2023/03/03 19:26

こんにちは!佑啓塾の中野です。

最近の部活動の様子
えいご部

今まで月曜日に開催していたえいご部を、2月は土曜日に開催してみました。

今まで最大でも3人ほどだった参加者が、9人も集まってくれました! やはり学校のある平日より、お休みの土曜日の方が都合がつきやすいようです。これからも土曜日にやろうかと考えています

なんじゃもんじゃや、英語のカードゲームを遊びました。

みんな積極的に英語を話してくれていました。

アウトドア部
モルック

部活動の無料化の第一歩として、アウトドア部を完全無料のイベントにしました!元々はモルックの貸し出しと人件費として参加費500円をもらっていましたが、「公園で出会った子どもたちにも遊んでほしい」という前からずっと思っていたので、11月ごろから無料にしています。

おかげで、松原のモルック人口がほんの少し増えたはずです


登山(11月)

高校生の塾生、鈴木くんと二上山へ登山に行ってきました!彼とは5年来の仲で、今までもよく登山やキャンプに一緒に行っていました。久々に登る山は楽しくて、会話も弾みます。来年受験を控える彼ですが、学校の理事長と話す機会があり、一念発起して防衛大学を目指す志を話してくれました。


おとなの部活

おとなの部活が段々と盛り上がってきました!月一回の「大人もくもく部」は、毎回3〜5人のおとなの方が朝から勉強しにきてくれます!テスト前になると学生も一緒に朝から勉強しています!

また、モルックに定期的に参加してくれていた方が「ぜひボランティアとして携わりたい」と申し出てくれました!今は会社勤めの彼ですが、ゆくゆくは教員免許を取得し、学校の先生になるのが夢だそうです。

ボランティアとして手始めに、不定期で夜の時間自習室として塾の教室を利用してくれています。

「え、自習室で勉強するのがボランティア?」

そうです。それは、佑啓塾が大人向けの部活動をやる意味につながっています。



おとな部活をやる意義

おとな向けの部活を始めたきっかけは、とある本から得たアイデアです。


「粘り強い子どもに育てたかったら、まずは親自身が自分の目標に情熱を持って粘り強く取り組む姿勢を見せることだ。」 やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける / アンジェラ・ダックワース


普通の学習塾で勉強しているのは、生徒だけです。学生以外は先生だけですし、先生も学生の前で勉強しているところはあまり見せないと思います。

塾の先生は「勉強しなさい」というのが仕事でしょうか? じゃあ先生自身は勉強してるんですか?

私は、学生時代に勉強する意味を「将来、困った時や、やりたいことが出てきた時に、自分で目標を立てて学習する能力を身につけるため」だと考えています。では、まずは大人が目標を持って勉強している姿を見せないと、辻褄が合いません。

先程の本には、「親がその姿を見せるべきだ」と書かれてありました。しかし、周囲の大人も、子どもに大きな影響を与えることができると私は信じています。

おとな向けの部活動をすることで


「本気で勉強を楽しんでいるおとながいるんだ」

「やりたいことがあって目標を立てて頑張るっていいことだな」

「本気で何かに取り組むって楽しそう」

そんなふうに子どもが感じられる空間を作りたいと思っています。

それが、文化的な意味での「地域で子どもを育てる」ことにつながると信じて。


今後の予定
本屋遠足

3/19(日)難波のジュンク堂書店へ行って本を買うイベントを企画中です!

参加者には全員図書カード1500円分を配り、その金額の範囲内で自分の読みたい本を自由に買うことができます。購入した本は佑啓塾図書館の蔵書となります。

参加者募集中!



読書会イベント

本を読まない読書会!?本の内容を推理する謎解き系イベントを開催します!

読書イベントなのに……本は読みません笑

プレゼンターがおススメする本について、 ・表紙  ・目次 ・各章から好きな1ページ のみを読むことができ、みんなでディスカッションしながら本の内容を予想していきます

テストプレイをしてみたところ、自分の持っている知識や断片的な情報を組み合わせて推理が白熱! どのページを読むのかがカギになりそうです

【日時】2023年3月11日(土)16:00~17:00





広報の長谷川より

迫りくる花粉の脅威におびえる日々を過ごしている今日このごろの長谷川です!

佑啓塾の自習室は、塾長が居ない時でも塾生が自由に出入りできるようになっています。

2月は受験直前ということもあり、主に中学3年生が来て静かに勉強して帰るのが日常でした。

しかしここ最近、すこし雰囲気が変わったように感じます。高校1年生の鈴木くんと、ボランティアのヒロキさんが自習室によく来てくれています。彼らは勉強の質問対応のためではなく、それそれ自分の勉強したいことや読みたい本を持ってきて、たまにお互いや塾生と雑談をしながら思い思いに過ごしています。

佑啓塾の売りは個別指導ですが、塾長との1対1の関係で完結せず、塾生同士や多世代とのコミュニケーションを大事にして、そのための環境づくりに意識的に取り組んでいます。

他の塾では、自習室での会話が禁止されていたり、生徒に勉強させるために自習室利用を促すことはよくありますが、うちの塾長は「自習室に○○さんが居るから、遊びにおいで」と生徒に声をかけます。もちろんむやみに声をかけているのではなく、生徒の興味や特性をさらに引っ張ってくれそうな人と会わせるように配慮をしているのが、塾長さすがだなと思うところです。

声をかけられた生徒の方も、積極的に来てくれます。素敵な信頼関係を作れているようで微笑ましいです。こうして子ども達が安心できる空間が作れているのも、子ども達と対等に話してくれる人が集まっているからだと思います。

この空間で、多様な人とのつながりを通して、子ども達が何かに興味を持ったり、視界が広がったり、いい刺激があるといいな・・・と思います。

3月は学校の春休みもあり、イベントをいくつか企画しています。もっと多くの人に佑啓塾に遊びに来てもらえるよう頑張りまーす!