2022/07/13 00:47

こんばんは。
みとびらプロジェクト、クラウドファンディング担当の浅野と申します。

7月12日(23時)現在、皆さまご支援により、目標金額の27%を達成致しました。
若い女性の社会復帰の一助となるべく始めたこのプロジェクト、ご賛同下さいました皆さまへ感謝申し上げます。

今回はみとびらの理事であり、服のデザインと現場でのスタイリングを担当している山部が、現場で感じたことを含めてレポート致します。

思いやりの“手”で作られたカレーの味わい
衣装提供をさせていただいている8日のクロスボーダーズをご覧になられた皆様、『更生カレー』を見て、お腹が空いてしまいませんでしたか?
大きな野菜とゴロゴロお肉がふたつ入った中澤先生のカレーは、やんちゃ君たちの心をとろけさせるカレーなんです。
カレーには子ども達の大好きな3種の調味料、ケチャップ・マヨネーズ・ソースが風味付けとして入っています。
素材を大きく切っているのは、きちんと素材の本来の味を噛み締めて、味わって欲しいからだそう。
白いお皿の中で、それぞれの素材の味(中澤先生の大きな大きな愛の味)が口いっぱいに広がると、突っ張って、ギザギザして、刺々しい心が、素直な気落ち、本当の自分の心へと変わってゆくのですね。

そんな変わりゆく子ども達を広く包み、優しく見つめてきた中澤先生。
思いやりの“手”で作られたカレーを通じて、どこか懐かしくて居心地の良い“心の場所”を育まれてこられました。

何時でも何処でも、多様な“手”が差し伸べられる社会へ
罪を犯してしまうことを川の流れに例えると、『川上』で誰かの“手”が届いていたら、濁りのある『川下』まで流されて行かずに(罪を犯さずに)済んだのかもしれません。
中澤先生のカレーを作る“手”は、様々な事情から『川下』へ至ってしまった子ども達へ、何度も何度も、差し伸べられて来たのだと思います。

多くのものは、人の“手”で作られています。人間もその例に洩れません。差し伸べられる善意の“手”が多いほど、生きやすい社会が出来るのだと思います。
みとびらプロジェクトは、人の“手”で作られたものの価値を再度掘り起こし、そこに社会的な役割を加えて、皆さまの“手”元へ届けようと考えています。

何時でも何処でも、多様な“手”が差し伸べられる、新しい川の流れを作るために、皆さまもみとびらと一緒に進んで行きませんか?

<X BORDERS/犯罪の見方を変える 5分間ドキュメンタリー>
千葉テレビ 毎週金曜よる9時55分
https://x-borders.jp/
https://www.youtube.com/channel/UCIcrQ3iTcA-yKEp9klFXoSA

撮影当日のスタイリングのご紹介
中澤先生に身に着けていただいたのは、ツイリースカーフ。
みとびらの白×紺のスカーフは、先生の包容力を“凛と彩る”コーディネートでした。
表地は白×シルバーの光沢のある布で、エッチングされたかのように、精緻な幾何学模様が織り込まれています。裏はネイビーブルーの縞になっています(布地は益満さんのスカートとお揃いです)。

ナビゲーターの益満さんにご着用いただいたのは、白×シルバーの美しい布に、モードな印象の幾何学模様の巻きスカート。その下にパンツをレイヤード(重ね合わせ)しました。
巻きスカート単体でも着用出来ますが、深いスリットを利用すれば、様々なインナーアイテムとの合わせ方で ぐっとおしゃれの幅が広がります。
足捌きから、チラチラと紺の配色が覗くのも素敵でした。
スタイリング次第で、フォーマルにもカジュアルにも使えそうですね。

詳しくは下記の、みとびらプロジェクトHPでご覧いただけます。
織柄【Silver White織】