2021/10/25 20:25

こんにちは。城陽農育クラブの中川彩です。
城陽農育クラブが主催する子供が主役のマルシェ企画、「こども学びのまち」まで1週間を切りました!

子供たちの準備も最終段階に入り、昨日はみんなで集まり店先の飾りとしてジャック・オ・ランタンやポップを作りました。


当日は販売体験に城陽市の小学生たちが9人ほど参加してくれるので、みんなが交代制で働けるようにシフト組んでいました!
こ、この複雑な組み合わせ・・・


体験の子と農育クラブメンバーを組み合わせ、
さらに学年も考慮して低学年と高学年が一緒になれるよう考えています!
この部分は一見大人が考えて決めてしまっても良い部分ですが、
任せてみるととても素晴らしい結果になりました。


さぁ、あとはお客様に提供する商品を仕込むだけとなりましたが、
なんと数名の子どもは有志で朝の仕込みから参加します!
今回商品の共同開発でご協力いただいた城陽市のパン屋さんPetit Bonheurに、
なんと朝6時に集合します!
「仕事」や「お金を稼ぐこと」って、たやすいことではありません。
大人がお膳立てすることも可能ですが、「ホンモノ」の体験が子ども達の心や感性を育み、
それがキャリア教育に繋がると私たちは考えているので、今回は早朝の仕込みがあることも伝えました。


実はこの考えには私自身の経験が影響しているのですが、
小学3年生から合唱団に所属していた私は、毎年1回は海外のプロの合唱団との共演と交流をしホームステイを受け入れたり、4年に一度はヨーロッパへ演奏旅行に行かせてもらえる機会がありました。
鳥肌が立つほどのレベルが違う歌声や、ツクリモノではない歴史あるヨーロッパの街並み、
憧れのホールでのコンサート、そして自分が「外国人になって差別を受ける」等の
「ホンモノ」の体験は子供の私にとってあまりにも衝撃的で、
高校卒業後に留学することを決め、ハンガリーの大学で教育を学ぶことになり、
そこでの経験が今の城陽農育クラブの理念に直結しています。


「ホンモノ」に触れる大切さを教えてくれた恩師がいたからこそ、今の私がある。
だから今度は私が子供たちに「ホンモノ」に触れる機会を作りたいと願ってきました。
早朝6時からの仕込みは、マルシェに出店する上でもパン屋さんのお仕事を体験する上でも「ホンモノ」だと思いますし、子供たちの心に何か残るものがあればと思っています。



最後に、小学5年生のSちゃんの名言。
当日の持ち物は「気合」と「体力」だそうです!
間違いないですね笑

10月31日は子どもたちの雄姿を見に、ぜひロゴスランドへお立ち寄りください!