2022/09/18 18:04

皆さんこんにちは。TRUE BLUEめぐです。

本日は、“マイクロプラスチック”について、お話をしたいと思います。

海洋プラスチック問題の話の中で、必ず出てくる、よく耳にする言葉。

聞いたことはあるけど、結局、何がそんなに問題になってるの?
⁡いまいちよく分からないし、いまさら聞けない、という方も少なくないのでは?と思います。

そもそもマイクロプラスチックとは?
⁡→直径5㍉以下の小さなプラスチックのこと。

風や雨などの影響で、街中で発生したごみが川を伝い海に流れ
海岸に漂着したプラスチックごみは、波や紫外線によって劣化し、小さな破片(マイクロプラスチック)となり、いつまでたっても自然分解されずに海を漂います。

プラスチックが海に流れてしまうことによって起こる問題は、大きく分けて2つあります。


海洋生物がプラスチックを餌と間違えて摂食し、死に至るケースが多い

ウミガメやクジラ、海鳥など、プラスチックを誤食すると、プラスチックは消化されずに生物の胃袋の中に溜まり続けることから、満腹であると勘違いしてしまい、食事を取らずに餓死してしまったり、プラスチックの尖った部分が消化器官に損傷を与え、餌を消化できなくなることも。

プラスチックの誤食は繁殖率の低下にも繋がることが分かっています。


プラスチックに含まれる有害な化学物質が、海洋生物をはじめ私たち人間にも悪影響を及ぼす

海を漂うプラスチックには、海の汚れや有害物質を吸着する性質があり、マイクロプラスチックを餌と間違えて海の生物が摂食すると「生物濃縮」として体内に蓄積し、その魚を食べる人間の身体にも、悪影響を及ぼします。

プラスチックは食べても消化されず、いずれ排出されるけど、プラスチックに含まれていたり、吸着した有害物質は体内に取り込まれ、吸収されることも。

プラスチックには生殖系に影響を与える環境ホルモン(人のホルモンと構造の一部が似た形をもつ化学物質)が含まれていて、それが体内に吸収されてしまうと、

特に胎児や発達期の子どもは、発達障害、喘息、精巣形成不全症、肥満

成長してからは不妊、乳がん、前立腺がん、動脈硬化、心疾患、アルツハイマー病やパーキンソン病のリスクが上がると、WHOも警告しています。

ちなみに、妊婦さんの胎児の中からもマイクロプラスチックが発見された事例もあります。
主に、胎盤にたまりやすいのです。

ここまでくると、もう海だけの問題ではないなぁと思いますね。

このまま海に捨てられるプラスチックの量が増え続ければ、生態系に大きな影響を及ぼす可能性があります。


これはあくまで、私の考えですが

こういった事実をきちんと知った上で、できるだけプラスチックフリーな生活を心がけながらも、プラスチックを一括りに「悪」とはせずに、気持ちよく付き合っていくことが大切。

生活を見渡してみると、プラスチックに助けられている場面も多いですからね。

そして、一度海に流出してしまうと、回収が非常に難しいので、海に流れてしまう前に、街や海に落ちているごみを回収することが大切です。

TRUEBLUEでは、こういった環境問題に
【楽しく、可愛く、気持ちよく】取り組みます♪

たくさんの人と協力をしながら、楽しみながら、問題となっているプラスチックごみを回収、粉砕、洗浄、比重分離をし、新たな命を吹き込ませるための素敵な素材に生まれ変わらせていきます。

「海のごみが宝物に変わる時代」を、多くの人と一緒に楽しんでいきたいので、ぜひ気軽に私たちの活動に参加をしてくださいね(^^)


本日、ご支援者様が50人になり、57%の達成ができております。

残り1ヶ月を切り、ソワソワとしておりますが、最後まで頑張ってまいります!

いつも、皆さまの温かい応援に感謝しています!!ありがとうございます♪

引き続き、応援の程よろしくお願いいたします!