2022/01/13 23:12

こんにちは。NPO法人コンフロントワールドです。


私たちは現在、『ペルー刑務所発ファッションPietà(ピエタ)を地球の裏側のあなたに届けたい!』と題し、クラウドファンディングを実施しております。


当クラウドファンディングを盛り上げるべく、「失敗から学んで成功したこと」をテーマに、コンフロントワールドのメンバーが執筆し、持ち回りで投稿しております。


本日はメンバーの喜多が担当します。ぜひお楽しみ下さい!

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人生の「失敗」と考えた時に、確実に思い出すのが、就職活動です。


社会人の皆様も、学生の皆様も誰しもが1度は経験すると思います。

そんな就職活動を私は2回することになりました。

その時に感じた「失敗」をお伝えしたいと思います。


私は就活の時、いわゆる「大企業病」と言われる症状にかかっておりました。「大企業病」とはとりあえず人に名の知れた大企業に入りたいと思うことです。大企業を志すこと自体は何も問題がないのですが、「大企業病」の悪いところは、その大企業でとりあえず入りたいというだけで入った後に何がしたいかが全くないことです。


周りからの期待や友人との比較をし続けた結果、比較基準が他人がよく知ってる会社に行きたいという思いがはじめ、ESや面接でなにか嘘をついてるほどではなく本当のことを言っていない自分がいるような気がしていました。


それでもある程度は評価をされ、選考に進むのですが最終面接で落ち続ける結果となりました。自分に実力がなかったと言われればそれまでですが、「自分の気持ちに嘘をつき続けた」結果だと思っています。


その気持ちに気づかせてくださったのが、最終的に内定をくださった企業の人事部長様でした。「喜多くんがうちに来る理由がわからない。優秀だから採るけど、内定までにゆっくり考えて」と言われたました。自分、これまで自分の気持ちに嘘をついていないと思い込んでいましたが、気づいていないのはじぶんだけで周りにバレバレだったことを気づかさていただきました。


就職活動で内定が決まらず、自己嫌悪になることもありましたが、2回目の就活では素直に自分の気持ちに正直になることを大事にしました。
自己分析と言われるもの、OBOG訪問も1回目とは比較にならないほど量を重ね、納得できる企業に就職することができました。そして、何よりこの企業で「こんな未来にしたい」と思える仕事ができております。


この件を通じて、過去に就職活動がうまくいかなかったという「失敗」の過去は消せませんが、「失敗」の過去をどう捉えて、「成功」の未来に繋げるかということの大切さも同時に学べた気がします。


これが私が「失敗から学んで成功したこと」になります。


皆様にも内容は違っても「失敗」と感じることはあると思います。
私の教訓から「失敗」を「失敗」のままにするか、「失敗」を「成功」に繋げるかは自分次第であるなと感じております。


さて、クラウドファンディングを実施中のペルーの刑務所で社会復帰を目指す囚人たちが想いを込めて作ったファッションブランド《Pietà》の話をさせていただけますでしょうか。


Pietàの囚人たちは犯罪という失敗を犯しましたが、ファッションブランドという形で社会に関わり、真っ当な形で稼いだお金で家族を養っていることにプライドを持っていると言っております。彼らが失敗から立ち直り、希望を持ち続けられる場所が《Pietà》です。


犯罪という「失敗」から立ち直ろうとしている、囚人たちの未来の「成功」を後押しする為にも、支援という形で皆様にPietàを応援していただけますと幸いです。
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コンフロントワールド
喜多