログラムをつくっていくにあたって、みなさまからの意見も反映していき、みなさまの目線で『これなら子どもも楽しめそうだ!』と実感していただきながら、みんなでプログラムを「共創」できる場にしてまいります。

お子様にとって意義のある、そして安心して大切なことを伝えられる教育プログラムであると同時に、保護者のみなさまにとっても学びを得られる「共創コミュニティ」にしてまいります!

自分の子どもが楽しんでくれることをイメージしながら、一緒にこのプログラムをつくっていく仲間になっていただけたら嬉しいです!

私たちは、この親子で楽しく「社会課題」を学ぶSDGs教育プログラム「ワオ!クエスト」に共感・賛同いただき、様々な社会課題について自身も学び、第一線で活躍する団体様と一緒に子どもにとっても大人にとっても良いプログラムとなるよう、一緒に学び育てていただける方と出会うため、今回のクラウドファンディングの実施を決めました。一人でも多くの方と一緒に、想いを込めたプログラムをつくっていければと思っています。

ぜひ、ご参画をよろしくお願いいたします。

今回は、リターンとして「プログラムの体験版」をご用意させていただきました!

共感・賛同していただき、ご自身のお子様を参加させてみたい!とお考えいただいた保護者の皆様、または、このプログラムを多くの子ども達に体験してほしいので体験を寄贈したいと思っていただけた皆様、ぜひご支援をいただけたら嬉しいです!

体験版では、イースマイリーで推進している「障害・難病当事者プロデュース」の考え方をベースに、今回のプログラムで大切にしている【お子様が「自分のわくわくできることを見つけるためには?」】をテーマにしています。

体験版の絵本では、ある日、偶然に出会った、もぐら隊長と男の子が『こころから わくわくすること』をどうやって見つけていくか。一人と一匹の対話からヒントが得られるお話になっています。

体験版のワークショップでは、もぐら隊長と一緒に「わくわくたんけん」に出発し、3〜4つの短時間セッションの中に、洞窟や砂漠、森の中などを探検する世界観を演出しながら、お子様の「わくわく」を引き出しつつ、楽しみながら自分の『こころから わくわくすること』を親子で確認していくプログラムを予定しています。


5月より開始を予定しております本サービスでご提供するプログラムの仕組みと同じ、絵本とオンラインで実施するワークショップの二つをそのままご体験いただけるので、興味を持っていただけましたらぜひたくさんの方にご参加いただきたいです。

なお、絵本については、イースマイリーの出版事業「キッズチューブ出版」から発行いたします。
また、ワークショップについては、4〜5月の週末を中心に、「Zoom」を活用しオンラインにて複数回開催をいたします。
(※アクセスするためのパソコン・スマートフォン・タブレット、Zoomのダウンロード、通信環境については支援者様にてご用意をいただきます。具体的な開催日時については、ご支援者様にご連絡をさせていただく予定です。)


【参加プラン】体験コンテンツプログラム参加権:1家族分
・「わくわくたんけんたい」絵本1冊
・「わくわくたんけん」ワークショップ1家族
・「共創コミュニティ」参加権


【応援プラン】デジタル絵本(読み聞かせ動画)
・「わくわくたんけんたい」読み聞かせ動画閲覧権
・「共創コミュニティ」参加権


【参加&応援プラン】体験コンテンツプログラム参加権:2家族分(※寄贈可能)
・「わくわくたんけんたい」絵本2冊
・「わくわくたんけん」ワークショップ2家族
・「共創コミュニティ」参加権
・寄贈の御礼メールをお送りいたします


【参加&応援プラン】体験コンテンツプログラム参加権:10家族分(※寄贈可能)
・「わくわくたんけんたい」絵本10冊
・「わくわくたんけん」ワークショップ10家族
・「共創コミュニティ」参加権
・高額支援者として本サービスの絵本にお名前を記載(任意)
・寄贈の御礼動画をお送りいたします


【参加&応援プラン】体験コンテンツプログラム参加権:20家族分(※寄贈可能)
・「わくわくたんけんたい」絵本20冊
・「わくわくたんけん」ワークショップ20家族
・「共創コミュニティ」参加権
・高額支援者として本サービスの絵本にお名前を記載(任意)
・寄贈の御礼を直接させていただきます(対面またはオンライン)


【スーパー応援プラン】オリジナル絵本作成プラン
・支援者様と一緒にシナリオを考えて、あなただけのために絵本(紙と動画)を制作
・月間100万再生超えの絵本動画チャンネル「きっずちゅーぶ」に動画を掲載
・説明欄や動画の最後で宣伝などをしていただくことも可能
・「共創コミュニティ」参加権
・高額支援者として本サービスの絵本にお名前を記載(任意)
・寄贈の御礼を直接させていただきます(対面またはオンライン)

▼実施スケジュールについて

3月:クラウドファンディングの実行

4〜5月:体験版コンテンツのご提供

5月:本サービスのリリース


▼目標金額と資金の使い道について

今回は【1,000人へのプログラム提供を目標】として、×1,250円の【合計:125万円】を目標にさせていただきます!

いただいたご支援は、絵本や資材の印刷費および、お届けの際の郵送費にあてさせていただきます。

◎絵本、資材印刷費
→900,000円(=@900円 × 1,000冊)

◎郵送費
→200,000円(=@200円 × 1,000件)

◎手数料(9%)+その他、消費税や諸経費
→150,000円

※All-in方式で実施します
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

私自身が子どもを育てる中で、どうしたら世の中のことや、社会課題についてわかりやすく伝えられるだろうか?と思ったことがキッカケで生まれた、この「ワオ!クエスト」は、私が丸5年つづけてきた「子育て支援」と「福祉支援」への取り組みが交わる集大成のプロジェクトです。

冒頭でお伝えしたように、私には生まれつき身体に障害のある兄と妹がいたことで、福祉との距離が近く、多くの方から支援をいただいてきました。そして、その関わりの中から、様々な気づきや考え方、価値観に触れることができ、その体験が今の自分をつくっています。

多くの関わりから多くの学びを得ることができた自分の体験を踏まえ、子どもにも、世の中にある様々な課題や出来事に対して、自ら興味を持って目を向けてもらえるようになってほしい!と、我が子が楽しんで参加してくれることをイメージしながら、自分事としてこのプログラムを準備してきました。

今後、本サービスで提供していくプログラムは、お伝えした通り、様々な社会課題を解決するために現場の第一線で活躍されている団体と一緒につくっていきます。社会課題に対しての向き合い方、解決に向けてのプロセスなど、第一線で活躍されている方とのディスカッションは本当に学びが多いです。そんな生の声も含めて、惜しみなく「共創コミュニティ」で発信してまいりますので、プログラムと併せて、ぜひ楽しみにしていてください。

この「ワオ!クエスト」は生まれたばかり。まだまだこれから磨いていきたいことがたくさんあります。このプロジェクトを通して、ご縁をいただいた皆様と一緒に、更に良いサービスに育てていけたらと思います!是非、応援をよろしくお願いいたします!

株式会社イースマイリー 矢澤 修